3階の者だ!!

DEBがお送りするネタバレありのコミックス紹介ブログです。 短編物では一話にスポットを当てて、長編物ではこの後どうなるの?と言うところまで紹介しているつもりです! ※作品記事につきまして、権利者様が問題があると感じられた場合はご一報ください。対応いたします。

画像

本日紹介いたしますのはこちら、「ハーメルンのバイオリン弾き~シェルクンチク~」第6巻です。
スクウェアエニックスさんのヤングガンガンコミックスより刊行、ヤングガンガンにて連載されています。

作者は渡辺道明先生。
本作の紹介は「渡辺道明」のテーマにてまとめておりますので、そちらもご覧くださいませ。

辛い運命を乗り越えるため、グレートとシェルが絆をより深めた第5巻。
ですが、ハーメルの元へシェルを改造したゴローリア帝国の刺客が現れ、戦火は広がり続けています。
そんななか、魔法学院の合宿が続いているグレートとシェルの前に、彼らを目の敵にしている剣士、ティナー・サックスと怪しげな男、ゴスペルが姿を現したのでした!

グレートに剣を突きつけるティナー。
眼帯を外して魔王化しろ、そうすれば俺が葬ってやると迫るティナーですが、グレートはきっぱりと拒否。
ですがティナーはいずれその魔王の血が暴走し、惨劇を繰り返すに違いないとグレートを威圧……したかと思うと、今度は一転して寂しげな顔をしてそうなる運命なんだと呟くのです。
その感情の動きと瞳の奥のわずかな気配を察知したグレート、ティナーに魔族の血が混じっているのかと尋ねてみました。
どうやら図星だったようで、ティナーはあからさまにうろたえます。
……そういえばコルネットって魔族化してましたっけ……ほとんどギャグだったアレがここまでシリアスな展開を招くとは……
ともかく同じ境遇であるグレートは、いつか目覚めるかもしれない魔族の血にお前もおびえているんだろうとズバズバ切り込みます。
ティナーには何らかのトラウマがあるようで、ますます顔色は悪くなっていくばかり。
そんなティナーに声をかけたのはシェルでした。
彼もまた呪われた運命を背負ったもの。
自分も恐怖や悲しみに負けそうになったが、仲間と一緒ならばそれに勝つ勇気が湧いてくる、グレートとティナーの境遇は似ているのだから、もう仲間のようなものじゃないかと励まそうとしたのです。
ところが事情を知るはずも無いティナーは剣を突きつけて激高!!
シェルの運命など取るに足らんものの癖にと怒り狂ったのでした!

そんな一触即発の状態を破ったのは、薄気味悪い笑い声をもらしていたゴスペル。
冷静さを失っているティナーを
画像

右腕の軽い一撃で吹き飛ばしたのです!!
そしていきなりお前ら馬鹿じゃないのと無礼な軽口を叩き始めました。
ゴスペルだと思われていた彼は懐から無残なゴスペル本人の生首を取り出し、こいつもお前らの中では強かったらしいが、簡単に引きちぎってやったと笑い出します!
さらにその男、どうもシェルを昔から知っている様子。
失敗作のお前がここまでやるなんて驚いた、といいながらフードを取ったその下はシェルの目の前で改造されたかつての友人、ロベルトだったのです!
ゴスペルのフードを脱ぎ捨てたロベルトの体は、シェルと同じ人形のような体でした。
彼もまたどちらかといえば改造は失敗に終わったらしいのですが、新たな技術によって物凄い力を手に入れたのだとか。
そして懐から奇妙な注射器を取り出します。
その中身はなんと「大魔王の血」!!
画像

ノクターンなる科学者の技術によって造られたこの特殊な道具で、ロベルトの体はみるみるとおぞましい体へと変貌しました!
さらにどこからともなく大量の黒い妖精を呼び出し、魔王の血の保持者であるグレートをさらおうと襲い掛かってきたのです!!!

たちまちパニックになる合宿場。
生徒達は次々と餌食になってしまい、ロベルトの強大な力でグレートたちもまた窮地に追い込まれてしまいます。
抵抗するグレートを連れ帰ることをあっさりあきらめ、血は培養して増やせばいいかと血液を抜き取ろうとするロベルト。
そんなかつての友人の蛮行を必死に止めようとするシェルですが、ロベルトは懇願に一切耳を貸さずにシェルの左腕を引きちぎり、皆に好かれていたお前が昔から嫌いだったといいながら痛めつけるのです。

もはや死を待つばかりかと思われたその時、やってきたのはビィオーネとブラーチェのストリングス姉妹。
彼女達も奮闘するのですが、悲しいかな実力の差は歴然。
ですがどんなに痛めつけられてもあきらめず、抵抗を続けます。
中でもシェルに好意を持つ妹のブラーチェは、握りつぶされそうな窮地に立たされても弱音一つはかず、

画像
シェルならば運命を変えられると主張!
そんな彼女の想いを聞く一同、どんなに助けに行きたくとも戦闘などで残念ながら彼女を救いに向かうことができません。
しかしたった一人だけ動ける人物がいました。
それはシェルが改造された能力を使って戦うことを受け入れなかった妖精のピロロです。
シェルの体を蝕むスピリットアーツの使用をためらう彼女ですが、ブラーチェの叫びとシェルの強い意思によって運命を変えるためにシェルを信じて戦うことを決意。
黒妖精に阻まれそうになりながらも戦いによって地面に転がっていたバイオリンを手に取り、グレートへと届けたのです!
画像


グレートの奏でる魔曲によって状況は一変。
それぞれが体に力をみなぎらせ、何より戦う、信じる勇気を滾らせて黒妖精たちを撃破します。
それでも破れかぶれになって襲い掛かってくるロベルトに対し、正面から迎え撃つシェル&ピロロ。
その二人に力を与えるグレートの魔曲は……「運命」です!!
魔曲の、妖精の、人形の力は見事なハーモニーを奏で、今までにない凄まじい力を発揮!
画像

新たな技、「交響曲運命(シンフォニア=シェルクザールス)」が炸裂し、ロベルトどころかごまんといた黒妖精たちを森もろとも焼き払ってしまったのでした!
その上、何らかの力が目覚めたのか、あるいは3つの力が合わさったことで何かが作用したのか、シェルの身にもピロロの身にも技を使ったことによる異常な消耗はなし。
窮地を脱した上に、新たな戦闘技術と信じる勇気を手にすることが出来たのでした!

と言うわけで、急展開となった合宿編が終了する今巻。
ですが、学園に戻った後も激動の展開は連続!
体の秘密が知られてしまったシェルは周囲から白い目で見られた上、理事長の呼び出しを食らいます。
さらにそれだけでは終わらず、まさかの人物と遭遇して厳しすぎる戦いを強いられることに……
衝撃の続く本作ですが、これからもどんどん責める展開が続くようです!!
ちなみにギャグ成分も勿論忘れられてはおりません。
先ほどの大逆転を生み出したシンフォニア=シェルクザールスが披露された直後、
画像

その威力でグレートが燃え盛ったりします。
流石に超シリアスなバトルの最中には差し込めなかったようですが、ひと段落付いた隙にギャグを飛ばすその心意気はステキ!
カバー下本体にも2Pのギャグ漫画が描き下ろされており、オマケでもギャグ分が補われておりますのでご安心ください!!

今巻も新たな展開を迎える「ハーメルンのバイオリン弾き~シェルクンチク~」第6巻は全国書店にて発売中です。
ドンドンとシェルの物語が進行していく本作。
グレートの影がドンドン薄くなっていき、なんだかギャグ要員にされてしまっているような気がするのですが……
その辺もまた今後に期待というところでしょうか!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


ハーメルンのバイオリン弾き ~シェルクンチク~(6) (ヤングガンガンコミックス)
スクウェア・エニックス
2011-01-25
渡辺 道明

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ハーメルンのバイオリン弾き ~シェルクンチク~(6) (ヤングガンガンコミックス) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



画像

本日紹介いたしますのはこちら、「東海道四谷怪談 日本の妖異」です。
集英社さんのホーム社漫画文庫より刊行されています。

作者は水木しげる先生。
水木先生の作品紹介は、「水木しげる」のテーマにてまとめておりますので、そちらなどもよろしければご覧くださいませ。

さて、本作は74年に学研劇画文庫「日本の妖異」シリーズの一冊として描き下ろされた作品を、何度目かの新装版として発行されたものです。
前回の発行から実に16年半ぶりの刊行となる本作ですが、内容はタイトルどおりかの名作四谷怪談を水木先生が描いたものとなっています。
が、お話は実物とはガラッと違うアレンジが施されており、正直ほとんど別の作品になっているのです!
ちなみに脚本協力として「死神大戦記」などでもタッグを組んでいた宮田雪先生の名前もクレジットされています。
どの程度宮田先生の手が入っているのかはわかりませんが……もしかしたら水木先生が走りがちな下ネタの制御をしてくれていたり……しませんかね?

で、四谷怪談といえばあの有名なお岩さんが伊右衛門に騙されて醜い姿にされ殺されてしまい、その復讐として祟り殺す……と言ったお話であることは皆さんご存知であると思います。
そのシーン自体は本作にもあるのですが、そこに至るまでその後、さらに祟られ具合なんかのすべてがかなり違ったものに!
読み始めていきなりこんな話だったっけ?と首を傾げてしまうこと必至です!

ではその内容を紹介していきましょう。
まず第1章の表紙に描かれているのが
画像

なんか妖怪。
なんとこの四谷怪談、妖怪たちの内輪もめが全ての発端になっているのです!
妖怪たちは年に1回、妖怪の王様である大鬼のもとに集って祭りをやるのだそうで。
その進行役は各種族が持ち回りでやるのですが、今年は「竜」と「天邪鬼」の一族が任命されていました。
ところが天邪鬼一族は竜一族が大嫌いでして、この機会を利用して竜一族をねだやしにしようとしていたのです。
そこで天邪鬼は竜に嘘の作法(おしっこで身を清める、とか!)を教え込み、祭りの本番で大恥をかかせ、大鬼の前で自分達に襲い掛かってくるように仕向けました。
それを見た大鬼は、神聖な祭で牙を剥いた竜一族に激怒。
天邪鬼一族に竜一族の討伐を命じたのです!

大義名分を得た天邪鬼一族は竜一族をあっさり全滅させてしまいます。
しかしたった一匹だけ、虐殺から逃れた竜がいました。
そして彼はその身を隠すためか、人間の体を借りて人間の世で生活。
天邪鬼一族もその事実に気が付き、隠れた竜を探すために1人の天邪鬼を人間界に差し向けたのでした。

ここで場面が変わり、ようやく伊右衛門が登場。
しかもこの伊右衛門、どうやらあの赤穂浪士のようです!
ですが当の伊右衛門、打倒吉良に燃える一同とは違ってまったくやる気がないようで、
画像

愛するお岩さんとの結婚と、江戸でののんびり暮らしに思いをはせている始末。
必死こいてあだ討ちしても待っているのは切腹なんてお先真っ暗だよ!という武士からぬ考えをお持ちです。
あだ討ちしようよと盛り上がる皆さんからの景気づけのお誘いを、てきとうに言い訳をして断った伊右衛門。
その場は何とか逃げることが出来たのですが、大勢の仲間にあだ討ちなんて無駄だ!と1人だけ主張するわけにも行かないわけで。
結局はやむなく吉良打倒の血判状に署名をさせられてしまうのでした。

コレはもうボヤボヤしていられないと思った伊右衛門、手土産を手にお岩さんのおうちへ向かいました。
娘さんを僕にください!というヤツです。
ですがお義父さんは伊右衛門が血判状に名を連ねたことを知っており、武士道に名を連ねるものの癖にいろはもわかっていないのかと袖にされてしまいました。
タイミングが悪かったと嘆きながら自宅に帰る伊右衛門。
するとそこに変な顔をした男が擦り寄ってくるではないですか。
画像

男の名は権兵衛。
お岩の家で働いている男なのですが、実はその正体、例の人間界にもぐりこんだ天邪鬼。
どうも竜一族の生き残りがお岩の中にいるらしいと目星をつけて密かに様子を窺っていたのです!
権兵衛は言う衛門を利用してお岩を亡き者にしようと考えているようですが、自分との契約書にサインをすればお岩と結婚できるよう取り持ってやろうとささやきかけてきます。
この漫画のお岩さんは超美人で、惚れまくっている伊右衛門はいちもにもなくそれを承諾。
それでは早速と、結婚するための作戦を耳打ちします。
その作戦はお岩の父親を殺害し、それを吉良関係の仕業だとでっち上げ、そのまま仇討ちと証してお岩(とその妹)を連れて江戸に行ってしまう……というもの。
伊右衛門は日ごろお岩の父を自分の父だと仰いでいると嘯き、なし崩し的にお岩と夫婦関係になってしまうという算段なのです!
先ほど妖怪の契約書にサインをしたことで伊右衛門の心も悪魔のように変貌していて、躊躇なくこの悪行を行う伊右衛門。
狙い通り物事は運び、伊右衛門は無事お岩を手に入れつつ赤穂浪士の仇討ちからもおさらばして江戸へと向かうのでした。

その様子を見ていた1人の僧侶。
彼はこの事件を見たことがきっかけでなんかに目覚め、修行をして凄い能力を手に入れたようです。
そして何かに導かれるように妖怪と出会い、彼らの隠れ里へと案内されます。
そこには妖怪界からもはみ出しものにされた妖怪たちがすんでいたのですが、その只中に1人の人間の少年が寝かされていました。
画像

道に迷っていたところをここの妖怪が助けたらしいのですが、どうもこの少年の中には別の魂が宿っている様子。
……読者的に考えれば竜の一族の生き残りとしか考えられないわけですが、事情を知らない僧侶はとりあえずその魂を追い出すことに。
ひたすらそのための護摩法の行に入るのでした。

江戸に来た伊右衛門は飲んだくれの毎日を送っていました。
ですがそこで運悪く赤穂浪士の一人と出会ってしまいます。
もうお前なんてたよらねーよ的なことを言われる伊右衛門ですが、もしまだ武士の魂が残ってるなら近々やってくる与茂七という男を介して連絡してこいとも言われました。
仇討ちなんてまっぴらだと気のない伊右衛門ですが、それを効いていた権兵衛は飛び上がります。
何故なら与茂七は権兵衛が焦がれていたお岩の妹の許婚だからです!
そこで権兵衛、金が欲しい、仕官がしたいと嘆く伊右衛門をそそのかし、仕官させてやるから与茂七をぶっ殺せと指示。
画像

悪魔に魂を得ってしまった伊右衛門はそれを受け入れてしまい……
このまま伊右衛門はどんどんと暴走をしてしまうのでしょうか!?
竜の一族の生き残りは?
権兵衛はどうやって竜一族と思い込んでいるお岩を殺すのか?
そもそも四谷怪談の怪談部分はいつになったら差し掛かるのか!?
もともと忠臣蔵のスピンオフだったらしい四谷怪談に忠臣蔵要素がはいってくるのはともかく、なんだか妖怪同士の確執まで混ぜ込まれ、全然別物になってきた四谷怪談はどんな結末を迎えるのでしょうか!!

というわけで、もはや原型をかろうじてしかとどめていない本作。
四谷怪談といえばお岩さんの幽霊ですが、そのお岩さんが幽霊らしい幽霊として出てくるのはわずか1コマしかございません!
伊右衛門も原作とは二味くらい違う呪われ方と死に方をするのですが、そこからもまた原作とは大きく違っているのもポイント。
本作の伊右衛門は天邪鬼のそそのかしさえなければ単なる小心者の普通の人だったようで、普通にお岩さんを愛していた様子。
そんな原作とは違った情状酌量の余地がある彼と、妖怪の策略に巻き込まれてしまったお岩(と飼い猫)にそれなりのハッピーエンドが用意されているのです!

水木版四谷怪談といえるオリジナル展開が連続する「東海道四谷怪談 日本の妖異」は好評発売中です!
四谷怪談に代表される、日本の怪談にはつき物のおどろおどろしさがほとんど皆無な本作。
流石は水木先生というところですが、完成された名作を躊躇なくアレンジし、その上救いのある結末にするところこそが凄いのかもしれません!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!


……そう思う方はあまりいらっしゃらないと思いますが、この作品を読んだから四谷怪談の内容はバッチリだぜ!とだけは思わないようにお気をつけください……!


東海道四谷怪談 日本の妖異 (HMB M 6-9)
ホーム社
2011-01-18
水木 しげる

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 東海道四谷怪談 日本の妖異 (HMB M 6-9) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



画像

本日紹介いたしますのはこちら、「ひみchuの文子さま」第2巻です。
秋田書店さんのチャンピオンREDコミックスより刊行、チャンピオンREDにて連載されています。

作者はマツリセイシロウ先生。
本作のは「マツリセイシロウ」のテーマにて紹介をまとめておりますので、よろしければそちらもご参照ください。

さて、セレブの集う学校でやんごとなきお嬢様とともに同人ゲームを作ることとなった廉太郎。
なんだかいろいろありながらもにぎやかで楽しい日常を送る錬太郎ですが、どうも同人ゲーム製作のほうはイマイチ進まないのでした。

ある日、教師の身で未だ中二病全開な嵐のもとへお客さんがやってきました。
かつての大親友2人が十年前に埋めたタイムカプセルを掘り出すためにです。
やってきたその2人ですが、どうも廉太郎は彼女達の顔に見覚えがあるような気が。
画像

それもそのはず、世界的に有名なチェロ奏者と、ゴイスな賞の受賞者である有名小説家だったのです!
ところがこの2人、どうも昔を懐かしむために来たふうではありません。
彼女達の口から発せられたのは、過去を掘り起こしに来たのではなく、葬りに来たのだという言葉だったのです!

どうも彼女達、この学校の学生だった頃は嵐とともに酷い中二病をわずらっていたようで、一緒に妄想キャラになりきって遊んでいた(?)ようです。
現役バリバリな嵐とは違い、真っ当な道を歩み始めた上に社会的地位も確立した2人にとって、学生時代の重いではまさに黒歴史。
ましてや何を入れたのかは思い出せないとはいえ、タイムカプセルの中に入れたであろうその頃の思い出の品などという形のある証拠が世間に知られてしまえばこっぱずかしいことこの上ありません。
嵐から連絡を受けるまでもうすっかり忘れていたタイムカプセルの存在ですが、ここは何とかして闇に葬らなければと思い立ったわけです。
ですが、タイムカプセルを埋めた場所を知るにはとある儀式をしなければならないのだそうで。
2人は葬りたい恥ずかしい記憶の中のいでたちに再び身を包まされるはめになってしまったのでした!

かつて学生時代にノリノリで作ったであろう儀式は、いろいろな意味で大人になった今現在やるのは厳しすぎるもの。
そもそも卒業後十年も経った今、そんな儀式の呪文がすらすらと出てくるはずが
画像

……ありました。
嵐の言葉ではありませんが、青春を捧げた儀式は魂に刻み込まれてしまっていたようです!
で、この儀式で出来た影から北に30歩のところにカプセルは埋めてあるそうで。
廉太郎がその場に向かうのですが、北に20歩地点から先には新校舎が立てられており、目標地点に踏み込むことができなくなっていたのです!
もしかしたら何かの間違いかもしれないからもう一度儀式をしようと言う嵐ですが、2人は何のためにあんなことをしたのかとそりゃもう肩を落としまくり。
そして差し伸べられた嵐の手を振り払い、
画像

アンタなんかと友達になるんじゃなかったとまで言い放ってその場を離れて行きました。
絶望に打ちひしがれる嵐。
ですがその時、廉太郎の元へ声をかけてくる男が現れました。
某有名メーカーの有名シリーズに出てきたような気がする見た目のその男、この学校の事務員だそうで、なんと新校舎工事のときに掘り出されたタイムカプセルを預かっているというではないですか!
ところが嵐はそれを処分してくれと言い出します。
これは悪しき波動の罠だったんだといつもの調子で理由をつけて去っていく嵐ですが、その背中にはやはり寂しさがにじみ出ていて……
廉太郎も強くは言えず、その背中を見送るしかないのでした。

が、そのカプセルの中身は一応廉太郎が回収したようです。
とはいえ無事だったのは一枚のCD-ROMのみ。
話を聞いた文子さまは、躊躇なくそのCDを起動!!
すると中に入っていたのは……

後日、タイムカプセルが見付かったということで例の2人を呼び出した文子さま。
嵐も同時に呼びつけていて、3人の前で件のCDを起動させます。
中身はどうもゲームのようです。
それはRPG製作ソフトによって嵐たち3人が作ったRPG!
3人が当時入れ込んでいた妄想キャラの妄想バトルを、そのままRPGに落とし込んだものだったのです!
何だかんだいってプレイしてみるとどうしても思い出話で盛り上がってしまう3人。
わいわい楽しくやっているうちに、けっこうあっさりラスボスまで撃破してしまいました。
そうなれば当然流れるのはエンディング。
最後に表示されたメッセージは、「10年後のわたしたちへ 大予言」というもの。
そしてその大予言はこう締めくくられていました。
画像

「きっと ずっと 仲間」。
そのメッセージを見た3人の胸中には様々な思いが甦ってきたようで……
2人は嵐に対して、先日の非礼のことを切り出すのでした。

そんな様子を見て、廉太郎にもある気持ちが湧きあがります。
それは、やっぱり自分も文子さま達と一緒にゲームを作りたい、と言う気持ちです!
やる気を出してみれば物事は過酷ながらも実に順調に進み、ゲーム製作は瞬く間に完成間近に。
ところが最終段階になって大問題が発生してしまったのです。
文子さまの超潤沢な資金を活かして作られた、体感型入出力装置。
要するに使ってプレイすれば眠りに付き、その意識がゲームの世界の中に入ったかのようになる装置です。
ですがそれを使ってデバックを始めた嵐、ハジメ、そして文子さまがいつまで経っても目を覚まさないではないですか!
画像

一体ゲームの中で何が起こったのか?それを調査するために、思い切って自分も装置を使ってゲームをプレイする廉太郎。
文子さま達が目を覚まさない理由とはなんなのか。
その事実をした時、廉太郎が取る道は?
やんごとなき同人ゲーム製作ストーリー、ついに完結です!!

というわけで、完結を迎えた本作。
いつものような同人製作にかかわっているようないないような日常話が続いていく本作ですが、そんなうちの一話から一気に最終回へと持ち込まれていきます。
急展開に見えなくもありませんが、無理なくまとめられているいい最終回を迎えていますのでご安心を。
最終回後の廉太郎は相当大変そうですけどね!
そんな廉太郎も今巻では引きこもりになりかけたりプロになりかけたりと色々苦労続きでしたが、何とか報われたといえるかもしれません!
最終回以外はほぼ通常営業ということで、エロス要素のほうもバッチリ。
入浴シーンに全裸やら着衣のまま下着だけの脱衣やら、
画像

そつなく取り揃えております!

同人ゲーム製作も間近となり、完結となる「ひみchuの文子さま」第3巻は全国書店にて発売中です。
度重なる障害(?)を乗り越え、いよいよ完成する同人ゲーム。
そのゲーム製作の最後に潜んでいた障害を廉太郎はどう乗り越えるのかをその目でご確認ください!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!


ひみchuの文子さま 3 (チャンピオンREDコミックス)
秋田書店
2011-01-20
マツリ セイシロウ

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ひみchuの文子さま 3 (チャンピオンREDコミックス) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



画像

本日紹介いたしますのはこちら、「黄昏乙女×アムネジア」第4巻です。
スクウェア・エニックスさんのガンガンコミックスJOKERより刊行、ガンガンJOKERにて連載されています。

作者はめいびい先生。
本作の紹介は「めいびい」のテーマにてまとめておりますので、よろしければご参照ください。

さて、第3巻で「呪い石」なる七不思議の調査をすすめた貞一たち。
そこに記されていたことから、夕子はおそらく疫病を鎮めるための人柱になったのではないかという予想が導き出されました。
ですがそれならば何故この世に未練があるものがなる幽霊となっているのか。
そんな疑問と、全ての謎が判明してしまったらもう貞一と一緒にいる理由がないと言う事実にモヤモヤした思いを隠しきれない夕子の気持ち。それに呼応したかのようにおぞましい姿をしたもう一人の夕子が現れたのでした……

学校に蔓延する夕子の噂。
以前からまことしやかに(まことなんですけど)ささやかれていたわけですが、夕子とは別のゆうこの噂が広まりつつありました。
まるでおぞましいもう一人の自分に恐怖する夕子の不安をあおるかのようなその噂は、まさにリアルタイムで進行中。
それは2年A組に在籍すると言う有子に関しての噂です。
何でも彼女は例の夕子の生まれ変わりだと言われており、そのせいでいじめられていたのだとか。
そんな彼女が夏休み中死んでしまったらしいのですが、死んだはずの彼女が学校内で見かけられていると言うのです。
しかも彼女のいじめの先頭に立っていた、同じクラスの零子の机に「ただいま」という文字が刻み付けられていた……とのこと。
貞一は流れでその調査に乗り出すことになったのですが、夕子もまた意外な形でかかわることになってしまうのです。

もう一人の自分と、自分がいなくても小此木や霧江と仲よさげにしていることに怯えを感じていた夕子。
おぞましいもう一人の自分がささやく、「わたしを思い出して」という言葉に恐怖にも似た感情を抱きながら歩いていると、突然目の前に1人の少女が現れました。
そしてその少女は、普通の人が見ることができないはずの夕子の姿を見、驚愕の表情とともに倒れこんだのです!
この少女こそ、噂の渦中にいる零子です。
机に刻まれた文字のほか、知らないうちに自分の身の回りのものが移動しているなどの異常に加え、有子が帰ってきたという噂。
そんな疲れきった神経が作用したのかどうかはわかりませんが、とにかくそのせいもあって彼女には有子が見えてしまった様子。
事情を知った夕子は何らかの勘違いで死んだ人間に怯えているのなら何とかなるかもしれないと零子の様子を窺うことに。
ですが、零子が友人の妻鹿にゲタ箱まで送ってもらおうとしたところ、
画像

有子がその姿を現したではないですか!
妻鹿に逃げろと促され、慌ててその場から逃げ出す零子。
有子と2人きり(夕子はいますけど)になった妻鹿ですが、なんだか様子が変です。
なんと姿を現した有子は
画像

うまくいっているようだと笑顔を作るではないですか!
どうやら有子は妻鹿と協力し、死んだという噂を流して自分を夕子のうわさに絡めていじめをしていた零子に復讐をしていたのです!
幻覚まで見たのだからもう十分だろうという妻鹿ですが、有子はもう一度だけと提案。
本当に最後なんだなと念を押し、妻鹿もその提案を受け入れました。
そんな一部始終を見ていた夕子。
すべてをしった彼女の心中は暗く沈んでいました。
いじめの原因も、復讐の手段も、全て「自分」だということに……

貞一達も調査を進めることで妻鹿へとたどり着き、事情を聞きました。
妻鹿が自分を信頼している零子を騙している、という複雑なこの事件は、零子が妻鹿の事を好きで、妻鹿は有子のことが好き、といういろいろな思慕が絡んで招いたことのようです。
丁度その時、妻鹿の元へ電話がかかってきました。
それは零子からの電話で、「わたし…有子にあやまらないと」という言葉だけが聞こえてきます。
零子はあのあとまた夕子を目撃してしまい、それを有子だと勘違いしてさらに怯えてしまったのでした。
そして有子が妻鹿にも要求していたらしい自分が好きならば体育館の2階から飛び降りてみろ、という言葉を実行しようとしていたのです!
ピンと来た妻鹿は慌ててそれをとめようと駆け出しました!
画像

ですが、駆けつけた妻鹿を待っていたのは意外な結末!
そして、夕子にとってはあまりにも残酷な言葉だったのです!!

その事件をきっかけに、いつも異常に妙に貞一にべたべたしまくるようになった夕子。
小此木などに対して嫉妬の気持ちまでむき出しにして、なんだか明らかにおかしいです。
霧江にそのことを話そうとするのですが、その前に霧江はもう一人の夕子、影夕子についての推論を語り始めました。
その話をしていた2人に夕子はそっと近づき……
画像

貞一を階段から突き落としたではないですか!!
夕子は一体何を考えてこんなことをしたのか?
夕子の様子が明らかに変わったことに関係するであろう、影夕子とは一体なんなのか?
突き落とされた貞一の安否は?
物語は一つの段階を終え、新たな展開を迎えることになりそうです!

というわけで、もうひとつのゆうこの噂によって事態が急速に変わっていく今巻。
今巻は夕子が主役となり、幽霊である自分と、影夕子の存在、そして貞一に対しての感情で揺れ動く様を見せてくれます。
第3巻から始まっていた影夕子をめぐるアレコレは完全解決こそ迎えていないものの、一段落はつきました。
謎はまだ多く残されていますが、そのあたりは今後明かされていくことでしょう!
あとがきによれば今巻で折り返しくらいだそうで、全貌が明らかになるのもそう遠いことではなさそうです!
そして恒例のいちゃいちゃシーンも勿論健在。
今回はシリアス成分大目ですのでその絶対量こそ少な目となっておりますが、
画像

膝の上に座りながら授業を一緒に受けてみたりとその積極性はうらやましい限り!
その上今巻では小此木が貞一を意識し始めちゃったりして、
画像

「あーん」状態にまで持ち込みます!
やばいよ霧江さん!ボヤボヤできませんよ!!

もうひとりのゆうこが夕子を悩ませる、「黄昏乙女×アムネジア」第4巻は好評発売中です!
夕子よりも恐ろしいかもしれない有子の企みが描かれた本作。
幽霊よりも本当に恐ろしいのは生きている人間だ、とはよく言われますが、今回はガチで生きている人間に有子さんがへこまされてしまいます!
まあ止めを刺したのはその有子ではなく、他ならぬあの人なわけですけども……
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!



黄昏乙女×アムネジア(4) (ガンガンコミックスJOKER)
スクウェア・エニックス
2011-01-22
めいびい

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 黄昏乙女×アムネジア(4) (ガンガンコミックスJOKER) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



画像

本日紹介いたしますのはこちら、「真マジンガーZERO」第4巻です。
秋田書店さんのチャンピオンREDコミックスより刊行、チャンピオンREDより刊行されました。

作者は原作が永井豪先生、脚本・作画が田畑由秋、余湖結輝の両先生です。
本作は「田畑由秋・余湖結輝」のテーマにて今までの紹介をまとめておりますので、そちらもお暇などございましたらご覧ください。

過酷な戦いの歴史がまとめられた「マジン大戦」。
そこに映し出された真実は、ミネルバが最良だと思っていたこの世界からは予想もしていない壮絶なものでした。
50億の人間が無残にも殺され、量産型マジンガーとともに挑んだ最終決戦もほぼ全滅。
ですがマジンガーZの活躍のおかげで最大の恐怖であった機械獣は何とか全機撃破に成功し、甲児はDrヘルとの一騎打ちに持ち込みます。
しかしその戦いで甲児はヘルの攻撃をまともに食らってしまい、その命を落としてしまっていたのです!!

今際の際に、「俺たちの勝ちだ」と言い残して死んでいった甲児。
この決戦はジリ貧になった人類が逆転勝利を狙ったものではなく、時間を稼ぐことが最大の目的だったのです。
その目的とは、光子力による巨大電磁ネットの展開のためのエネルギー充填!
ギリギリのところでネット展開が間に合い、世界はヘルの支配する地球と、半径200kmのごく小さな人類の砦とに分けられたのです。

時は戻って現在、苛烈な事実が記録されたマジン大戦の上映中にヘルの機械獣がやってきたと言う警報が鳴らされました。
命がけで展開されたこの電磁ネットは、機械獣のような巨大な物体の通過は阻むものの、対電磁装備を固めた人間サイズのものならば難なく隙間から通り抜けることができてしまいます。
しかもその機械獣ですら、ヘルは1週間かけて押し広げると言う方法を編み出して侵入を許してしまっているのです!
そのおかげで機械獣は週1と言うルールができていたわけですが……今回の機械獣はいつもとは雰囲気が違います。
突入してきた機械獣は、なんとあしゅら男爵が自身を改造してもらってと生まれ変わった、
画像

機械獣あしゅら男爵!!
このあしゅら男爵は今までの機械獣とは比較できないほど強力なのですが、それはあしゅら男爵のヘルに対しての愛……だけの強さではありませんでした。
マジンガーの超合金Zの装甲もやすやすと貫くバロンニードル、ロケットパンチをも耐え切る強力な装甲。
なんとこのあしゅら男爵、先だってのマジン大戦のさい散っていった量産型マジンガーに施されていた超合金Zメッキを剥ぎ取って精製し、ボディの50%を超合金Z製にしているのです!
50%とはいえ、超合金Zは超合金Z。
あしゅら男爵の執念もあいまって、マジンガーは一気に劣勢へと追いやられてしまうのでした!!
画像


その戦いの前、あしゅら男爵は甲児にこんなことを言っていました。
お前はヘルに殺されて死んだはず。だが戦わせるために無理やり兵器として生き返らされたのだろう?と。
甲児は仲間が呼ぶならば、腕をちぎられようが死のうが機械の体になろうが俺はいつでもやってくる!と返したのです、が……
死んだ甲児はなぜこうして当たり前のように生きているのでしょうか?
その事実も、読者と同様にこの世界にとっての来訪者であるミネルバが、光子力研究所にアクセスして情報をダウンロードしたことによって明かされたのです。

マジン大戦の激闘の末致命傷を負った甲児。
泣き叫ぶさやかですが、甲児の完全な死亡が確認されてしまいます。
やがてお別れを決意したのか、そっと甲児のなきがらに口づけをするさやか。
ですがその時、明らかな異常を感じました。
死後何時間もたっているのにまだ暖かく、
画像

そしてなぜか甲児の体がブレて見えたのです!
どうやらそれは目の錯覚ではなく、弓教授もその事実を確認。
そこでもう一度詳しく検査してみると、死後8時間以上がたっているのに死後硬直などの変化が一切見受けられず、その上脳細胞はほぼ劣化がないと言う事実が明らかに。
いうなれば、時間が止まっている、とでも言うような事実が。
この状況がまだ続くならもしかしたら甲児は甦れるかもしれない、と弓教授は言います。
ですがその手段とは、全身をサイボーグ化するという衝撃的なもの。
施術すると言うことは、人間かどうかも怪しい手術を施してまで戦わせるということで……このまま死なせてあげたほうが甲児にとっては幸せなのかもしれません。
しかしそれでも、さやかがえらんだのは……

甲児は目を覚ましました。
死んでいた時も幽体離脱のような感じで周囲の状況がわかっていたと言う甲児、自分の体がどうなったのかも理解はしているようです。
自分を生き返らせてくれたことに対してか、彼女の涙に対してか、さやかに礼を言った後、甲児は勇気を振り絞って自分の体を確認。
そして起き上がります。
甲児の体は
画像

生きていた時とは似ても似つかない、それこそロボット化サイボーグのような姿へと変貌していました。
普通の人間ならばこの姿を見てしまっては精神の均衡が取れなくいでしょう。
脳とわずかな神経系以外は機械の体となった甲児。
鉄の精神力で何事もないかのように振舞ってはいますが、「これこそが本当の自分だ」と言う実感を保てなければアイデンティティが崩壊してしまいかねません。
そんな苦労まで背負わせることはできないと考えた弓教授達は、ある仕掛けを施したのです。
ですがそれを使うには、生前の自分を詳細にイメージできなければなりません。
甲児自身が納得行くまでいくらでも待つと言う弓教授ですが、甲児はそれならば今だときっぱり宣言!
そして弓教授の指示通り、両手の拳を合わせて「マジンフラッシュ」と叫びました!!
すると大気中の元素を合成し新たな物質が作り出され、それが甲児の血となり、肉となり……
瞬く間に元の体を取り戻したのです!
この装置は「空中元素固定装置」!
そう、キューティーハニーでおなじみの装置です!
元通りの体となった甲児に泣きながら縋りつくさやか。
彼女は涙を流しながら、自分のわがままと言われても甲児がどんな姿だろうと生きていて欲しかった、一緒じゃないと戦えないと胸のうちを明かします。
甲児もそれを聞きながらそっとさやかの頭を抱き寄せ、みんなが、さやかが呼ぶならいつでも俺はやってくると応えたのでした。
画像


そんな甲児の衝撃的な復活劇が明かされた今巻。
このあとはあしゅら男爵とのマジンガーの決戦、そして侵入してきた兵士と人間達の戦いが描かれていきます、
この侵入してきた兵士はヘルによって改造された罪もない人々。
顔見知りなども含まれており、ボス達も戸惑いを隠せません。
あしゅら男爵の力も強力そのもので、どんどんと追い込まれていってしまうマジンガー。
この絶望の世界でなおも襲い掛かってくる絶望。
果たして逆転はありうるのでしょうか!?
そんな新事実と手に汗握る戦いのほか、まだまだ注目の要素は多数用意されています。
空中元素固定装置の登場を皮切りに、様々な永井豪先生作品のキャラクターまでもが登場するのです!
さらに新ロボットのアルテミスAや、そのとんでもないパイロットスーツ&コネクト具合
画像

などのロボット面、エロス面も充実!
あらゆる面で楽しませてくれますよ!!

壮絶な事実が明かされた「真マジンガーZERO」第4巻は好評発売中です。
立て続けに巻き起こされていく戦いや謎の解明に心躍る本作。
ヘルとの最終決戦や、どうも平行世界の記憶のフラッシュバックや干渉を受けているらしい甲児など、残された要素も期待できますね!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


真マジンガーZERO 4 (チャンピオンREDコミックス)
秋田書店
2011-01-20
永井 豪

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by 真マジンガーZERO 4 (チャンピオンREDコミックス) の詳しい情報を見る / ウェブリブログ商品ポータル



↑このページのトップヘ