3階の者だ!!

DEBがお送りするネタバレありのコミックス紹介ブログです。 短編物では一話にスポットを当てて、長編物ではこの後どうなるの?と言うところまで紹介しているつもりです!

2011年09月

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本日紹介いたしますのはこちら、「藤子・F・不二雄大全集 T・P(タイム・パトロール)ぼん」第1巻です。
小学館さんより刊行されました。

待望の第3期刊行が始まった本大全集の紹介は「藤子・F・不二雄」のテーマでまとめております。
よろしければそちらもあわせてご参照くださいませ。

さて、本作はF先生作品にはたびたび見られる「タイムトラベル」をメインに据えた事件解決モノです。
基本としては便利な道具を使っていろいろと困難を乗り越えつつ人を助けていくわけですが、活躍の場は過去。
下手なことをすれば歴史を変えてしまうことになるため、様々な縛りを科せられながら事件に挑むのです!

丘の上に700年聳え立っていた杉の木。
度重なる公害の影響なのか、ついに枯れてしまい、切り倒されてしまいました。
子供ながら時代の移り変わりに寂しさなんかを感じながら、友達とわかれて自宅に帰る中学生のぼん。
誰もいない自宅の鍵を開け、おいてあった書置きに書かれたとおりおやつを食べ始めます。
そしてやはり書置きに書いてあったとおり「5時まで勉強」をしようと机に向かうのですが……そこは遊びたい盛りの中学生。
まだ3時だというのにもうやる気がゼロになり、時計を睨んで速く動けと願いだす始末なのでした。
するとどうでしょう。
いきなり時計が超高速でぐるぐる回りだし、外の風景も昼になったり夜になったりめまぐるしく変わるではないですか!
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なんだこりゃと戸惑っていると、今度はズシンと地面が揺れたのです!!
天変地異か!?と思いきや、外を見てみれば普通に明るくなっていて……要するに普通の風景に戻っています。
これはノイローゼに違いない、やはり無理に勉強しすぎちゃ駄目なんだよな!と、この不思議体験を自分に都合いいように捉えたぼんは家を飛び出して遊びに行くのでした。

その道中、妙な格好をした女の子に出会うぼん。
彼女は何かをぼんに聞こうとするのですが、すぐそれを取りやめてどこかへ走り去ってしまいました。
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変なやつだなぁと思いつつも友達のお家に向かうぼん。
するとこんどはなんかスライム的なへんなのが現われ、何かをぼんに聞こうとしてはやめてどこかへ飛び去っていくではないですか!
こりゃいよいよ頭が変になってきたと顔を白黒させながら足を進めるのでした。

訪ねた友人は快くぼんを迎えてくれます。
それもそもはず、その友達も親御さんに勉強しろと圧力をかけられており、友達が来ている間だけはとりあえずその圧力から逃れられるんだそうです。
ですがそんなことを聞いてしまえば、ぼんも長々とくつろぐことなんかできやしません。
親御さんに悪いから帰るよと立ち上がろうとするぼん、そしてそんなこと言わずにゆっくりしていってね!ととびっかって来る友人。
帰る帰らない、なんだかんだともみあっていると、バランスを崩した友人はケンケンするような感じでベランダの方へ。
そしてそのままベランダから地面へまっさかさまに落ちてしまったのです!!
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運の悪いことにこの友人宅は4階にあったものですからたまりません。
友人はどくどくと血を流し、ピクリとも動かず……
ショックを受けたぼんは自分が殺したんだと真っ青になり、友人の母親にそれを告げなければと泣き喚くのです。
あわてふためいていたぼんは、そのとき先ほどであった謎の少女とスライムがその場に現われていたことに気が付きません。
彼女は「やっぱり間に合わなかった」「巻き戻すしかない」といっていたのですが……
友人の母親がベランダから下を覗き込もうとしたそのとき。
ぐにゃりと景色が歪み……
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まるで巻き戻したかのように友人と揉みあいになる前の状態に戻ってしまったのです!

そんな不思議すぎる出来事、友人本人もまるで覚えていない様子。
本当に頭が変になったんじゃなかろうか。
そんなことを思いながら、杉の木の切り株の上で物思いに耽るぼん。
すると今度は視界の隅になんか見たことのない乗り物が入ってきました。
ちょっとかっこいいじゃない、とまたがってみると、いきなりそれが動き始めます。
そして先ほどのように景色が歪みだし……
気が付くとぼんはなんだか良くわからない場所に移動していたのです!
……いえ、どうやらいた場所は変わっていない様子。
先ほどの杉があった丘ではあるようなのですが、切り株がなくなっている……どころか、眼下に広がっていた町がきれいさっぱりなくなり、山や草原ばかりが広がっているのです!
事態が飲み込めないぼんですが、あの変な乗り物で来ちゃったんだから、アレで帰れるはずだと考えました。
ですが、あの乗り物があるはずの場所には何もありません。
今まで散々変なことに見舞われてきたぼん。
もう驚かないぞ!と言いながらも、やっぱり耐え切れなくなってもう嫌だ、誰か助けてと叫びながら走り回りました。
しかしどれだけ走り、叫びまわっても誰もいません。
やがてあたりが暗くなってくると、どこからともなく大人数の足音が聞こえてきました。
もうこうなったら矢でも鉄砲でももってこいと足音のほうへ近づくと
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矢とか鉄砲とか持っててもおかしくない感じの鎧武者の集団がいるではないですか!
ビビッていると、そこへ誰かが声をかけてきます。
先ほどの少女とスライムでした。
どうもあの乗り物の持ち主のようで、スペアを使ってぼんを探し、ここまでたどり着いたようなのです。
あの乗り物は「タイムボート」と言うらしく、タイムマシンのようなものだそうで……ここは700年ほど昔のあの丘なんだそうで。
ぼんは助かったとばかりにその少女に連れられて現代に無事帰り着きました。
今日起こった様々な不思議なことは、全部彼女(と、調子の悪かったタイムボートの暴走)が巻き起こしていたんだそうで。
謎も解け、無事帰ってこられたと喜び跳ね回るぼん。
ですがこのとき、ぼんには残酷な処分が下されることが決まっていたのです。
彼女達は、絶対の秘密裏に歴史が変わらない程度の重要ではない人物を助けるタイムパトロール。
本来忘れさせる機械を使ってその対象なんかに接触するのですが、ぼんは機材の故障によりその存在を知ったままになってしまいました。
タイムワープができることを知り、その情報が漏れたりすれば、悪人が利用して世界をめちゃくちゃにしてしまう可能性もあるわけで。
ぼんは様々な事情や未来の法律と照らし合わせ、生まれなかったように歴史を変える……その存在そのものを消されることになってしまうのです!!

そんなことをはっきり告げられてしまうぼん。
彼は血相変えてそれを阻止しようとするのですが……
すんでのところでその決定は覆されます。
ぼんが歴史において重要な役割を持っているとの事なのです!
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ですがこのまま泳がすことなどできないわけで。
タイムパトロール以外にタイムパトロールの秘密を知られてはいけない、ならばぼんもタイムパトロールにするしかない。
そんなわけで、とんとん拍子にぼんはタイムパトロールの一員に。
なんだか成り行き続きですが、こうして彼は世界の歴史の裏でひそかに人助けを続けることになったのでした!!

というわけで、ひょんなことからタイムパトロールの一員となるぼんの奮闘を描く本作。
ドラえもんなどでも大変お世話になる、タイムパトロールを主役にした作品と言うことで、決して少なくないF先生の事件解決物の中でもめずらしめの読み味となっています。
歴史上で大きな影響を与えない人物を助けるという大前提はあるものの、それだけではやはり地味になってしまうと考えたのでしょう。
ガンガン結構歴史的に有名な人を、いかにして歴史を変えないよう助けるか、と言うお話も多いのです!
あの有名な「玉藻の前」を助けることになったり、西遊記のあの人のモデル「玄奘」のすぐそばのおつきの者を助けたり、ギリシャ神話、クレタのミノタウロスの生贄とされた人を助けたり……
そのときいろいろとへましてしまったりして、ちょこちょこと影響を与えたことが今の現実世界の歴史になっているなど、いろいろと楽しい工夫がなされているのもまた流石。
単なる事件解決物に終わらない、様々な方向で楽しめる作品になっているのです!

ちなみに、ぼんが歴史的にどんな重大なことをするのか?と言う謎もきっちり解決。
F先生らしい「歴史的に重大なこと」には思わずクスリとすること間違いなしです!!

様々な舞台で繰り広げられる、「藤子・F・不二雄大全集 T・Pぼん」第1巻は好評発売中です!!
「少年ワールド」誌連載分の第1部といえる物語が収録された今巻。
続巻できっと収録されるであろう、幻の単行本未収録作品に期待せざるを得ませんね!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


藤子・F・不二雄大全集 T・Pぼん 1: 藤子・F・不二雄大全集 第3期
小学館
2011-09-22
藤子・F・ 不二雄

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本日紹介いたしますのはこちら、「I.C.U.」第1巻です。
エンターブレインさんのビームコミックスより刊行、月刊コミックビームにて連載されています。

作者はタイム涼介先生。
タイム先生は95年、高校在学中にデビューした、まだお若いながらも15年を越えるキャリアの漫画家さんです。
デビュー後は主に講談社の雑誌で活躍しておりましたが、その後コミックビームの他、女性向けホラー雑誌や4コマ雑誌、はてはパチスロ雑誌に至るまで、様々な雑誌で作品を紹介してきました。
そんな中07年に発表した「アベックパンチ」が11年に映画化。
注目の中本作を連載中です!

ただひたすらに研究に打ち込んでいた研究者、磯呂井心(いそろい しん)。
彼はその日荒れた様子で夜の雑踏の中を歩いていました。
彼が長年、一心不乱に打ち込んできた研究。
その実験が失敗に終わり、その責任を取らされたのか、研究のメンバーから外されてしまったのです。
メンテナンスチームにでも回ってくれと冷たく言いつけられた心は思わずブチギレ。
ふざけるなと研究所を飛び出してしまったのです。

勢いで研究所を止め、スイスから帰国した心。
ですが井の一番に訪ねた元彼女にも早く戻った方がいいよなどとぞんざいにあしらわれ、日本の研究所をいろいろ尋ねても、飛び込みで研究者を雇ってくれるようなところがそう簡単にあるはずもなく。
荒れに荒れた彼は酒をかっくらい、夜の街でよれよれになっていました。
そんな時、捨てられた雑誌に目がいきます。
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表紙に載っていた、インチキ占い師。
「或木仁(あるき にん)」と書かれた名前とその風貌に、心はピンと来るものがありました。
心は知らないものの、つい先日テレビでインチキ扱いされてしまった霊能力者、仁。
小学四年生のとき、心と仁は出会っていたのです!

車で移動していた心とその父。
その運転中、不幸にも犬を轢いてしまいました。
父はおろおろするばかりだったのですが、まだ生きているかもと恐る恐る外に出る心の前に1人の少年が現われました。
彼は自分の犬では無いと言いながらも犬を埋めてやろうと言い出したのです。
その姿が父よりも頼もしく見え、同時に実際は犬が死んでしまった原因が「仁が投げた何かを追って飛び出した」と言うことなんじゃないかと言うことにうっすら気付いたことで、すっかり2人の距離は縮まり、仲良くなりました。
学校を転々としていた心が再び転校するまでの僅かな間ですが、親友と呼べる唯一の友達だった仁。
そんなことを思い出し、頼るものもない心はなんとなく仁に会いに行こうと思い立ったのです。

早速その事務所を訪ねてみると、仁はすぐさま心が仲良しだったあの心だということに気が付き、抱きついてきました。
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そして彼は、「たすけてくれ」と言い出します。
本当は自分が助けて欲しかった心なわけですが……先に言い出されてしまったいま、後出しすることはできません。
2人で酒盛りをしながら、仁の愚痴を聞くことになってしまうのです。

なんでもテレビでインチキ扱いされてから仕事が減ってしまった上、マネージャーに今まで稼いだお金を持ち逃げされてしまったとの事で……まさに八方塞。
霊能力とかで何とかしたら?と心は言って見ますが、仁は予知はおろか霊を見ることすらできず、「除霊」のみしかできないというのです。
科学者の心から見れば胡散臭いだろう、と勝手に怒り始める仁ですが、心は「宇宙には道のエネルギーが7割もあって」などともっともらしいことを言って上手くはぐらかしました。
そしてそのまま、上手いことこの仁の事務所兼自宅に泊めてもらうことに。
そこでこのままただお世話になるわけにはいかないわけで、ひとつのアイディアを出すことにしました。
単純明快、「見える」人を雇うこと。
今回も仁を上手いことのせ、早速立ち上げた公式ブログで求人を告知してみると、20人くらい応募に応じてやってきたではないですか。
ですが、明らかになんちゃって霊能者や、単なるちょっと思い込みの激しい人などが大半。
落胆を隠せない心と仁ですが、最後の一人だけは様子が違うのです。
イケメン風のスーツ姿のその男、霊体と、過去と未来がすこし見えるとの事。
結構ホンモノくさいお話をしてくれる彼ですが、決定的な証拠はなく……
そこで、彼は過去を当てると言い出しました。
心を見て、彼は
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「あなたは犬を殺したことが」といいかけますが、それを途中で仁が「ねえよ」とシャットアウト。
そして残念ながら不合格だと冷たく追い返すのです。
男はもし気が変わったら連絡をくれ、と言った後、心に「一度ニュートンを忘れた方がいい」と意味深な言葉を残して帰っていきました。
ずばり過去を当てられてしまった心は、本物っぽかったけど雇わなくていいの?と仁に尋ねますが、あんなことをずけずけと言っちゃう人と働きたいか?レイシの前に客観視できないと人としてどうなんだ?と意外にも大人の返答が帰ってきました。
最もだ、さすが社長、人間ができてると笑う仁ですが、結局成果なしで終わってしまったわけで。
がっかりする2人ですが、そのとき入り口に女性の姿が現われました。
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びしょぬれで、ふらふらとする女性。
どうやら彼女には、「何か」が憑いているようです!
心にも仁にも何も見えませんが、仁は手馴れた様子で得意の除霊を始めます。
目には見えないはずのそれを、的確に女性から引っ張り出し、消し去ってしまう仁。
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その手際のよさに、見えるのか?と思わずたずねてしまう心ですが、仁はこんな言葉で返してきました。
見えたら影響を受けていると言うことで、こちらの負けだ。
とことん見えちゃ駄目なんだよ。
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つい今まで、何かの発作に襲われたかのように苦しんでいた彼女が、今は見違えるようにすっきりした顔になった女性。
そんな姿を見て、心は自分の中の常識が崩れていくのを感じます。
「ニュートンを忘れろ」。
この出会いは、いままで凝り固まっていた心の胸のうちを溶かす何かとなるようで。
これから、常識と科学にしか向きあっていなかった生活からガラリと変わった毎日が始まるのです!

と言うわけで、心と仁の除霊を描いていくことになる本作。
この最後に駆け込んできた女性、阿弥乃(あみの)を加え、3人で仕事をしていくことになります。
科学的に物事を捉え、情報収集などで物事を把握して介抱を探る頭脳役を司る心。
姿が見えない霊を捕らえ、三人の目となる阿弥乃。
そしてその霊を何も考えず蹴散らす手となる仁。
それぞれが役割を持つ、三位一体のチームとして様々な事件に立ち向かっていくのです!
そこに面接に現れたスーツイケメン、キセノタキオ(仮)もアドバイスしたり意味深な言葉を残したりと絡んできて、物語は複雑に。
それぞれのキャラクターのドラマは勿論のこと、霊とはなにか、除霊とはなにか、というテーマも盛り込み、単なるゴーストバスターモノではない物語を生み出しているのです!

三人一組の除霊チームが奮闘する、「I.C.U.」第1巻は全国書店にて発売中です!
おぞましい霊との戦いだけでなく、謎解き的な楽しみ方もできる本作。
一般的なB6版の単行本より僅かに背が高く、ページ数も230を超え、カラーページなんかも収録した豪華な仕上がりに満足間違いなしの一冊ですよ!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


I.C.U. 1巻 (ビームコミックス)
エンターブレイン
タイム涼介

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本日紹介いたしますのはこちら、「陣内流柔術流浪伝 真島、爆ぜる!!」第7巻です。
日本文芸社さんのニチブン・コミックスより刊行、週刊漫画ゴラクにて連載されています。

作者はにわのまこと先生。
本作の紹介は「にわのまこと」のテーマにてまとめておりますので、よろしければあわせてご覧ください。

さて、真島がどぶろーたちを探す足場固めのため、正式に陣内流道場を立ち上げることとなった前巻。
そのお披露目会のようなものが開かれたのですが、そこへなにやらかぎまわっている様子の女子高生の亜利雛がやってきました。
それだけでもなにやらきな臭いのですが、更にそこへ怪しさ満点のBraVe最高責任者、古澤とガタイのいい男、八代が登場。
そして、流れ上この場で真島と八代が戦うことになってしまったのです!!

海外で仕事を失って落ちぶれたプロレスラー、と言う肩書きの八代。
そんな経歴にくわえ、いかにもザコキャラ然とした顔つきの彼はあっさり蹴散らされるかと思いきや……
やはりあの古澤が見込んだ男だけのことはあり、ただならぬタフネスとパワーを持つ難敵でした!
後ろ三角締めをしつつ相手の足をつかんで逆さに固める陣内流の技、「勾玉絞」をがっちりと決めたにもかかわらず、強引に立ち上がって壁に激突し、技から脱出したのです!

なんて外し方だよ驚く真島に、プロレスと言うのはなんでもありだからと強がる八代。
ですがなんでもありといえば陣内流も負けてはいません。
明治時代の、総合格闘技などと言うルールがない本当の「何でもアリ」で戦っていた8代目宗家、城之内将士。
そして、自分に全てを教えてくれたどぶろー先生。
この2人の写真が飾られているこの道場の中、何でもアリで後れを取るわけにはいかないのです!

そのとき、真島の口から出たどぶろーの名前を聞いた八代の動きが止まります。
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その名前、自分がアメリカにいた時に聞いた気がする……そんなことを言い出すのです。
アメリカで腐っていたのがダイブ昔の話だと思いこんでいた真島ですが、どうやら最近までアメリカにいたようで……
それがもし真島の空白の6年間の間の情報だとしたら!?
戦いの最中であるにもかかわらず、少しでもどぶろーや野々宮の情報が欲しい真島はどんな話を聞いたのかと質問を投げかけてしまうのです!
何かを言いかける八代ですが、背後の古澤の言い知れぬプレッシャーを感じ、知らないと言いなおす八代。
言うことが変わっていることに突っ込みたいところですが、真島はすかさず質問を「GIGAバトル」についてに変更。
こちらも八代はわかりやすい反応を示すのですが……
問い詰めようとしたところで、古澤が八代の心の中に土足で入り込んじゃいかんよと茶々を入れてきました。
私なら許さない、どうする八代、と古澤が語りかけると、八代は突如として攻撃を再開!
真島を殴りつけた後、グアッとアルゼンチンバックブリーカーの形に持ち上げたのです!!
この体勢は、八代の必殺技、タイフー・ボムの準備段階。
このまま頭から叩きつける、バーニングハンマーのようなこの技、容赦なく叩きつければ戦闘不能になってもおかしくないすさまじい技です!
ぐるぐると回転して真島の平衡感覚を揺るがし、すかさず脳天からまっさかさまに落下させる八代!
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ですが真島もただ落とされるほどアマちゃんではありません。
すかさずがっちり真島の足をつかんでいた腕に逆の足を引っ掛けて振りほどき、受身を取るのです!
が、八代も咄嗟に今度は放された手ではかまを掴んで再びホールド!
結果として受身は不完全なものとなり、決定的とはいかないまでも大ダメージ必死の状態で技が炸裂したのでした!!

不完全とはいえ、脳震盪に襲われた真島はふらふら。
次の一手で決める!と言うところで、古澤の下へ秘書がやってきて、時間だから行こうと言い出しました。
それを聞いた八代はまるで捨てられそうになった子犬のような眼差しで次で確実に決めるから、すぐ終わるから待っててくれと懇願しだすのです!
勝負を急いだのか、雑に手を伸ばす八代。
真島はすかさずその手をくぐりぬけ、あばらの下の部分に鉄菱を打ち込みます!
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そしてひるんだ八代に、左足と右腕をと抱えこんだまま相手を持ち上げて後ろに放り投げる「達磨投」を
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超高速で決めたのでした!!

ノックアウト寸前の八代。
その戦いを最後まで見届けず、古澤はさっさと帰ろうとします。
あんたのために戦っている様子の八代なのに、最後まで見届けないのか?と思わず尋ねる真島。
ですが古澤は「もう用はないんで」と言い残して去ろうとするばかり!
そんな古澤を引き止めんとしてか、八代は最後の力を振り絞り、再び真島をタイフー・ボムの体勢に抱えあげようとします。
真島はすかさずその腕を取って逆に地面に組み伏せ、みぞおちに思い切り手刀を叩き込みました!
流石の八代もこれにはたまらず昏倒。
意外にタフな戦いとなった勝負もようやく決着を迎えたのです!

ダウンした八代を置き去りにしたまま、古澤は亜利雛に親しげに話しかけ、手荒なまねをしてすまないといいながら方に手をやって去っていってしまいます。
前巻で酷いことをされた相手にもかかわらず、大人しくそれに従う亜利雛。
そして古澤は亜利雛にこういうのです。
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「彼によろしく」と……

その様子を見た三浦はなにか言いようのない不安を感じ、慌てて彼らを追いかけていきました。
真島はそれに気がつきません。
それも無理のないこと、なぜなら彼は今まで、こうして強敵と戦ってきた直後に「クリエイター」に会っているわけで。
今度もそうだろうと構え、どっかと胡坐を掻いて待っていたのですから。
ところが今回、待てど暮らせどクリエイターが現われないのです!
強敵と戦うことが、クリエイターと会う鍵ではなかったのか……?
得られると思っていた手がかりを得られないことですっかり落ち込んでしまう真島。
そんな彼の元に、驚きの一方が届いたのです。
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三浦が、真島が準決勝を行うBraVe26でプロデビューする。
胡散臭さを感じて古澤を追っていったはずの三浦が、古澤の誘いに乗ってBraveに出場する。
一体何がどうなってしまったと言うのでしょうか?
そして、クリエイターが真島に求めていることとは何なのか?
謎はまたまた深まってしまうのですが、時間は待ってくれません。
問題のBrave26の日がやってきてしまうのです!

というわけで、なぜか三浦のデビューが決まってしまった今巻。
三浦は真意をはっきりと語らず、古澤にかかわるなと言う間島と険悪な感じになってしまいます。
ですが三浦のことですから、ただ名声とかが欲しかったりするわけではないはず。
彼の真意に加え、現役サラリーマンでもある彼がどんな戦いぶりを披露するのかも気になるところです!
更に、今のところ敵としか思えない亜利雛の正体も気になるところ。
どうも次の真島の対戦してと関係がありそうなにおいを感じさせますが……?
表紙にまで出張っている彼女、単なる敵のスパイとして終わるわけはないはず。
彼女の動向にも注目しなければならないようです!

三浦までもが戦いの場に立つ、「陣内流柔術流浪伝 真島、爆ぜる!!」第7巻は好評発売中です!
古澤に亜利雛と、胡散臭い存在がうろうろしている本作。
Kやらニードルやら謎の人物も多く、まだまだ物語は続いていきそうです!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!



陣内流柔術流浪伝真島、爆ぜる!! 7巻 (ニチブンコミックス)
日本文芸社
2011-09-28
にわの まこと

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本日紹介いたしますのはこちら、「ミカるんX」第8巻です。
秋田書店さんのチャンピオンREDコミックスより刊行されました。

作者は高遠るい先生。
今までの本作の紹介は「高遠るい」のテーマにてまとめさせていただきましたので、よろしければそちらもご覧くださいませ。

さて、進化を繰り返し雷帝の七星将を次々と撃破して行ったミカ&るんな。
ですがその戦いの中で寮長は倒れ、みわもまた病でその命を散らしてしまいました。
地球の命運をかけ、ミカ&るんなは七星将最後の一人の下へ。
そして、たった一人の心からの親友を失った臍矢の下には、たびたび姿を現していた黒い宇宙人が現われたのです……

七星将最後の一人、ナイトロウ星人。
かつて彼の治めていた宇宙に、ほとんど同時に6人の強力な航海者が現われました。
当然領土争いなどになるわけですが、お互いの実力は拮抗。
数億年の戦いの末、一応の和解を果たし、協力して領土を広げていくことになりました。
ですがその7人はいずれも相当な実力者。
いつ誰が誰の寝首を掻くかもわかりません。
そこでナイトロウ星人が考えたのが、「雷帝」という架空の絶対的君主を作り上げ、己を含めた7人全員に強力な暗示を施してその統治の下一丸となって働いているという設定を生み出したのです!
思考かに見えたその作戦。
ところがあるとき、ナイトロウ星人の内部で作り上げていた架空の存在であった雷帝が一個の生命体のように独立して動き始めたではないですか!
生み出された雷帝は7人の上に立って統治などはしようとせず、ひたすら七星将が破って行った航海者から情報と力を収集していきました。
やがて彼はその力を増大させていき、ナイトロウ星人をも脅かす力を持ち始めます。
慌てたナイトロウ星人は、自分と同化しないかと持ちかけるのですが、雷帝はそれを拒否。
自分とひとつになるにはナイトロウ星人には雑念が多すぎる。
自分と同じ、欲望を持たず、力を求めず、明日を夢見ぬものでなくてはいけない……
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そんなものなどいるわけがない、いてもその力が無駄になるだけだと笑うナイトロウ星人。
そんな彼のもとを雷帝は去っていったのでした。

そして雷帝が見つけた伴侶は、みわを失って全てに絶望し、まさにその空虚なる心となっていた臍矢……ペソマルク星人。
ついに雷帝はその体を手に入れたわけです。
雷帝が生まれたことにより、雷帝魔城の全回路はナイトロウ星人の制御を離れ、地球を改造するために深々とそのネをおろし始めました。
それを阻止しようと必死になるミカるんですが、ナイトロウ星人は最後の手段を用意していました。
架空の存在のはずであった君主、雷帝のために……ミカるんもろともに自爆!!
すさまじい爆発がミカるんを襲い、地球を改造するための楔は大地へ無情に沈んでいってしまいます。
ミカるんはと言うと……なぜかほぼ無傷。
何故助かったのかと考えていると、そこに10年前に地球にはじめてやってきた航海者、「黒い異邦人(アドヴェナ・ニゲル)」がいるではないですか!
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十年後また来るといっていた彼が本当にその姿を現した理由とは?
それは、黒い異邦人本人から語られたのです……

彼の正体は、寮長とともに意味ありげな会話を繰り返していた黒い犬であり、15世紀のヨーロッパでその名を馳せた魔術研究者、ハインリヒ・アグリッパ。
彼は研究のさなか、あのミカの父カシウスがミカの腹を貫いた「ロンギヌスの槍」の穂先を入手したのです。
それ以来、彼は過去と未来に起きた地球の出来事……付着していた血中に溶け込んでいたミカの記憶の一部を夢に見るようになり、それを書き留めていきました。
そしてそこに刻まれていた、人知を超えた航海者の力、永遠の命や究極の知恵を手に入れようと決心し、その槍を自らの体の中に取り込んで不死の体を得たのです!
やがて寮長やミカの父と出会ってともに研究を進め、アグリッパを航海者として宇宙に羽ばたかせる様々な研究の成果を施します。
しかしそれは人間には過ぎた力なのでしょう。
アグリッパの体に注がれた暗黒物質は暴走し、アグリッパは意に反して地球を襲うことになってしまったのです!
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暴走は寮長の力でなんとか抑えられ、その体を小さな犬の姿に封印することができました。
ですがこの封印の効能は10年。
そして、封印が解けて再び暴走する彼を殺せるのは、やはり暗黒物質を身に纏ったものしかありえません。
彼の見た夢どおりに事は運び、ミカとるんなは出会い、犠牲を払いながらも成長。
予定通り、封印が解けるときにミカるんの「完成」が間に合ったというわけです……

ミカとるんなはアグリッパが理性なき怪物となる前に、人として命を終える道を与えました。
これにて七星将は全滅、寮長やアグリッパは死に、雷帝は行方しれずのままとはいえ、この戦いは人類の勝利と終わったといっても過言ではないでしょう。
残るはもう崩壊を逃れることができない地球から、人類を救い出せるかどうかと言う勝負になります。
こんな事態に備えているとするならば、ミカの父を置いて他にはいません。
ミカは今までの感情をぐっと抑え、膝を突き、土下座をして人類の救出を父に頼み込みました。
父はやはり、残り僅かとなってしまっていた人類3億人を救い出す宇宙船の用意をすませています。
三千隻からなる大移民船団。
地球人類最後の希望は、大昔に人間をやめた三人の化け物のうち最後の一人か……
そう言って、ミカの父は何かのスイッチを押しました。
下らんと言う言葉とともにスイッチを押した瞬間、足元の映像に映し出されていた船団が
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いっせいに爆発!!
ミカの父はこれでミカは怒るはず、そうすれば自分を殺してくれるはずだ……と、この期に及んで自分のエゴを貫き通すような発言をしたのです!!
もはや人間に退路なし!
残された地球人類の可能性は、ミカとるんながたった一人の新人類として宇宙へ飛び立ち、その力を増していって神に等しい存在となり、宇宙そのものをやり直すこと……
このまま黙っていても人類は死滅するだけ。
このままでは人類の負け、黙っていられない!とたった二人でも戦う決意を表すミカ。
ですがるんなは、ミカの強い心と、自分以外の生き物全てを踏み台としか思っていないような考えっは理解できないとはっきり拒絶!
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この土壇場で2人は再び袂を分かつこととなってしまったのです!!
果たして地球人類の運命はどうなるのか。
ミカの、るんなの、臍矢の運命はどうなってしまうのでしょうか!?
地球最後の一日が始まります……!!

と言うわけで、とうとう完結を迎える本作。
いままでの戦いがすべて予定調和だったと知らされ、人類そのものの運命を背負わされることになるミカ&るんな。
最後の最後に喧嘩をしてしまう2人ですが、その2人の亀裂をうめるものはなんなのか。
それがわかるとき、そのときこそが本作の決着のときなのです!
壮絶なラストを迎える本作ですが、アキの正体なんかの残された謎もしっかり回収。
賢明な読者の皆様はもう大体お分かりでしょうが……ミカとあんな関係なのにあんなに迫ったのかアキさん!
200%女は伊達じゃないですな!!

地球を飛び出すのは1人か、2人か、それ以上なのか?「ミカるんX」最終第8巻は好評発売中です!
現在過去未来が複雑に絡み合った特撮風SFアクション、ついに感動の決着ですよ!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


ミカるんX 8 (チャンピオンREDコミックス)
秋田書店
2011-09-20
高遠 るい

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本日紹介いたしますのはこちら、「グラゼニ」第2巻です。
講談社さんのモーニングKCより刊行、モーニングにて連載されています。

作者は原作が森高夕次先生、漫画がアダチケイジ先生。
本作第1巻紹介は、11年5月24日の記事にて紹介しております。
よろしければそちらもあわせてご覧くださいませ。

さて、プロ野球の年棒を軸に、華々しいスター選手以外の視点で描かれている本作。
主人公は年収1800万と言う、普通の人から見れば高収入なモノの、実働年齢の短いプロ野球選手としてはかなり物足りない感じのサラリーで働く凡田。
彼が後の将来設計やら、他の選手の年棒を気にしながら厳しいプロの世界を渡っていく日々を描いている作品なのです!

球団にグッズすら作ってもらえていない、いってしまえば地味な凡田。
シーズンオフのそんな彼の元へ、何年振りかもわからない単独取材の依頼が舞い込んできました。
しかもお相手は全然知らない木っ端メディアなどではなく、有名どころの「少年マガジン」。
何でしがない中継ぎの自分にそんな依頼が?と、嬉しくも不思議に思いながらもその取材を受けることになるのでした。

で、その取材を申し込んできたのは「少年マガジン」なんですから当然といえば当然の漫画家さんでした。
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どうもこの漫画家さん、少年漫画では誰もやっていないジャンルに挑戦してみたい!と熱弁をふるい、凡田に対するインタビューも「中継ぎとして一番困るのは?」など、本気で中継ぎ投手を掘り下げて行き……本気みたいです。
凡田はその質問に、「ほとんど肩を作れないままマウンドに行かされてしまう」こと、「逆に数回にわたって何十球も投げたのにお呼びがかからない」ことなどをあげ、真摯に取材に答えます。
その答えを聞いた漫画家さん、だったら先発選手よりも中継ぎ投手の方がきついかもしれないですね、と言い出しました。
先発は週一できっちり肩を作って投球、敢闘するときもあるが、三回でノックアウトされても一週間の休みがある。
中継ぎはいつまわってくるかわからないため毎日球場で肩を作らねばならない、しかも試合の緊張感の中で。
中継ぎは先発に比べて圧倒的にブルペンで消耗するのではないか?
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正確に調べているわけではないが、中継ぎより先発のほうが選手生命が長いんじゃないだろうか……
その上給料も高い、という付け足しに対しては、「先発は勝敗の7~8割を左右する重責があるから」とかろうじて反論する凡田。
そんな凡田に、漫画家さんは更にこんな質問を投げかけてきました。
「いずれは先発になりたいか?」。
凡田はその質問には「そう思っていない中継ぎはあまりいないと思う」、とかろうじて返すのです……

時は流れ、シーズイン直前。
トレーニング中の凡田に、その漫画家さんからの電話が入ったのです。
そろそろシーズンイン、激励の意味もこめておごらせてくれ。
断る理由もないわけで、凡田は2人で飲み屋に行くことにしたのでした。

まずは軽く取材時のお礼から始まった二人飲み会。
どうもそのときの取材を生かした読み切り漫画が今週のマガジンに載るんだそうですが、あくまで読み切り。
漫画家さん、前作は5年連載し、単行本23巻を数えた格闘漫画を連載していたそうで、その実績もあって今回の読みきりは連載を踏まえてのものとのこと。
ですが、だからといって「次回作の席」がフリーで与えられているわけではなく、読みきりの反響如何で連載が決まるそうです。
昔からマガジンで野球漫画を連載するのが夢だったと語る漫画家さん。
ですが、漫画界で重視されるのは「過去の実績」より「今の調子」。
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ちょっと厳しい世界だろう、と語る漫画家さんに、ちょっとプロ野球に似てるなと思いながら同意する凡田。
ですが漫画家さんは、あんたのほうがよっぽど厳しい世界にいるだろう、となぜかここで突っ込んでくるのです!
漫画化には40超えた現役は沢山いるが、プロ野球には数えるほどしかいない。
更にプロ野球選手は恐ろしく怪我に弱く、才能はあっても生かせなかった人が沢山いるが、漫画家は極端に言えば利き腕さえあれば続けられる。
そんな厳しい世界で戦っているからこそ、プロ野球選手をリスペクトするんだ!と!!

その後、いっせーのでお互いの年収を教えあおう、などと言い出し、すっかり出来上がってしまった様子の漫画家さん、
ついには凡田にもっと稼げよと言い出し、読みきりが人気を獲得して連載になったらアンタも今シーズン中に先発に転向しろ!と言い出したのです!!
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後日、件の漫画が掲載されたマガジンが凡田の元へ届けられました。
地味な中継ぎを主役にしたにもかかわらず、きっちりそれをヒーローに仕上げているその漫画。
凡田は漫画には疎いらしいのですが、それでもあの漫画家さんが「プロ」だということだけはびんびんと伝わってきたようです。
連載の目も十分感じさせるこの漫画、本当に連載したら先発投手に転向しなきゃいけないのか?
酒の席で勢いで出た約束に、ちょっと真剣に考えてしまう凡田。
ですがこの漫画、意外な展開を迎えることになるのです!!

と言うわけで、凡田に意外な依頼が舞い込むことになった本作。
勿論この他にも、本作ならではの視点で描かれた物語が満載!
年棒2000万、4人しかいられない一軍登録外国人の5人目に当たるトーマスの苦悩(?)を描いたお話や、アスリートとして食事制限をしようかと悩んでいるときにあるものを目撃してしまって発奮する話、年棒500万で32歳のキャッチャーの身の振り方を中心にしたお話などなど……とにかく本作でなければピックアップされないお話ばかりなのです!
一戦一戦必死に戦う高校野球漫画、硬軟織り交ぜて一年間のトップに立つため戦うプロ野球漫画……
数々の野球漫画のほとんどがそのどちらかに分けられ、そうでない作品も大体が少年野球で熱血や、一選手にスポットを当てた人物重視のものでした。
本作はそのどれでもない新境地野球漫画と言うにふさわしい作品になっているのです!!

プロ野球の日陰と言うほどではない物の、ちょっと薄暗いところにスポットライトを当てた「グラゼニ」第2巻は好評発売中です!
主人公の立ち居力して新鮮な本作。
プロ野球が好きな方はもちろんのこと、それほど興味のない方でも楽しめること必須ですよ!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!


グラゼニ(2) (モーニングKC)
講談社
2011-09-23
アダチ ケイジ

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