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本日紹介いたしますのはこちら、「ST&RS-スターズ-」第3巻です。
集英社さんのジャンプ・コミックスより刊行、週刊少年ジャンプにて連載されています。

作者は原作が竹内良輔先生、漫画がミヨカワ将先生。
本作の紹介は「スターズ」のテーマにてまとめておりますので、よろしければあわせてご覧くださいませ。

さて、最終試験を無事潜り抜けて宇宙学校へ入学することとなった真帆たち。
そこで真帆と同じく、幼少期に宇宙人のメッセージを受け取ったらしいいづみとであったのですが……?

めぐる、いづみとチームを組み、火星に渦巻く竜巻の中のものを飛行機で撮影するシミュレーションに挑む真帆。
地球とは重力から大気から、何から何まで違うだけに空を飛ぶだけでも難しいのですが、そこはいづみの計算などもあってそこはクリアできました。
ですが最大の問題は竜巻。
回転速度は時速360キロほどと推測される暴風のそれ、突破するどころか近寄ることすら困難です。
幸いこのシミュレーター室は24時間開かれています。
いつでも自習をすることができ、その成果を試すことができるのですから!

そもそもこのシミュレーターでシミュレートされているのは、火星にあった椅子の場所に巻き起こっている竜巻。
その竜巻の中で何が起こっているのか、それを調べることがスターズにとって、その一員である宇宙学校の生徒達にも重要なのでしょう。
早くその方法を考え出したい真帆は、いづみやめぐるに頑張ろう、と発破をかけるのでした。
そこでいづみは、真帆が気になっていたから今日は話せてよかった、と言い出します。
もちろん恋愛的な意味ではなく、メッセージ受信仲間として。
さらにいづみは流れに乗って今までひた隠しにしてきた、自分が宇宙人のメッセージの解読していることを打ち明けました。
そのことを聞いた真帆はすごいと感動し、だから自分が気になっていたんだねと納得。
自分も覚えていたら役に立っていたのに残念だ、と言う言葉に続けて、真帆はうらやましい、メッセージを覚えていたらよかった、と発言するのです。
ところがその瞬間、最初は嬉しそうな顔をしていたいづみの表情がくもり、ついには涙まで浮かべて
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「憶えてていいことなんていっこもなかった」と搾り出し、駆け出してしまったではないですか!
呆然と見送る真帆ですが、めぐるはいづみの「憶えてて」という部分がひっかかり、すぐさま後を追いかけたのでした!

7年前のこと。
いづみはクラスのとある男子に思いを寄せており、その彼が興味津々の宇宙に関してのことを勉強して、少しでも二人の距離を縮められればと考えていました。
そんなある日、メッセージがやってきたと言うふたご座の方角の星空を見上げていると、突然脳裏に「最初の記憶」がよみがえってきたのです!
スターズの発表していたメッセージとは別のメッセージがある、そのことをスターズは知っているのか?
気になったいづみはスターズにそのことへの質問のメールを送るのですが……
それだけではのしかかってくる、他人の知りえないことを知っていると言う重圧に耐え切れなかったのでしょう。
悩んだ末、親友だと思っていたクラスメイトの女子にそのことを打ち明けたのです。
ところがその親友だと思っていた女子は、いづみが片思いしていた男子に気を引きたいからそんな嘘をついてるのか!と激怒し、ウソツキと罵って去っていってしまいます。
そして翌日から、いづみはクラス全員からウソツキの宇宙人と罵られることに。
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遂にはその男子からも今まで教えてくれたことも嘘なのか、と冷めた目で見られてしまい……
それ以来、部屋でふさぎこむようになったいづみ。
ですがそこへ例のメールを見たスターズの面々がメールについて話がしたいとやってきました。
そこでいづみは、自分が嘘つきじゃないと証明し、みんなと仲直りするためスターズでメッセージの懐石に挑むことにしたのです。

大分時間は流れ、メッセージの一部を解読に成功したある日。
もう少しで嘘つきではないことを証明できる、と思っていたその時、街中であの男子と元親友の女子が仲よく並んで歩いているのを見てしまったのです!
もう以前の関係は二度と戻ってこない……そんな辛い現実をまざまざと見せつけられてしまったいづみ。
ですがそれでも、せめて自分が嘘つきでないことを伝えるために……涙を零しながらも、いづみは解読を続けることを決意するのでした……
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あの時から全部変わってしまった。
同じメッセージを受けた見である真帆ならば、自分と通じるものがあるかもしれない、と思っていたものの、その淡い期待も打ち砕かれてしまいました。
今度はシミュレータールームでふさぎこんでいると、そこへめぐるがやってきました。
そして彼女は語りだします。
自分がしてしまった、おそらくいづみと同じこと、を。

クラスの皆で七夕に、願いごとの短冊をぶら下げることになりました。
真帆は言うまでもなく宇宙飛行士ですが、めぐるはそのころ、バレーでオリンピックの金メダルを取りたいという夢を持っていました。
ですがめぐるは、国の代表になるほどずば抜けた腕を持っておらず、そのことは本人が一番よくわかっていたのです。
何を書くか迷っていたその時、真帆はクラス名とがたくさんいる場所で「バレーで金メダルって書くんでしょ?」とめぐるに問いかけてしまうのです。
自分の思いも知らず、やすやすとかなえられもしない願いを書けばいいといってくる真帆。
めぐるはそんな真帆に、
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「宇宙人には私の気持ちなんてわからない!」と言い放ってしまうのです!
そしてそのままの勢いで、クラス中に真帆が生まれたその日に宇宙人のメッセージを受け取ったことを明かすめぐる。
真帆は覚えていないけど本当だとそれを肯定するのです。
そんなの宇宙人だと続けるめぐるに、クラスメイトももし本当ならちょっと怖い、と囁くのでした。

翌日、真帆は学校を休みます。
しかも家族は普通に学校に行っていると思っているようで。
基本的に真面目な真帆が学校をサボるなんて。
自分があんなことを行って傷つけてしまったせいだ、とめぐるは涙を浮かべながら真帆を探し回ります。
ですが街中でバッタリと会った真帆はけろりとしたもので、図書館に行っていたと言うではないですか。
この日以降、真帆は本格的に宇宙に関しての勉強を始めたようです。
ですがその星で友達とあまり遊ばなくなってしまい、付き合いが悪くなったと友達が減り、同時に宇宙からメッセージを受け取ったと嘘をついてる、と囁かれるようになってしまいました。
そんな状況になったのも、自分が宇宙人とか酷いことを言ったせいだと真帆に謝るめぐる。
ですが、真帆は嘘つきだと囁かれてもかまわないと言うのです。
「そら」は昔「ウソ」と言う意味もあった。
それは、昔の人は空なんて飛べるはずが無いと思っていたから。
だけど飛んで、そこから宇宙にまで行っている!
今までは宇宙のことは好きではあったものの、漠然と楽しんでいただけだった。
でも、めぐるの言葉をきっかけに本当に宇宙を好きになってきたかもしれない。
そんな思いの丈を語った真帆は、こんな言葉で締めくくりました。
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「ありがとう、めぐる」と言う!

真帆は宇宙の勉強をしだしてから、理科の先生や図書館の重鎮、スターズ子供センターの係員さん、と新しい友達も増えたと言っていました。
だから、いづみにもそういう人がいたんじゃないかと思った、とめぐるはふさぎ込むいづみに話しかけます。
宇宙の、それも解読のことなんて学校で話せる人はいなかっただろうけど、この宇宙学校なら、自分達なら友達になれるんじゃないか?
だから独りだなんて思わないで……
ひとしきり話しおえ、しばらくたつといづみはその扉を開いて姿を現し、めぐるにあやまってきました。
ですがめぐるはいづみを抱きしめ、こっちこそごめんねとと謝罪したのです。
真帆はバカだから何も考えずいづみを傷つけてしまった。
まるでロケットのように前に進むだけの真帆ですが、それはいいところでもあり、めぐるはそんな真帆のことが……
というところで真帆も二人を見つけ、部屋に駆け込んできました。
自分がいづみを傷つけてしまったことには気がついていたようで、入ってくるなり誤り始める真帆。
ですが、めぐると言う友達を得たいづみは今まで見せたことのないような明るい笑顔で真帆に返すのです。
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「『そら』に飛行機、飛ばしましょうね!」と!!

というわけで、ついにいづみの心も開かれた今巻。
三人の結束はより深まったわけですが、これでシミュレートが進展したわけではありません。
ですが宇宙に関しての知識は抜群のいづみや、時として素晴らしいひらめきを見せる真帆にかかればひょっとすると……!?
このシミュレートは、火星の調査を一気に進め、その結果が更なる波乱を呼びます!
真帆、そしていづみというメッセージの受信者……宇宙に選ばれた子供の力が発揮!
そして、三人目の子供までその正体が明かされることになるのです!!
そして物語は更に進展!
火星で何が起こっているか、そして何をしなければいけないのか?
宇宙人との体面に向け、待ったなしです!!

宇宙学校の生徒達がその力を存分に見せ付ける「ST&RS-スターズ-」第3巻は好評発売中です!
宇宙人との約束の日が着々と近づく今巻。
どんどんと盛り上がってく本作、クライマックスも近そうです!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


ST&RS─スターズ─ 3 (ジャンプコミックス)
集英社
2012-03-02
ミヨカワ 将

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