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本日紹介いたしますのはこちら、「オールラウンダー廻」第9巻です。
講談社さんのイブニングKCより刊行、イブニングにて連載されています。

作者は遠藤浩輝先生。
いままでの本作は「遠藤浩輝」のテーマにて記事をまとめておりますので、ご一緒にご覧ください。

さて、マキとなんだかいい感じになってきた廻が挑むことになった大阪大会。
敵地真っ只中での大会に緊張せざるを得ない廻ですが、一回戦は見事一本勝ちを収めることが出来ました。
しかしまだまだ強敵はひしめいていますし、大阪での拠点としてお世話になっているジム所属の室井もいます。
この大会で廻が勝ち抜くことは出来るのでしょうか!?

廻が順調にすすんでいくとあたる選手達は、どれもがつわもの揃いです。
まず次に当たる相手は鳥越。
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強面のひげ面にくわえ、それはもう見事なまでに背中に絵を背負っている彼は、以前はおっかない「組」で働いていた方だそうで。
今は足を洗って鳶職に励みながら、真剣に格闘技を学んでいるのだとか。
……そうは言っても、つい最近までそういう人だったと言う相手と殴りあいをすると言うのは……
普通の高校生の廻としてはもう恐怖しかないでしょう!

そしてその次あたりぶつかりそうなのが今大会の優勝候補の三ツ矢です。
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総合格闘技をはじめたのは今年だと言うキャリアの浅い選手ですが、それなのになぜ優勝候補と目されているのでしょうか。
それは彼のバックボーンゆえ。
レスリングで大学大会4位、全日本大会では2位と言う超好成績を残しているのです!!
はっきり言ってオリンピック級の選手なのですが、素行に問題があるようで強化選手からはじかれてしまったんだとか。
そのために総合格闘技に転向したようなのですが……
やはり競技人口の多いスポーツでトップクラスに位置するようなアスリートは、そのポテンシャルが並じゃありません。
レスリングで培ったタックルで倒れない腰の強さにくわえ、凄まじい速度の踏み込み、そして破壊力満天のフックとアッパー。
総合格闘技ならではの技術と言うとまだ一枚劣ると言えるかもしれませんが、抜群の身体能力はそれを補って余りあるものなわけで。
廻は先ほどのおっかない鳥越に加え、圧巻パワーの三ツ矢と連続してすごい選手を見せ付けられてしまい、開いた口が塞がらない状態になってしまったのでした。

そのころ始まった室井の試合。
室井は左ひざに故障を抱えておりまして、相手選手はそのことを調査済みのようです。
試合開始前から膝の調子悪いらしいですねと揺さぶりをかけ、開始早々から積極的にローキックで膝を攻めるといった徹底した戦術をとってきていました。
このままでは室井の膝にダメージが蓄積し、パンチも思うように放てなくなってしまい、そしてそのまま……と言う展開も予想されてしまいます。
ですが室井も打たれるままでは終わりませんでした!!
あまりにもその戦術に固執しすぎてしまっていた対戦相手。
そのためローキックばかり放つことになり、リズムが単調になっていたのです。
そしてそのタイミングを盗み、完璧なカウンターのオーバーハンドブローを炸裂!!
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こめかみに食らった相手はたまらず一発でKOに追い込まれてしまったのでした!!

そしていよいよ次は廻の試合です。
相手はあの鳥越。
基本はストライカーですが、寝げもできると言うこの選手、油断は出来ません!
とりあえず右ストレートをもらわないように左に回りこんで……と身長に攻める廻ですが、相手もその戦法は重々承知。
左フックで道をふさいでからのストレート、と言う対抗手段にくわえ、もっと攻撃を打って来いと言う挑発までしてくるのです!
根が素直な廻はその挑発にうまいことのせられてしまいます。
相手の右ストレートの外から、と放っていた右のミドルをガッチリキャッチされてしまったのです!!
まずい、倒される……と体勢を立て直そうとした廻ですが、そこで鳥越が繰り出してきたのは
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右ストレート!!
あたったのが硬い額だったため大ダメージには至りませんでしたが、ダウンはとられてしまいました。
幸いと言えば幸いですが、このパンチが顎に当たったらKOは必至でしょう。
左のパンチもなかなかの威力がある鳥越ですから、廻は寝技に持ち込もうと考えたのです。
さっとタックルにいく廻ですが、タイミングが余りよくなくあっさりとタックルは切られてしまいます。
すかさずバックに周ろうとする鳥越の動きを阻止することは出来ましたが、続けて鳥越はチョークを取りに来ました!
廻はそれにいち早く反応し、腕と足をとって体勢をひっくり返すことに成功!
そのままサイドをとろうとしたのですが、鳥越はうまく腕を使ってスタンドに移行してしまいました!
ですがその際、廻は鳥越のボディに膝を叩き込みます!
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これは有効だったようで、鳥越は苦悶の表情。
流れで首相撲に行こうとする廻を突き放し、苦し紛れの左フックを放つ鳥越!
うまく避ける廻ですが、これでまたスタンドに逆戻りしてしまうのでした。

今の攻防で吹っ切れたのか、廻は鳥越と打ち合います。
相手のパンチをボディにもらうこともあるものの、廻の左もそれなりにヒット。
意外に(?)きちんと打ち合いになっているようです。
そんな状況で鳥越はまたももっと打って来いと挑発。
熱くなるなよ、と言うアドバイスが飛ばされるのですが……廻は冷静でした。
不用意だったのか、打ち合いの流れに乗っていたのか。
鳥越の右ストレートを
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完全に潜り抜け、廻は絶妙のタイミングでスタンドでバックをとり、そのまま寝ころがしたのでした!!
残り時間は一分!
一度ダウンを喫している廻は、ここで決められなければ負けでしょう。
ですが相手も寝技が出来る選手。
果たして廻は一分で決めきることが出来るのでしょうか!!

と言うわけで、大阪大会も着々とすすんでいる本作。
成長著しい廻ですが、今回の大会も強敵揃いです。
この鳥越に勝てたとしても、次に控えているのが大本命の三ツ矢。
今まで戦っていた中で最強のフィジカルを持っていると言っていい相手に、廻は勝てると言うのでしょうか!?
大阪大会も目が放せない展開となっています!!
そしてメインの廻のお話のほか、室井の所属するジムでのドラマも展開。
技術の応酬に手に汗握るバトルだけではなく、物語も楽しめるのです!

大阪大会白熱の「オールラウンダー廻」第9巻は全国書店にて発売中です!
廻の試合がメインで、いつものレギュラー人の出番が少なめの今巻。
花を添えてくれていたマキをはじめとした女性陣も出番がほとんどないのですが、そこは大阪が地元の長峰さんとチカさんが頑張って(?)くれていますのでご安心ください!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


オールラウンダー廻(9) (イブニングKC)
講談社
2012-08-23
遠藤 浩輝

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