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本日紹介いたしますのはこちら、「とめはねっ!鈴里高校書道部」第9巻です。
小学館さんのヤングサンデーコミックスより刊行、ビッグコミックスピリッツにて隔週連載されています。

作者は河合克敏先生。
本作の紹介は「とめはねっ!」のテーマにてまとめておりますので、よろしければご覧ください。

さて、かなの書編もとりあえずはひと段落ついた前巻。
縁たちも2年生に進学し、5名しかいなかったこの書道部にも新一年生が2名入部してきました。
習字の経験があってキレイな字はかけるものの、書道の経験はなく、その上柔道部と掛け持ちの羽生。
そして書道経験豊富で生真面目な、顧問の影山の従兄妹である島。
彼女達が加わったことで、書道部はどうなっていくのでしょうか!?

新入生を迎えて早々の4月ですが、早くも来月には大会が予定されています。
市民書道大会……あの、昨年鵠沼とリレー書道大会をした大会が。
望月にとっては書き順を間違えてしまった苦い苦い思い出のある大会ですが……
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それでもなんとか引き分けには持ち込めたわけで、とりあえず験の良い大会と言うことになるのでしょうか。
2,3年生は全員出場することにしたようなのですが、前回と違って今回はそれぞれ出品する作品を考えてみようと言うことになりました。
当時はべたべたの初心者だった縁や望月の存在もあり、時間もなかったことから全員臨書作品を提出したわけですが、今回ひろみは本格的に学び始めたかなの書にチャレンジしてみるつもりの様子。
ひろみと仲良しの加茂三輪コンビは同じくかなの書を提出するとあっさり決めたのですが、縁と望月はもうちょっと考えてから決めることにしました。
新入生はと言うと、やはり入部したてで柔道部と掛け持ちの羽生は応募ためらっているようなのですが、島はやる気まんまん。
彼女が打ち込みたがっている前衛書で出品しようと考えていたのです!

その日の放課後、縁は一人で宮田の蕎麦屋を訪ねます。
かねてよりの依頼(?)であった、お品ガキがようやく完成し、それを届けに来たのです。
いい感じだと手放しで褒めてくれる蕎麦屋のご主人の顔を見て、縁も安心した様子。
用事だけ果たすと、もうすぐ娘も帰ってくるから蕎麦でも食べて待っててよと引き止めようとするご主人たちのお誘いを丁重に断り、おうちへ帰るのでした。
ですがお店を出たちょうどその時、宮田が帰ってきました。
縁の姿を見つけた宮田はなにやらばつが悪そう。
それもそのはず、なにやら男子と親しげに話しながら帰ってきたのですから!
その男子はどうも文化祭の実行委員が一緒になったため打ち合わせをして痛いたそうなのですが、なんだかんだと縁に気のある宮田は見られてはまずいものを見られた感じに受け取ってしまいます。
慌てて事情を説明する宮田ですが、
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縁は全っ然気にしていない様子で、文化祭楽しみだね、メニューを渡してきたところだよとニコニコしながら話して立ち去っていってしまうのでした。
誤解をされなかったのは喜ぶべきことなのかもしれませんが、そんなことより男子と一緒だった自分をちっとも気にしていないことの方が宮田にとってはショックが大きかったようで。
なんか悔しい!と、一人自室で暴れちゃうのでした。
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鈴里高校の面々はそれぞれ自分の作品を進めます。
「心」をテーマに前衛書を書くと決めた島は、座禅を組んで自分の心を省みてみたりしております。
ひろみたちは縁の祖母に相談をするなどして、現代作家の短歌を書くことに決めたようです。
羽生はと言うと、自分の好きな言葉を書く、と言うシンプルな題材に決定。
望月はまだ何を書くかこそ決まっていないものの、次の部活のときに漢字一字の大字書をガッと書いてしまうことにしました。
そして縁はと言うと、
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せっかくだからこの一年で学んだことを全て発揮できる題材にしたい、と漢字かな交じりの創作作品にすることに決意。
結構難しそうな題材ですが、縁は意外に自身ありげ。
題材もまだ決まっていないものの、ひろみと祖母のやり取りを見て大体のめぼしは付いたようです。
一同はそれぞれの目標を持って創作に邁進。
縁の題材も決まり、今回の大会ではそこそこの成績が期待できる予感がびんびんします!!
ひろみも期待は大きく、その胸を躍らせるのですが……数日後、予想外に遅く帰ってきたよしみから意外な事実を知らされるのです。
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鵠沼高校の書道部のほぼ全員が、大会に向けて遅くまで創作に打ち込んでいることを!!

瞬く間に月日は流れ、発表日当日。
明確な「書きたいもの」を決めて描いた縁とひろみ。
確かな実力を持ちながら、前衛書にいそんだ島。
普通のサイズの書の実力派まだまだですが、大字書に関しては一目置くべきところがある望月。
それぞれが挑む今度の大会、猛特訓をした鵠沼の存在もあるだけに、結果が気になるところ!
果たして今回はどのような結果になるのでしょうか!?

というわけで、新メンバーを加えての本格活動が始まった本作。
この大会ですが、意外な結果と、そこから生まれてしまった意見の相違、そしてその意見から事件が巻き起こってしまうのです!
みんな仲よしが最大の売りだった(?)鈴里高校、この事件はどういった展開を生み出すことになるのでしょうか!?
そしてこの後、若かりし日の縁の祖母、三浦先生、縁の学友にしてライバルの笠置の過去が明かされる過去編が描かれます。
若き日の三浦先生のイケメン振り、笠置の美人ぶり、そして縁の祖母のやんちゃ振りが赤裸々に描かれるのです!!

新・鈴里高校書道部が始動する、「とめはねっ!鈴里高校書道部」第9巻は好評発売中です!
作品内で1年がたったことになる本作。
というころは、丸一年書道と向き合ってきた縁や望月の真価が問われることになるわけです!
一年生組と合わせて、その活躍を期待したいところですね!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


とめはねっ! 鈴里高校書道部 9 (ヤングサンデーコミックス)
小学館
2011-12-27
河合 克敏

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