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本日紹介いたしますのはこちら、「黄昏乙女×アムネジア」第7巻です。
スクウェア・エニックスさんのガンガンコミックスJOKERより刊行、ガンガンJOKERにて連載されています。

作者はめいびい先生。
本作の紹介は「めいびい」のテーマにてまとめておりますので、よろしければご覧ください。

さて、「夕日に照らされる足」の持ち主の調査を行った前巻。
その依頼から当初の目的である七不思議のひとつ、「異次元十三階段」にたどり着くことが出来ました。
当初は何もない拍子抜けの単なる噂に過ぎないと思われていたその十三階段ですが、実は隠し扉のようなものが存在していて、その先には夕子のためと思われる部屋があって……
そしてどうやらその部屋には、霧江の祖母であり夕子の妹である、紫子が関与しているようなのです。

物憂げな表情でため息をつく貞一。
そしてその姿をちらちらと見ながら、何と言うか……意ずらそうな表情を浮かべる小此木。
怪異調査部の部室には珍しくその二人しかいません。
時間はもう5時を回っています。
とうとうやりきれなくなった小此木は、遅いですよねぇ?と貞一に話しかけました。
小此木が遅いといっているのは当然霧江のことなわけですが、それどころではない貞一は、夕子さん来ないのかな、と吐露してしまいました。
いつもは夕子さんが普通にこの部屋をふらふらしていることを知らない小此木は、噂の幽霊、夕子さんが来るのかと大興奮!
慌てて貞一は霧江さんだとだと訂正するのでした。

その霧江は、夕子はなぜ来ないのでしょうか。
それは昨日のことです。
あの謎の部屋を自分の目で確かめ、影夕子に遭遇したものの、思わず逃げ出してしまった夕子。
そんな夕子にあった貞一は様子のおかしい彼女に対し、夕子の力になりたい、どんな過去でも受け入れるを語りかけるのですが……
自分の意思で一度切り離したものを、「今」受け入れることが出来なかった夕子は、過去を受け入れられない自分の弱さのためなのか、そんな自分に注がれる貞一のやさしさのためなのか……
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その場から走り去ってしまうのでした。

そのあと、貞一は自分の目であの謎の部屋を確かめにいきます。
そこで待ち構えていたのは霧江でした。
霧江はこの部屋が何かと言うことを教えてくれます。
夕子の遺品が置かれていると言うこの部屋は、学園の理事でもある紫子が彼女への思いを閉じ込めた部屋なのだと言います。
夕子にこの部屋の存在を教えたのは他ならぬ霧江。
夕子の真の望みをかなえるために教えたと言う霧江ですが、結果として夕子はショックを受けて泣いていたわけで。
こんなのは違うと思う、と漏らす貞一ですが、霧江は続けるのです。
この部屋をキレイに保ってきた60年間、紫子はどんな思いで過ごしてきたのか?
夕子は過去をしらなくてはならないし、それは貞一の目的と同じはず。
夕子がどうなろうとも、それはあるべき姿に戻るだけのこと。
……例え結果として、夕子が消えてしまうことになったとしても……
その言葉に、思わず怒鳴って返してしまう貞一。
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勝手なことを言わないでくれ、自分はそんなことを望んではいない。
何が正しくて、どうすれば夕子のためになるかわからない。
ここで夕子に何があったのかすらわからないのに……
そこまで行ったところで振り返ると……霧江はなんか涙目になっていました。
自分だっておばあちゃんが……と何かいいかけた後、仕切りなおして(?)怒鳴らなくたっていいじゃないか!とないて走り去っていってしまったのです!
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すけべだのおっぱい星人だのと捨て台詞を残して……

それから何日立っても夕子は部室に来ませんでした。
流石に貞一も不安になったのか、放課後は毎日学校内をウロウロして探し回るのですが、その姿はどうしても見つからないのです。
ですがそんな苦労もついに実を結び、夕子の姿を発見しました!
猫じゃらしで猫をじゃらしている夕子。
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ところが夕子、貞一に声をかけられるとあわてて逃げ出してしまうのです!!
必死で呼びかけながら追いかけるのですが、残念ながら見失ってしまいます。
一体夕子がなぜ自分から逃げ回っているのかわからない貞一は頭を抱えてしまうのですが、その時先ほどまでの自分とよく似た境遇の二人を見かけます。
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前巻で依頼を受けた、夕日に照らされた足の持ち主の沖浦と、彼女にアプローチをかける三原です。
待って下さいと追いかけるものの、ほっといてとあしらわれてしまった三原。
何があったのかとたずねてみれば、何でも最近彼女の様子がおかしいんだそうです。
学校の絵を描くのが趣味だと言う沖浦。
三原は彼女の横にいてそれを見るのが恒例になっていたのだそうですが、いつもはそっけない態度は取られるものの、別に嫌っていたりはしない感じでした。
ところがここ数日は彼女の様子が明らかに変わってしまいます。
何かを描こうとしていて、それをやめてしまう。
そしてそのことについて聞くと、先ほどのように怒られてしまうと言うのです。
怒られた際に投げつけられた彼女のスケッチブック。
それを開き、その問題の絵を見てみるとそこには、
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黒い女性の影のようなものが描かれていて……
これはもしかすると、夕子か、あるいは影夕子を描いたものなのでしょうか?
そしてこの絵を描きかけた沖浦が見たという、「黒い絵」。
一体これらが意味するのは何なのでしょうか!?

というわけで、またも新たな展開を迎える本作。
貞一と夕子、そして霧江がギクシャクとしてしまう本巻ですが、それ以外にも注目せざるを得ない要素がありまして……
今まで夕子のことを思い続けてきた紫子。
彼女が今巻、ついにひとつの決断をするのです。
この決断が実行に移されれば、否が応にも物語は進むしかありません。
紫子の決断、夕子の過去、影夕子。
物語のクライマックスは近そうです!!

夕子の過去は。黒い絵とは?「黄昏乙女×アムネジア」第7巻は好評発売中です!
物語が動く本巻。
次巻以降に更なる大きな動きが待っていることは間違いなさそうで、これからも見逃せない展開が続きそうですよ!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


黄昏乙女×アムネジア(7) (ガンガンコミックスJOKER)
スクウェア・エニックス
2012-04-21
めいびい

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