画像

本日紹介いたしますのはこちら、「なおざりダンジョン」第6巻です。
ジャイブさんのCRコミックスにて刊行、コミックラッシュにて連載中です。

作者はこやま基夫先生。
こやま先生の作品の紹介は「こやま基夫」のテーマにてまとめておりますのでそちらもあわせてご覧くださいませ。

第5巻ではギャグメインの話に終始し、その後「おざなりダンジョンスペシャル」に収録された虚脱の勇者編で在りし日のサルバドルに触れました。
第6巻はその流れか、サルバドルを巡る話が展開します。

行方不明であるはずのサルバドル。
神聖都アガタポリスでは政略によって彼を倒した勇者を祭り上げることになります。
その祭典の警備を依頼されたモカはやはり不満そうです。
師匠であり、父のような存在でもあったサルバドルを倒したと嘘をついている男を守らねばならないのですから。
そんなモカが確信しているのは王であったサルバドルを汚された蛮族の襲撃。
もう早速アガタポリスは襲撃されてしまいます。
襲撃してきたのはバーバリアン13と言うサルバドルの愛弟子的存在の12人。
画像

この12人にモカを加えて以前はバーバリアン13と呼ばれていたのです。
彼らの目的とはこの祭典の妨害……は勿論ですが、モカがつけている首輪、凶王の証でした。
警備の依頼を受けている上、もともとが会話より戦ってコミュニケーションをとる蛮族のモカ。
あっという間に街は戦いの場へと変化してしまいました。
画像

久々に思う存分大暴れするモカは、サルバドルのもっていたケッアルカトルと同種の魔剣、ククルカンを入手するとさらにその暴れっぷりを激しくし、バーバリアン13を圧倒します。
そんなドタバタの中、アガタポリスに軍事国家ボワが攻め込んできました。
もう国中が大パニックになる中、モカはバーバリアン13の一人の能力によってボワの総統の頭の中へと取り込まれます。
画像

精神世界では制約無く戦うことが出来る、とバーバリアン13の12人とモカの1VS12、逃げ場のないバトルを押し付けてきたのです。
バーバリアン13達は精神世界ならではの「合体」をし、力を増してその姿を巨大なサルバドルのようなものへと変じました。
そんななか、嘘などつけない精神世界で垣間見えたのは……
画像

モカがサルバドルを打ち倒す姿でした。
うろたえ、合体までもが維持できなくなるバーバリアン13ですが……このままモカをサルバドルの後継者と認めて引き下がるわけなどないでしょう!
最終章は緊迫の状況のまま次巻へと続きます!!

と言うわけでおざなりの過去編、「なおざりダンジョン」最終章を迎える第6巻は好評発売中です。
シリーズの第一歩である「おざなりダンジョン」もただいま新装版が刊行中です!
これを機会に連載20年を越える隠れた長期連載作、知らないあなたもせひ御一読を!
20年経っても変わらない芸風なのに色あせないテンポよいギャグとアクションは必見ですよ!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


なおざりダンジョン 6 (6) (CR COMICS) (CR COMICS)
ジャイブ
こやま 基夫

amazon.co.jpで買う
Amazonアソシエイト by ウェブリブログ