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本日紹介いたしますのはこちら、「地球の放課後」第2巻です。
秋田書店さんのチャンピオンREDコミックスより刊行、チャンピオンREDにて連載されています。

作者は吉富昭仁先生。
吉冨先生の作品は「吉富昭仁」のテーマにて紹介をまとめさせていただきましたので、あわせてご覧くださいませ。

2年前から世界のあちこちに現れ、人間を消してしまう謎の存在「ファントム」。
次々と人間はその数を減らして行き、今となってはもう誰もいなくなってしまっているのではないかと言うほど。
そんな中、たった4人であても無い日常を送っている少年少女たちがいます。
彼らは謎に包まれたファントムの正体をあばき、消えていった人々にまた会うことが出来るのでしょうか。
それても彼らもまた消えていった人々と同じ運命をたどるのでしょうか……

今となっては誰もいない八重子の実家を訪ねたり、なにやら様子のおかしい「具合の悪いファントム」とであったり、突然の雷雨で濡れ鼠になってしまったりと、様々な出来事に遭遇した正史たち。
とりあえずの冒険を終え、現在の拠点となっている家へと戻ってきました。
すっかり日も暮れてしまったので、今日はカップめんで簡単に夕食を済ませることに。
女の子たちがどれにするか吟味している中、正史は先に食べていてと言い残し、風呂の準備と畑や田んぼの様子を見てくると外に出て行きます。
手際よく風呂の準備をこなし、畑のほうへと歩き始める正史。
ですが突然足が重くなり、その場に倒れこんでしまったのです。
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雷雨に見舞われたとき、水着で遊んでいた女の子達とは違って普段の服装だったのがいけなかったのかも知れません。
どうにも体が動かず、星を見上げたまま正史は眠りについてしまうのでした。

夢の中で、正史は妹と星の監察をしていました。
その観察の最中、妹はこのまま放課後が続けば良いのになと呟き始めます。
正史は放課後が終わればまた朝が来て授業が始まるよと普通に返すのですが、妹はなにやら妙な返しをしてくるのです。
放課後が終わったら次に来るのはまっくらやみな夜であると。
そしてこう続けるのです。
無理しちゃだめだ、早苗達3人の女の子を守れるのはおにいちゃんだけなんだから……と。
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3人と出会う前に消えてしまったはずの妹がなぜその名前を知っているのかと驚く正史。
そんな疑問は無視し、星が綺麗だと空を見上げる妹。
ですがこの空、あまりにも星が多すぎる……綺麗過ぎるのです。
そして妹はおにいちゃんは一度この夜空を見ている、思い出して、と語るのでした。
すると輝き誇る星々はいっせいに降り注いで……

そんなところで正史は3人娘に起こされ目を覚ましました。
心配する一同をよそに、正史はいきなり気づいたことがあると言い出します。
ファントムの中に広がっていた星空、その中に「夏の大三角形」が見えたというのです。
つまりファントムの中の星空は、地上から見た光景だと言うこと。
そしてその星空は、夢の中で見たように星の数が増えていたのですが……
あまりにも材料不足で、これが意味することがわかるのはまだまだ先になりそうです。

翌日、まだ熱の冷め切らない正史を半ば無理やり静養させ、普段彼任せになっていた風呂掃除や田畑の手入れをすることにした3人娘。
なれない仕事に悪戦苦闘する彼女達ですが、そこへ寝ていなきゃいけない正史がふらりと姿を現します。
そして畑にいる杏南、風呂場(外ですけど)にいる八重子、田んぼにいる早苗、それぞれにありがとうとささやきながら抱きしめたのです!!
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アホの子である杏南はともかくとして、正直正史にホの字な早苗と八重子はニヤニヤが止まりません。
ですが正史って、ありがとうと優しくささやくだけならまだしも、皆を抱きしめちゃうようなキャラでしたっけ?
ともかくこの幸せを自分だけの胸のうちにしまっておこう、とは露ほども思わない杏南の発言によって皆が抱きしめられてことを知った3人は正史に詰め寄るのですが
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一歩も外に出ていないとか!
自ら女の子を抱きしめるようなキャラではない正史ですが、女の子に嘘をついて取り繕うようなキャラではもっとありません。
一体コレはどういうことなんでしょうか……?

と言うわけで、謎が謎を呼びまくる本作。
ファントムの中身の星空が、おそらく地球上から見た星空だと言うことがわかったくらいで、後はもう謎が増えただけと言うような謎っぷりです。
他のエピソードや、星が増えていると言う空から考えて、ファントムは地球の環境を改善するエコ大使なんじゃないか……と言う考えがすぐ浮かんじゃいますが、実態はまだ闇の中。
ファントムに吸い込まれた人たちはその「向こう側」にいるのかや、第1巻にも出てくる時空の歪みなど、とにかくひたすら謎だらけ。
吉冨先生によれば今巻には重大なヒントが散りばめられているのだそうで、今巻の様々な要素が後々明かされる真相へいたる複線なのであろうと考えると、より興味深く読めてしまうのではないでしょうか!

謎だらけな終末のスローライフ、「地球の放課後」第2巻は全国書店にて発売中です!
謎解きも大変結構なのですが、のんびりした日常やらお色気要素やらの散りばめられた生活パートも十二分に楽しい本作。
シリアスもゆっくりも楽しめる、1粒で2度おいしい内容ですよ!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


地球の放課後 2 (チャンピオンREDコミックス)
秋田書店
2010-09-17
吉富 昭仁

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