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本日紹介いたしますのはこちら、「とめはねっ!鈴里高校書道部」第8巻です。
小学館さんのヤングサンデーコミックスより刊行、ビッグコミックスピリッツにて隔週連載されています。

作者は河合克敏先生。
本作の今までの紹介は「とめはねっ!」のテーマにてまとめておりますので、よろしければ併せてご覧くださいませ。

さて、かなの指導を巡って再び鵠沼と勝負することになった鈴里高校書道部の面々。
東都文化大学のオープンキャンバスでその勝負をすることとなるのですが、そこにはかなの書で事実上の学生日本一になった大槻や、書道的にも恋愛関係的にも重要人物な一条なども来ていました。
注目しなければならないのは二校の勝負だけでは無いようです!

当初は順位付けはしないとされていたオープンキャンバスでの創作。
ですがいろいろ手回しなんかもあって、結局順位付けして寸評することとなりました。
これで目に見えて優劣がつくことになった二校。
早速課題に挑むこととなりましたが、その課題は指定された和歌の全体の構図を自分で考え、何箇所かを変体がなに変えるというものでした。
その両方を自分で考え、設計図のようなものを指導してくれている先生へ持って行き、OKが出たら半紙に本番を書く……という一連の流れを90分でこなさなければなりません。
初心者の縁だけでなく、ひろみ達からしても十分大変な課題です。
思い悩む縁をはじめとして、教室内はしんと静まり返るのですが……わずか10分ほどで席を立ち、設計図を先生に見せる人物が現れました。
その人物はやはりと言うべきか、ダントツの実力と実績を有する大槻。
駄目だしひとつされずこれで始めてくださいといわれた大槻に、周囲はざわめき、焦りを覚えるものもいました。
程なくしてよしみ、鵠沼の副部長である見城、そしてひろみも本番へ移行。
あせる縁も先生のアドバイスももらえるからと考えたのか、とりあえず見せてみようと席を立ちました。
ところが縁は慌てるあまり転倒してしまいます。
が、
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その時落としたノートを見て何かをひらめいた様子。
すぐさま設計図を書き直した縁。
新たな設計図は、先生も納得の良い出来なだったようです!!

時間を最大限に使い、とりあえずはやりきった縁。
鵠沼高校はよしみに加え、かなの書にかんしては彼女を上回る見城や、これまた高い実力を持つ勅使河原なんかもいるため、絶対的に有利といえるでしょう。
対する鈴里は、はっきり言ってそのあたりの実力者にまったく引けを取らないといえるのはひろみのみ。
かなり分が悪い勝負ですが、運がよいのか悪いのか、順位を発表しての寸評は上位5位までと先生の口から告げられました。
それ以下の生徒には添削して返却した作品に順位を書いて返却するとのことで、まあ下のほうにいるだろう望月あたりはほっと胸をなでおろすのです。
これでなんとなく5位以上にどれくらい食い込んでいるかで勝負が決まるムードになった鈴里VS鵠沼。
早速5位として発表されたのは……よしみでした。
上々の順位な気もしますが、上に4人もいる順位に終わったよしみは歯噛みするばかり。
そこにひろみが入っていたら……などと考えている中で発表された第4位は
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なんと縁じゃあありませんか!
字自体は思い切りが足りないかななどと言われてしまうのですが、何より評価されたのは半紙を横に使ったことによって余白がうまれ、「散らし書き」の空間美が生まれていること。
床に落としたノートが横向きに落ちていたことからこの方法を思いついたのです!
まさに怪我の功名、思いもよらぬ好評価となったのでした!

1位はおそらく大本命の大槻。
ならば勝負を決するのは2・3位です。
そこへ食い込むのはやはり見城とひろみでしょう。
これで勝負が決まる、と両校の一同(主によしみ)が息を呑んでその発表を待っていたところ、3位として発表されたのは見城!そして2位はひろみでした!!
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二人の差はほんのわずかですが、ひろみの工夫によって確かな優劣が生まれたのです!!

1位は予想通り大槻です。
が、その作品は半紙を横に使うという縁と同じアイディアを使っていました!
もちろんそれだけではなく、字自体からもその圧倒的な実力が伺える圧勝。
大槻にレベルの違いを見せ付けられつつも、ひろみもまた大槻に認められたこの課題。
鵠沼に勝利を収めた形になる鈴里ですが、それだけでない大きな収穫となったようです。

この後、望月と一条、そして縁がなぜか3人でデートしてみたりと、恋愛のほうの物語も進みます。
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こちらもなかなかいい勝負になって行きそうですが、やっぱり決着がつくのはまだ先になりそう。
そんなことをやっているうちにも時間は進み、縁と望月もいよいよ2年生になりました。
そうなると今度のイベントは、新入生に対しての部活勧誘。
今回もやはり反応が鈍い書道部ですが、昨年に引き続き入りそうな新一年生が二人登場します。
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表紙にも登場している羽生、そしてある人物の親戚である島。
性格も目的もぜんぜん違う二人ですが、二人とも思いもよらない実力を披露してくれまして……
縁たちが2年生となり、新たなスタートとを迎えることとなる今巻。
彼女達が新たな台風の目となるのでしょうか!?

というわけで、VS鵠沼を勝利で終えた今巻。
縁の著しい成長が見て取れたこの勝負ですが、なかなか縁の内向的な性格まで変わるわけではないようで……
一条との望月を巡るあれこれが一気に進展したりすることはなさそうです!!
そもそも望月自身にそういう惚れたはれたの感情がないことが最大の問題の気もしますが!
そしてやはり気になるのは新キャラの登場。
女性キャラの増量によって、より一層肩身が狭くなりそうな縁ですが、それだけでないいろいろに彼女達が絡んでくるのは必然です。
書の実力面でも、それ以外のドラマでも彼女達がどういった影響を及ぼすのかが気になるところですね!!

新キャラも登場し、新章突入の「とめはねっ!鈴里高校書道部」第8巻は好評発売中です。
恋愛劇にも新キャラが絡んでくるのかも気になる本作。
どちらにしろ、縁の苦難は続きそうですね!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


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