3階の者だ!!

DEBがお送りするネタバレありのコミックス紹介ブログです。 短編物では一話にスポットを当てて、長編物ではこの後どうなるの?と言うところまで紹介しているつもりです!

本日紹介いたしますはこちら、「危さん」です。
読み方は「あぶさん」……すでに危険な香りが漂って来てますが、内容は更に危険です!

作者のどれえじゃっきぃさんは2000年くらいから精力的に性欲的な漫画を執筆なさっている漫画家で、全年齢向きの作品としては「錬金3級まじかる?ぽか~ん」のコミック版の作画を担当されました。
そんな先生の全年齢(?)向け漫画の最新作がこちら、「危さん」です!
青年誌の単行本だけど成人向けではないから……全年齢ですよね!ね!

さてこの「危さん」はロシアからの留学生「危(あぶ)」さんとそれを取り巻くさまざまな女の子がハチャメチャでドロドロでヌッチョンヌッチョンなトラブルを巻き起こすギャグ漫画。
掲載誌が「ヤングチャンピオン烈」ということもあり毎回ひどくカオスなお話が展開されております。
どこぞの姫君である危さんですが、何事にも動じず自らの萌えやらの信念っぽいなにかを貫いて毎日過ごしているご様子。
とりあえずトイレに入るときはすっぽんぽんになる主義らしい!
関係ないですが俺のいとこもトイレはいるとき下は全部脱いでます!……男ですが!
巨乳柔道少女の俵ちゃんやその幼馴染の巧くん、危さんに絶対のドス黒い欲望……いや愛情をもって奉仕する2メートルのメイドめい子さん、このあたりを中心にいろいろと危ない日常を送っていく漫画です……
が、終盤は3話より登場するろる子の出生の秘密を追う展開へとなって行きます。
そのろる子の母親はとても意外な人物なのですが、それは読んでのお楽しみということで!

主人公にもかかわらず自ら全裸になって人前で仁王立ちするわ、全身謎の白濁液にまみれて張り付けにされるわ、シュレディンガーの猫に例えられるお小水を全校生徒の前でするわ、そんな様々な危ないトラブルも動じず受け止めるわと大活躍する危さんは必見と言うほかありません!
性的な漫画家ならではのマニアックでディープなギャグをあなたも即体験だ!

……しかしタイトル的にも内容的にもこれにGOサインを出す秋田書店さんは本当に器が大きいなぁ。
むしろ脳みそに何か問題がおきているんじゃないかなぁ。……いい意味で。

正直店頭ではあまり見かけないのでさっそく注文しに本屋さんへ急げ!!
同じ秋田書店で連載している某大御所漫画家さんがビッグコミックオリジナルで長期連載しているアレと間違えられないようにしっかり著者と出版者の名前も告げましょうね!
「秋田書店から出ているどれえじゃっきぃ先生の『危(あぶ)さん』取り寄せてください!!」
そう大きな声で注文するんですよ!
これであなたもその本屋さんで噂になること間違いなし!!

危さん (ヤングチャンピオン烈コミックス)
秋田書店
どれえじゃっきぃ

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本日買って来ましたのはこちら、「ハーメルンのバイオリン弾き~シェルクンチク~」です。
ガンガンで連載されアニメ化までした「ハーメルンのバイオリン弾き」の続編で、前作の主人公であるハーメルの息子が軸となって展開する物語です。

作者の渡辺道明先生はこの「ハーメルンのバイオリン弾き」でデビューし、10年にわたる長期連載をしたデビューとともに頭角を現した漫画家です。
ハーメル終了後は「ファントム デッド オア アライブ」というガラリと違う空戦を扱った漫画を連載したり、プレコミックブンブンで児童向け漫画を連載したりと活躍されていました。
持ち味はたとえ美形であろうとヒロインであろうと容赦なく汚れ役を演じさせる執念ともいえるくらいのギャグ根性、そしてそれをシリアスなストーリーに混ぜ込む作風です。
徳弘正也先生にちょっと近いかも。絵に癖が強いところも含めて。

さてこの「ハーメルンのバイオリン弾き」ですが、全盛期はかなりの人気を誇っておりましたのでご存知の方も多いとは思います。
しかしネット上の感想などを見ておりますとなにやら20巻くらいまでしか知らない方が多いようで。
確かに原作はヴォーカルが出てきてからなかだるみ……もといひどく重苦しい展開が続いていましたのでそこで読むのをやめてしまった方が多いのもうなづけます。
ですが最終決戦近辺の盛り上がりは壮絶で、中盤以降読んでいないという方には「勿体無いお化け出るよ!」といいたくなるようなすばらしい仕上がりなんですよ!

自分以外のあらゆる万物は自分のおもちゃか餌に過ぎないと言い切る魔王ケストラー。
誇張抜きの凄まじいまでの強さでハーメル達はねじ伏せられてしまいます。
その強さに加え魔王にふさわしい卑劣な手段を用いるケストラーに怒ったハーメルは己のなかに流れる魔王の血の力を全開にし、魔族化をもいとわず必死に戦います。
ですがそれでもケストラー力は圧倒的で、手のひらの上で踊らされるかのようにもてあそばれてしまうのです。
人類は壊滅寸前にまで追い込まれ、ハーメル達も倒れます。
しかしその窮地でハーメルを支え続けてきた少女、フルートが女王の力を目覚めさせ人々の活力をよみがえらせていきます。
それによって人間の力を取り戻したハーメルは魔族の力でなく、魔曲という人間の力でケストラーを撃破するのでした……

渡辺先生の躍動感あふれる絵柄もあいまって、興奮と感動を味わえること間違いなし!
もちろん合間のギャグもバリバリで楽しませてくれます。
こりゃあ読まないと損ですぜ!!
なにやら廉価版の単行本が同日発売らしいので興味をもたれた方は本屋さんへ急ぎましょう!
……廉価版だからコンビニかも!わからん!

そして待望の続編がこの「ハーメルンのバイオリン弾き~シェルクンチク~」です。
物語の中心になりそうな人物は二人。
ハーメルの息子でその面影を色濃く感じさせる「グレート」
そして妖精をつれた不思議な何かを感じさせる少年「シェル」です。
この第1巻では二人がそれぞれの思惑を旨にスフォルツェンド魔法学校に入学しようとします。
そのために繰り広げられた入学試験では常軌を逸した魔法使いになるという信念を見せたシェル。
それは幼い頃自分の村が魔物に襲われた際に魔法使いである「クラーリィ」に命を救われ、その姿にあこがれ続け自らも絶対にそうなろうという気持ちの現れでした。
何とか試験に合格した二人でしたが、城内を案内されているうちにアクシデントが起きてしまいます。
グレートが実験のため研究していた凶暴な魔物と同じ檻のなかに閉じ込められてしまうのです。
魔物の猛襲によりグレートは自らの得意とする父譲りの「魔曲」を奏でることが出来ずに絶対の窮地に追い込まれてしまいました。
その窮地にやってきたのはシェル。
自らの小柄な体を檻の隙間よりねじ込んで侵入してきたのです!
そして彼は「時間を稼ぐから魔曲を弾け」と促します。
ですが魔曲は心を持たない魔物にはきかない可能性もあるのです。
そこでシェルはためらわずこう続けるのです!
「じゃあっ… 僕に弾いてよっ!」
自らを強化する魔曲を弾かせ、自分の十数倍はあろうかという魔物を倒すと決めたシェル。
魔曲が完成するまでに何度と無く攻撃を受け、負傷してしまいます。
何とか魔曲は完成し、叫びとともに一撃を決めることに成功しますが……

ここで第1巻は終了します。
グレートの複雑な背景と、シェルの熱き思いが僅かに明かされました。
そして第2巻ではグレートの更なる深き闇が明かされていくことになります。
ますます深く暗く、そしてギャグも満載で展開していくであろう「ハーメルンのバイオリン弾き~シェルクンチク~」
もう目が離せませんね!
さあ!今度こそ本屋さんにいそぐのです!!




本日はこちらの漫画を紹介したいと思います。
チャンピオン界における料理漫画の金字塔「鉄鍋のジャン」の続編、「鉄鍋のジャンR 頂上作戦」です!

作者の西条真二先生はサンデーで「365歩のユウキ」、マガジンで「麺王フタツキ」、ヤングアニマルで「リセット・ポイント」、ドラゴンエイジで「デビル17」などなど、様々な雑誌で活躍する迫力のある画風と迫力のある巨乳が特徴的な漫画家です。

さてこちらの「鉄鍋のジャンR」の全身である「鉄鍋のジャン」はこういったお話でした。

日本中華料理会には2人の巨人がいました。
それは「中華の覇王」と呼ばれる秋山階一郎、そして「中華大帝」の異名をとる五番町睦十です。
ある日その五番町睦十がオーナーを勤める五番町飯店に一人の坊主頭の小柄な男がやってきました。
その男は閉店後にもかかわらずチャーハンを注文し、それを見るなり厨房に駆け込みこういいます。
「これ もしかして料理?」
その台詞とともにチャーハンをゴミ箱に捨てる男。
いきり立つ調理師達ですが、その男は調理服に着替え、チャーハンを作りはじめます。
そしてそのチャーハンは怒りを露にしていた調理師たちを黙らせてしまううまさだったのです!
この男こそ秋山階一郎の孫、「秋山醤」!
秋山階一郎が自らの死の間際に五番町睦十に叩きつけた挑戦状なのでした!

醤は「料理は勝負」を明言し、ありとあらゆる料理界の人物と勝負をしていきます。
神の舌をもつ卑劣な料理評論家「大谷日堂」、中華料理の全てをマスターした男「蟇目檀」、料理で影から歴史を動かしてきた裏食医「伍行壊」、現代中国料理界の次期首領「黄蘭青」……
そんな中で睦十の孫娘である「五番町キリコ」とは幾度と無く対立し、激しい対決を繰り返していきます。
その末にとうとう醤は当初の目的であった睦十との対戦までこぎつけました。
ですがいざ対決というその時、睦十は病に倒れ、帰らぬ人となってしまいます。
睦十の墓前にたった醤は中華なべをかたどった墓石を蹴り付け、直前で逃げやがってと毒づきます。
目標を見失い半ばやけとなって他の墓参りにやってきた料理人たちに当り散らすのですが、そんな醤の頭を叩き黙らせる女性が現れました。
それは醤の実の祖母。
彼女は醤を中国へ誘います。
今まで戦ってきた料理人たちは中国で力をつけている、どんどんお前の先に行っている、そしてまだ見ぬ腕利きの料理人たちがごまんといる、と。
醤はその血を滾らせ、中国へ渡る決意をします。
それを聞いたキリコも負けて入られないとばかりにともに中国へ渡ることになりました。
そして時は流れ3年。
醤とキリコは帰ってきます。
膨大な量の食材とあふれ出す自信、更に事件を巻き起こすオーラをともにして!

というようなお話です。
なんといっても見所は少年漫画の主人公らしからぬ「勝つ為ならいかなる手段も問わない」性格である醤です。
意外性と奇抜さを持ちながらもうまそう!食べたい!という気落ちをおこさせる様々な料理やあまりにも個性的な敵料理人たちも見所なのですが……
それを差し引いても醤の強烈な個性がすばらしいのです。
なにせ笑い声が「カーカカカ!」ですよ!
こんな笑い声をするのは世界ひろしといえどもアシュラマンと醤位のもんではないでしょうか!
しかもアシュラマンは悪魔超人ですよ!こっちは主人公!
その横暴ぶりはとにかく悪役そのもので、まともに勝負しても余裕で勝てるであろう相手にも磐石の勝利を手にするためにあらゆる手段を使います。
あ、あくまで主役なので人質とかみたいな本当に悪役のやるようなことはしませんよ。
その敵が主人公タイプの超善人だったりもします。
ひどいよ醤!でも……それがいい!

そんな個性的な主人公で読者をひきつけた醤はすこし消化不良気味に終わってしまいます。
あらすじでも書きましたがラスボスと目されていた睦十は戦わず死に、キリコとの長きに渡る戦いの決着がつかなかったのですから……
西条先生は他誌にうつり活躍していましたが、おりしも時は某「II世」が打ち立てたリバイバルブーム。
チャンピオンは来るものは拒まず、去るものは追わない懐の広い雑誌。
いつか帰ってきて続きを描いてくれればなぁ……と多くのファンは思っていたことでしょう。
連載終了から6年。
早くもなのかとうとうなのか意外にもなのか。
やつは帰ってきたのです!
「鉄鍋のジャンR 頂上決戦」として!!

「R」になっても醤のはなつ圧倒的な悪党の魅力は変わりません。
パワーアップした料理の技術と深くなった技、そして全ての人を見下しているかのような悪魔的な策略の数々!
あなたのハートをガッチリキャッチすること間違いなし!
現在は前作「鉄鍋のジャン」はお求め安い文庫版も出ておりますので、これを気に是非一読なさってはいかがでしょうか。
とりあえずこれだけは言っておきましょう!!
アニメ化マダー!?


鉄鍋のジャン!R 頂上作戦 (1)
秋田書店
西条 真二

ユーザレビュー:
主人公が暴君前作鉄鍋 ...
とりあえず一巻なので ...
凄い!料理関連のマン ...
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鉄鍋のジャン (1) (MF文庫)
メディアファクトリー
西条 真二

ユーザレビュー:
キャラは立ってます, ...
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というわけで予告どおり今回紹介しますはコレ、「制服ぬいだら♪」です。
以前秋田書店さんのチャンピオンREDコミックスより刊行されていましたが残念ながら最終巻が刊行されず、ファンを寂しさのズンドコに陥れておりました。
ですがこの度講談社さんのシリウスコミックスより新装版の刊行が始まり、今度はファンを興奮の坩堝に落とし込んでくれた波乱万丈な作品なのです!

さてこの作品。作者さんは昨日の「まじもじるるも」や「弱虫ペダル」のとき紹介した渡辺航先生なのですが、今この作品を見ると多少作風が違うことに気が付くと思われます。
……お色気成分が多い……
シンプルに言うとエロ度が高い!!
掲載誌が各方面に話題沸騰、編集者さんの脳の様子が心配だと様々な賛否を渦巻かせているチャンピオンREDで、しかもその最初期から連載されていた作品ゆえ仕方が無いというか当然というか……なのですが、それでも渡辺先生の持ち味であるのんびりとした平和なギャグは息づいています!

で、肝心のお話の中身はどんなのかといいますと。
主人公の果実みのりは眼鏡の良く似合う女の子。
隣のクラスの道真に恋をする普通の高校生……なのですが、その性格は普通の一言では片付けられません。
ものすごくドジでトロい、度を越した天然ボケなのです!
そのトロさは第1話の1ページ目からいきなり発揮されます。
学校に行く為に当然制服を着るわけですが、制服を着るためにかかった時間はなんと30分以上!
あげくのはてにスカートをはき忘れ、パンツ全開で登校を始めてしまうのです!!
フツーに歩いてフツーに電車に乗って登校するみのり。
まったく下半身に気がつかないみのりですが、学校の前で片思いの道真に出会います。
そして彼は表情一つ変えず、「これやるよ」とジャージのズボンをみのりに手渡してくれました。
あぁ、なんとやさしくイケメンな道真でしょう。
それを受け取ったみのりは……「なんだかわからないけど道真君にジャージもらっちゃったよ~!」とそのジャージを抱えたまま教室まで行ってしまうのでした……
そんなボケボケですが楽しい毎日をおくっていたみのりの前に突然巨大なやかんが降りて来ます。
そこから降りてきたのはどことなくドラ○もんを思わせる宇宙人。
オカルト好きの友人「隠宮寺呪々美」の予言によりそれを知っていたみのりと物理攻撃担当の友人「一輪菊子」は宇宙人を疑い、尋問を始めます。
するともうひとつ何かが校庭に落ちてきました。
それは宇宙のモンスターで、宇宙人はモンスターから地球を助けにやってきた善良な宇宙人だったのです!
そして地球を助ける為の道具を受け取ってしまうみのり。
なんとなく手渡されたから受け取ってしまったみのりですが、なんとその道具は最初ににぎったものしか使えない変身スティックだったのです!
戦いに向かないとおろおろするばかりのみのりですが、地球を救う活躍をすれば道真も見直してくれると友人たちに説得され戦う決意を固めます。
変身!とばかりにそのスティックを振りますが、変身用のコスチュームは奇麗に畳まれた状態で足元に現れました。
このコスチュームに着替えないとモンスターは退治できない!
こうしている間にも次々とモンスターは学生たちを襲っている!!
そしてみなそのモンスターの好物である髪の毛をすっかり奪われていく!!!
そこで冒頭の様子を思い出していただきたい……
そう!みのりは異常に着替えが遅いのです!!

いろいろあってみのりはモンスターを退けます。
宇宙人はそれを見届け颯爽と帰っていくのですが、帰り際にこういい残していきます。
「あとモンスターは261匹降りてくるでな」と。
毎回こんな調子で261匹倒せるのか!?
友人たちの心配をよそに道真に思いをはせるみのりでありましたとさ……

ってなかんじが第1話です。
そして毎回こんな感じでみのりの天然ボケが巻き起こす様々な(主に下着や裸関係の)ハプニングと、宇宙のモンスター、通称ドリモンとの戦いを軸に物語は展開していきます。
道真とみのりの恋の行方はどうなるのか。
毎回変わる変身ステッキのコスチュームは!?(第1話は超ミニナース服でした)
ドラ○もんに似た宇宙人、ドニーに迫る謎の影とは!!
などなど気になる点を続々増やしながらゆっくりのんびり平和に展開していく「制服ぬいだら♪」に目が離せないこと請け合いです!!

ちなみに新装版の帯に「パンツ率脅威の35%を記録!!」などと書いてありますが、パンチラなどという生易しいものではおさまりませんよ!
先生の意地か何かはわかりませんが、REDでは無造作にばら撒かれている感のある乳首券は一切発行されず、それでいてもっと凄いものを道真に見せてしまいながらも(本人が気付いてないことも多いですが)頑張るみのりの露な肢体……でなく健気な姿勢は応援したくなることでしょう!

そんなこんなでとにかく平和で楽しい「制服ぬいだら♪」シリウスコミックス版は好評発売中です!
今すぐ本屋さんにダッシュ!……発行部数少なそうだからなおさら!!




本日紹介いたしますはこちら、月刊少年シリウスにて好評連載中の「まじもじるるも」です!
講談社さんより発行のシリウスKCにて刊行中。本日第2巻発売!

作者の渡辺航先生は以前紹介した「弱虫ペダル」も連載している人気漫画家。
スポーツものだけでなく、のんびりした日常を中心としたギャグも得意とする方です。

そしてこの「まじもじるるも」はこんなお話。
ある日ただのスケベな高校生、柴木耕太の前に黒衣の少女、るるもが現れます。
彼女はこういいました。
「お前は2日後 死ぬ」と。
なんでも柴木が部活動で実験した「魔界との契約」が成功した代償として命を奪いにきたというのです。
柴木がその契約で手にしたものとは「女子のパンツ」!
照れくささから「かわいい彼女」をお願いできなかった為苦し紛れに頼んだのですが……
家に帰ると彼に机の上に女性のパンツが置いてあったのです!
話を聞いているとどうやらそのパンツはるるものもので、それを回収しに来たというのも目的のひとつなんだそうで。
パンツはそれ一枚しかもっていない、という彼女の発言をきいた柴木はみるみる元気を取り戻し、なんとか彼女のスカート(というよりローブですが)をめくろうとします!!
ああ何という執念!ここまですがすがしい馬鹿も珍しい!
なんとかめくろうと苦心しているうちになにやら様子は変わってきます。
最後にいい思い出ができたから死んでも悔いは無い、だけどパンツは墓場まで持っていくよ!とあほらしい宣言をする柴木。
それを聞いた少女は暗い表情でうつむき、こうつぶやきました。
魔女が人間に物を譲るのは禁じられている、そのパンツを返してもらえなければ禁固130年の刑になる、と。
制限時間が来たのか、刑の番人がやってきて今にもるるもを連れ帰ろうとにじり寄ってきます。
それをみてもるるもは動じず、じっとするのは得意になったと寂しげな顔で嘯きました。
柴木はるるもを必死で説得します。
俺は死んでもいいからパンツをはけ!と。
ですがるるもは断ります。
「人前でパンツはくのははずかしい もん」
その表情にキュンときた柴木は無理やりパンツをはかせます!(目をつぶりながら!)
すると刑の番人は姿を消し、るるもは刑の執行を免れるのでした。
パンツを返したことで「女子のパンツ」を欲した契約も不完全なものになった、だから命を奪うのも半分にしてやる。
そういって死なない程度に痛い目を見ることになる柴木でしたとさ……

そして半年の時間がたちます。
またるるもにあいたい、などと考えながらすごす柴木の元に「あなたののぞみかなえます 魔法のチケット」とかかれたチケットの束のようなものが届けられました。
単なるいたずらだと思っていた柴木ですが、その頭上にるるもが文字通り「降って」きました。
るるもとの再開を喜ぶ柴木ですが、落下の衝撃でボロボロになったるるもはかなりのダメージを追っている模様。
しっかりしろ、と声を掛けると先ほどのチケットが数枚消えるるもはたちどころに回復してしまいます。
なんでもそのチケットは本物で、柴木が願うとチケットを消費して魔法を使うことが出来る。
半年前の柴木との契約の代償を半分にしたことで魔女から降格したるるもはそのチケットを全て使い切らせるまで魔女に戻れない、のだそうで。
これはチャンスと欲望の赴くままにチケットを使える!と喜び勇む柴木。
ほくそえんでいたその場所にるるもの使い魔である黒猫がやってきていいました。
るるもはこのことを知らないが、「そのチケットを使い切ると同時にあんたは死ぬ」と……

柴木は己のあふれ出るエロスな欲求に耐え、チケットをどれだけ使わずにいられるのか!?
るるもは果たして魔女に戻れるのか!?
そんなこんなで物語はどたばたと進行していきます!

基本的には1話完結形式で柴木のエロス心が巻き起こす事件を軸に笑いあり感動もちょろりとありの展開で進んでいくのは本日発売の第2巻でも変わっておりません。
この巻ではるるもがとある事情から働き始めたり、柴木の所属するFHK(不思議発見クラブ)に新入部員がやってきたりするのですが、なんといっても今回の目玉は幼馴染でもありエロス大王の柴木と対極の存在である風紀委員でもある井上との騒動が語られる第7話!
幼少の頃よりスカートめくりを徹底的にガードしてきた井上は不覚にも柴木にばっちりパンツを見られてしまいます。
それをきっかけに井上は子供の頃に柴木にだけはスカートをめくられていたことを思い出しました。
何故忘れていたのかを考えると、小学生の頃他の女子に「女子としての魅力が無いってことじゃない?」といわれたことにショックを受けその記憶を封印していたことをも思い出してしまったのです。
そのつらさを思い出し、涙が浮かんできてしまう井上は柴木を問い詰めます。
「なんで私のパンツを見たんだ!見なければ余計なことを思い出さずにすんだのに……」
それを聞いた柴木は迷うことなくこう答えるのです。
「女子のパンツは 空よりやさしいんだぜ」
……さっぱり意味がわからねぇ!
でもその不思議な説得力に井上はなぜか心を解きほぐされるのでした。
めでたしめでたし……とはまぁ行きませんが、柴木はもちろん作者さんのパンツへの愛があふれるこの台詞、あなたも是非その目で確かめるべきです!
初回に女子のパンツを願ってしまったのもこの情熱から考えれば必然なのか!
今すぐ本屋さんへダッシュ!勝平!!(古い)




しかし俺今日何回パンツって書いたんだろう……渡辺先生の情熱に引っ張られて高いステージに上った気分ですよ。
そしてこのパンツへの熱い熱い情熱は明日紹介予定のあの作品からもひしひしと感じられます!!
次回紹介予定、「制服ぬいだら♪」に乞う御期待!!

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