本日紹介いたしますのはこちら、「SKET DANCE（スケットダンス）」第8巻です。
集英社さんのジャンプ・コミックスにて刊行、週刊少年ジャンプにて連載されています。

作者は篠原健太先生。
今までの本作の紹介は「スケット・ダンス」のテーマにてまとめておりますのでそちらもよろしければご覧くださいませ。

第7巻ではヒメコとボッスンの出会い編が描かれ、シリアス成分多目となっていました。
シリアスなお話もいいのですが、やはり本作の肝はギャグ短編だと思っているのは俺だけではないはず！
第8巻はギャグを期待している方待望のギャグメインとなっています！

今回は生徒会メインのお話や、

スケット団の面々がガチャガチャにはまるだけの話、

連載前の読み切り版から密かに設定されていたスイッチの趣味である妙な発明品を取り扱ったお話など、

単純に笑うことのできる短編が多く収録されているのですが、なんと言っても一番の目玉は「第1回キャラクター人気投票結果発表」でしょう。
よくあるおまけページや結果発表時の扉前後の数ページを使ったトップ10などの紹介ではなく、1話丸々使って大々的に取り扱っており、おまけに第8巻のタイトルにまでなっています。
下位のほうから順々に紹介していくと言うオーソドックスな手法でランキングを発表していくわけですが、そのメンツがあまりにもカオス。
まず最初に発表されるのが

ゲーム（ヒュペリオン）のコマですからね！！
他にもゲストどころか漫画内でも実在していないはずの作中作キャラがランクインしたり、

ギャグ漫画の人気投票にはつき物（？）の「作者自身が割りと上位にランクイン」も押さえております！
流石にカオス一辺倒で終わるわけも無く、上位の方は結構順当なランクとなっており、最終的には意外や意外、感動のラストを迎えるのです！
まさかギャグ漫画の人気投票で感動話になるとは……
これもキャラクターがしっかりと立っているおかげですね！

第8巻はギャグだけでなく、3話構成とやや短めですがシリアスなお話もあり、バランスよく緩急のついた飽きさせない構成です。
振蔵やヤバ沢さん、浪漫や山野辺先生辺りのセミレギュラー的ポジションのキャラのお話が今回は収録されていませんが、新キャラクターも登場してますます賑やかに！
旧キャラともども今後の活躍が期待されます！
またも明らかになるボッスンの新たな特技にも注目ですよ！

最近ますますボッスンのほっとけないキャラ化が加速している「SKET DANCE」最新第8巻は好評発売中です！
何でも09年10月にドラマCD化が予定されているそうで、今後の飛躍が期待されます！
ドラマCD化したジャンプ漫画って、あやつり左近やるろうに剣心、ネウロや初恋限定などなどたいていアニメ化してますから、もしかしたら……と期待せずにいられませんね！
いや、メディア展開は殆ど全てと言っていいほどしたのにTVアニメ化だけはしないジャガーや、OVAで終わってしまったバスタードとか、結局ドラマCDだけだったミスターフルスイングとかもあるので油断はできないんですが……
とにかく今できることは純粋に読んで楽しむことだけです！
さぁ、本屋さんに急ぎましょう！