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本日紹介いたしますのはこちら、「真マジンガーZERO」第7巻です。
秋田書店さんのチャンピオンREDコミックスより刊行、チャンピオンREDにて連載されています。

作者は原作が永井豪先生、脚本・作画が田畑由秋、余湖結輝の両先生。
本作は「田畑由秋・余湖結輝」のテーマにて紹介をまとめていますので、あわせてご覧ください。

さて、最強最大最悪の敵、ゴードンヘルとの決戦を間近に控えていた甲児たち。
その直前のつかの間の休息の間に、ミネルバが今まで体験してきたと言う記録を観賞することになりました。
記録の中で繰り返される驚きの事実。
十蔵の望む世界を作るため、ミネルバは何度も時間移動を繰り返すのですが、Dr.ヘルによって製造中のミネルバを奪われたことから、そこから以前に戻れなくなってしまうのです。

ヘルによって生み出された時点までしか戻れなくなってしまったミネルバ。
それでもなんとか未来を変えようと奮闘するのですが、弓教授とともに対マジンガー兵器を開発しても、対マジンガー用スーパーロボットを作ってみても、時にはヘルの部下に徹したりしても……どうしてもマジンガーが暴走する未来を変えられません。
長い失敗の日々を乗り越えてきたある日。
ついにやってくるのです。
そのときが……

けたたましい笑い声を上げる弓教授。
どうしても理解できなかったタイムスリップ現象、どうしてもなしえなかったヘルによるミネルバ製造以前へのタイムスリップ。
度重なる苦悩の末、弓教授はとうとう狂気の淵で十蔵を越える理論にたどり着いたのです!
そもそも、ヘルの強奪によってリンクが断たれてしまっていた大型光子加速器にデータを送ろうとしていた、今までの研究そのものが無理だった。
なぜならばこのタイムスリップは、同じもの同士だからこそ出来るもの。
リンクを断たれている今、もともとは同一の存在だった大型光子加速器とミネルバに内蔵された小型加速器はまったく別のものになってしまっているのですから。
それならば、今の弓教授の記憶を、赤ん坊の当時の弓教授に送るほうが容易い!!
そのための方法とは、ミネルバによって加速化した光子を弓教授に当てること。
加速化した光子とは……ルストハリケーンです!
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それはすなわち今の弓教授を殺してしまうことを意味しています。
もちろんミネルバはそんなことは出来ないと断るのですが……
幸か不幸か、そのときまさに悪魔と科したマジンガーの攻撃が降り注ぎ、弓教授は瀕死の重傷を負ってしまいます。
息も絶え絶えとなった弓教授は、800回以上タイムスリップを繰り返してきたと言うミネルバに、それならば一度くらい自分の理論を試してみてもいいだろうと懇願。
ミネルバは涙を飲みながら、ルストハリケーンによって弓教授を塵へと変じさせます。
ですがやはり世界には何の変化も起きません。
マジンガーは大きく口を開け、ミネルバへとルストハリケーンを放ちました。
自身もルストハリケーンの餌食となってしまうミネルバは、その消滅の間際にマジンガーの内部に見える、取り込まれた甲児に向かってルストハリケーンを放って抵抗を試みたのです。
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弓教授と同じく、塵と化して行く甲児。
するとどうしたことでしょう。
ミネルバの目の前にいたマジンガーが二重写しのようにぼやけて見えるではないですか!
その瞬間、伸ばされたマジンガーの手から何者かがミネルバを助け出してくれたのです!
その人物とは……なんと甲児ではありませんか!
マジンガーに目をやれば、頭部に取り込まれていた甲児の姿が消えています。
そして、先ほど半ば塵に変わっていたミネルバの体も元の五体満足な状態に戻っているのです!!
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どうやら甲児にルストハリケーンを仕掛けたそのとき、「世界が変わった」ようで。
これこそ弓教授の行っていたルストハリケーンによる意識のタイムスリップの成功の証明と言えるでしょう。
ですが残念ながら、ミネルバのタイムスリップのような完全な記録や記憶を過去に送るようなものではありません。
感情や雰囲気と言った、不確かな断片が過去の自分に、自覚の無い無意識に僅かな影響を与えるだけだったのです。
しかしそのほんの僅かな影響が世界を確かに変えました!
不思議なことにこのルストハリケーンによる、世界に影響を与えるような「意識のタイムスリップ」が可能なのは兜甲児ただ1人。
甲児には、この世でただ1人……「世界を変える力」がそなわっているのです!!

ただ1人、世界を救える男。
甲児はたった一人でゴードンヘルへと立ち向かいます。
ですが、全長何十キロメートル、あるいはそれ以上あろうかと言う超巨大なゴードンヘルに対しては無力も同然。
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甲児は一方的にやられてしまい、死をも覚悟するのですが……
その時異変が起こったのです!
コクピット内に浮かび上がる不可思議な文字。
友よ、諦めるな。
君と一緒に悪を討つ!!
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この言葉は、紛れも無いマジンガーZの言葉!!
これはあの甲児を取り込んだマジンガーの力の片鱗なのでしょうか!?
世界を滅ぼしかねないその力ですが、その力を使わなければゴードンヘルを破壊することなどとても……
甲児はマジンガーの言葉にどう答えるのか?
圧倒的過ぎる力を持つゴードンヘルを倒す糸口をつかめるのか?
マジンガーの力の恐ろしさを知るミネルバは?
甲児VSヘル、マジンガーZVSゴードンヘル。
その激闘は新たなラウンドを向かえることになりそうです!!

と言うわけで、甲児の世界を変える力が明かされた今巻。
その衝撃はもちろん驚くべきものなのですが、何より今巻では白日の下に晒されたゴードンヘルの強さに目を引かれてしまうところです。
強すぎるにも程があるゴードンヘル。
あのパワーを解放したとして勝てるのか、勝てたとしてそのあとどうなってしまうのか。
激しい戦い、そしてそのあとのことが気になって仕方ありません!!

衝撃の過去と激闘の現在が描かれる、「真マジンガーZERO」第7巻は好評発売中です!!
運命の最終決戦の火蓋がきって落とされる今巻。
常に盛り上がっているといっても過言ではない本作ですが、いよいよ本格的なクライマックス近しを予感させてくれますよ!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


真マジンガーZERO 7 (チャンピオンREDコミックス)
秋田書店
2012-04-20
永井 豪

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