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本日紹介いたしますのはこちら、「くろくろ ~BLACK CHRONICLE~」第1巻です。
秋田書店さんのチャンピオンREDコミックスより刊行、チャンピオンREDいちごにて連載されています。

作者はらっこ先生。
らっこ先生は00年ごろから画業をはじめ、01年より成年向けをメインに漫画家としてデビューしました。
その後も同人誌などで活動しながら、近年では全年齢向けの漫画作品も発表。
本作でついに初の全年齢向けコミックスの発売となりました。

さて、本作は所謂ハーレム型のラブコメ漫画です。
ですがそこはいちご&らっこ先生、単なるラブコメではない、独自の味付けがなされているのです!!

夢の中に現われた全裸の褐色美少女。
なんだかよくわかりませんが、彼女ほユーゴのことを「天下一刹那」などと言う名前で呼び、世界が消滅しそうだとか、貴方の能力が必要だなどとはなしかけてくるのです。
何のことかわからないユーゴに、彼女は何かを見せようとするのですが……

そこでユーゴは目を覚まします。
10年ほど前近所に引っ越してきた幼馴染のミウが、良心の仕事の都合でユーゴの家にしばらく厄介になることになり、その引越しの手伝いをしなければならなかったのです。
さっさと手伝えと言うミウの声で目を覚ましたユーゴですが、寝ぼけた頭の中は先ほどの夢のことで一杯です。
あの夢はなんなのか、あの女性は何者なのか、見せようとしていたものは?
考えれば考えるほど、なぜだか心の中は不安で一杯になって行くのです!

妹のいちるも加え、引越し作業を始めます。
ミウはユーゴの隣の部屋で暮らすことになったのですが、まあ色々荷物がでてくるもんです。
ですが意外にエロスな本とか葉でてきません。
ミウにもそのことを冷やかされるのですが、ユーゴは余裕の表情。
それもそのはず、あらかじめその手のエロスなグッズや、アニメ系グッズなんかは整理済みなのですから!
ところがそんなユーゴすら存在を忘れていた、謎の箱がでてきました。
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大きく「あけるな」「封」と書かれていたその箱。
その字は明らかにユーゴのものですが……とりあえず、恐る恐るその箱をあけてみることにしました。
そして他の二人に見えないようにこっそり中を覗くと、そこには……!!

その場は何とか取り繕ったユーゴ。
ミウといちるが一緒にお風呂に入っている間に、ユーゴはその箱を焼却炉に盛って言っていました。
怯えながらその箱の中身をぶちまけるユーゴ。
箱の中からでてきたのは……
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自作小説と設定資料集だったのです!!

ペンネームは「天下一刹那」。
「竜の封印」「旧世界のロゼッタ」「エリクサーの精製法」「竜人族の末裔」。
次々でてくるアレなワード、全13部だの劇場版だのといった無駄に壮大な設定、オリジナルの魔法……
サインの練習の後まで描かれているそれは、ユーゴに吐き気を催させるのに十番なパワーを秘めていたのです!!
さっさとこれを処分しないと、と慌てているとそこにタイミング悪く突風が。
このままでは俺の黒歴史が世界中へ……とうろたえていると、それを拾い集めるお手伝いをしてくれるものが現われました。
……ミウです。
ある意味一番見られたくない人物にみられてしまいました……
予想通り彼女は爆笑。
中でもヒロイン的なキャラの設定はツボだったようです。
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「煉獄のフェイ・イブリード」。
火属性のバレットガンナー、銃形態の魔導機「クリムゾンブレイザー」。
必殺技は「オロチバレット」(コマンドは6236946+PPP、2ゲージ消費だそうです)。
オマケに裏面にはおパンティの設定までかかれていまして、もうミウは大爆笑。
その笑い声はそりゃもうユーゴの精神力を削っていくのですが、そのユーゴのショックをより倍増させるかのように、突然の大雨&落雷が襲いかかってきました!!
これは危ないと家に逃げ帰ろうとするのですが……
なんか目の前に何か巨大な怪物のようなものが要るではないですか!!
明らかにやばい雰囲気がしますが、よく見るとその怪物の前に誰かたっています。
なんだか露出の多い服装の、褐色の美少女。
彼女は魔導機「クリムゾンブレイザー」を取り出し、必殺の「オロチバレット」を放ち……怪物を一撃で葬ってしまったのです!!
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彼女はユーゴを「天下一刹那」と、「創造主」と呼び、こういいました。
私は煉獄のフェイ・イブリード。
ようやくお会いすることが出来ました。
マスター、またこの私めを愛してくださいね、と。
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……抱きしめて、キスをしながら!!

と言うわけで、封印したはずの黒歴史が紐解かれてしまう本作。
何がきっかけなのかはわかりませんが、ユーゴの書いた小説のキャラクターが具現化し、この世界にでてきてしまっているようです!
で、どうやら問題はこういった小説にありがちな「飽きて書くのを投げてしまった」ことにあるようで。
要するに完結させてくれ、と言うことらしいのです!
どっこい記憶の奥底に封印していた小説の続きなんてすぐ書けるはずもありません。
どうしようかと悩むユーゴ、といいたいところですが、この後次々と彼の小説のキャラクターが登場!
それもフェイのように友好的なものばかりではなく、なんだかよからぬことを考えているものもいるようで!!
ともかくユーゴの周りは、フェイをはじめとした自作キャラとミウという美少女が取り巻くことに。
男としては嬉しいかもしれませんが、なにせキャラが増えると言うことはその分ユーゴの黒歴史が明らかになると言う面もあるわけで。
うれしはずかしドキドキライフと、出し抜けにやってきたバトルのある日常が始まることとなるのでした!!

黒歴史の復活、「くろくろ~BLACK CHRONICLE~」第1巻は全国書店にて発売中です!!
お色気とバトル、そして黒歴史のハイブリッド作品である本作。
作中にでてくる黒歴史の設定資料集も巻末についていまして、あわせて読むとよりニヤニヤ出来ますよ!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


くろくろ~Black Chronicle~ 1 (チャンピオンREDコミックス)
秋田書店
2012-10-19
らっこ

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