3階の者だ!!

DEBがお送りするネタバレありのコミックス紹介ブログです。 短編物では一話にスポットを当てて、長編物ではこの後どうなるの?と言うところまで紹介しているつもりです!

「GAMBLE FISH」第11巻 秘めし力を開放せし男、カイザー登場!!

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本日紹介いたしますのはこちら、「GAMBLE FISH(ギャンブル フィッシュ)」第11巻です。
秋田書店さんの少年チャンピオンコミックスにて刊行、週刊少年チャンピオンにて連載中!

作者は青山広美、山根和俊両先生。
本作の今までの紹介は「ギャンブルフィッシュ」のテーマにてまとめておりますので、そちらもあわせてご覧頂ければ幸いです。

第10巻ではアヴィの衝撃の事実が明かされました。
そしてとうとう阿鼻谷との勝負へと続く、「獅子堂学園OB会ギャンブル夜会」への出場切符を手に入れたトム達。
ですがその予選前に現われた謎の老人。
彼はトムの父からメッセージを預かっていると言うのです!

老人の名は周王銘(しゅう おうめい)。
彼はバカラで一財を築いた伝説のギャンブラーです。
そしてトムの父から受け継いでいたメッセージとは「全てを忘れて普通に暮らして行け」という衝撃のものでした。
幼き日のトムにギャンブルに生きるか平凡に暮らすかの選択をさせた父のものとは思えない言葉ですが、本当の父の言葉であろうとなかろうとトムの心は打倒アヴィとすでに決まっています。
しかし周はトムではアヴィに勝つことなど出来ない、勝てるというのならその前に自分を倒せと自らの蓄えた30億円と、トムの命を懸けて勝負をしようともちかけてきました!
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挑まれた勝負は受けるのが信条のトム。
アヴィを前にして過酷な勝負が始まります!

トムと周のあまりに意外な勝負の結末。
そのためにトムはOB会の予選に出ることが出来なくなってしまいました。
そこで水原達は友情(と欲望)の為にトムの預金を使い、代打ちをすることにしたのです!
トムの預金は1億。予選通過ラインは10億!
水原達はそれぞれが別々の競技で奮闘します!

……もちろん素人があっさり勝てるほどあまい場所なわけもなく。
結局のところ皆そろってすっからかんになってしまいました。
一人を除いて!
その一人が誰であろうたんなるへたれ&腹黒の解説キャラと思われていた水原その人だったのです!
なんと彼、とある場所では「カイザー水原」と言われるほどのポーカーの腕前を持っており、チップを着々と増やして8億円にまで増やしていたのです!
そこで最後の大勝負が始まります。
相手は100億円を稼ぎ出した天才少年相場師、十文字。
賭ける金額は8億円!
待ったなし、水原の最後の勝負が始まります!
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おお、かっこいいぞ!!

ちなみに水原がカイザーの名を馳せたとある場所とはオンラインの「脱衣ポーカー」……
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……かっこよくなかったよ水原……
勝負中はけだものそのもので、その刺すようなまなざしは
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視線を浴びたものが脱衣してしまう錯覚を起こさせるほどです!
しかし相手もさるもの絶対的不利な状況を招いてしまい、追い詰められてしまう水原。
そこにやってきたのはやはり主役、我らがトムでした!

今までスポットライトを浴びることのなかった朝比奈の出番が増え、更にトムの欠場によって水原達が奮起すると言う新たなシチュエーションは新鮮!
久々に真っ当(?)なギャンブルということもあり、ギャンブル漫画らしさも復活だ!!
単行本のおまけとして水原の独白が1P、そして何故か突然ギャンブルフィッシュキャラ別診断などというモノが掲載されています!
14の質問にチェックを入れ、ギャンブラーとしての適正をキャラクターに当てはめて採点するものなんですが……
「エクストリームにもほどがあると、言われる。」「たまに奇声を発する。」「耳が尖っている。」とかいう項目にギャンブル要素あるのかと!
って言うかこれ途中からキャラクターなりきり度チェックになってる……!!

水原の奇跡の大活躍が存分に堪能できる「GAMBLE FISH」最新第11巻は大好評発売中です!
ミスかませ犬の月夜野さんのみならず、新たなかませ朝比奈さんも加えてますます華やかになったエクストリームなギャンブルに酔うべし!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!





「マイティ・ハート」第7巻 別れは出会いの始まり!

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本日紹介いたしますのはこちら、「マイティ・ハート」第7巻です。
秋田書店さんの少年チャンピオンコミックスにて刊行されました。

作者はマツリセイシロウ先生。
前巻は09年2月6日に紹介しておりますのでそちらもあわせてご覧くださいませ。

さて、とうとう「マイティ・ハート」も大詰め。
前巻ではヴォルケンとそっくりな謎の人物に救われ、窮地を逃れたところで続きました。
クライマックスを迎える第7巻はどうなるのでしょうか!!

なんやかんやでいいムードになってしまったヴォルケンと舞島。
とうとうその腕に彼女を抱くことが出来、感無量のヴォルケンですが、舞島は衝撃的な発言をするではないですか。
「8年前のあの時もこうして抱いてくれた」、と。
ヴォルケンはその8年前、まだ培養液の中。
出歩くことなど出来ないし、ヴォルケン自身もそんな記憶はないのです。
舞島が言っている8年前の男は恐らく、ヴォルケンそっくりのあの男のこと。
舞島は自分ではない誰か想っている、と考えると……たまらずヴォルケンはその場を逃げ出してしまいました。
そんな時その謎の男がヴォルケンの前に姿を現します。
彼はヴォルケンの、天河十市の全ては自分のものだと宣言してさっていきます。
ヤツの名はベネトナシュ。
ヴォルケンとは因縁の一言では終わらせられない、深い関係があるのでした……

ベネトナシュが現われて以来、ヴォルケンはどんどんと弱っていきます。
なんでもベネトナシュとヴォルケンは同一の存在で、同じ空間にはひとつしか存在が許されないようなのです。
このままでは消え行くのみ。
ヴォルケンは決意を固め、その運命を覆す為に大勝負に打って出ます。
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8年前にさかのぼり、ベネトナシュの存在を抹消すると言う作戦に!!

作戦の最大のネックであった巨大なエネルギーは敵であったはずのフェクダのこころよい協力もあり
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見事解決!
ヴォルケンは過去へとさかのぼります。
しかしそこでは様々な衝撃の事実が明かされるのです!

まずメラクベータをはじめとする怪人騎士は全てが元普通の人間か動物だったと言うこと。
そしてその怪人になる要因とは、地下室に隠されていた巨大な化石、グレート・オールド・ワンだというのです!
化石となってなお生きているグレート・オールド・ワンは、近づくものを吸収し、捕食してしまいます。
その力は強大そのもので、神骸石はこの化石のかけらだと言うことでした。
ところがその傍らに寄り添うように生きている少女が一人。
足を鎖で拘束され、目隠しをされ、何故か体操服姿の少女……それが後の舞島だったのです!
なんと彼女は舞島博士の娘がグレー(略)に吸収され、そっくりの個体として生み出された存在だと言うではないですか!
拘束から解き放ち、彼女に生きる希望を与えて逃がしてやるヴォルケン。
その瞬間、
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ヴォルケンは凶弾に倒れます。
その凶弾の射手こそがベネトナシュによって入れ知恵をされた「8年前のベネトナシュ自身」。
彼はその後身を隠し、全てを手に入れるチャンスをうかがっていたのでした。
ヴォルケンは死んだヴォルケンをベネトナシュと勘違いして、細胞を培養され作りだされた怪人だったのです。

時は現代に戻ります。
ベネトナシュは舞島を神骸石の増幅器として利用し、グレ(略)を消滅させてこの8年間をすべてなかったことにして人間に戻ろうとしていることが判明。
抗うメラクベータとミグレスでしたが、時間移動の為にエネルギーを使い果たしてもはや殆ど戦闘能力を持たない二人はあっさりとやられそうになってしまいます。
しかしそこに助っ人が現われます!
我らがイケメン、シヴァルツシルトさんだ!!
高い実力を持つシヴァルツはヴェネトナシュ以外の敵を一蹴!
相変わらずのイケメンぶりを発揮してくれます。
そして彼、なんと舞島(再構成前)の兄だと言うではないですか!
やはり再構成されて血の繋がりがなくなったとは言え、兄妹の愛は顕在なんですなぁ……
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違いました。

ともかくシヴァルツの強さに追い詰められたベネトナシュは神骸石の力を使い、ラスボスらしい姿に変身!
圧倒的パワーアップを果たしシヴァルツを圧倒します。
またも追い詰められるメラクベータたち。
ですがシヴァルツが持って来たメモに活路を見出します。
その内容はヴォルケンの死体をグレ(略)び吸収させたと言うもの。
グレ(略)に近しい存在の舞島ならば、ヴォルケンを再構成することができると言うのです!
しかし彼女はヴォルケンに抱きしめられたあと逃げられたことを思い出し、自分が望んでもヴォルケンが再び現われることはないのではないかと怯えます。
ですがメラクベータとミグレス、(舞島は無自覚とは言え)恋敵の叱咤激励もあってその力を発揮!
ヴォルケンは復活し、パワーアップまで果たしていました!
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ついにヒーローとなったヴォルケンはベネトナシュを撃破!
野望は潰え、とうとう大団円を迎える、かに思えました。
ところがグレ(略)に近いとは言えやはりその力を使いきれてはおらず、再構成は不完全だったのです。
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ヴォルケンはその存在をこの世から、消しました……

……えー、皆様ご安心下さい。
切ないお別れエンドと思いきや、最後の最後にはしっかりハッピーエンドを迎えます!
意外ではあるものの楽しい、本作らしいラストですよ!
これは是非とも読んでみるべしです!

ビックリする位の盛り上がりを見せ、それをきっちりと纏め上げた激動&感動のクライマックスは必見!
もちろん今作の原点(?)であるサービスシーンも流石に少な目ながらも健在です!
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単行本のオマケこそ空きページが殆どないこともあり1Pしか載っておりませんが、最終話は雑誌掲載時の柱を掲載し、マツリ先生の作品に対する深い愛情も感じ取れて不足感はなし!
カバー折り返しのマツリ先生のコメントが「まだ俺たちは登り始めたばかりだぜ!どこまでも続くこの漫画坂をよ!!」だったり、最終話のタイトルが「星を継ぐもの」だったりと謎の小ネタもいっぱい!
その上カバー下には感動のラストを彩るようなファン必見の素晴らしいイラストが載っており、痒いところに手が届くってモンです!

悪と正義の、いやヒーローとヒロインのエロスラブコメ、「マイティ・ハート」最終第7巻は好評発売中です!
萌えもエロスもギャグもバトルも濃厚に詰め込まれた本作、その最高のクライマックスをあなた自身の目で目撃せよ!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!


……それにしてもクーデルカの出番少なすぎですよ!!
最終巻にして目立った活躍がこれだけ!!
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……せつねぇ……


マイティ・ハート 7 (7) (少年チャンピオン・コミックス)
秋田書店
マツリ セイシロウ

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「でろでろ」第15巻 新連載・猫耳メダカちゃん(嘘)

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本日紹介いたしますのはこちら、「でろでろ」第15巻です。
講談社さんのヤンマガKCにて刊行、ヤングマガジンにて連載中です。

作者は昨日の「ゆうやみ特攻隊」に引き続き押切蓮介先生。
「押切蓮介」のテーマにて押切先生刊行作品の紹介をまとめておりますので、よろしければご覧くださいませ。

さて、今巻でも相変わらずのホラーギャグ。
あるあるネタから派生するオリジナル妖怪や幽霊を肉弾攻撃や精神攻撃などで元気に撃退しております。
登場人物も相変わらずで……はありません!
この第15巻の2話目に収録されている「奇っ怪の238 メダカちゃん」。
メダカちゃんは「でろでろ」の作中作で、80年代に人気を誇った二次元アイドル(発表媒体は謎……)です。
中野ブロードウェイにあるマニア向けショップにてなんとメダカちゃんを3次元世界に誕生させる装置が完成!
耳雄は友人の安室に連れられてそこへやってきたわけです。
そこにいたのはメダカちゃんになりたい少女が二人と、メダカちゃんとやりたい男が一人……!
メダカちゃん創造には3人の人間を必要とします。
あくまでもプラトニックな萌え(?)を望む安室と忠実な奴隷にしようと目論む男は当然折り合いがつかず、創造のための人数が足りません!
そんなときに大活躍するのが我らの耳雄です。
鉄拳制裁して我を忘れた友人の目を覚まそうとしますが、でろでろ内で何度も発揮されていたトラブル体質の彼が巻き込まれないわけも無く……
メダカちゃん創造装置に投げ込まれてしまいます!!
ここに新たな主役、メダカちゃんが爆誕しました!!
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完全なメダカちゃんを生み出す条件、「メダカちゃんを愛する人間3人を合成」を満たしていなかった為に中身は完全に耳雄なんですけどね!!

細かいことは割りと気にしないでろでろのこと、当然次の話には元に戻っているのだろう……誰しもがそう思ったでしょう。
……俺も……そう考えていた時期がありました……
ところがこの「奇っ怪の238」からなんと「奇っ怪の247」まで(うち末登場1話)、第15巻収録の18話中10話の間耳雄はメダカちゃんの姿のままなのです!!
中身は耳雄だから何にも変わらないよ、と言いたいところですがメダカちゃんのキャラ特性のようなものは受け継いでしまっているようで普段の耳雄にはないシーンがちょこちょこ登場。
獣の狩猟本能を目覚めさせたり、
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水面に「くらべられ」たり、
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親友の委員長にまで萌えられたり……
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委員長……糞エロ同人誌って……
最終的には自力で元に戻り一安心なのですが、ちょっと残念だったのは留渦や委員長だけではなかったはずです!

そのほか、以前のキャラが再登場などの魅力が満載。
サイトーさんの出番こそ少ないものの、最大の癒し系妖怪のふうふう(ラーメンふーふーしておいしくしてた彼です)や、皆大好きびくっとさんも再登場だ!!
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なんか久しぶりですよね、びくっとさん……

恒例の単行本書下ろしも充実しており、完全書き下ろし新作が1話、そしていつもの自虐的日記漫画も収録。
今回の日記漫画はいつもとは少し毛色が違っており、13Pの大ボリュームでお贈りする11年前の没ネーム、「お嬢ちゃんチョコレートをあげよう」をダイジェストで収録!
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まあステキ!えもいわれぬ味わい深い作品ですよ!!
それにしてもなんか清野とおる先生っぽい絵ですね。
このころから仲良しだったんでしょうか?

何時にもましてはっちゃけている「でろでろ」第15巻は好評発売中です!
お化けが恐くなくなること必至のいい意味でテキトーなホラーギャグは今なお進化し続けていますよ!
なんだか留渦をはじめとした女性キャラ陣もかわいくなってきている感じ!絵柄も着々と進化している御様子!
これはもはや見ないでいるのは損ですね!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


でろでろ 15 (15) (ヤンマガKCデラックス)
講談社
押切 蓮介

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「ゆうやみ特攻隊」第4巻 心霊探偵部全滅!?

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本日紹介いたしますのはこちら、「ゆうやみ特攻隊」第4巻です。
講談社さんのシリウスKCにて刊行、シリウスにて連載中です。

作者は押切蓮介先生。
押切先生作品の紹介は「押切蓮介」のテーマにてまとめさせて頂いておりますのでよろしければご覧くださいませ。

さて、第3巻では辻とカエが鉄一族の手に落ち、三島達をかばって部長までもが大ダメージを負ってしまいました。
第4巻では3巻よりも更に血生臭さの増す展開を迎えます。

捕らえられているカエは鉄一族の三男である至道に迫られてはいますがとりあえずすぐにどうにかなることはなさそうです。
しかし辻は鉄一族の次男の娘、翠によってミダレガミのいけにえに選ばれ、拷問を受けていました。
手の甲に釘なんて打ち込まれておりまして……
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いてててて!止めてやって下さい!俺ホラーはスキだけど痛い系は駄目なんですよ!!
ですが辻も部長が助けに来ることを信じて悲鳴ひとつあげず拷問に耐えるのでした。

その部長がくらった針には神経毒が塗ってあり、流石の部長も昏倒。
とうとう鉄一族に捕らえられてしまいました。
これで心霊探偵部がすべて(2号は置いておきまして)捕らえられたことに……
太い柱に縛り付けられ、薬で体が思うように動かせない部長はただただリンチを受け続けるのみ。
憎まれ口は叩きますが、やはりどうにもならない様で……
心霊探偵部、全滅でしょうか!?

しかしそんな時、辻の下に翠の兄、要がやってきます。
彼は翠の拷問をして喜ぶゆがんだ姿を見たくない、と辻を逃がしてやろうと言うのです。
囚われの辻はとにかく要の後について行くしかありません。
ですがその通り道はおぞましい牢獄の只中でした。
ゆくゆくはすべてミダレガミのいけにえになる運命のものたちが大勢捕らえられている牢獄。
そこで哀れな姿となった被害者の一人が要に娘を引き裂かれたと打ち明けられます。
そう、要は辻を騙し、助かった安堵からもう一度絶望の淵に叩き落そうと言う魂胆だったのです!
要の非道とミダレガミへの恨みが頂点に達した辻はとうとう決意を固めます。
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例え殺人者となっても戦う決意を!

辻は鬼気迫る執念で何とかその場を脱し、同じく機転を利かせて逃走したカエと合流。
部長のもとへ駆けつけました。
ですがいくら辻が成長したと言っても多勢に無勢。
結局は再び拘束されてしまいます。
そこで至道の娘である月は、心の折れない部長に対して辻とカエに責め苦を与えることで追い詰めようと考えました。
選んだ手段はなんと灯油(らしきもの)をかけて、マッチに火をつけて……
焼く気です。
死ぬよ!少年誌掲載漫画だよこれ!!!大丈夫!?
ですが「こんなことを見せられて頭に来ねえヤツはいねえッ!」とばかりに部長が立ち上がります。
ふっといふっとい柱に縛り付けられたまま、その柱をブチ折って薙ぎ払ったではないですか!!
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すごく……悪霊っぽいです……

ともかく沸きあがり始めた反撃ののろし!
今回はバトル(と2号の出番)はやや控えめでしたが、第5巻では恐らく物凄い勢いで大暴れが見られることでしょう!
幽霊的存在は1体しか出ませんでしたが、それを補って余りある狂気に囚われた人間の大充実で紛う事なきホラー漫画としても成立しております。
ギャグは本格的に少なくなっていますが、カエさんが必死にそこんところをカバーしようとなさっております!!
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カニ男!!

押切先生の野心的ホラーバトル漫画、「ゆうやみ特攻隊」第4巻は好評発売中です!!
単行本購入特典として単行本帯にて記載されているアドレスでオリジナル3Dショートムービーが先行公開されており、なにやら今後の新たな展開を期待してしまいますね!
正直アニメ化とかはいろいろと無理そうなのでメディアミックスは難しそうなんですが……
とにかくこういう企画があること自体注目作であることの証!
「でろでろ」と違って結構本気で恐がらせようと言う意思が感じられますので、ホラーが苦手の方には少々オススメしづらいのですが……燃える展開はガチ。
読まずにスルーは勿体無いですよ!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!


ゆうやみ特攻隊 4 (4) (シリウスコミックス)
講談社
押切 蓮介

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「ブラック・ジョーク」第1巻 マフィアVSホテルマン ~接待もあるよ!!~

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本日紹介いたしますのはこちら、「ブラック・ジョーク」第1巻です。
秋田書店さんのヤングチャンピオン・コミックスにて刊行、ヤングチャンピオンにて月一で連載中です。

作者は田口雅之、小池倫太郎の両先生。
田口先生の紹介は09年3月2日「バロンゴングバトル」の記事にて触れておりますのでそちらもご参照下さい。
小池先生は珍しい経歴を持つ方で、有限会社TELESCOPEの社長業をこなしながら、「メイドインドリーム」と言う成年向けゲームのシナリオを担当されたり、「ふらさせら」というPS2のノベルゲームのシナリオを書かれたり、マジキューで読者参加企画の構成を担当されているなど、かなりいろいろな仕事をなさっています。
漫画の原作も複数されていますが、萌えやエロスを前面に押し出していない作品を発表するのはこの作品が初めてのようです。

さてこちらの作品、簡単に言えば裏社会アクション漫画に分類されます。
舞台は日本、ですがいわゆるパラレルワールド的設定で、日本はアメリカの51番目の州として存在しています。
その中の東京市では風俗営業が全面禁止されてしまっているのですが、その代わり東京湾の埋め立て地に「きぼう島」が作られ、そこはカジノなどがの風俗営業が合法な特区とされています。
そのきぼう島は「ネオン島」と呼ばれ、ラスベガス以上の大人の遊園地として評価されている裏で様々な人種のマフィアが蠢く闇の島となっているのでした。

そのネオン島の日本人組織で唯一マフィアに対抗できる「TD温泉ホテル」で働く男、吉良潔(きらきよし)
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と小玉童示(こだまどうじ)
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が主人公。
彼らはホテル内カジノのボーイとして働いているのですが、本当の仕事は上司等から命令されれば殺しでもマフィアとの交渉でも何でもやる、いわば仕事人なのです。

場所が場所ですから仕事内容はどれもがバイオレンス。
「殺し屋を殺す」「ホテルの害となるスパイを泳がせ、黒幕をおびき寄せる」「イタリアンマフィアのボスを接待する」「本来なら手を出せない警察官を嵌める」等など、危ない仕事ばかり。
それでも頭の切れる吉良と、体術においては右に並ぶものがいない小玉にかかればどれもが難なく解決してしまうのです。
……ただ小玉の頭がちょっとアレなので手加減できずやりすぎちゃったりしますが。

本作のウリは裏社会を扱ったものならではの何でもありで滅茶苦茶な事件&解決法と、血生臭くもユーモラスでスマートなかっこよさが挙げられると思います。
ですが最大のウリは「キャラの濃さ」ではないでしょうか。
てはじめにTD温泉ホテルの社長である都々目。
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普通の漫画なら小悪党であっさりやられてしまうような見た目なのに本作ではどんなきつい仕事でも「頼むよう吉良ちゃーん」と気さくに話しかけてくるナイスミドルです。
普段は優しげな彼ですが、死の間際の相手に「何を話してもすぐ死ぬから問題ない」と愚痴を聞いてもらうのが大好きというゴイスな趣味を持っております。

そして車椅子を自在に駆るイタリアンマフィアのボス、通称ランオーバー。
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吉良が言うには「殺しが大好きなサディスト」なのですが、仲間に対する情は深くどこまでも追いかけて報復する恐ろしいお人です。
付き合わされた吉良達もたまったもんではありません。
なにせ「返事はスィ(はい)だけだ」と言いながら拳銃を突きつけて命令してきますからね!!

更に25歳のゴスロリさん、黒木あかり。
彼女は社長のボディーガードで見た目とは裏腹に高い戦闘能力を持ち、得意とするのは隠密行動+暗殺。
悪意を持って社長に近づくものを前もって殺す、という専守防衛型ボディーガードです!
……ボディーガードなのか、それ……?
性格は寡黙で何を考えているかわからない、不思議ちゃん系?なのですが、どうやら独特な恋愛センスをもってらっしゃるようで……
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縦につぶされて頭が体にめり込んだ男を見て「亀」と表現した小玉になんかフラグ立ててます。
……「トクンッ」じゃねえよ!!


連載がヤングチャンピオンということで、グロ描写はもうバッキバキにでてきます。
モツなんて当然のようにでてきます!
ところが意外にも直接的なエロス要素は無く、裸で抱き合ったりはするものの女性の裸体よりむしろ吉良のもっこりビキニパンツが気になるほどです!
でも濃厚なディープキスシーンならありますよ!!
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……男同士のですが……

個性豊かにも程があるキャラクターが縦横無尽もいいところに暴れまわる快作、「ブラック・ジョーク」第1巻は好評発売中です!
シナリオ面以外でもフルデジタル原稿(多分)で書き込まれつつもうるさくなっていない画面構成に、迫力のアクションシーン、ケバい女性キャラばかりだったといわざるを得ない田口先生とは思えない様々なタイプの女性キャラ、そして親父キャラのおっそろしくクドイ顔などなど見所は満載!
これは娯楽作品として非常に高いレベルにあるのではないでしょうか!
グロやら裏世界みたいなものに拒否感のない方ならきっと楽しめる作品ですよ!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!





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