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本日紹介いたしますのはこちら、「弱虫ペダル」第25巻です。
作者は渡辺航先生。
秋田書店さんの少年チャンピオンコミックスより刊行、週刊少年チャンピオンにて連載されています。

さて、とうとうゴールまで残り6キロを切ったインターハイ最終日。
最後の大詰めとなったこの段階で、先頭集団は5人となりました。
トップをひた走っていた福富と今泉に、とうとう追いつくことが出来た真波と御堂筋、そして坂道。
この土壇場に来て先頭集団に追いついた坂道は、このあとも予想だにしない結末を導き出すことが出来るのでしょうか!?

坂道は今泉に追いつくなり、いきなり謝罪をしてきました。
ごめん、御堂筋君を止められなかった!
そういう坂道ですが、はっきり言ってそんなことは些細な問題です。
インターハイの最終戦で、後続から飛び出して他の選手に遅れることなく追いついた。
とんでもなくすごい事をしているのに、最初に言った言葉がごめんかよ!
今泉は笑いながらそんな言葉で坂道を出迎えてくれるのです。
そして今泉は、ついに坂道を今までの「小野田」ではなく「坂道」と呼んでくれて……!!
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思わず頬を染めてしまう坂道ですが、そのあたりで喜んでわいわいやっている場合ではありません。
今の二人に課せられている使命は、この総北のジャージを一番にゴールに届けること!
その使命を果たそうとペダルをこぐ足に力を混めたその瞬間、御堂筋が飛び出しました!!
流石の御堂筋、相手の出鼻を挫く絶妙のタイミングでのスタートです!!
ですがこのレースを経て成長した今泉、今までのようにただ御堂筋に虚を突かれて終わりとは行きません。
すばやく御堂筋の前に回りこみ、御堂筋の独走を阻止したのでした!!
予想外に的確な阻止をされ、御堂筋もイラッと来たのでしょう。
キモ泉!といつもの罵倒を投げかけるのです。
しかし今回の今泉は冷静そのもの。
追走が追いついたり集団に飲まれたりといった落ち着いた瞬間こそアタックが決まりやすい、だから飛び出した。
意外とセオリーどおりだな、俺がサイクリングでも楽しんでるとでも思ったか?と笑うのです。
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さらに最後には御堂筋を「キモー筋」呼ばわりしてみたり。
御堂筋はその一言にビキっときますが、あくまで彼の目的は優勝。
ここは一旦引いて、再び好機を待つのでした。

今の攻防の間、一切動くことの出来なかった坂道。
その息詰まる攻防にためらいを覚えながらも、坂道はこの先何をすればいいか、と今泉に指示を仰ぐのです。
ボクは巻島さんに、二人でジャージをゴールに届けて来いと言われたんだ。
そういう坂道に今泉は実にシンプルに答えるのです。
言葉の通りだ坂道、
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お前もゴールを獲れ!
敵は箱根、そして御堂筋です。
この先は猛ゴール前まで何が起こるかわかりません。
戦いは激しくなる一方でしょう。
その混乱の中、もし自分にチャンスがあると思ったら飛び出せ。
全力を尽くし、ゴールを抉り取れ!
その言葉に、言いようのない胸の高鳴りを感じる坂道。
最終決戦の時は、否応もなく近づいているのです……!!

その頃。
後ろに下がっていた御堂筋がなにやら妙な動きをしていました。
いつ誰が飛び出してもおかしくないようなこの状況の中御堂筋はハンドルから両手を離してポケットをまさぐっていました。
中から出てきたのは、栄養補給用の固形食。
それをキモッキモッと言いながらむさぼり食らいはじめたのです。
その栄養補給は固形食だけに終わらず、ゼリー状の栄養食等も次々と食らいつくしました!
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そして誰に聞かせるとも泣く呟きます。
自分のことを棚に挙げて、ボクをキモー筋?
教えたるわ、お前がどれくらいキモイか。
ひよこがどんだけ努力しても、空はとべんということを!!
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ピヨ泉!!
とうとう今泉をキモ泉どころかピヨ泉呼ばわり!!
そして物凄いスピードで今泉と坂道の間に割ってはいり、そこで出来た隙間に瞬く間に入り込んだのです!!
ですがそれでも今泉は慌てません!
さっとキモー筋の前に回りこみ、先行を許さないのです!
これが友情の力か、ジャージ二枚になってパワーは4倍というやつか。
そういいながら驚愕の表情を浮かべるキモー筋ですが、実は

それすらも小ばかにするための演技だったのです!
ひよこかと思ったら豚だったのか。
今度は今泉をブタ泉世場ワイしながら、御堂筋は坂道に軽く横からハンドルで小突いてきました。
僅かにバランスをくずした小野田はぐらりとバランスをくずして進路を変え、今泉の前に出てしまう形になり……!!
そこで発生した隙を突いて、今度こそキモー筋は前に出たのでした!!
キモー筋は後ろを振り返り、笑います。
1人やったら止められたんやないの?
いい加減気づいたらどうや、ロードレースで一番いらんものが「友情」やよ!?
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おぞましき笑顔でそう言い放つキモー筋!!
やはり今泉の前に立ちはだかる強敵といえば彼しかいないようです……!!
果たして今泉は、彼を抑えることができるのか!?
坂道はそんなキモー筋の言葉を覆す活躍を見せることが出来るのでしょうか!!

と言うわけで、まだまだ続くクライマックス。
ですがこの巻で、連載最初期から続いてきた今泉VS御堂筋の戦いがとうとう決着!!
たった一人で戦い続けてきた御堂筋、そして坂道たちのおかげで仲間とともに歩んできた今泉。
対照的な成長を遂げた二人の戦いは、どんな形で決着するのでしょうか!?
圧倒的存在感を放ち続けてきた御堂筋、その新なる姿をとくとご覧くださいませ!!

そして物語は、いよいよ本当に最終局面へ!!
総北、箱根、京都伏見。
結果として最初からその実力を発揮していたものたちだけが残ったこの最終決戦、制するのは誰なのでしょうか!?
緊張のラストバトルが開幕します!!


今泉VS御堂筋がついに決着する、「弱虫ペダル」第25巻は全国書店にて好評発売中です!!
坂道とのふれあいで改心するかと思われた御堂筋がやっぱり改心しなかった本作。
そんな彼と今泉、その決着は一体……!?
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!