本日紹介いたしますのはこちら、「ジャイアントロボ 地球の燃え尽きる日」第7巻です。
秋田書店さんのチャンピオンREDコミックスより刊行、チャンピオンREDにて連載されています。
作者は原作が横山光輝先生、脚本が今川泰広先生、漫画が戸田泰成先生。
今までの紹介は「ジャイアントロボ」のテーマにてまとめましたので、気が向きましたら見てやってくださいませ。
さて、第6巻でカナーリの牢獄から脱出することに成功した大作達。
ですが林冲とお銀という多大な犠牲を払うことになってしまうのでした。
梁山泊へやってきた竜作。
彼はやってくるなりその場にいた韓信元帥をお銀と林沖の仇だと殴りまくります。
それはもう物凄い勢いで殴り続けていると、そこに梁山泊が誇る九大天王のうち4名が現れ、その暴行をやめるよう言いつけます。
あばれ天童、影丸、ディック牧、戴宗。
現状行動できる九大天王が勢ぞろいしてはさすがの竜作も大人しく拳を下ろすしかありません。
ですがその4人は単に暴行を止めるために現れたのではないようです。
なんでも今日は十余年よりさだめられた運命の日だそうです。
それは梁山泊の長であった晁蓋の遺言によって決められている一大イベント……「梁山泊新頭領決定大会」を行う日でした!!
九大天王が何名か欠け、BF団との対決に不安が残る現状を打破する意味も込めて行われるこの大会。
我こそはと思うもの、あるいはこのものこそと推挙されたものならば梁山泊の内外問わず参加が認められるというオープン(?)なものです。
勝者はその背景や身分問わず梁山泊を統べる地位に着くわけですが、実はその地位を上回る重要な景品があるようなのです。
それはなんと「草間博士の遺言書」!
今まで謎に包まれてきた出来事の数々が解明されるであろうその遺言書、ここに集うものたちにとっては喉から手が出るほど欲しいもの!
その場にいた九大天王は次々に参戦を表明します!
そして手始めにとその場にいた竜作を消してしまおうとする九大天王たち!!
参加資格十分の実力者ではありますが、竜作は今命の半分を奪われ消耗している状態で、逃げることすらままなりません!
絶体絶命!!のところでやってきたのは流石の主役、ロボon大作&サリーです!!
竜作を助けた大作は
声高に自分も参加する資格があるはずと、大会への参加を表明するのでした!!
大作はサリーと共に参加を認められ、大会の日には噂を聞きつけたらしい猛者たちも続々と集まりました。
大作は正直頭領の座などどうでもいいのですが、やはり遺言書はどうあってもほしいと気合を入れます。
更に竜作率いる村雨一家は自分たちの全てを大作に任せることに。
敗者は梁山泊の軍門にくだらなければならないという決まりもあるこの戦い、大作の私情だけでは終わらない重要な戦いなのです。
大会にはごろつきのような集団も多く参加しており、意外と喧嘩っ早いサリーはトラブルを巻き起こしてしまいます。
それをおさめてくれた怪しすぎるものの味方であるらしいフードの男も参戦をにおわせ、
九大天王以外の強力な参加者も集まりつつあるようです。
その上首を失い動くことが出来ないはずの幻妖斎が亡霊のような状態で姿を現し、
次々と大会参加予定者の精気を吸っては自分の操り人形にしていくという異常な事態も勃発。
しかも今まで傍観するとばかり思われていた韓信元帥が参戦を表明したうえ、なんと
BF団の十傑衆である赤影までもが乱入!!
九大天王同士の対決のみならず、謎の実力者や幻妖斎によって豹変した猛者、さらに十傑衆という強豪が犇めき合い、行く末はまったくの予測不可能ながら壮絶な戦いになることだけは確実!!
あまりにも強大すぎる面子を前にして、大作&サリーはどう立ち向かうのでしょうか!?
大会開始前に早くも意外すぎる犠牲者がでてしまうこの大会、一筋縄でいかないようです!!
というわけで新たに始まった新シリーズ、激闘!梁山泊編。
繰り広げられるであろうド迫力間違いなしのバトルは勿論楽しみですが、様々用意された謎が明かされる日も楽しみでなりません。
フードの男の正体や、目的の見えない幻妖斎、ヴェールを脱ぐ九大天王の能力……
興味は尽きません!
そしてそのさきにある遺言状にはどんな事実が紡がれているのか。
大会だけでも楽しみなのに、更なるお楽しみまで用意されているのですからもうたまりませんね!
今回の紹介では触れておりませんが、激闘!梁山泊編開始前に2本の外伝が収録されています。
そちらでは九大天王の1人、大塚署長が主役のエピソードとサリーが中心となるエピソードが展開。
両方とも普段とはちょっぴり雰囲気の違うお話となっているのです!
特に大塚署長のお話はアルベルトとの友情が描かれているだけでなく、あのショウタロウ君が登場!!
非常に興味深い内容です!!
激戦必至の新シリーズが開幕する「ジャイアントロボ 地球の燃え尽きる日」最新第7巻は好評発売中です!!
今までスポットライトの当たっていなかった九大天王や十傑衆の活躍がこれから見られると思うと、ワクワクが止まりませんね!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!