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本日紹介いたしますのはこちら、「絶対可憐チルドレン」第24巻です。
10年12月に小学館さんより刊行、週刊少年サンデーにて連載されています。

作者は椎名高志先生。
今までの紹介は「椎名高志」のテーマでまとめておりますので、お暇等ございましたらご覧下さいませ。


さて、フェザーに仮の体を与えるため九具津と協力することとなった前巻。
予想通りいくつかのトラブルはあったものの、何とか目的は達成され、あとはフェザー本人の準備待ちと言うことになりました。
事件後、成長したチルドレンたちと皆本は別々(部屋だけですが)にくらすことになり、ほんの些細ながらも引越しを終えたところ……
まもなく東京都下に直下型の地震が襲うと言う予知を告げる一報が入ったのでした!

予定の時間が来ると、確かにぐらぐらと東京を揺さぶる地震が襲いかかりました。
ですが救助が必要になるほどの大地震ではありません。
予知が外れたのかとも思いましたが、実際はビンゴもビンゴ。
多分東京都の南方300km弱ほどにあるだろう離島、八帖島を震源地にした地震だったのです。
なんだと安堵と言うか、気合が抜けたような表情を浮かべるチルドレンたち。
ですが八帖島はバリバリの観光地でもあり、観光客含めて1万人ほどの人々がいます。
更に悪いことは重なるもので、大雨のせいで深刻な被害も予想されるのです。
全員の無事はまだ確認されず。
天候不順で特務エスパー達はなかなか現地へとたどり着くことが出来ず、まずはチルドレンたち+賢木&皆本だけで救助に挑むこととなるのでした。

とりあえずは順調に救助活動を続けるチルドレンたち。
いつもならば瓦礫を薫がふっとばし、紫穂が救助者の位置を割り出し、葵がテレポートで移動させて病院へ運ぶ……と言う手順をとるところですが、この大雨では葵のテレポートで遠距離を移動させるのは困難です。
そこで葵は要救助者を泥の中から助け出すことに集中し、薫が念動力で運ぶと言う手段をとることになしました。
皆本から相手は自然災害なのだから、どんなエスパーにも対応しきれない状況もありうる、そうなったら自分や要救助者たちよりも自分を優先しろ、と言い聞かされていたのですが、薫はそんな言葉を素直に受け入れる気など毛頭ありません。
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自分は最強のエスパーなのだから、絶対に全員を助ける。
そう考えながら負傷者を病院へと輸送するのでした。

賢木のもとへ負傷者を送り届けたその時、八帖島を再び余震が襲います。
心配になった薫は皆本に無線で呼びかけるのですが、帰ってくるのは雑音ばかり。
皆本たちの乗っていたパトカーは先ほどの余震で横転し、濁流の中にうずもれていたのです!!
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慌ててそのパトカーの元へと駆けつける薫。
意識を保っていた紫穂は、なんとか葵を連れて陸に上がることに成功していました。
救助で危険な場所へ近づくために防護服を着込んでいたことが功を奏し、葵が肩を脱臼していた程度の負傷ですんだようです。
あとは皆本を探すだけ。
コールサインはこの近辺から発せられているようですが、とにかくこの状況ではそう簡単には見付かりません。
気絶している葵を簡易テントの下に寝かせ、紫穂と薫が捜索をはじめるのですが……その時またも余震が!
その余震で土石流が発生し、避難所を飲み込もうとしたのです!
薫の念動力で土石流を食い止めるのですが、更に別の場所で3箇所同時に土石流が発生!
その土石流はかおるたちが今いる場所に迫ってきているようで、避難しなければチルドレンたち自身も危険です。
薫は必死にその土石流も食い止めようとするのですが、とても全部を1人で食い止めることは出来ません。
その間も紫穂が懸命に皆本を探すのですが、やはり紫穂とは言えど濁流の中1人の人間を捜し当てることは困難で……
濁流が押し流してきた流木なども紫穂におそいかかり、このままでは皆本を助けるどころか紫穂の身も危険です!
薫は歯を食いしばりながらも捜索を続ける紫穂を念動力で濁流から拾い上げ、捜索を打ち切って既刊する決意をするのでした。

自分にもっと力があればと悔しさを抑えきれない薫。
まるでその思いに答えるように、バベルの地下で動き出すものがいました。
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体を作ろうとしていたはずのフェザーです。
動きを封じるはずのECMをものともせず、羽の生えた女性の姿を取って装置から飛び出すフェザー。
そしてECMが無いかのようにそのままテレポートを行い、チルドレンたちの目の前に姿を現したのです!!

現れたフェザーはあっという間に葵を治療し、更に土石流を押さえ込みます。
そしててきぱきと指示をし、瞬く間に数々巻き起こっていたトラブルを解決。
紫穂によって皆本も発見され、怪我が酷いながらもフェザーによって治療してもらうことによって難を逃れます。
その治療中、フェザーはその時皆本の見ていた夢から今までのっぺらぼうだった自分の顔を作成。
その顔はなんと
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未来の薫のものではないですか!
流石に例の未来予知を知らないチルドレンたちはその顔が誰のものなのかはわからないのですが、意識を取り戻した皆本はいきなり現実に現れた形になる彼女にびっくり。
そしてそれがフェザーだと知って2度びっくりするわけですが……ともかく皆本の正式な治療のために病院へ戻ることになるのでした。

こうしてフェザーが肉体を得ることとなった本巻。
超強力な能力を持つ彼女も本格的にお話に絡んでくることとなり、物語はまた一歩先に進んでいくことになりそうです。
このあと一同は学校の友達なども交え、室内温水プール施設でのリゾートを楽しむことに。
定期的にある水着成分の注入……と言う意味合いだけでなく、フェザーの謎に迫るストーリーもしっかりと挿入されています。
今後例の未来について鍵を確実に握っているであろうフェザーを廻る展開がおとずれるのではないでしょうか!
最近は乙女とオヤジの狭間を行き来している薫の気持ちも引き続き揺れ動いておりまして、ここでも積極的に皆本にアプローチしてくるフェザーの存在がひと悶着起こしそうであります!
今巻の最後のほうでおぼろげながらフェザーの正体が予想されるのですが、その予想からすると形成した顔に薫の未来の顔を選んだのも気が向いたから、と言うものではない感じも受けるのですが……
フェザーの正体のみならず、兵部もなにやら動きを見せ始め、更に目の離せない展開が続くようです!!

フェザーが本格始動する、「絶対可憐チルドレン」第24巻は好評発売中です。
最新第25巻は今月発売予定!
スクールカレンダー付きの限定版も発売予定となっておりますので、ファンの方ならばそちらも抑えて行きたいところですね!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


絶対可憐チルドレン 24 (少年サンデーコミックス)
小学館
2010-12-17
椎名 高志

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