3階の者だ!!

DEBがお送りするネタバレありのコミックス紹介ブログです。 短編物では一話にスポットを当てて、長編物ではこの後どうなるの?と言うところまで紹介しているつもりです!

本日紹介しますのはこちら、「ゲノム」及び「新ゲノム」です。
前者はビブロスさんのカラフルコミックスキッズから、後者はコアマガジンさんのメガストアコミックスより発売されています。

作者は古賀亮一先生。
近年では「ニニンがシノブ伝」がヒットし、アニメ化にまで到った人気漫画化です。
コロコロとした可愛い絵柄が特長で、ドタバタギャグを得意としている……というかそういう作品しか描きません!

さてこちらの「ゲノム」、古賀亮一先生の原点とも言える作品です。
1997年から現在に到るまで掲載誌を移しながら連載され、今はコミックメガストアで連載。
成年向け漫画誌で連載をしてはいますが、直接的な性描写は一切ありません。
とはいえエロスを扱ったギャグはたんまりとありますのでお子様には薦めづらいですが!

ではどういった話かといいますと……
エルフの大学生エルエルは虫についての卒業論文を書くために人間界にやってきています。
居候しているのは小林という女性研究者の自宅。
そしてそこには謎のフリーダムエロスロボットのパクマンがなぜかすんでいます。
エルエルはパクマンのフリーダム具合に振り回されながら楽しくにぎやかに研究(?)の日々をすごすのでした。
……などという按配なのですが、そんなストーリーなど実際はあってないようなもの!
ナメクジの子孫でエルエル大好き雌雄同体のなっちゃんや、乱暴なダークエルフでエルエル大好き女の子のダクエルなどの多くのキュートな女の子と、変態街道まっしぐらでエルエルを嫁にしようと画策する人間大2足歩行バッタのバッタ16世などのセクハラ全開生物達が毎回なんらかの生物を主題にしたドタバタ日常をおくるだけの作品なのです。
ですがその台詞のキレやテンポのよさ、そしてギャグの面白さは凄まじいものがあります!
こういったものは本当に言葉では表現しづらいのですが、8Pのショート漫画のような形式の作品では並ぶものがないのではないかというほどの面白さ。
特にパクマンの暴走振りはツッコミなしでも十二分の面白さで、最終的には彼をみるだけでニヤニヤしてしまうほどですよ!

そんなわけで疲れや悩みも吹っ飛ぶハイテンポドタバタセクハラギャグ漫画、「ゲノム」は全4巻、入手が比較的容易な「新ゲノム」は2巻まで刊行中です。
シノブ伝しか知らないあなたや、テンションの高いギャグ漫画を求めているあなたに手放しでオススメです。
あなたもパクマンさんのハンサムぶりに酔いしれましょう!
さぁ、本屋さんにはしれっ!

新ゲノム 1 メガストアコミックス
コアマガジン
古賀 亮一

ユーザレビュー:
密度が濃すぎて読みに ...
パクマン節が冴え渡る ...
ワルイコの学習マンガ ...
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本日紹介いたしますのはこちら、「鬼太郎国盗り物語」です。
講談社さんのボンボンコミックスから刊行されています。

こちらの「鬼太郎国盗り物語」は1990年~1993年にかけてコミックボンボンに連載された作品を新装版として2007年に再発売したものです。
なんと言っても一番の特長は水木先生自身による鬼太郎としては珍しい大きな一本の流れのある長編ストーリー物だということでしょう。
俺はこれ以外に長編といえる鬼太郎はお化け旅行位しか知りません。
……知らないだけでもっとあるんでしょうけど……

ではどういった話かといいますと、これがまた水木先生らしい摩訶不思議な話です。
ムー帝国が復活し、日本に攻めてくるというのが主なあらすじなのですが、なんでやねん!といんちき大阪弁で突っ込みたくなるようなシーンが続出します。
なぜかムー大陸の刺客である怪物がどうみても生物なのに中はメカだったり、鬼太郎の兄とされる「寝太郎」が現われたり、が妖怪同士で相撲対決を始めたりします。
もうどこからどう見てもカオス。
水木先生ワールドが繰り出されまくりです。
なかでもあまりに刺激的過ぎる一コマがこちら。
画像

ええ、われらがバックベアード様です。
あまりに神々しすぎて……なにも……いえません……

さらっと流してしまいましたが、鬼太郎の兄という「寝太郎」の謎やムー帝国からやってくる強力な刺客の数々など見所はたっぷり。
ストーリーの整合性とかそういったものは水木先生には似合わない!
フィーリングで楽しみましょう!
なにより鬼太郎ファンには長く入手が難しい状態が続いた「鬼太郎国盗り物語」の入手が容易になったことだけでもうウッハウハですよね!
表紙は全巻作り下ろしのフィギュアの写真が彩り、なんだか豪華な気分。
こなきじじいの目が水色でキモイのが目印です!!

水木先生の作風にどっぷり漬かれる「鬼太郎国盗り物語」新装版は全5巻が好評発売中です。
アニメ映画公開も間近な今こそ一読してみるのもよろしいのではないでしょうか。
さぁ、今すぐ本屋さんに急ぎましょう!




本日紹介いたしますのはこちら、「ヴァイブ」です。
講談社さんのミチャオKCより刊行され、携帯コミックのMiChao!で連載されています。

作者のみやすのんき先生は80年代後半の美少女漫画ブームの一翼を担った漫画家です。
同時期に活躍していた遊人先生や山本直樹先生などと比べるとすこしばかり影が薄いような感もありますが、いまだ現役バリバリで精力的に作品を生み出し続けています。
代表作は「やるっきゃ騎士(ナイト)」「AV(あぶ)ない奴ら」等でしょうか。
まるっこいかわいらしい感じの絵柄と下ネタ多目のエロコメディを得意としています。

さて、こちらの「ヴァイブ」はいままでのみやす先生の作風とは一味違い、シリアスな要素の多い作品となっています。
その大まかな流れはこんな感じです。
誰かを激しく憎んでいる人間がいると、そこに謎の男VIBE(ヴァイブ)がやってきます。
そして彼は聞くのです。
「復讐しませんか?」と。
そして彼は奇妙な携帯電話を使い、奇妙な能力であっというまに復讐を遂げてしまいます。
あるものは痛めつけられ、あるものは社会的に抹殺され、あるものはその命を……

人知れず人の恨みをはらす、その話の作りはまさに仕事人のそれです。
復讐を果たす武器が携帯電話というのも現代的で、且つ掲載媒体が携帯コミックという背景を考えると非常に面白い設定ではないでしょうか。
ただみやす先生らしくエロス成分は多めなんですけどね!
第1巻に収録されている全ての話がセクシャルな恨みなのが流石だぜ!

みやす先生にその昔お世話になった方や、エロス+仕事人という響きに何か感じる方にオススメの「ヴァイブ」第1巻は好評発売中です。
20年以上にわたって美少女エロコメディを描き続けている大家の最新シリアス(でもエロ)作品をあなたも体験しませんか?
さぁ、今すぐ本屋さんにダッシュです!




本日紹介いたしますのはこちら、「漂流教室」完全版です。
小学館さんのビッグコミックススペシャルより刊行されています。

作者は勿論、楳図かずお先生。
言わずと知れた大ベテランの有名漫画家で、一世を風靡どころかホラー漫画とギャグ漫画で二世を風靡したといえるほどの大物です。
「漂流教室」「神の左手悪魔の右手」「私は慎吾」などのシリアスホラー漫画と「まことちゃん」などのお下劣ギャグ漫画の両方で成功を収めているというのはなかなかいない超逸材でしょう。
近年では中川翔子さんがファンを公言したり、例の新居の話題でお茶の間を騒がせていますが、本業であるはずの漫画業は「14歳」を最後に休止中。
ファンとしてはまた楳図先生の新作を読みたいと願うばかりです。

さてこちらの「漂流教室」。
2度にわたり映画化され、2001年には連続TVドラマ化までした作品なだけに、今更その内容を紹介するのもどうかと思いますが……本当にザックリと紹介したいと思います。
主人公の通う学校がある日突然一面の荒野が広がる死の世界にとばされてしまいます。
帰る手立てなど皆目見当がつかず、学校にそのときいた以外の人間は一切見当たりません。
生き延びる為に様々な手段を講じ頑張っていく主人公達。
ですがその世界はあまりにも過酷で、食料を巡るいざこざや伝染病の蔓延、奇妙な化け物の襲来などの様々なトラブルが続発し、どんどんと仲間達が倒れていきます。
やがてその世界の驚愕の真実が明らかになり、主人公達は自らのすべきことを見つける……
というお話です。

そして今回紹介している完全版です。
こちらは今まで刊行されていた単行本や文庫版からなんと総計181ページもの未収録ページを掲載ているのが最大の特徴です。
中身は大体、話のテンポをよくするためか削られていた雑誌掲載時の表紙らしきイラストや、連載時の話ごとの最後~次話の最初のような内容の被るページといったところでしょうか。
そのためいくぶん読みづらい印象を受けますが、やはり今までなかなか見ることのできなかったページを見ることができるというのはマニア心をくすぐってくれます。
装丁も凝っており、表紙には浮き出すような加工でタイトルが刻まれ、左側面の本の開く部分にも3冊並べたときに1枚になるようなイラストがプリントされています。
お値段は1冊1714+税円とお高めになっておりますが、700Pを超える分厚さに上質な印刷と値段に見合った仕上がりといえるのではないでしょうか。

今年は「おろち」や「赤んぼ少女」の映画が相次いで公開されるなどにわかにやってきた楳図先生イヤー。
例のアレでいろいろ大変そうな先生を励ます意味も込めて、伝説の作品を垣間見るのもいいのではないでしょうか。
時空を超えて繋がる母と子の絆に涙し、必死に生きる子供達の懸命な姿にまた涙する。
そして独自の楳図節もたっぷり堪能!
この作品を伝説といわずして何というのでしょうか!
さぁ、今すぐ本屋さんにダッシュです!

漂流教室 1 (1) (ビッグコミックススペシャル)
小学館
楳図 かずお

ユーザレビュー:
一気読みの価値はある ...
母と子の絆!●新しい ...
これがあの漂流教室か ...
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本日紹介いたしますのはこちら、「バキ外伝 疵面(スカーフェイス)」です。
秋田書店さんのチャンピオンREDコミックスから刊行されています。

作者は板垣恵介先生と山内雪奈生先生。
板垣先生は言わずと知れた本編、バキシリーズの作者で、こちらの作品では原作として参加しています。
山内先生は板垣先生のアシスタントで、自分の名前がクレジットされる作品はこちらが初となるようです。

さてこちらの作品、バキシリーズで大人気のキャラクターである花山薫を主役とした物語です。
バキ本編では語られることのなかった花山の過去や、「あれ?最近花山でてなくね?」と読者が思っていた時期に行われていた激闘などが描かれています。
生きていたころの母との思い出、父との別れ、素手で電車を横転させる花山以上の超巨漢の登倉竜士との戦いなど、花山を深く掘り下げるストーリーが展開。
ですが2巻の最後に収録されている話から大きなひとつの物語が始まることになります。
日本を闇から牛耳っているといっても過言ではない源王会の8代目、通称グランドマスターとの戦いです。
当初は一介の組長で、チビのオカマという外見からたいした敵ではないという認識でした。(作中の人物も読者も。)
ですが徐々にそのグランドマスターの恐ろしさが明かされていきます。
武器やの使用や不意打ちも辞さず、あらゆる手段を用いての戦いこそリアルファイトだというグランドマスター。
彼は部下を使って再三花山を襲撃させますが、花山は難なくそれを粉砕していきます。
そんな状況にとうとう我慢できなくなったのか、花山とグランドマスターの直接対決がとうとう実現しました!
一方の花山側の藤木組組長は、超一流の殺し屋として知られ、バキ本編でも死刑囚編に出てきた国松にグランドマスターの暗殺を要請します。
ですがなんと国松は得意とする暗殺術をグランドマスターに習ったと言い出したのです。
グランドマスターは国松の師であり、世の祭りごとを掌握している偉大な人物だと。
国松はグランドマスターの忠実な僕だったのです!
銃声が響き、藤木組組長は……
そして花山とグランドマスターの戦いはこれから、というところで衝撃的な幕引きを迎えます。
二人がにらみ合っていたそのとき、グランドマスターの合図とともに配置していた狙撃手の凶弾を浴び、花山は倒れ伏したのです。

登倉によって病院に担ぎ込まれる花山。
彼は敵討ちに行くといってその場を後にします。
花山の一大事をどこかから聞きつけたのか、御老公の手によってあのドクター紅葉が呼びつけられます。
緊急手術をしますが、紅葉をもってしても手遅れと言われてしまいます。
しかし花山はその驚異的な体力で一命は取り留めまが、重大な障害が残るだろうと宣告されてしまいます。
そんな大掛かりな手術をしたまさに直後。
花山は病院から姿をけしました。
全身に包帯を巻き、支え無しでは手ってすらいられない姿で花山は歩いていました。
劣化のごとき怒りをその目に宿して……

と、そんなところで第4巻は終わっています。
その後街中で倒れてしまったところでなんと事情により連載が終了。
未完となるのかと思った矢先に今年の夏ごろ、週刊少年チャンピオンにて今秋連載再開のアナウンスが入りました。
10月現在追加のアナウンスはありませんが、予告どおりならそう遠くないうちに連載が再開するはずです。
(正直な話、現在チャンピオンは5週連続新連載を開始している最中で、そのリスト内にはいっていないので11月いっぱい=秋の復活は無いと決定したようなものですが……)
花山ファンはものすごく気になるところで終わっていたこの作品を待ち望んだはず。
とにかく期待して待つしかありません!

というわけでバキシリーズファン大注目の「バキ外伝 疵面」は第4巻まで発売中です。
今まで未購入だった方も連載再開を前に購入して予習しておくのもいいかもしれませんよ。
最近のバキ本編より面白……
……さあ、本屋さんに急ぎましょう!

バキ外伝疵面-スカーフェイス 1 (1) (チャンピオンREDコミックス)
秋田書店
板垣 恵介

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破壊力=体重×スピー ...
うーん???どうなの ...
板垣さんも花山さんも ...
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