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本日紹介いたしますのはこちら、「アパシー 学校であった怖い話1995 殺人クラブ リベンジ」第1巻です。
アスキー・メディアワークスさんの電撃コミックスより刊行、月刊電撃マ王にて連載されています。

作者は原作が飯島多紀哉先生、作画が両角潤香先生。
飯島先生は飯島健男名義で「ラストハルマゲドン」「ONI」などを手がけてきたゲームクリエイターで、小説なども手がけております。
勿論本作の原作である「学校であった怖い話」も飯島先生が手がけていらっしゃいます。
両角先生は05年にデビューした漫画家で、主にゲームのコミック版を描いていらっしゃるようで、現在も本作の他、ゲーム原作ではありませんが企画ものの「マリッジロワイヤル」の漫画を描いていらっしゃいます。

さて、本作はスーパーファミコンやプレイステーションで発売された「学校であった怖い話」のエピソードである「殺人クラブ」をモチーフにしたホラー漫画です。
とはいえそのまま漫画化したわけではなく、様々な設定やストーリーの改変などが行われ、まったく別の物語となっているのです。

双子で連弾を演奏する校内で有名なピアニスト姉妹、芽衣子と亜希子。
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無邪気に姉を尊敬して日々励む妹の芽衣子とは違い、姉の亜希子はいつか1人で賞賛を受けることになるだろうとおごり高ぶる高飛車な性格。
正反対の性格の2人ですが、仲良く毎日ピアノの練習に打ち込むのでした。

ところが待ち望んでいたピアノのソロコンクールの結果発表の日、あまりにも衝撃の結果が亜希子を待ち構えていました。
亜希子が4位に終わってしまった
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……だけならまだしも、なんと芽衣子が2位に食い込んでいたのです!
普段から周囲にすかれている芽衣子はみんなから祝福されます。
亜希子に賞賛の言葉を投げかけてくれる者もいたのですが、芽衣子に負けているという結果に怒りすら感じている亜希子にとってそれはいやみにしか聞こえません。
イライラしながらもその日の練習に向かう亜希子。
ですが先生は上位入賞した芽衣子が権威ある大会に呼ばれたため、今後特別レッスンをしなければならないため、一時期亜希子へのレッスンを中断すると言い出すではないですか。
その言葉を聞いて亜希子はいつもへらへらと笑っていてピアノに真剣に向き合っていない芽衣子が評価されるなんて許せない、と歪んだ怒りが頂点に達してしまいます。
その時脳裏に浮かんだ「殺人クラブ」の噂。
校庭の右から3番目にあるイチョウの木に殺したい人間の名を書いた赤い紙を結びつける。
次の日自分の靴箱に「了承」とかかれた緑の紙が入っていたら自分の代わりにその人物を殺してくれる。
そんな噂です。
普通に考えて眉唾物の噂ですが、怒りに身を任せて実行に移す亜希子。
翌日になっても当然緑の紙は届いていませんでした。
そこで諦めれば良いものの、亜希子はとうとう自ら恐ろしい計画を実行することにしたのです!!

それは事故を装ってピアノの蓋を落とし、その勢いで芽衣子の指を切断してしまおうというものでした。
蓋のつっかえ棒を半分はずしておき、僅かな衝撃で落下するように調整。
ピアノの音の出が悪いから芽衣子に何か引っかかっていないか調べさせるように促し、手を突っ込ませる……
全て計画通りに進んでいき、後は衝撃を与えて蓋を落とすだけとなった時、さすがの亜希子も躊躇するのです
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が、何もしていないにもかかわらず蓋が落下!!
芽衣子の人差し指と中指は切断され、薬指と小指も複雑骨折という大怪我を居ってしまうのでした!

芽衣子はもはやピアノの弾けない体になってしまいました。
亜希子は物憂げな顔でクラスメイト達に励ましてあげてくれと懇願するのですが、内心ではほくそえんでいます。
湧き上がる笑みを抑えきれないままピアノを弾いていると、突然その部屋に芽衣子がやってきます。
亜希子は見せ付けるようにピアノをかき鳴らしますが、芽衣子は羨んだり憎んだりするどころか、「やっぱりお姉ちゃんはすごい」と満面の笑みを見せ、こころから亜希子を応援して見せたのです!
その芽衣子の健気さに耐え切れず、とうとう亜希子は全てをぶつけてしまいました。
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この怪我も自分が仕組んだこと、みんなに愛されピアノでも自分を追い越している芽衣子が憎いこと……
その勢いのまま自分の目の前から消えろと叫ぶと、それでも芽衣子は反論や怒りを見せることなく謝りながらその場を去っていくのでした。

これで全てが周囲に知られてしまい、何もかもが終わりだとピアノにふさぎこんですすり泣く亜希子。
やがてその部屋を出ると、なにやら騒ぎが起こっています。
そこには
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屋上から転落死した芽衣子の姿がありました。
そして「了承」と書かれた紙が……!!
殺人クラブは本当に実在したというのでしょうか!?
亜希子の心は崩壊して行き、更なる悲劇と惨劇の連鎖が起きるのです!!!

といったエピソードを序章とし、第2話以降から殺人クラブの実態や活動が紐解かれていく本格的な物語が始まります。
明らかになっていく殺人クラブのメンバー、そしてその毒牙にかかる生徒達、なにやら謎を持っていそうな新キャラクター……
血なまぐさい惨劇は謎のヴェールに隠されながらも展開し続けます!
更に原作の「学校であった怖い話」に登場していた細田が登場し、ファンサービスも忘れられておらず、かつてのファンのハートもキャッチ!
物語自体に加え、今後どんなキャラが登場してくるのかも要注目です!!


学園で繰り広げられる惨劇、「アパシー 学校であった怖い話1995 殺人クラブ リベンジ」第1巻は全国書店にて発売中です!!
動き出す殺人クラブの目的とは、そのメンバーとは?
興味深い事柄の数々から目が離せませんよ!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


アパシー学校であった怖い話1995 殺人クラブ リベンジ(1) (電撃コミックス)
アスキー・メディアワークス
両角 潤香

ユーザレビュー:
原作の雰囲気がよく出 ...
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