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本日紹介いたしますのはこちら、「超級!機動武闘伝Gガンダム」第4巻です。
角川書店さんの角川コミックス・エースより刊行、ガンダムエースにて連載されています。

作者は脚本が今川泰宏先生、漫画が島本和彦先生&宮北和明先生。
今までの本作の紹介は「超級!機動武闘伝Gガンダム」のテーマにてまとめましたので、よろしければそちらもご覧くださいませ。

さて、前巻でオリジナル展開に突入した本作。
成績不振にあえぐドモンに送りつけられた刺客、黒いシャイニングガンダム乗っていたのは捜し求めていたキョウジでした。
実際乗っているのは単なる学習型CPUなのですが、そんなことを知るはずもないドモンはまんまとだまされ大ショック。あまりのショックに回想シーンに入ってしまうのですが、そこでドモンとマスターアジアの出会いが語られることとなったのです!

命を助けられたことをきっかけに、マスターアジアの弟子となったドモン。
日夜続く修行の日々で、ドモンは目覚しい成長を遂げ、二人は息もぴったりなコンビになっておりました。
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そんなある日、ドモンに緊急の一報が入ってきます。
なんでも今すぐ帰って来い、というのです。
これを機会にマスターアジアはドモンに免許皆伝を与えることにします。
ドモンはマスターアジアと一緒に例の流派東方不敗は王者の風のアレ
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をやった後、正式にキングオブハートの称号を受章。
ドモンは急いでなつかしの故郷、ネオジャパンのコロニーへ向かうのでした。
ところが出迎えてくれたのは家族ではなく、幼馴染のレイン。
それもそのはず、ドモンの家族は大変なことになっていたのですから!

カッシュ家の積み上げてきた研究が実を結んだその日。
作り上げられた究極のガンダムを前に歓談している一家のもとへ、あのウルベがやってきました。
その目的は、なんとドモンの父と兄を国家反逆罪で逮捕するためでした!
あっという間に銃を構えた武装兵が包囲。
この究極のガンダムで各国に攻め入ろうとしているといわれのない罪を主張してくるではありませんか!
意味がわからないと驚きうろたえるドモンパパですが、キョウジはそうではありませんでした。
いきなりしたり顔で「意外に早い対応だ」と言い出し、指をパチンと鳴らします!
すると究極のガンダムは動き出し、あっという間に武装兵を一網打尽にしてしまったのです!
とんでもないことをしだしたキョウジに対し、ドモンママはその身を挺して凶行をやめるよう指示。
さすがに実の母に立ちはだかられてはキョウジも攻撃の手を止めざるを得ません。
一体何をしようというのか、いつから私たちを裏切っていたのか。
そう問い詰められるキョウジですが、その問いへの答えをキョウジが語ることはありませんでした。
生き残っていた武装兵の狙撃からキョウジを守ろうとして母が被弾し死亡!
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そしてキョウジと父もまた肩に大きな傷を負ってしまったのです。
母の死に逆上したのか、キョウジは再び攻撃を指示!
ウルベと父、そして多くの骸を残し、キョウジは究極のガンダムとともに空へと飛び去ってしまったのでした……
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その後、父はすべての責任を取らされて冷凍刑に。
帰ってきてみれば、ドモンは天涯孤独の身となってしまっていたのです。
すべてのいきさつを聞かされたドモンは「俺なりの決着をつける」と言い出し、どこかへ突っ込んでいきました。
そのどこかとは、モビルファイターの研究開発機関。
大勢の警備を瞬く間に蹴散らしながらドモンがたどり着いたのはレインの父、ミカムラ博士とウルベのところです!
新たに開発したガンダムの性能が思うように引き出せず苦悩しているウルベの元へやってきたドモン、いきなりウルベの顔面を思いっきりぶっ飛ばします!
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思うさまぶちのめしたところでレインがやってきて、事情を説明。
ミカムラ博士は大体どんないきさつか理解したのですが、やっとその場にやってきた警備の人たちにはわかりません。
暴漢めと、ドモンを押しとどめているレイン諸共弾幕を浴びせたのです!!
が、キングオブハートの称号を持つドモンにとって銃弾など屁でもありゃしません。
すべて弾丸を受け止めたのですが、レインを危険にさらした警備兵に対しての怒りはそりゃもう大変なもの!
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物凄い勢いで警備兵の銃を奪い取り、そのまま一気に警備兵を一網打尽にしたのでした!!
いきなり乱入してきた得体の知れない暴漢。
傍から見れば怪しすぎるドモンですが、その強さを見たウルベの瞳は輝いています。
このガンダム、シャイニングガンダムのパイロットが見つかった、と!!

というわけで、ドモンがネオジャパンのファイターとなったいきさつを収録した本作。
この後ドモンとミカムラ博士たちとの利害が一致し、ウルベにガンダムのけりはガンダムでつけろ、と丸め込まれてドモンはガンダムファイトに挑むことになります。
このあたりはウルベをぼっこぼこにしたくだりはともかく、大体アニメ版どおり。
この過去の回想を経て、再び物語は現代へ。
ドモンは黒いシャイニングガンダム、通称黒シャイに大苦戦しちゃいます!
果たしてドモンはこの大ピンチにどう立ち向かうのでしょうか!
そしてリストラから逃れることが出来るのでしょうか!!
ドモンは覚醒のときを迎えるのです!!

ドモンの過去が明かされ、これからが本番といえそうな「超級!機動武闘伝Gガンダム」第4巻は好評発売中です!
メインキャラの顔見世にドモンの目的の判明など、物語の下準備を終えた本作。
今巻ではシリアスな展開が多かったものの、重い過去変が終わったことで次巻からは再び島本先生節の増量も予想され、いろんな意味で新章が始まるといってよさそうですね!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


超級! 機動武闘伝Gガンダム (4) (角川コミックス・エース 16-11)
角川書店(角川グループパブリッシング)
島本 和彦

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