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本日紹介いたしますのはこちら、「デンキ街の本屋さん」第1巻です。
メディアファクトリーさんのMFコミックスより刊行、コミックフラッパーにて連載されています。

作者は水あさと先生。
水先生は同人活動の傍ら、08年ごろから商業誌で連載などを始めた漫画家さんです。
代表作はシリウスにて連載されていた「世界制服セキララ女学院」、現在は本作のほか@バンチにて「めいなのフクロウ」も同時に連載されています。

さて、本作は本屋さんの従業員の皆さんの日常を描いた作品です。
こういったひとつの職業をピックアップした作品も最近は増えてきておりますが、本作はその本屋さんの立地(?)が最大の特徴となっております!

その書店、コミック専門店「うまのほね」は日本最大級の電気街にありました。
時は金曜の夜、遊びに行ったり飲みに行ったり、街はそんな人々でざわめいております。
そんななかでこのうまのほねでは修羅場が繰り広げられておりました。
明日発売の新刊コミックスを、特典の小冊子を共にシュリンクをかける。
まだまだ本は山のように残っており、従業員の皆さんは死ぬ気で作業にいそしんでおりました。
その中の一人、海雄は先輩アルバイトのひおたんに謝られてます。
どうも本来海雄は休みだったようですが、病欠が一人でてこの地獄に呼び出されてしまったとのことで、その件について謝り倒されているのです。

この地獄、もというまのほねでは従業員同士があだ名で呼び合っています。
海雄はまだ働き出して間もないためあだ名がついていないのですが、先ほどのひおたんをはじめ、「カントク」「腐ガール」「先生」「カメ子」など、けったいなものぞろい。
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名は体をあらわすと言うことで、皆さんあだ名に負けないキャラクター。
それでもみんないい人人であることは確かで、こういった場所で働いているわりにはアニメやらのネタに疎いひおたんにいろいろ教えたり、仕事に関しては教えられたりしながらやっていっているのでした。

時計は2時を回ります。
海雄に割り当てられた分がようやくおわりました。
先輩たちにとりあえず寝てていいよと言われるのですが、他の面子はまだまだ作業中。
何かやろうかとたずねると、それならばと夜食の買出しを頼まれます。
今まで弱りきっていたひおたんも、買出しと聞くと一気に元気満点!
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海雄と共にコンビニに向かうのでした。

バイトになれたかとか、最近は夜開いている店も増えたなどと雑談をしながらコンビニに到着する二人。
おにぎり、サンドイッチ、コーヒー、某眠気覚まし栄養ドリンク、某海外産缶入り栄養ドリンク……と、カゴに放り込んでいくひおたん。
そんな中、某300円位するお高いカップアイスが目に止まるのですが……お値段との兼ね合いを考えるとどうしても手が伸びないようです。
見かねた海雄は、いつもお世話になっているからご馳走しますよと提案。
するとひおたんはぱぁっと顔色を明るくし、感謝の言葉と共にアイスを含め沢山の食べ物をカゴに放り込むのでした!
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コンビニを出たとたんにアイスをあけて食べ始めるひおたん。
あんまり食べると眠くなると言う海雄のアドバイスにも耳を貸さず、歩きながら食べ続けているうちにうまのほねにたどり着きました。
買出しして戻ってきてから作業にいそしむみんなの様子を見てみれば、その生気のない様はさながらゾンビ。
夜食に群がり、貪り食う様はもはやそのものです……!!
そんな様子を、顔を赤らめて見つめているのは同じく疲弊しきっているはずの腐ガール。
恥ずかしがり屋っぽい彼女は、あのように貪り食っている姿を見られるのが耐えられないのでしょうか……?
ひおたんもまた、無惨に貪り食う姿を見せていません。
ですがそれは乙女の恥じらいゆえではありませんでした。
サンドイッチを食べながら、早速おねむになっていたのです……
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肩を揺り動かされると、何も言っていないうちからよだれをたらしながら眠っていないと否定するひおたん。
ですがそんなことを言った傍からすでに船を漕ぎ出していまして。
もはや彼女を夢の世界から助け出すことは不可能なようです!!

その後それ以外の面々は、眠気覚ましと栄養ドリンクを同時に飲むと言う荒業でエネルギーを補給し、追い込みに入ります。
3時30分を迎えるころ、この日朝から学校に通ったあとだった海雄にとうとう限界がやってきてしまいました。
やむなく脱落となり、仮眠の取れる事務所か何かに入っていく海雄。
とっくの前にそこにすやすやと寝息を立てているひおたんの姿が。
そっと布団をかけなおしてあげ、海雄もまた自分の布団に入るのです。

しばらく時間がたち、海雄は物音で目を覚まします。
ひおたんが起きたのかと思い、眼鏡をかけて辺りを見てみれば、なんと腐ガールが馬乗りになっているではないですか!!
静かにしてと海雄の口を封じ、腐ガールは告白を始めます。
はじめてあったときから思っていたが、今日やっと確信した。
海雄は自分の理想の
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ゾンビだと!!
気がつけば寝ている間にゾンビメイクを施されている海雄。
なんと腐ガールはそのものズバリ腐女子と言う意味ではなく、腐った人=ゾンビが好きな女子と言うのが由来だったのです!
日々ゾンビが現われて世界が埋め尽くされたら?という妄想をしながら生きているらしい彼女。
だからりそのゾンビである海雄に、対ゾンビの練習台になってほしいというのです!
冗談なんかではなく、本気で鉄パイプ(細)を振り回す腐ガール。
やがてその騒動は、疲弊して半ゾンビとなっていたほかの従業員も巻き込みおおわらわ。
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流石にその騒動に起き出すひおたんですが、助けを求める海雄の声も届かず、彼女はまた眠り始めてしまうのでしたとさ……

というわけで、電気街にあるコミック専門店を中心にドラマが展開する本作。
あの電気街がモデルと言うことでして、必然的に同人やら成年向けのエロスな本やら、大型同人イベントなんかと密接な関係が生まれるわけで。
そのあたりと絡んだネタもふんだんに用意されていまして、そちらの趣味を持っている方ならば一層楽しめることは間違いありますまい!!
もちろん昨今の日常マンガに欠かせなくなってきている萌え要素もふんだんに用意されております。
子供っぽいところにあるひおたんですが、モノの弾みでエロ本大好き人間を自称することに!
メインヒロイン格である彼女意外にも、先生や腐ガールにも見せ場が用意されておりますので、脇役にビビッと来た方も安心の内容ですよ!!

マニア蠢くデンキ街の本屋さんの日々を描く、「デンキ街の本屋さん」第1巻は好評発売中です!
マニア向け色の強い日常物である本作。
ひおたんのそっち方面の成長物語と言う見方もできる内容となっておりますよ!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


デンキ街の本屋さん 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ)
メディアファクトリー
2011-11-22
水あさと

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