3階の者だ!!

DEBがお送りするネタバレありのコミックス紹介ブログです。 短編物では一話にスポットを当てて、長編物ではこの後どうなるの?と言うところまで紹介しているつもりです!

本日紹介いたしますのはこちら、「菜々子さん的な日常RE」です。
コアマガジンさんのメガストアコミックスにて刊行されています。

作者は瓦敬助先生。
別名義の三部敬(あるいは三部けい)として「鬼燈の島」「神宿りのナギ」などを連載している人気作家で、イラストレーターの兼処敬士先生とやんごとない関係にある(らしい)漫画家です。
手塚賞に二度入賞し、荒木飛呂彦先生のアシスタントを経験したり、四季賞の受賞経験もあったりする実力実績ともにある方で、むっちりした女性が印象的な絵を描いていらっしゃいます。

さて、こちらの「菜々子さん的な日常RE」は、いわゆる日常ギャグ漫画です。
掲載誌の都合(?)などもあり、行き過ぎないエロスがふんだんに取り込まれており、辛抱たまらない作品であります。
こちらの作品はタイトルに「RE」と描かれているだけあり、続編モノでして「菜々子さん的な日常」「菜々子さん的日常2」に続く第3巻にあたります。
しかし第2巻に当たる単行本が発売されたのは2002年の4月。
実にその間6年半のブランクがある、満を持しての発刊となったわけです。

内容は相も変わらぬと言いますか、いい意味で前2冊と同じノリでのエロスで馬鹿らしい日常を描くギャグに終始しております。
8年間の空白期間を埋めるかのようにドーンとパワーアップ(主に菜々子さんの胸としりが)!!
今回の収録内容にはシリウスに掲載された作品もあるためなのか、なんと今までついていた成年コミックマークが取れてるのも特長ではないでしょうか!!
とはいっても前々から大人の事情で付いていたマークだそうですので、成年向け時代から変わらぬギリギリ健康的
なエロスがたっぷり堪能できますよ!

沸き立つエロス、愉快なギャグ。
この単行本にはそれだけではありません。
プレゼント企画があったり、おまけページが豊富だったりと言う魅力もあるのですが、何より凄いのがスペシャルサンクスの長さ。
ちょっとしたギャグのつもりで瓦先生が様々な漫画家のほとんどに実際にお会いして作品にベタを入れていただいたんだそうです。
その人数の膨大さたるや……なんと220人以上。
師匠である荒木先生を始め、野口賢先生や伊藤真美先生などの一般誌で活躍する漫画家さんからG-ヒコロウ先生、okama先生、道満晴明先生などのヒコロウ一家(仮)、貞本義行先生やSUEZEN先生などのアニメ界でも著名な方、田沼雄一郎先生や米倉けんご先生などのエロス系、様々な雑誌の編集者の方々などなど、千差万別豪華絢爛そのもの。
確かに読んでいる俺たちにはほとんど意味は無いのかもしれない企画なのですが、意味は無くとも心に感じる確かなワクワク感!!
こんなに様々な意味で前代未聞な企画はありませんよ!!
このスペシャルサンクスを見てニヤニヤするためだけにも定価の半分くらいは出す価値はある気がします!!
無論内容だけでも値段以上の満足感なので、コストパフォーマンスまでいいぜよコリャぁ!!

ギリギリ健全エロスと若気の至り満載なギャグで読者の気持ちを放さない、「菜々子さん的な日常RE」は好評発売中です。
あなたも菜々子さんの一挙手一投足にドキドキすべし!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


菜々子さん的な日常RE (メガストアコミックスシリーズ No. 186)
コアマガジン
瓦敬助

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中学生の気持ちで読む ...
健全な寸止めエロスの ...
健康的でライトテイス ...
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本日紹介いたしますのはこちら、「制服脱いだら♪」新装版第5巻です。
講談社さんのシリウスKCにて刊行されています。

作者は毎度お馴染み渡辺航先生。
テーマ「渡辺航」にて「制服脱いだら♪」の他巻や渡辺先生の他作品を紹介をまとめてありますのでよろしければご覧くださいませ。

さて、超平和着替え漫画として確固たる地位を築いている(?)この「制服ぬいだら♪」。
続々と登場する新キャラ群が特長と言えるのですが、今巻では新キャラは僅か2名。
何よりも本を愛し、ことあるごとに栞をプレゼントする青年、春山読書(はるやまどくしょ)と、呪々美の母親であり、不死身の幽霊(何を言っているかわからないと思いますが)、魔々美(ままみ)です。
そんな物語をより賑やかにする登場人物ももちろん愉快極まりないのですが、今回の目玉はやはりネコミミ祭ではないでしょうか。

今回、みのりのもつ変身スティックの故障によって様々な人物にネコミミが生えます。
手始めにみのりに生えた後、菊子に呪々美にもぎにケロパンダと……なんといいますか主要登場人物総出でネコミミに。
もはやオールドな種別に入る萌えであるネコミミですが、やはりオールドにはオールドのよさがあるものです!
ネコミミだけでなく、尻尾も生えて言葉も猫の鳴き声から発せないというオプションまで付いており、渡辺先生の徹底振りにはGJと言う他ないですぜ!
ついでに後天的ネコミミのみのりとナチュラルネコミミであるドラミン&ニミーと海に行くお話もございまして、ネコミミ&水着と言う化学反応も起こっています。
へっ!そこまでやってくれるたぁ、たまんねぇってもんよ!

更に今までの登場人物が全てとは言わないまでも多く登場する特別編の時代劇なども収録し、いつにも増して華やか賑やかです。
……そのぶん道真とのイベントなんかは少なめで物語はとんと進んでないんですけどね!
それはそれでまったく問題なし!です!

のんびり平和なエロス&萌えギャグ漫画、「制服脱いだら♪」新装版第5巻は好評発売中です!
書下ろしのカバーにおまけページは6Pとたっぷりで、カバー下にもネタが仕込まれている、愛の溢れる仕上がりを体感すべし!
新装版も残すところあと1冊、幻となっていた最終巻を残すのみです!
盛り上がる、と言う作品ではありませんが、長年待たされていたファン(と作者さん)は嫌がおうにも盛り上がらざるを得ませんぜ!!
蚊帳の外にいるあなたも購入し、蚊帳の中に入ってみませんか?
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!





本日紹介いたしますのはこちら、「キン肉マン2世 究極の超人タッグ編」第15・16巻です。
集英社さんの週刊プレイボーイ・コミックスにて刊行、週刊プレイボーイにて好評連載されています。

14巻の紹介は9月25日の記事にて触れておりますのでご興味等ございましたら見てやってくだされば光栄でございます。

さて、第14巻では時間超人とキッド・ロビン組(ジ・アドレナリンズ)の対決が始まりました。
ただでさえ強力極まりない時間超人ですが、勝てばよかろうなのだと言わんばかりに卑劣な手段を用いて勝負を挑んできます。
天井から苦しんでいるケビンマスクの入ったケースを吊り下げ、そこにぶつかってしまう投げ飛ばしたり自ら跳んで使う技を実質使用不能にしたのです。
さぁどうなるアドレナリンズ!
かませなのは間違いないんですが時間超人を倒すことが出来るのでしょうか!?

そんなこんなで同時発売された第15・16巻に続きます。
時間超人は圧倒的な強さでアドレナリンズを追い詰めます。
そんなさなかロビンはなんとケビンのケースを天井から取り外し、池の中へ投げ入れました!!
さぁこれで戦いやすくなったよと暴れまわるロビン!
やはりなんだかんだ言ってケビンをみとめていなかったんでしょうか!?
……でも培養液みたいなので満たされてる=水の入ったり出たりする隙がないケースを水中に入れても何の問題もないような……
ともかくそのごロビンもライトニングによって池に叩き込まれてしまいます。
奇しくもこのリングは不忍池特設リング。
ロビンがアトランティスに敗北したあそこです!!
あれ、もしかして……と読者が思いながら読み薦めますと、やっぱり池の中からロビンのマスクがぽっかりと出てきたではないですか!!
ごらんの有様だよ!!……とおもいきや、そのマスクを持っていたのはなんとケビンのマスクを被ったロビンでした!
ケビンは自分の息子であると確信していたロビンは水中でケビンのケースを叩き割り(え!?いいの!?)水中戦で不覚を取った自分の息子ならば高濃度酸素吸入装置をつけたマスクを被っているはずだと考え、マスクを拝借したのです!!
被ってみるとやはりやはりその装置は付いていました!
「深い池の底においてこの息のしやすさ……間違いない」とかまで言っちゃってます!
水の中でボンベとかが付いているわけでもなく息が出来るって!!どんな高濃度酸素吸入だよ!!
そもそもそれ酸素じゃなくて呼吸可能な空気を取り出してるじゃん!!
……ごほん。
さすがゆで先生、読者には思いもよらない逆転方法を編み出してくださいます。
そこにしびれるあこがれます。
その勢いで逆転したロビンはライトニングを伝家の宝刀、タワーブリッジに捕らえました!
これでもかと言わんばかりに体を折り曲げ、腹から裂けはじめるライトニング!!グロっ!!
と思いきやなんとライトニングの避けた体はオーバーボディでした!!
真の姿になってライトニングは更にパワーアップを果たしてしまいます。
新たな技も披露し、あれよあれよと言う間に敗れてしまうアドレナリンズ……
やっぱりかませ時間超人を追い詰めたものの、厳しい現実を突きつけられてしまうのでした……

その後始まるのはネプチューンマン・セイウチンのヘル・イクスパンションズVSウォーズマン・マイケルのヘルズ・ベアーズです。
勝負開始早々に変則的なルールによってメッタメタにされてしまうマイケル。
たま-に反撃はするものの、本当に一方的にやられます。
終いにはクロスボンバーで首千切れますからね!
うわぁあ!こんどこそグロいぃい!!……と思いきや、首無しマイケルがネプチューンマンに組み付いてくるではないですか。
今度はホラーなの!?と思っているとどんどん巨大化するマイケル!!
その勢いで着ぐるみが剥がれ落ちると、中から出てきたのは皆さんの予想通りマンモスマンでした!!
あー、彼姿勢が悪いから首の中に顔入れてなかったのね。
……納得できるか!
着ぐるみから氷が出てきたりと言う描写もありましたが、アイスロックジャイロってフェニックスと知り合ってから作った技だったような……
しかも着ぐるみ時は「クゥーン」とか「ボクがんばるよウォーズマン」とか言ってたのに、剥がれたとたん「パオーラ」「ングパッ」だのの雄たけび系しか喋らなくなりました!
あの着ぐるみにはなんか仕掛けがあったに違いないぜ……
とはいえさすがの強力超人マンモスマン。
想像を絶するパワーとタフネスでその実力たるやネプチューンマンと互角以上。
セイウチンは体毛を針のように鋭くする新技を当然のようにつかったり、マンモスマンは耳を広げて突風を起こす技を当然のようにつかったりといろいろな意味で目が離せない壮絶バトルを繰り広げます!!
ですがさすがに経験が浅いのか寝覚めで体が鈍っているのか、セイウチンの噛みつきを食らってしまいます。
首筋に深く立てられたその牙はあと一息で頚動脈を食い破り、そうなればマンモスマンもただでは済みますまい!
しかし突然セイウチンは牙を放してしまいます。
なんと客席に若かりし日の父と母の姿を見つけてしまったのです!
優しく強くと育ててくれ、過去でも残虐ファイトを続けるセイウチンを本当は心根の優しい超人ではないかとかばう母の姿を見て、セイウチンの獣性は急速にしぼんでいってしまいます。
そしてついにセイウチンの正義魂は復活!散々仲間の顔剥いどいてなんだよお前という声もあるでしょうが、なにせその顔剥いだ面々から戻って来いよコールがかかったのですから問題無しです。
正義超人には戻ったものの、ネプによって強化された身体能力はそのまま。
新生セイウチンの大活躍が始まります!!

というわけで今回は旧世代超人の大活躍がみられる展開となっています。
ロビンにネプチューン、ウォーズにマンモスなどもうほとんど初代キンニクマンじゃないか状態です!
が、そんな細かいことはいいんですよ。
……だって……ゆで先生だから……

とにもかくにも新旧世代の様々な熱戦が繰り広げられる「キン肉マン2世 究極の超人タッグ編」第15・16巻は大好評発売中です。
予想も期待も裏切らないゆで先生節の妙技をとくと味わうべし!!
いますぐ本屋さんにダッシュです!!

表紙はこちら!
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キン肉マン2世 究極の超人タッグ編 16 (16) (プレイボーイコミックス)
集英社
ゆでたまご

ユーザレビュー:
マイケルの正体昔から ...
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本日紹介いたしますのはこちら、「学園創世 猫天!」第5巻です。
秋田書店さんのチャンピオンREDコミックスにて刊行されています。

作者は岩原裕二先生。
「猫天!」の紹介は11月2日の記事にて記載しておりますので、お時間に余裕などございましたらご参照くださいませ。

さて、第4巻では様々な事実が明らかになり、物語もクライマックスといった風情の展開を迎えました。
そしてとうとう第5巻、最終巻の発売です。

のこった五聖獣と激しい戦いを続ける優美達ですが、そんな中この物語すべての元凶である存在がその姿を現しました。
その名は桟道信久。
現在は桟道阿騎隆と名乗っている、この又美学園の創始者だったのです!
桐姫を愛していた彼は1000年前の事件をきっかけに望む望まざるに限らず死後消滅せずに転生してしまう体になっていました。
彼はその有り余る時間と知識、そして姫への想いを暴走させ、大きな仕掛けを作り上げていたのです。
双籠の結界と呼ばれていたものは霊獣を外に出さない為のものではなく、昔この世に存在してきた不思議の使用するためのシステムで、そもそもこの有効範囲の中でしか霊獣や能力の存在が出来ないというものでした。
彼はその力を再び全世界に甦らせ、システムの力を掌握して霊獣たちの力を無効化、コントロールしようと言うのです!
霊獣の力や優美達の能力をまったく受け付けない桟道に霊獣たちは従うしかないと諦め、優美達は能力を奪われ無力化されてしまいます。
このまま世界は桟道の手に落ちてしまうのでしょうか。
そんな絶望の中桟道に牙を剥いたのはなんと火焔でした。
火焔は秋藤の精神をのっとったわけではなく、協力して密かに桟道の野望を挫かんとしていたのです!
思惑通りことが進まないことに怒り狂う桟道は怒りに任せて霊獣たちを攻撃!
力を奪われた優美達も力がないなりに出来る戦いを始め、最後の決戦の火蓋が切られるのでした。

盛り上がりを見せる最終決戦は勿論ですが、今作では決着後のエピローグにたっぷりとページが割かれているのも印象的です。
霊獣たちのその後、力がなくなった優美とカンスケたちの関係、そのすべてが美しくまとめられ、感動的なラストシーンを迎えるところは感動なくして読めませんよ!

奇麗なラストを迎えたチャンピオンRED最後の良心(仮)「学園創世 猫天!」最終巻は全国書店さんにて好評発売中です。
どんでん返しに次ぐどんでん返しに圧倒されるストーリーの畳みかけに、猫好き感涙、そうでなくとも感動のラストシーンは必見ですよ!
さぁ、本屋さんに急ぎましょうか!

表紙はこちら!
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……青木さんもっと活躍して欲しかったな……





先日、「なめくじ長屋奇考録」のつた様にお声をおかけいただき、「古本屋の戯言・営業日誌」のヒロさんが主催する企画、『このマンガが凄いから読め!(仮称)2009』γ版(以下コスヨメと表記させていただきます)http://blog.livedoor.jp/hirobooks/archives/51132521.htmlに参加させていただくことになりました。
そういったわけでして、今年俺が「コレだ!」と思った作品をランキング形式で5作紹介したいと思います。
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選出ルールは2008年に単行本の新刊が発売された作品とのことなのですが、せっかくですので2008年に単行本の1巻が発売された作品だけを選んでみました。
それでは早速行って見たいと思います。

第5位!
「ミスミソウ」
作者・押切蓮介 発行・ぶんか社 第1巻発売日・3月17日 第2巻まで刊行中
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押切先生の単行本が今年は相当な数発売されました。
その数なんと8冊!しかも1月早々にもう一冊発売されますので、まさにフルスロットルで活躍している作家と言えるのではないでしょうか。
そんな中でも特に異色かつ力の入っている作品である「ミスミソウ」に第5位を贈りたいと思います。
ホラーギャグという気の抜けたジャンルの作品を書き続けていた中、今まで極稀にしか描いていなかったシリアス一辺倒の物語。
それをともすれば行き過ぎじゃないかと言えるほどの凄惨な描写でコレでもかと描き出している様は圧巻そのものです。
主人公を取り巻く異常な環境に呼応するかのように狂気に包まれていく寒村の惨劇に目を離すことなど出来ません!
グロいのや精神的にくる話が苦手でない方には是非読んでみて欲しい逸品です。

第4位!
「弱虫ペダル」
作者・渡辺航 発行・秋田書店 第1巻発売日・7月8日 第3巻まで刊行中
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こちらも現在2誌で連載し、2008年に新作単行本が5冊、過去に発売された作品の再発行も合わせると10冊も発売されている渡辺航先生の自転車漫画です。
渡辺航先生と言えば押しも押されぬ(?)萌え&ちょいエロ漫画一筋と言うイメージがある漫画家でしたが、この作品でその(俺の個人的な)評価は一変しました。
躍動感溢れる筆致で描かれる自転車レースと、主人公のひたむきな気持ちがびしびし伝わってくる超真っ当なスポーツ漫画に仕上がっているのです!
女キャラも1人しか登場せず、渡辺先生の愛する萌えを凌駕する自転車LOVEが感じられるステキ作品。
自転車にまったく興味のない方でも非常に楽しめ、万人に薦められる良作です。

第3位!
「FLIP-FLAP」
作者・とよ田みのる 発行・講談社 発売日・6月23日 全1巻
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「ラブロマ」で爽やか青春ラブコメを描き、読者を感動の渦に巻き込んだ(ついでに暗い学園生活を送った俺を寂しい気持ちに落とし込んだ)とよ田みのる先生の作品です。
全1巻にコンパクトにまとめられたこの作品は題材がピンボールと言う珍しいもので、その珍しい題材を非常に魅力的に描ききっています。
旗から見ていれば地味そのものであるピンボールですが、効果的な構図や大胆なコマ割りを駆使して迫力と動きを感じさせる構成は見事としか言いようがありません。
内容自体も相も変らぬ爽やかラブコメで見るものを感動させ(ついでに暗い(r)、それに加えてピンボールで見たこともないハイスコアラーを超えると言う明確な目的が存在することによって感情移入をより深いものにしています。
独特の作風が肌に合わないという方もいるかもしれませんが、とにかく心を打つ素晴らしい傑作です。

第2位!
「トリコ」
作者・島袋光年 発行・集英社 第1巻発売日・11月4日 第2巻まで刊行中
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「世紀末リーダー伝たけし!」を例のアレによって不本意な形で終わらせてしまったしまぶーがとうとう週刊少年ジャンプに帰ってきました。
活動休止中にも絵を描いていらっしゃったようで、画力も大幅アップし読み切りを経て始まったこの作品ですが、その面白さは予想以上のものでした。
グルメと言う現代の(永遠の?)流行をとりあげつつもジャンプに欠かせないバトルマンガの味付けを施し、しっかりと構成された世界観の確かさ、広大さはまだ見ぬ先の展開を考えるだけでワクワクさせてくれます。
大胆にばら撒かれる伏線も読者に考える楽しさを与えてくれ、わかりやすくしっかり少年誌している本筋のストーリーとバランスよく絡み合って面白さは倍増!
力強いバトルシーンや未知の食材(モンスター)などの少年が喜ぶ要素もたくさんあってまさしく近い未来のジャンプを背負って立つ作品になるのではないでしょうか。
ザ・少年漫画ともいえる単純に面白い、少年漫画の快作です。

そして……
第1位!!!
「悪徒-ACT-」
作者・猪原賽・横島一 発行・秋田書店 第1巻発売日・8月8日 第2巻まで……刊行中……
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不良漫画+ヒーロー物という異色の組み合わせに、超個性的なキャラクター、熱い魂(ソウル)が混ぜ合わされた濃い漫画です。
いい意味での無茶苦茶さがあり、一昔前のチャンピオンを感じさせる強烈な個性を持つ作品……でした。
ところがどっこい第2巻が発売された翌日のチャンピオンで打ち切られ、ファンにキングクリムゾンを味あわせる衝撃のラストを迎えました。
人気無い漫画は単行本すら出ないというチャンピオンで、第2巻の発売直後に打ち切り&3巻以降の音沙汰無しとあんまりにもあんまりな扱い。
各地の反響も大きく、「第一部完」の一文に一縷の希望を見出し再開希望のはがきを出したり署名を集めたりと言う動きもありました。
……両方参加しましたけどね!
いまだに音沙汰はありませんが、諦めなければきっと何かあるはずさ、と先の見えないハイウェイを走り続けています!!
それは置いておきまして、登場人物の超強烈な個性や、ダチの敵を討つという王道且つ熱いストーリー、迫力満点の戦闘シーンと、作品のそこかしこに魂(ソウル)が感じられる超名作です。
第1巻の時点ではまだ盛り上がりにかけていたところが打ち切りの原因の一つかもしれないのですが、第2巻では主人公の悲しくも熱い過去が明かされ、今後の盛り上がりを確かに感じさせてくれます!
……今後が……あるといいんですけどね……
単行本が売れたり再開希望が溜まったりしたら続きが始まるかもしれないよ、なんて言って見たり!
とにかく王道且つ斬新で面白い作品ですので、是非とも読んでいただきたいですね!


そんなわけで俺の1位はやっぱりこいつでした。
打ち切りのインパクトが強くて悪徒以外1位は考えられませんよ!!
とはいえネタ抜きでオススメできる作品ばかりですので皆様見かけたら手にとって見てくださいませ。
それでは今回紹介した5作品の集合写真とともにお別れしたいと思います。
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第1部・完!!

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