本日は少年誌では珍しい自転車ロードレース漫画、「弱虫ペダル」を紹介したいと思います。
秋田書店さんのチャンピオンコミックスより刊行、週刊少年チャンピオンにて絶賛連載中です。

秋葉原をこよなく愛する主人公、小野田坂道(おのださかみち)はオタク友達が出来るのではないかという淡い期待を持って総北高校に入学します。
部活動案内を見ると目に付いたのは当然「アニメ研究部」!
さっそく行動に移す坂道でしたが、なんと部員減少による休部状態になっていました。
落ち込む坂道ですが、5人集めれば部活動が再開できることを知り、何とか部員を集める決意を固めるのでした。
その決意を胸にいつもどおり秋葉原に自転車でよって帰ろうとすると、校門にロードレース用自転車にまたがった少年「今泉」が訓練の準備をしていました。
こちらの裏門は急な坂が続き、素人が自転車で進むのは難しいとアドバイスをする今泉。
そのアドバイスを振り切って今泉に自転車でついてくる坂道ですが、案の定下りで転んでしまいます。
そこで坂道は学校に財布を置き忘れたことに気づいて学校に戻っていきました。
一そもそも秋葉原は学校から片道45キロ以上もあるのです。それを自転車で行くなどと嘯く坂道にあきれ果て、今泉はひとり訓練を続けるのでした。
下り終え、今泉は今下ってきた坂を上っていきます。
斜度20度を超える坂はただ登るだけでも大変な労力を要します。
今泉は以前のぼりで敗北した屈辱を思い出し、必死の形相で上っていきます。
そんなときその坂を鼻歌交じりで自転車をこぐ人影を見つけました。
驚くとともに怒りがこみ上げてきたのか、さらに激しくペダルをこぎ、見る見る追いついていく今泉。
近づくにつれ、その人影は速くないということに気づきます、が……
なんとその人影は先ほどの坂道ではないですか!その上大声でアニメの主題歌を歌いながらこの激しい坂をママチャリで上っていたのです!

そんな坂道の才能の片鱗を見せて第1話はおわります。
その後そのただならぬ能力を見込み、確かめる為に今泉は坂道に勝負を挑みます。
坂道が勝てばアニメ研究会に入ってやる、と条件をつけて。
燃える坂道はレースの誘いをうけます。平坦3キロ、のぼり2キロの全長5キロレース。勿論自転車レース未経験の坂道は大きなハンデをもらいますが、なんとそのハンデは15分。
アニ研設立に燃える坂道は平坦3キロを開始10分の時点で終えてしまいます。
勝利は確実、とおもい坂を登り始めるのですが……
今泉は凄まじい勢いで追いついてくるではないですか!!
あっさり追いつかれ、追い抜かれる坂道。
ですが坂道の心にはまったく別の感情があふれ出てくるのでした。
どうしても追いつきたい!と!
こういった物語の導入部が収録されているのが7月に出たばかりの第1巻に収録されています。

作者の渡辺航先生はかの「電車男」の漫画版を手がけた漫画家としても知られ、ほかにも月刊シリウスで「まじもじるるも」も好評連載中です。
また、チャンピオンREDで連載された「制服ぬいだら」は長らく最終巻が刊行されませんでしたが、22日に「まじもじるるも」2巻とともに新装版が講談社さんより刊行されるようでこちらも要注目ですね!


坂道の心の動きは丁寧且つ繊細に、レース部分はスピーディー且つダイナミックに描かれ、渡辺先生の持ち味である暖かさや熱さも存分に発揮されているこの「弱虫ペダル」
自転車に興味のない方は勿論、自転車に詳しくない人(オレオレ!)にもオススメできる秀逸な作品です!
貴方の本棚の彩りにぜひ一冊、いかがなもんでしょうか。


弱虫ペダル 1 (1) (少年チャンピオン・コミックス)
秋田書店
渡辺 航

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