3階の者だ!!

DEBがお送りするネタバレありのコミックス紹介ブログです。 短編物では一話にスポットを当てて、長編物ではこの後どうなるの?と言うところまで紹介しているつもりです!

本日紹介いたしますのはこちら、「弱虫ペダル」第4巻です。
秋田書店さんの少年チャンピオンコミックスにて刊行、週刊少年チャンピオンにて好評連載中です!

作者はウチではすっかりお馴染みの渡辺航先生。
今月は「弱虫ペダル」が29日売りのチャンピオンで表紙&巻頭カラーをかざり、「制服脱いだら」の長らく幻となっていた最終巻の刊行が予定。
更に来月は「まじもじるるも」第3巻の発売、シリウスにて表紙&巻頭カラーに着せ替えカバーが付いてくるなどいきなり大車輪の活躍を見せています。
去年から引き続き大活躍、渡辺先生作品の紹介は「渡辺航」のテーマにてまとめておりますのでお時間ございましたらご参照くださいませ。

第3巻のお話は小野田がロードレーサーにのり、その秘められた才能を徐々に発揮。
一気に1年生レースの本命、今泉と鳴子に追いつきました。
小野田の熱意を感じた今泉達は本気で小野田の熱意にこたえる決心をつけたのでした!
という場面で第4巻を迎えます。
登りに差し掛かるや否や、坂道が苦手であったはずの鳴子が先行!
鳴子は坂を克服すべく取って置きの戦法を編み出していたのです。
ですが今泉は冷静で、頭脳的な走りを見せてあっという間に鳴子に追いついてしまいます。
やはり素人に過ぎない小野田は本気を出した二人には付いていけないのでしょうか。
と思う間もなく小野田は二人に追いついてくるではないですか!
小野田の得意は名前のとおり坂道、笑顔でどんどんとスピードを上げていきます!

その後急激な斜度の変化によって鳴子の快進撃は止まり、ガクンと速度を落としてしまいます。
心配してスピードを落とす小野田に「全力を出して今泉を抜け」と背中を押す鳴子。
熱い思いを受け、小野田はすでに遥か前を走る今泉を追います。
全力とは汗や血の最後の一滴まで出し切ること。
そんなアドバイスを受けた小野田は得意であるのぼりの一着、「山岳賞」を目指して先を考えない「全力」を出し切ります。
みるみると差を縮めて行く小野田。
そんな必死な姿に今泉もつい感情的になり、冷静さを捨てて猛烈に自転車を進めてしまいます。
本気対本気、小野田と今泉、どちらが一番速く山頂に到達するのでしょうか!!

第4巻ではそんな熱いレースが迫力溢れる作画で力強く描かれています。
特に今回のレースクライマックスは特筆に値するできばえで、思わずページを読み進める手が早くなってしまうほどです。
クライマックス以外の場面でも鳴子や今泉の心の動き、どんどんとレース中に成長を遂げる小野田などの様々な起伏ある展開が続き、簡単に読者に予想させない白熱のストーリーは必見もの!
レース編終了時の爽やかな味わいも秀逸で、第一部・完、と言ってしまいたくなるような奇麗な結末を迎えています。
次巻からは新たな展開も本格的に始動し、類稀なる才能を見せた小野田が更なるステップアップを見せ、今泉や鳴子との友情を深めていく展開が期待できるのではないでしょうか。

チャンピオンには数少ない王道少年誌的スポーツ漫画、「弱虫ペダル」最新第4巻は大好評発売中です!
思わず読み手にも力が入ってしまう熱血スポーツ漫画の新たなる傑作を見逃すなかれ!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!

表紙はこちら!!
画像



弱虫ペダル 4 (4) (少年チャンピオン・コミックス)
秋田書店
渡辺 航

ユーザレビュー:
1巻からこの4巻まで ...
1年生レースついに決 ...
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本日紹介いたしますのはこちら、「バクマン。」です。
集英社さんのジャンプ・コミックスにて刊行、週刊少年ジャンプにて好評連載中です!!

作者は原作が大場つぐみ先生、作画が小畑健先生。
「デスノート」で一世を風靡した黄金タッグです。
大場つぐみ先生はデスノートで一躍有名になった漫画原作者で、その正体は謎……ですが、様々な憶測が立てられています。
この単行本でその論争にひとつの結論がでそうなのですが……
一方の小畑先生はにわのまこと先生の元アシスタントで、連載デビュー当時から高いが力を持っていたもののなかなかヒット作に恵まれず、長い下積み時代を経験しています。
ですが98年に作画としてかかわった「ヒカルの碁」によってブレイク。
その後も高い人気を保ち続けています。

さてこちらの作品、週刊少年ジャンプでは非常に珍しい(初めて?)漫画家を目指す少年の物語、つまり漫画家漫画です。
昨今の情勢やこの作品の作者がそうであるように作画担当者と原作担当者の二人が中心となってストーリーが展開するのが特徴で、少年誌らしく恋愛要素やライバルとの対立構造も取り込まれた純然たる少年漫画の味付けがなされています。

物語は作画担当になる主人公の一人、最高が原作担当になる秋人に漫画を描かないかと誘われることから始まります。
ですが叔父が一発屋の漫画家で苦労の末なくなったという過去を持つ最高はあっさりと拒否。
しかしなかば強引な秋人の勧誘と、何より昔からずっと恋焦がれていた美少女、美保の気を引く為に漫画を描くことを決意します。
勢いで最高のマンガがアニメ化され、声優を目指す美保がそのヒロインとして登場することになったら結婚する、という約束を取り付ける最高。
いままで達観したかのように冷ややかに将来を見つめていた最高が別人のように未来へ向かい始めます。
後半では1歳上なだけでジャンプで受賞している天才新人、吾妻が登場し、彼のその素晴らしい才能に最高達は驚き、ますます情熱を燃やします。
一気に二人は漫画を書き上げ、ジャンプ編集部へ漫画の持込をすることになりました!

こういった物語は勿論魅力的なのですが、この漫画の最大の注目点はやはり今までタブー視されていた「週刊少年ジャンプ」の内情を描いていることです。
残念ながらこの単行本第1巻にはまだほんの片鱗しか描かれていませんが、第2巻からは独自のいわゆる「ジャンプシステム」をどんどん登場させるという興味深い内容になっていきます。
ジャンプに興味のあるものなら誰でも気になるであろうその内容は必見です!
その真価は第2巻より発揮されます!期待して待つべし!

……そしてですね。
前述した大場つぐみ先生の正体についての結論がこの単行本の表紙と収録されている「大場先生のネーム」にあらわれています。
4頭身ほどのディフォルメされたキャラにギャグ漫画テイストの絵柄。
そしてカバーの片隅に描かれている「○○キーマン」の文字と見覚えのあるキャラが表紙の単行本。
……どう考えても「とっても!ラッキーマン」のガモウひろし先生です。
本当にありがとうございました。
ガモウ先生が近年発表した児童向け書籍「でたぁーっわんつーぱんつくん」にもデスノートのキャラクターなどがでているらしいですし。
とはいえその節を逆手に取ったブラフである可能性も絶対無いとは言い切れませんが。
99%大場先生=ガモウ先生だと思いますけどね!

ジャンプ的にもチャレンジ精神に溢れている新世代ジャンプ漫画漫画、「バクマン。」第1巻は好評発売中です!
ジャンプの構造にも触れることの出来る記念碑的意味合いもありそうなこの一冊、漫画好きなら避けて通り道なし!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


バクマン。 1 (1) (ジャンプコミックス)
集英社
大場 つぐみ

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本日紹介いたしますのはこちら、「らいでん」です。
秋田書店さんの少年チャンピオンコミックスにて刊行、月刊少年チャンピオンにて連載中です!

作者は塚脇永久先生。
1998年ごろ「ウヒョ助」というペンネームでデビューし、交通違反をいう世にも珍しい題材を扱った「交通被告人 前へ!!」「駐禁ウォーズ!!」などを連載。
その後タイを舞台にしたアジアンファンタジー「女神の赤い舌」等を連載するなど、あまり漫画の題材にされることの無いものを取り上げて漫画を描いている方です。

さてこちらの作品。
その名前のとおり伝説の力士「雷電」をモチーフにした江戸時代の相撲漫画です。
しかし単純な相撲漫画ではなく、いうなればバトル漫画に近い作風になっています。
主人公の樽吉(後の雷電為右衛門)は相撲取りでありながら相撲が嫌いで、命を懸けた喧嘩を求める大男。
彼は最強と名高い雷電の噂を聞き、強引に勝負を挑みます。
しかし雷電は大男の樽吉が見上げるほどの巨大な男で、圧倒的な強さを持っていました。
今まで負け知らずで恐怖など感じたことの無かった樽吉ですが、両腕を砕かれ、命を奪われる寸前まで追い込まれてしまいます。
住んでのところで助かるのですが、初めて味わう恐怖に樽吉は戸惑い、怯える始末。
一方故郷で別れ、思いがけない場所で再会した樽吉の想い人、おはんは雷電の似顔絵を見て顔を真っ青にします……

というようなお話が第1巻に収録。
展開が早く、テンポのいい物語運びは心地よく、予想の付かない展開もあいまって一気に読ませてくれる力を持っています。
また、上記のあらすじには書きませんでしたが現代日本でオランダの格闘家、エミル・ハーンが雷電の歴史を追っていくパートもあり、徐々に過去の樽吉編とリンクをしていくというストーリーは物語により一層の深みを与えています。
塚脇先生の力強い絵柄と迫力溢れる戦闘シーンも秀逸で、手に汗握る出来栄えです!
筋肉大好きっ子の俺から言わせて頂けますと、この作品ほど力強くどっしりとした筋肉を無理なく描ける漫画家さんはなかなかいません!
単なるビルダー的マッスルだけでなく、力士の力強い脂肪in筋肉も描き分けられているのも高ポイントですよ!
ヤセマッチョ賛美の世の中にガチムチマッスルを描き抜くその姿勢、最高ですよ!
しかもその素晴らしマッスルで動きのあるバトルシーンを描くんですから、筋肉大好きっ子はそれだけでも必見です!
……え?少数派?

つい先日発売された第2巻では樽吉の修行や、おはんの命を狙う暗殺者、雷電の正体やおはんとの関係、より一層リンクしていく現代パートなどなど、物語は更に加速!!
ますます物語は面白くなっていきます!
展開の速さは相変わらずで、雷電と樽吉の対決ももはや間近に迫って来ている予感!
これはもう本当に目が離せませんな!

稀少な題材を取り扱った塚脇先生の意欲作、相撲バトル漫画「らいでん」は現在2巻まで刊行中です!
雑誌連載の方も高いテンションを保ちながらのクライマックスを迎えているようで、楽しみすぎて辛抱たまりませんよ!
絵柄こそ濃いものの、その内容はジャンプでも一線級(主観ですけどね!)の傑作、是非とも読んでみていただきたいです!
発行部数はやっぱり少なそうですので、今すぐ本屋さんに急ぎましょう!





本日紹介いたしますのはこちら、「ほんとにあった!霊媒先生」第1巻です。
講談社さんのKCデラックスにて刊行、月刊少年ライバルにて連載中です。

作者は松本ひで吉先生。
松本先生はライバル創刊前に行われた第1回少年ライバルコミック大賞に入選。
その受賞作である「ほんとにあった!霊媒先生」をライバル創刊号より連載開始した新人女性漫画家です。

さてこちらの作品、いわゆる学園4コマ漫画です。
主人公は霊媒師である木林(キバヤシ)先生。
世間知らずで趣味・特技が降霊という彼女が巻き起こす様々なトラブルを面白おかしく描いている、肩肘張らずに楽しめます。
前職(?)が霊媒師ということでやはり心霊要素が取り入れらたギャグが多く、背後霊やら守護霊やら妖怪やらが続々登場。
……最後のって霊媒関係あるのか……!?
えー、学校という舞台を変えずに個性豊かなキャラクターがたくさん見ることの出来る楽しさや、丸く可愛らしいキャラクターが特長でしょうか。
とにかく木林先生の毒舌やら心霊要素やらがあるにもかかわらず、全編通してのんびり和やかなムードの漂う作品です。
また、木林先生と並ぶ(?)第2の主役として登場するのが黒ねこです。
文字通り黒い猫の彼は不幸の象徴として忌み嫌われている黒猫である彼は、恐れる人間に気を使ったり、イメチェンしようとしたり頑張ってます。
そんな彼の健気な姿に癒されること必死!
本編とは微妙に違う味わいが楽しめますよ!

4コマ漫画だけでなく、時として普通の漫画も挿入されて一本調子に終わらないこの作品、単行本では書き下ろしの短編が2編収録され、よりバラエティ豊かに!
他にもカバーを外した本体表紙にもネタが仕込まれてるなどサービス精神に溢れた一冊に仕上がっています!

「でろでろ」に続く(?)ホラーギャグの新鋭、「ほんとにあった!霊媒先生」第1巻は好評発売中です!
他のライバルにて連載している漫画の単行本とは違い、青年誌などのコミックスに良く見られるB6版での刊行ですので探すときにはご注意くださいませ!
メイドと冥土を取り違えるベタなネタも収録の本作、一読の価値有りですよ!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


ほんとにあった!霊媒先生 1 (1) (KCデラックス)
講談社
松本 ひで吉

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本日紹介いたしますのはこちら、「侵略!イカ娘」第3巻です。
秋田書店さんの少年チャンピオンコミックスにて刊行、週刊少年チャンピオンにて好評連載中!

作者は安部真弘先生。
この「イカ娘」が連載デビューの新進気鋭の漫画家です。
「侵略!イカ娘」1・2巻の紹介は08年8月13日の記事にて記載しておりますのでご興味ございましたらご覧くださいませ。

さて、いまやすっかり週刊少年チャンピオンのオアシスとして定着した感のあるこの作品。
原人やアヴィや不良や変態達が跳梁跋扈するチャンピオンという激戦区の中で相も変らぬのんびりと日常ギャグを繰り返しております。
第3巻ではまたまた新キャラが登場し、より一層バラエティ豊かに。
今までのキャラといえばなぜかイカ娘大好きっ子がほとんどでしたが、今回はとうとう違う立ち位置のキャラクターが登場。
その新キャラとはれもんの新入りアルバイト、斉藤渚です。
大好きではない、と言うだけならライフセーバーの悟郎あたりもそうなのですが、渚は好きではないどころではありません。
本気で地上征服の意思を持つ異生物として恐れているのです!
そういわれてみれば触手が頭からびろびろ生えててそれが蠢いているわけですから、実際に見ればキモい気もしますな……
壁を貫いたり大木を真っ二つに出来る触手を持ち、口から黒い体液を吐くイカ娘におびえる渚。
しかし彼女はイカ娘をすっかり受け入れている周囲の人々の目を覚ます為、バイトを続けることを決意します!
孤独な戦いが、今……始まる!!
まぁ当のイカ娘は自分を侵略者として認めてくれる渚を物凄く気に入ってしまうわけですが。
いつもちょっかい出される側のイカ娘がちょっかいを出す側に回る日が来るとは誰が予想したでしょうか!!
これによって人間関係にも変化が出るはず!
今後の楽しみが増えるというもんです!

他にもイカ娘がなぜか安心感を覚える謎の女性キャラ、田辺梢(タなべ コずえ)が登場したり、イカ娘の新たな能力が白日の下に晒されたり、隣町の海水浴場にニセイカ娘が出現したりとバラエティ豊かなストーリーが展開。
巻末には増刊に掲載されたイカ娘 In Winterも収録されており、稀少(?)な冬のイカ娘も鑑賞することが出来ます!
服装はそのままですが!!

というわけで今回もとにかく平和な常夏海の家日常ギャグ漫画、「侵略!イカ娘」第3巻はこうひょうはつばいちゅうです!!
カラーページも完全収録!
登場人物紹介がカバー折り返しについていたりと無駄の無い構成もステキですよ!
見ているだけでもなんだか楽しい、イカ娘のキュートな毎日を是非とも体験すべし!
今回も発行部数は少なそうですので、今すぐ本屋さんに急ぐべし!!

表紙はこちら!
画像



侵略!イカ娘 3 (3) (少年チャンピオン・コミックス)
秋田書店
安部 真弘

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世界征服はいつ?今や ...
初めての安部真弘「侵 ...
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