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本日紹介いたしますのはこちら、「GANTZ(ガンツ)」第30巻です。
集英社さんのヤングジャンプ・コミックスより刊行、週刊ヤングジャンプにて連載されています。

作者は奥浩哉先生。
本作の紹介は「GANTZ」のテーマにてまとめていますので、そちらのほうも宜しければご覧くださいませ。

宇宙人と全国のガンツチームの戦闘が激化した前巻。
玄野はその戦闘を潜り抜けますが、戦闘のための転送によって多恵と離れ離れになってしまいます。
戦闘後慌てて多恵を探し回る玄野ですが、見つけたときにはすでに宇宙人に捕獲されているところでした。
絶対に助けに行くと誓う玄野。
しかし宇宙人に拉致された多恵たち地球人を待っていたのは、奇妙で恐ろしい扱いだったのです。

捕らえられた地球人は、まず謎の液体を浴びせかけられます。
その液体は衣服を溶かす効能があるようで、人々は皆丸裸にされてしまいます。
そしてそのまま追い立てられ、水路のようなところに追い込まれる地球人。
追いかけてくる宇宙人の姿もなくなって、ようやく落ち着いたのはプールのコースのように細長く区分けされた水路。
どうしていいかわからず、ざわつくしかない人々の中、突然多恵の肩に手をかけてくる男がいました。
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多恵は警戒心バリバリでなんですかと尋ねるのですが、男は別にと答えただけで目をそらしてしまうのです。

不安なのは勿論多恵だけでなく、その場にいる全員です。
殺すつもりならさっきの時点でいくらでも殺せたはず、きっと捕虜にする際に滅菌をしているんだ、と叫ぶ男もいるのですが、それもやはり不安の裏返しでしょう。
仮に捕虜にされるだけだとしても、圧倒的な力を持った得体の知れない存在に拉致された状況は考えるだけで恐ろしいもの。
恐怖は隠しきれません。
その時、不意に水路の水かさが増しました。
全員がそこに足もつかないほど水が増えたかと思うと、水路の水は急流へと変わります。
どうやらこの水によって人々を別の部屋に押し流そうと言うつもりのようです。
一掃の不安を刈られる人々を安心させようとしたのか、先ほど捕虜になるだろうと言う持論を述べた男が安全を確認したら合図を送ると言って水路の先へと消えて行きました。
ですが男からは合図が帰ってきません。
次にその男が姿を見せたのは
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頭を打ちぬかれ、胸にバックリと大きな傷口を開けて逆さ吊りになった無残な姿で、だったのです!

玄野が助けに来てくれるまではと必死に生き延びようとする多恵。
そんな多恵に思いもよらぬ救いの手が差し伸べられました。
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急流から多恵を引き上げてくれたのは、先ほど肩に手をかけてきた男。
彼は多恵を引き上げたかと思うと、自分についてこいと指示をしました。
男が目指す先は、通気用のダクトのようにも見える穴。
それが何か、どこに通じているのかはわかりませんが、生き延びるためにはわずかな可能性にかけるしかありません。
流れに流されないよう、隣の部屋から一番遠い位置まで移動してから急流を渡り、再び流された分もとの位置まで移動する。
そんなことを繰り返してようやくダクトまでたどり着く多恵たち。
それに習ったほかの人々も一緒にその先を進むのでした。

異臭の漂うダクトを歩く一同。
多恵は男に何故自分を助けてくれるのかと尋ねるのですが、帰ってきたのは「ロリコンだから」というものでした。
どうもそれだけではない様子ですが、それ以上突っ込む状況でもなく。
手を引かれるままに進む多恵たちの前に、今度は床一面に広がっている虫の大群が現れました。
嫌悪感に多恵ながら踏みつけつつ進む一同。
すると今度は
人間ほどの大きさの虫が現れたではないですか!
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しかもその虫、人々に取り付いて噛み付いたりしてくるのです!
多恵も上からのしかかられてしまいますが、男のパンチのおかげで何とか無傷。
人々は慌てて走り出し、ようやく虫たちの脅威から逃れます。

行き止まりになっている場所には、上から光がさしていました。
そこによじ登って隙間から這い出ると、そこは宇宙人たちの町の中。
いくあても無く逃げ惑うしかない人々ですが、地球人が宇宙人のペットの餌にされている姿などが目に飛び込んできます。
さらに先ほど巨大虫に噛まれたところが不気味に腫れあがったりと、人々はまさにパニック状態。
当然騒ぎになり、それを聞きつけた警官らしき宇宙人によって捕獲されてしまいました。
ですが、男のその身を張った行動によって多恵と2人だけはその場を逃れることに成功。
難は逃れたものの、男は捕獲の際に負った傷によって、多恵が機能なくした自分の娘に煮ていたと言う言葉を残して死んでしまったのです。
頼りにしていた男も死に、悲しみにくれる多恵。
そこに1人の宇宙人の少女が姿を現しました。
まるで新しいおもちゃを見つけたようなそぶりで多恵を掬い上げる少女。
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絶望的な恐怖を感じ、多恵は必死に玄野に助けを求めます。
玄野はというと、彼もまた多恵を助けるために同じ道を通ってきていました!
そして助けを求める多恵の声を耳にし、一目散にその声の元へダッシュ!
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ついに多恵を捕まえた少女の近くへまでやってくるのですが、少女は多恵の口をふさいで声を上げさせないようにしてしまいます!!
多恵の姿を求めて探し回る玄野。
ですが玄野が出会ったのは、別口で脱出に成功していた地球人の集団でした。
頼るあても無く、助けを求めてくる地球人の人々。
いちもにもなく多恵を探したい玄野ですが、同郷の士をむげに見捨てるわけにもいかず……
玄野はどんな道を選ぶのでしょうか!?
つかまってしまった多恵に待っているのは!?
運命は2人を翻弄し続けるのです!!

と言うわけで、多恵が主役となる今巻。
明確な意思や自我があるにもかかわらず、同じく自我があるであろうことがわかっているはずの地球人を無慈悲に惨殺していく彼らの思想とはどんなものなのでしょうか。
地球に攻め込んでいるにもかかわらず、ごく普通の生活をしていると言うところも謎なところ。
母星が何らかのトラブルに見舞われ、侵略行為に及んだとでも言うのでしょうか?
あるいはガンツが何らかの手引きをしたのでしょうか?
そのあたりが明かされるのも楽しみですね!
1人宇宙人の船に乗り込んだ、玄野の活躍も注目したいところ。
今巻でも強敵にたった一人で立ち向かっているのですが、時間が経つにつれて敵が増えていくことは必死!
これからどれだけの活躍を見せるのかも必見です!!

宇宙人の船での出来事がメインとなる「GANTZ」第30巻は好評発売中です!
ついに実写映画も公開となった本作。
玄野は頼ってきた人々を、多恵を救い出すことができるのか。
あるいは無残な結末を迎えてしまうのか。
気になる展開はまだまだ続きます!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!






なんか第30巻のリンクが作れないので同日発売の小説のほうを。
ホラーの大家、平山夢明先生の手が入っていると言うことで、謎の多いミステリアスな内容になっていました!
ある意味最悪の結末を迎えますので、スカッとする内容をお求めの方は覚悟してお読みください!

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集英社
奥 浩哉

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