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本日紹介いたしますのはこちら、「偽書 ゲッターロボ ダークネス」第2巻です。
白泉社さんのJETSコミックスより刊行、ヤングアニマル増刊Arasiにて連載されています。

作者は西川秀明先生。
本作は「西川秀明」のテーマにて今までの紹介をまとめておりますので、よろしければそちらもご覧くださいませ。

さて、第1巻でアスタルテの非常な罠を乗り越え、異形のダークネスゲッターと化して勝利をおさめた了たち。
ですが闇のゲッターという謎の姿に、光のゲッターをつくって人類を裏切ったと言う早乙女博士など、読者にとっての謎は増えるばかりなのでした。

ロンドンを火の海にしたイデア。
最新鋭の兵器を持ってしても歯が立たない絶望的な戦力差を前に、壊滅寸前に追い込まれてしまう人類ですが、そこで助けに現れたのがゲッターロボ!
固唾を呑んで見守る人々の前で苦戦を強いられるゲッターは、渋る了を説得して高速戦闘を得意とするゲッターIIに変形することにしました。
変形したゲッターIIに、マッハ3の鋼鉄の鞭で襲い掛かるイデア。
ところがゲッターII、そのマッハ3の鞭をいともたやすく捕獲。
さらにその掴んだ腕を高速回転させ、イデアを瞬く間に絡め取り、
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左手のドリルで貫いたのでした!!

イデアを撃破してくれたゲッターIIに沸き立つロンドンの人々。
ですがその歓喜の色は一瞬にして塗りつぶされてしまうこととなります。
イデアの逆襲が始まった、と言うわけではなく……
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助けを求めるイデアに無慈悲な止めを……何度も何度も、ドリルをつきたてたのです!
イデアの体を原形をとどめないほどぐちゃぐちゃにしてしまったゲッターIIの姿はあまりにも恐ろしく、助けてもらったロンドンの人々ですら「悪魔」だともらしてしまうほど。
そしてそのもらしてしまってもしょうがない「悪魔」と言う言葉はハヤトの耳にも届いてしまいました。
その言葉を聞いたハヤトは怒り狂い、なんとその言葉を漏らした人間を殺そうとするではないですか!
すぐそれをとめようとムサシがハヤトの動きを止める拘束具を作動させ、鎮静剤を注射しようとしました。
ところがハヤトはどこからともなく取り出した武器で拘束具を破壊し、あろうことか
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ムサシのコックピットを狙い、ドリルをつきたてたではないですか!!
危険を察知した了はすかさずオープンゲット。
強制的に分離し、すぐさまハヤトのコックピットへ怒鳴り込みました!
するといきなり有無を言わさず凶器を振りかざして了に襲い掛かってきたのです!
なんとか動きを止めようとする了ですが、暴走するハヤトの力は異常にもほどがある強さに。
片手で巨石を持ち上げる了の義手をもってしても抑えきれません!
凶器の切っ先が了の目に到達しようとしたその時、間一髪ハヤトの首筋に鎮静剤が打ち込まれました!
すんでのところでドリルの直撃を逃れていた、ムサシの投薬がギリギリ間に合ったのです!

アスタルテに続き、再びゲッターに敗れてしまったイデア。
苦々しい顔をするイデアの幹部の1人、アバドンの前に1人の男が現れました。
男の名はアベルト。
彼はハヤトに一度会ったことがあるそうで、その顔からは絶対の自信を表しているかのような笑顔が漏れ出しています。
次の刺客はこのアベルトとなるようですが、彼はハヤトとどういう邂逅を果たしていたと言うのでしょうか。
アベルト……、いやイデアとハヤトの出会い、そしてハヤトの異常性の所以が明かされるのです!

3年前の東京。
ハヤトは「ハヤトの軍」という過激な組織を率いて多くの政治的要人を殺し、重要施設を破壊していました。
やっていることは極悪にも見えるハヤトの軍ですが、大災害に見舞われても一切まともな対応をしなかった政治家を殺したり、武力を持って略奪などを行う自衛隊を粛清したりと、彼なりの正義の元に行動をしていたようです。
そして当時から首筋に薬を打ち込んでは大暴れしていたハヤト。
今ほど酷い暴走はしていなかったのか、仲間内からは厚い信頼を寄せられていました。
そんな彼が打ち込む薬や、常用している精神安定剤の噂などがささやかれる中、1人の男がハヤト野本へ尋ねてきました。
彼の名は安部。
安部……あべ……アベルト……なんかもう正体がわかった気がしますが、勿論当時アベルトと言う名のイデアがいることなど知るはずもないハヤトは何の疑いもなく、彼をハヤトの軍の一員と認識しています。
そしてハヤトは安部にこの薬の、正体を教えてあげちゃいました。
それは、ハヤトの脳に打ち込まれた「革命の針」の副作用を抑えるためなのだそうです。

日本を混乱に陥れた大災害の際、全てを失ったハヤトは偶然この革命の針の元へとたどり着きました。
そしてこの人間の脳の力を100%使用することができるようになると言う、この針を打ち込んだのです。
何故なら、彼は革命を求めていたからです。
イデアが支配し、善も悪もなく力こそが正義であるこの世界を生き抜くために!
そんな言葉を力強く口にすると、その場に新たな来客が訪れました。
手を叩きながら入ってきたのは……
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早乙女賢!!
早乙女博士はイデアの幹部達とともにハヤトの元へやってきたのです!
ハヤトの精神、能力を求め、イデアの仲間として迎え入れるために……!
安部もアベルトとしての正体を現し、同志になろうと語りかけてきました。
ですがハヤトは早乙女からまがまがしいゲッター船の力を感じ取り、戦慄。
すぐさまその場から離脱しました!
逃げながら、イデアたちの言う胡散臭い力に怯えながらも認められないと憤慨。
仲間を見つけ、すぐに戦いの準備をするように指示します。
ですが仲間の下へ近寄ってみると、すでにハヤトの軍のほとんどがイデアの毒牙にかかっており……
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声をかけた仲間も無残な躯となっていたのです!
そんな焦るハヤトの元へ追いついた来たロベルト。
彼は力を求めたハヤトの考えを人間としては良い考えだったと賞賛しつつベストな答えではないと告げ、さらにあの大災害は光の創造主によるゲッター線のなした所業だとあかしました。
その言葉を聞いたハヤトはとうとうブチ切れ。
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たった一人でアベルトに、イデアに宣戦布告をしたのです!
革命の針によって超人の域に達してはいるものの、相手はあのイデア。
どう考えても勝ち目はないハヤトは一体この場をどう潜り抜けたと言うのでしょうか?

と言うわけで、ハヤトの過去が明かされた今巻。
この後時間は再び現代に戻り、今のハヤトの戦いが描かれます。
暴走を繰り返すうちに死に近づいていくらしいハヤトですが、この戦いが新たな転機となるようで。
第1巻のダークネスゲッターに引き続き、驚きの「変身」が描かれることになります!!
さらに気になるのは「光の御方様」と呼ばれるイデアの長の存在。
いろいろなことからミチルではないかと考えられる彼女ですが、そうだとしたら何故あんな姿になっているのでしょうか。
ゲッター線の作用であろうことは予想できますが……そのあたりの謎が明かされるのはまだまだ先のことになりそうです!

ハヤト編が完全収録された「偽書ゲッターロボ ダークネス」第2巻は好評発売中です!
一番危ないパイロットだったハヤトの謎が明かされた今巻。
次回は謎の多いムサシ編と言うことで、今から期待が膨らみますね!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


偽書ゲッターロボダークネス 2 (ジェッツコミックス)
白泉社
2011-01-28
西川 秀明

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