3階の者だ!!

DEBがお送りするネタバレありのコミックス紹介ブログです。 短編物では一話にスポットを当てて、長編物ではこの後どうなるの?と言うところまで紹介しているつもりです!

画像

本日紹介いたしますのはこちら、「キン肉マン2世 究極の超人タッグ編」第17巻です。
集英社さんの週刊プレイボーイ・コミックスにて刊行、プレイボーイにて連載中です。

作者は無論ゆでたまご先生。
キン肉マン関連の紹介は「キン肉マン」のテーマにてまとめておりますのでそちらもご参照くださいませ。

さて、前巻で正義超人としての血をよみがえらせたセイウチン。
ネプチューンマンに鍛えられた実力はそのままに、正義超人としてのクリーンなバトルを魅せてくれるはず!
と言うわけで第17巻では早速セイウチンが大ハッスル。
しかし相手はあのマンモスマン、一筋縄ではいかずに逆にやられそうになってしまいます。
そこに割って入ったのはウォーズマンでした。
目覚めたセイウチンの実力と信念を見極める為に直接対決を求めたのです。
セイウチンも相手がレジェンドとなればより燃えるというもの!
……まぁあっさりとパロスペシャルを決められてしまい、割とあっけなくこの試合最初の脱落者となってしまうんですが。 

セイウチンが脱落し、ひとりとなったネプチューンマン。
となれば因縁深いウォーズマンとの一騎打ちを迎えるのは必然というものです。
パートナーのいないネプチューンマンにクロスボンバー無し、いつぞやのマスク狩りの意趣返しをせんと割と計算高く自信満々で構えるウォーズマン!
しかし彼は忘れていたのです!自分は昔からかませ役だということを!!!
クォーラルボンバーを放つネプチューンマンの腕にオプティカルファイバー・クロスボンバーを放つ予備動作である光の管が接続されたではないですか!
その管の出所はなんとマンモスマン!
画像

セイウチンも愛用(?)していた蛍石をそれはもう上手そうに食っており、それによってオプティカルファイバーパワーを身に纏ったのです!
……地球規模の力を遺跡から受けていたマグネティックパワー、それを超える新能力のはずのオプティカルファイバー・パワー……けっこうお手軽に入手できるんですね……
とにかく指笛を吹いてマンモスマンを制御しようとするウォーズマン。
ところが一向に言うことを聞かないではないですか!
蛍石を「正真正銘俺の意思で食っているんだ」と冷静に答えたと思ったらその次のページでは「正々堂々ツマラナイ… 血…スキ オレモ…血デ遊ビタイ…」と突然片言で喋りだすなど、どうやらマンモス、情緒不安定のようです!
これも熊の着ぐるみ来てたときの後遺症でしょうか……!?

ここにきて悪行超人として後を証明し始めたマンモスマンに、嬉しい誤算となったネプチューンマンは「ウホ… ウホホッ これは予想外の出来事」とイイ男を見つけたかのような喜びぶりを見せます。
すっかり悪に染まったマンモスマンとネプチューンマンはガッチリスクラム。
ウォーズマンはセイウチンのおかげでマスクはぎこそ免れますが、ビッグタスク+ネプチューンマンのトゲトゲ刺しジャーマンというツープラトン技、「地獄の氷結落とし」をくらってしまいます。
画像

だめぇ!ウォーズマンにビッグタスクはダメなのぉ!!
竹やぶでやられた記憶がぁああああ!!
……やはりどこまで言ってもウォーズマンはウォーズマン、なんでしょうか……
画像

退場の間際にウォーズマンは何かのヒントとなるであろうチップを残しますが、万太郎達には渡らず。
今後のカギとなりそうなのでこの辺は記憶しておく必要がありそうです。

そしてとうとうベスト4が出揃い、準決勝が始まります。
え?さっきの闘いは結局どっちの勝ちになるのかって?
いやだなぁ、キン肉マンなんですよ?
なんか納得できるような出来ないような理屈をつけてネプ&マンモスの新チームが勝ちあがりに決まってるじゃないですか!
つまり残ったのは時間超人組、マシンガンズ、マンタカオス組、ネプ&マンモス。
準決勝からはあのトーナメントマウンテンで戦うことに決まり、組み合わせも例の綱引きで決めることになりました。
さぁ長い長いこのシリーズもとうとう残り3試合!ここまできたら一気に行き……ません!

なんだか懐かしい、キン肉マン世界随一の立ち位置不明キャラ「サタン」が登場。
いろいろあって
画像

スグルに次の試合開始後666秒後に死ぬという術をかけてしまいました!
うわぁ便利。こんな術あるならもっと使いどころが……いや、何も言いますまい。
とにかくこの術を解くには「愛」が必要なんだとか。
ただその術を解く「愛」を持つ人物はたった一人で、それはどこの誰だかわからない、とにかくスグルを深く愛している誰かだと言うのです。
パパもママもビビンバも万太郎もそのキーマンではなく、キン肉マンを愛するファンにまでキーマンの可能性があるというのですからもはや八方塞。
このままスグルは座して死を待つしかないのでしょうか。
一体キーマンは誰なんでしょうか!見当もつきません!!!!
……このシリーズでちょくちょくマリさんが出てくる&凛子が過去についてきた理由がやっと明確になりそうだな、と独り言を言ってみますけど!!

いろいろな意味で混迷を極める「キン肉マン2世 究極の超人タッグ編」第17巻は好評発売中です!
セイウチンとウォーズマン、各世代のかませ犬代表の決戦は必見です!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!





画像

本日紹介いたしますのはこちら、「シグルイ」第12巻です。
秋田書店さんのチャンピオンREDコミックスにて刊行、チャンピオンREDにて連載中です。

作者は山口貴由先生。
先生の作品紹介は「山口貴由」のテーマにてまとめておりますのでそちらもご参照くだされば光栄でございます。

さて、前巻では伊良子に対しての敗北を認め、すでに自分は死んでいると考え自刃の決意も固めた藤木。
しかし伊良子との再戦を上意として申し渡された藤木は再び闘いの道へと戻るのでした。

この第12巻では藤木の復活が描かれます。
左手を失った自らの体の新たなバランスを覚えこませる為、かじきを右腕に携えて村を歩く藤木は徐々にその力を取り戻していきました。
そして伊良子との試合の調印の為に駿府に向かうことになった二人は通り雨に会い、街道筋の閻魔堂にて雨宿りをします。
そこにいたのは身の丈8尺以上はあろうかと言う巨体の修行僧。
画像

彼は峻安といい、伊良子とともに骨子術を学んだ元町医者。
峻安は噂話から伊良子が骨子術の師匠を殺して技術を己のものとし、更には剣術の道でも同じようなこと……師匠殺しで剣名をあげたと言う事実を知ります。
彼も伊良子と言う人物を危険視し、その存在を消し去る為……動機こそ違いますが、同じ伊良子と戦うと言う目的で駿府に向かっていたのです。

そんな事実を知ることなく駿府にたどりついた藤木達。
そこで藤木は突然家老の屋敷で「伊良子と再戦せよ」と言う命令があったことなど知らないと突っぱねられてしまいます。
伊良子と戦うならば腕前を見せよと告げられ、連れられた場所にいたのは峻安でした。
骨子術を修め、体躯にも恵まれた峻安は怪物じみた力と技術を持ち、徒手空拳でたやすく対戦相手を昏倒させる今日下句の実力の持ち主。
藤木に対しても徒手空拳で相手をする、と構えると藤木も木剣を置いて素手となって峻安の前に立ちました。
お互い相当な使い手、どんな勝負になるのか……と思う間もなく闘いは決着。
藤木の一撃にて峻安は戦闘不能になってしまいます。
……いや、峻安が戦闘不能になったのはその一撃のせいではありませんでした。
骨子術を修めた峻安は人の体を見ただけでその人物の体のつくりから内面まで全て見通してしまいます。
その両目で捕らえた藤木の内面……
それを目の当たりにした峻安は
画像

泣き叫んで失禁し……
最終的にはその命すら活動を止めてしまったのです……

一度死んでよみがえったともいえる藤木。
彼の中に宿る「無明」という心の闇は見通せば死に到るほどに成長していたのでしょうか。
とにかく再戦は認められ、藤木達は一人の剣士のもとでしばらく厄介になることになります。
ところがその剣士、月岡雪之介は同時にいくを預かっているのです!
運命なのか当然なのか、藤木達と出会ういく。
迷い無く剣を抜く藤木を止めることなど出来ないと感じた月岡も剣を抜き、あまりにも意外な戦いが始まってしまいます。
画像

月岡といえば原作「駿河城御前試合」にて第3試合で戦う剣士。
ここで死んだり負傷したりするとは考えづらいのですが、この「シグルイ」で死んだり負傷したりしないと考える方が難しい!
この勝負、一体どう転がるのでしょうか!
そして不意に登場することになるこの人!
画像

死んでなお健在!
どういう風にでてくるかも実際に読んで確認をすべしです!


徐々に、しかし確実にクライマックスに近づいている「シグルイ」最新第12巻は好評発売中です!
なんかもう切れやすい若者状態になっている藤木の物騒ぶりや、若き日の伊良子が骨子術をくらってヒクヒクして「もっと……」とねだるいやーんな感じのシーンなどなど、あげた以外の見所も満載です!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


シグルイ 12 (12) (チャンピオンREDコミックス)
秋田書店
南條 範夫

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ



画像

本日紹介いたしますのはこちら、「キン肉マンレディー」第1巻です。
集英社さんのヤングジャンプ・コミックス・ウルトラより刊行、ウルトラジャンプエッグにて連載中!

作者は小川雅史先生。
小川先生の紹介や他の作品の紹介は「小川雅史」のテーマにてまとめましたのでそちらもあわせてご覧下さい。

さてこちらの作品、キン肉マン29周年の賑やかしのひとつとして(?)昨年連載を開始。
こういう謎の企画物に小川先生を起用するとは大胆と言うか、勿体無いと言うか……と当初は思っておりましたが、蓋を開けてみればビックリ、しっかりと小川先生の「キン肉マン」なのです!

この漫画、はっきり言って絵も作風も小川先生のそれです。
キャラクターは殆どが女性+萌えキャラ化、真剣なバトルはほぼ無く、主にギャグとエロスなネタで勝敗が決する……こう説明するとキャラの名前だけがキン肉マンで、原作とかけ離れてた別の作品と言わざるを得ません。
ではどういう意味で「キン肉マンしている」というのか。
それは大胆なアレンジを加えつつもキン肉マンの歴史をなぞるストーリー展開を繰り広げているからです!
ミートと出会い、テリーと出会い、超人オリンピックを向かえ、当初は参加資格がなかったものの参加資格を得て本戦に出場……
まさにキン肉マンそのもののストーリーです。
なぞるだけなら誰でも出来る、そういう考えを持つ方もいるかもしれませんが、小川先生ならではのアレンジがスパイスとなって独特な味をかもし出しているのです!

主人公は勿論キン肉マン(天然ボケのおっぱいキャラ)……といえばそうなのですが、実際はミートくんがそれにあたります。
一人だけ理由不明で我々のよく知る本来のキン肉マンの記憶を持っており、精神だけがこのパラレルワールドのミートくんに宿った形となっています。
キン肉マン~2世の間のコールドスリープ時のミートくんのようで、キン肉マンの輝かしい軌跡(と、スグルの不様ぶり)を全て知り尽くしている彼が、歴史を上手いこと元のキン肉マンのような勝利の未来を迎えられるよう頑張っていく……そんな物語なのです。
あんまり活躍はしませんけどね!

第1巻のメインは紛うことなく超人オリンピック。
本戦出場者からかなり大胆なアレンジが効いております。
画像

……銅ベルマン!スフィンクスマン!!
マイナー超人ピックアップしすぎ!!
予選落ちした面子の中にスカイマンやらカナディアンマンなんかの女性キャラ版も出てますので彼女らの活躍はそこら辺でガマンしておきましょう!
スペシャルマンは大会に出てすらいませんが、いろいろおいしい役回りにいますのでスペシャルフリークは安心しましょう!
こんなカオスな組み合わせですが、原作の印象深い組み合わせはしっかり網羅。
ラーメンマンVSブロッケンマンのキャメルクラッチ(ただしちぎれるのは服)や、
画像

テリーマンVSラーメンマンのダーティーバトル(ただしテリーが一方的に陵辱攻撃)、
画像

キン肉マンVSロビンマスクの壮絶バトル(ただし勝因は火事場のおっぱい力)
画像

と、ファン心理をつかんで放さないラインナップです。
オリンピックが終了するとそのまま流れるようにハワイに急行(ただしバカンスに)するなど、今後もファンを楽しませ続けてくれること間違いなし!
最後のコマであの師匠も姿を現しますしね……!

キン肉マン29周年記念作品の最後の一作にして30周年最初の記念作品、「キン肉マンレディー」第1巻は大好評発売中です!
小川先生のテンポいいギャグに萌え、そしてエロスが堪能でき、キン肉マンファンを唸らせるストーリー展開があいまって味わい深い作品となっております!
小川先生ファンとキン肉マンファン、どちらも必携の1冊ですよ!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


もちろん委員長も女性化だっ!!!
画像

……ひでえ……





画像

本日紹介いたしますのはこちら、「どみなのド!」第1巻です。
秋田書店さんのチャンピオンREDコミックスにて刊行、チャンピオンREDにて連載中です。

作者は原作が雑破業(ざっぱ ごう)先生、作画が目黒三吉(めぐろ さんきち)先生。
雑破先生は93年に「ゆんゆん☆パラダイス」でデビュー。
OVA化もされたこちらの作品は漫画ではなくいわゆるエロライトノベルで、この後も数々のエロスな小説を生み出し続けました。
近年はアニメのシリーズ構成や、「ちょこッとSister」等の成人向けではない漫画原作も手がけており、精力的な活動をなさっております。
一方の目黒先生は成年向け漫画やエロゲーのキャラデザインなどを手がけた後、「低俗霊デイドリーム」の作画としてブレイク。
確かな実力を持つ上、出身が出身だけにエロスな描写には定評のある漫画家です。

さてこちらの作品、いわゆるハーレム物に当たります。
あまりパッとしない主人公が可愛い女の子に囲まれてキャッキャウフフする、そんなイメージのあるハーレム物ですが、本作もその王道は大体踏襲。
違うところと言えばキャッキャウフフではなく、大変痛い目に会わされる(主に下半身に)、と言うところでしょうか……

主人公の土江武は目立たない、と言うか空気的存在の高校生。
そんな彼がある日突然黒服の男達に拉致され、リムジンで連れ去られます。
着いた先は物凄いお屋敷。
そこで待ち受けていた少女、怒皆ひかりは高らかに「アンタは今日からわたしのモノになるのよ!」と宣言するではないですか!

武は家庭の事情もあり、なかば強制的にあかりの許婚として屋敷に住むことになります。
落ち込む武にひかりはやさしく
画像

声をかけました。……やさしく!
わけもわからないまま驚き戸惑っていると、あかりは怒って部屋を出て行ってしまいます。
後で明かされるのですが、この怒皆家の家風のようなもので「足を舐める」というのは「ほっぺにチュ」位の親愛の表現なんだそうで。
そんな事情も知らない武は乙女の心を傷つけてしまったわけです。
……知らないで舐めたら本物ですけどね!!!
とにかく新しい生活が始まるわけですが、メイドさんなんかも登場してウホッ!いよいよ本格ハーレム漫画になるの!?と思ったのもつかの間
画像

こんなメイドさんです。
ひかりの許婚と言うことは怒皆家の子孫を残す身、無駄打ち(要するに自家発電ですな)したらこうするよ、と教えてくださっている様です。
こりゃまんじりとも出来ませんな!

ひかりといいメイドといい、何かと攻撃的で説明の足らないこの屋敷。
ご安心下さい、武の味方をしてくれる存在も登場します。
ひかりの妹あかりがそうなのですが、家のことを教えてくれたりもする反面、油断をすると
画像

こんな発言をする始末。
……この家にはSしか居ないのか……
いや、そもそもこれって伏字無しで少年誌に載せていいものなんでしょうか。
さすがだ!さすがとしか言いようが無い!
少年誌の限界をはるか遠くにぶっちぎる、秋田書店の赤い核実験場チャンピオンREDの本領発揮だぜええええ!!
他にもこういった漫画にありがちな「転んだ拍子にキス」というお約束もあるのですが、(ボッコボコにされた後)当然周囲に茶化されるわけです。
画像

こんな風に。
うおおい!ストレートにも程があるだろぉおお!
しかもあかりさんその顔は美少女キャラとしてどうかと思います!

えー、ともかくその後もひかりのわがままで武が女子高に転校することになったり、そこで眼鏡っ娘におしっこ引っ掛けちゃったり、ひかりとライバルのお嬢様のテニス対決が行われ、どちらかに点数が入るたび武の股間に電流が走る仕掛けをつけられたりと様々な普通のハーレム物にあるまじき、そしてチャンピオンREDとしては正しいイベントが次々に発生。
乳首権の発行こそ控えめですが、そんなものなど関係ない凄まじい少年誌の限界仏契振りを見せてくれますよ!!

女性キャラの殆どがSの新感覚ハーレム漫画、「どみなのド!」第1巻は好評発売中です!
Mの男性諸君なら迷わず購入!
そうでなくとも少年誌の新たな時空を垣間見れる(気がする)この作品、一見の価値アリと言えるのではないでしょうか!
多分一般の書店さんでは入荷数は少ないと思われますので、取り急ぎ入手すべし!
さぁ、本屋さんにダッシュです!!

……表紙……エマニエル夫人……?





画像

本日紹介いたしますのはこちら、「月光条例」第4巻です。
小学館さんの少年サンデーコミックスにて刊行、週刊少年サンデーにて連載中です。

作者は藤田和日郎先生。
今までの紹介等は「藤田和日郎」のテーマにてまとめておりますのでよろしければご覧くださいませ。

第3巻ではシンデレラとの戦いを繰り広げた月光達。
敗北を喫するもののめげずにケンカ友達の天道の協力を得て最後の闘いに挑む月光ですが、果たしてどうなるのでしょうか!?

早速レースの始まる第4巻。
相変わらずバイオレンスな手段を用いて攻めてくるシンデレラですが、天道のドライビングテクニックや鉢かつぎが変化した車の能力もあり窮地を脱出。
そして月光の奮闘で、シンデレラを車ごと打ち砕きます。
画像

しかしその一撃は浅かったのか、シンデレラは完全に正気には戻りません。
自分で何も決めず、物事の全てを流されるように生きてきた自分に我慢できなかったと真情を吐露するシンデレラですが、月光は戻る場所があるならば物語に戻るべきだと一蹴。
苦し紛れに放ったシンデレラの一撃を今度はガラスの靴もろとも叩き潰しました。
止めとばかりに最後の一撃を放とうとする月光ですが、そこでタイミングよく(悪く?)現われたのが演劇部でした。
彼女はシンデレラの代役をとりあえず終え、こちらの世界へ戻ってきたのです。
そして彼女は戻ってくるなり妙なことを言い出すではないですか!
ゴールについていないんだからまだレースは終わっていない、車が無いなら走って続行だ、と!
そしてシンデレラともに走り出す演劇部!
シンデレラの世界でシンデレラの立場を体験してきた演劇部、何か考えがあるのでしょうか……?
とにかくシンデレラ編は演劇部によって最後のときを迎えます!

今巻は他にも多数の御伽噺を取り扱っています。
きき耳ずきん、ピノキオ、わらしべ長者、ヘンゼルとグレーテルとメジャーどころがさくさく登場、さくさく解決。
ダイジェスト風に月光の活躍が描かれています。
ダイジェスト風とはいえかなりの激戦が繰り広げられていたようで、天道とも完全に協力関係になっている姿も見て取れます。
シンデレラ編をじっくりやった反動なのかな?と思うのは考えすぎでしょうか……?

そして最後のトリを飾るのはあまんじゃくとうりこひめ。
俺の記憶が確かなら結構恐ろしい話だった気がするんですが、この作品では……
画像

やっぱり恐ろしい系でした!
全国に20万人のトラウマ持ちを生み出したとの説もある(提唱・俺)「うしおととら」のふすま登場シーンを越える完成度だコレ!
話自体も結構正当なホラー調で、こりゃホラーファンにはたまらんものがありますよ!
ですがそんなワクワクを見透かしたかのようにこの話の前編が載った時点で第4巻は終了です!
うおお、先が楽しみなところで……
商売上手いですね!!藤田先生!!

新世代御伽噺、「月光条例」第4巻は大好評発売中です。
ちょっと面白いオマケの付いた限定版も同時発売!
特製アートボード+専用ディスプレイスタンドだそうで、こんな感じです。
画像

イラストは書き下ろしでプラスチック製。
台座もなんだろう、プラスチックみたいな塩ビみたいな感じの素材で結構しっかりしたつくりになっています。
しかもそれが梱包されている紙には5巻の予告が書かれており、力の入れようがうかがい知れるというもの!
お値段も619+税円と230円しか変わりませんので、ファンならば買いの一手ではないでしょうか!
こういう限定版商法向けの作品ではないような気がしますが、それでも限定版は限定版!
タイミングを逃すと入手は難しくなるでしょう!
さぁ、本屋さんに急ぎましょうか!

ちなみにタイトル「」内の詳細は単行本最後のコラムをご参照くださいませ!

月光条例 4 (少年サンデーコミックス)
小学館
藤田 和日郎

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ



↑このページのトップヘ