本日紹介いたしますのはこちら、「悪徒-ACT(アクト)-」第2巻です。
秋田書店さんのチャンピオンコミックスにて刊行、連載は週刊少年チャンピオンです!
この作品の第1巻が当ブログで始めて紹介した漫画です。
つまり、俺の一押し作品なのです!

作者さんは作画が横島一(よこしま ひとつ)先生、原作が猪原賽(いはら さい)先生。
横島先生は2005年、週刊プレイボーイの「Z-EYE」でデビュー。
その後2008年にこの作品の作画に取り掛かっています。
そして原作の猪原先生は以前、猪原大介(いはら だいすけ)の名前でオオシマヒロユキ先生とコンビで「学園ノイズ」等の作品を発表していた漫画原作者です。

さてこの「悪徒-ACT-」第2巻。
第1巻では大ピンチな感じで続きました。(第1巻の内容は8月12日の「悪徒-第1巻-」を紹介したときの記事を参照してくださいませ。)
ACT-スカルの摩訶不思議な戦法に手も足も出ないヨーコ。
苦し紛れにはなつ攻撃も一切スカルには通用しません。
それはヨーコがACTを使いこなせていないからだと嘲るスカル。
止めを刺される……というところでスカルは突然戦いを止め、去ってしまいます。
ヨーコを処分するのは自分の役目ではないと言い放って。
そこにやってきたのは針塚でした。
針塚こそがヨーコを処分する役目を課されていたのです。
針塚はヨーコの弱点だという「3・16」の存在を知っており、変身無しで戦うことを示唆します。
その弱点を警戒してか、変身無しで戦うヨーコ。
遠距離からの攻撃を得意とする針塚ですが、ヨーコは金坐座との友情の証(?)である金釦拳(きんナッコォー)を使い形勢を逆転させます。
ですが止めとなる一撃を叩き込むことが出来ません。
なぜならヨーコは女性を殴れないのです!
チャンスとばかりに攻撃を叩き込んでくる針塚!
頭ではわかっていても体を動かすことの出来ないヨーコ!!
このままジワジワとやられていくしかないのでしょうか!?
そしてこの後驚きの結末がまっています!!

驚きの逆転劇を見せたヨーコは、スカルに消されそうになった針塚を助けるようとして逆にダメージを負ってしまいます。
意識を失ったヨーコを保健室に寝かせ、ヨーコの戦っている謎の敵について針塚に問う金坐座たち。
そんな彼らを尻目に針塚はその場を去ろうとします。
それを食い止めようと暗い付く高知。
そこで針塚はヨーコの……いやACTの弱点である「3・16」の正体を明かすのでした。

そしてとうとうヨーコの過去が明かされます。
親友の益龍との関係とは?
スカジャンはいかにして託されたのか?
ヨーコが戦っている更生省とは?
数々の謎が続々と明かされます!!

そんな回想シーンを見ていたかのように友の敵のために更生省と戦っていることに涙する金坐座&高知。
金坐座に至っては「魂友(ソウルメイト)!!」等と口走りながら男泣きです。
高知には兄貴と慕われ、金坐座には完全にソウルメイトと認められ、さりげなく後ろで聞いていた野火も感極まってるっぽい!
挙句に針塚さんの心まで捉えて放さないなんて、さすがヨーコ!もてもてです!……もてる相手は置いておいて!

スカルをはじめとする更生省の悪逆さ、ヨーコの過去、針塚の衝撃の正体、そして金坐座の男泣きと見所満載の「悪徒-ACT-」第2巻は本日発売!!
もちろん大迫力で熱血のアクションシーンも満載ですよ!
第1巻にも収録されていた猪原先生の4コマは今回も書き下ろされてます!
そして今巻で過去が明かされ、次巻からは激動の予感を感じさせ目が離せないこの作品を是非皆様にも体験していただきたい!!
恐らく初版は少ないと予想されます!
……俺の近所の本屋さんでは1巻が3冊入荷されていたのに2巻は1冊しか入荷されてませんでした!おまけに既刊コーナーにひっそりと追加されてました!やばい!いろいろな意味で!
さぁ、取り急ぎ本屋さんに急行です!!

表紙はこれ↓です!
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