前もってお断りさせていただきますが、本日紹介している漫画はガチンコで成年向け漫画です!
画像に修正などは入れておりますが、扱っている題材が題材だけに、未成年の方の閲覧はご遠慮いただきますようお願いいたします!!
本日紹介いたしますのはこちら、「牝奴隷の園 PURPLE BRAIN(めすどれいのその ぱーぷるぶれいん)」です。
サン出版さんのウォー!コミックスより刊行、マガジンWOoooo!狼(うぉー・うるふ)にて連載されています。
作者はサガノヘルマー先生。
ヘルマー先生とその代表作、「BLACK BRAIN(ブラックブレイン)」の紹介は、09年11月4日の記事にて記載しております。
そちらもよろしければご覧くださいませ!
さて、本作は何を隠そうあの「BLACK BRAIN」の続編的作品となっています。
ヤングマガジン誌上でもいまだ稀に見る独自性を誇っていたあの作品の続編、成年向け雑誌連載作品としてひっそりと劇的なデビューを果たしました!
もともとエロスを前面に押し出した作品だっただけに、成年向けとなってもほとんど違和感を感じない本作ですが、やはりよりエロスを強烈に押し出した内容になっていることは確か。
それでも色あせることのない、ヘルマー先生の個性はさすがだとしか言いようのない作品なのです!!
月村みゆき、23歳。
新婚2ヶ月、幸せいっぱいのはずの彼女ですが、いきなりその幸せがぶち壊されてしまいます。
ユタくんと呼んでちちくりあっていたいとしの彼、なんと海外へ単身赴任が命ぜられてしまったのです!
しかも、みゆきがユタくんと呼んでいるからユタ州へ……という、なんだか不真面目な単身赴任を……
その夜も彼女はユタくんを思って自家発電に励んでおりました。
単身赴任を命じた上司のヤツめ、と怨み節なんかをうなりながらコトを終え、まどろみ始めます。
するといきなり部屋がぐらぐらと揺れ始めた上、なぜかみゆきの体が一切動かなくなってしまったではないですか!
ポルターなんとかか!?とおびえるみゆきですが、どうやらそうではない様子。
いきなり何もない空間にボコリとふくらみができ、そこからムリムリとなんか出てきたではないですか!
そしてそのなんかは徐々に形を変え……まるで宇宙人のようなキモい生物になったのでした!!
その宇宙人っぽい生物、ハミルトン・植草はみゆきのことなど一切省みずみゆきの体をまさぐって値踏みしつつ、わけのわからない説明を始めます。
自分は宇宙人ではなく未来人だ。
この時代に何人か発生する亜人類、「剛男(ゴーメン)」が引き起こす全人類的「男女爆差」を食い止めるため、AD4033からやってきた、と。
「BLACK BRAIN」読者ならもうピンと来るわけですが、みゆきが勿論あんなアレな漫画を読んでいる筈もなく、そもそもあまり賢いタイプの人ではないようで……
戸惑いおびえるばかりの彼女に対し、ハミルトンはなんか変なものを取り出して投げよこしてきました。
「増設式多機能神経束集積器官 魅香脳(みかのー)」。
魅香脳は一人で動き出し、みゆきの体の中へと進入を始めます。
物凄く気持ち悪い出来事なのに、なぜか気持ちよくなってしまっていることに嫌悪感のようなものを感じつつ、みゆきはその意識を失ってしまうのでした。
そのころ、みゆきのすむマンションに近づいてくる人影がありました。
いかにもな悪人面のおっさん、関原はユタくんをユタ州に飛ばした張本人。
しかもその飛ばした理由が、しゃれたマンションに美人妻と暮らしやがってねたましい、というそりゃもう酷いもの。
そして彼が何故このマンションにやってきたかと言うと……
どこからか入手していたみゆきの部屋の鍵を使い、みゆきを手篭めにしてやろうというこれまた酷い理由だったのです!!
あんなことがあったみゆきはほぼ裸の姿で寝ていました。
旦那がいなくなってすぐ疲れて眠ってしまうほど自家発電をするとは、コイツはスキモノだなと睨む関原。
これなら自分の自慢のアレですぐ落とせる!と彼はみゆきの寝込みを容赦なく襲うのです!!
さすが成年向け、スピーディーな展開です!!!!
自慢にしているだけあって、関原のアレは相当いい感じの様子。
こんなヤツので気持ちよくなりたくないのに!と歯を食いしばりながらも達しそうになってしまったその瞬間、みゆきのお尻のあたりに何か奇妙な感覚が走りました!!
尾てい骨の辺りに何かがある感覚と同時に、脳裏に再び現われるハミルトン。
彼は、関原は件の「剛男」には及ばないが、それ系のオスだから魅香脳のためしうちをしてやれと言い出します。
ですがそれをいうまでもなく、オートで発動しているらしい魅香脳。
みゆきは人が変わったように関原を逆に襲い始め、更にそのお尻から悪魔の尻尾のような形状の魅香脳を生やして関原の股間に打ち込んだのです!!
するとみゆきの脳内に関原の体の中のイメージが流れ込み、そのイメージの中で魅香脳を自在に操ることができることを知りました!
そして
イメージの中にあった関原のアレを破壊すると、なんと現実世界の関原のアレも尿管を残してきれいに消え去ってしまったのです!!
人の身体イメージの中に入り込み、破壊や変形を自在に行う魅香脳。
この能力によって、みゆきは望まぬ戦いを強いられることになるのです!
ですがその戦いの相手、「剛男」もまた一筋縄ではいかない相手。
はたしてみゆきの、人類の運命は!?
ユタくんの単身赴任はどうなるのでしょうかっ!!
というわけで、満を持しての刊行となった本作。
前作「BLACK BRAIN」にあった導入部をばっさりカットし、エロスな部分だけを切り取ってお話の形にした感じの内容となっています。
ですが前作の敵性人類も、今回の剛男も「仲間を増やす」と言う目的は共通。
ひいては「人類の繁栄」「未来人の繁栄」を守るという主人公の目的も同じなわけで、話の組立も必然的に同じ!
キモい生物にキモい目にあわされたのち、キモい反撃を刊行するという安心のヘルマー節を存分に堪能することができるのです!!
そして前作のファンには嬉しいアガサ森田も堂々登場!
今回はハミルトンに対し、人間とどうやって接していけばいいのかのアドバイスをする頼れる先輩ポジションを確立しております!!
さすが、「BLACK BRAIN」でカオルと固い絆を築いただけのことはありますな!!
前作ファンに嬉しいといえば、表紙を開けたカラー口絵もまた素敵です。
「BLACK BRAIN」のカバーイラストを髣髴させるイラストとなっており、こっち版の表紙が欲しくなるような仕上がりに!!
作中では続編的なにおいをばっさり切り捨てていることから前作を知らない人もターゲットにしているようですので、エロスを前面に押し出した表紙が正しいといえば正しいんでしょうけどね……!
ところで今巻では「PURPLE BRAIN」の方が副題のような感じになっており、巻数表示もありません。
この一冊で物語もひと段落つき、これ一冊でも完結しています。
ですが本作収録の最後の一話はサブタイトルが「最終回じゃありません」ですし、あとがきでも人気があれば族感が出る予定だとはっきり明記されており、これからにも期待していい様子。
往年のヘルマー先生ファンの皆様、今こそ立ち上がって本作を買うときですよ!!!!
漫画誌上屈指の怪作の事実上の続編、「牝奴隷の園 PURPLE BRAIN」は一部で大好評発売中です!!
消えた漫画家になりつつあったヘルマー先生復活の産声とも見ることができる本作。
前作のファン、ヘルマー先生ファンは迷うことなく必携!
ヘルマー先生作品、既刊の一部では物凄いプレミアが付いていたりするため興味があっても手を伸ばしづらかった人も多いはず。
発売した手の今ならその際新作を真っ当な値段で変えますので、これを機会に鬼才の作品に手を伸ばしてみるのもよろしいのではないでしょうか?
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!
……成年向け単行本なんで、通販とかの方がいいかもしれませんけど……
画像に修正などは入れておりますが、扱っている題材が題材だけに、未成年の方の閲覧はご遠慮いただきますようお願いいたします!!
本日紹介いたしますのはこちら、「牝奴隷の園 PURPLE BRAIN(めすどれいのその ぱーぷるぶれいん)」です。
サン出版さんのウォー!コミックスより刊行、マガジンWOoooo!狼(うぉー・うるふ)にて連載されています。
作者はサガノヘルマー先生。
ヘルマー先生とその代表作、「BLACK BRAIN(ブラックブレイン)」の紹介は、09年11月4日の記事にて記載しております。
そちらもよろしければご覧くださいませ!
さて、本作は何を隠そうあの「BLACK BRAIN」の続編的作品となっています。
ヤングマガジン誌上でもいまだ稀に見る独自性を誇っていたあの作品の続編、成年向け雑誌連載作品としてひっそりと劇的なデビューを果たしました!
もともとエロスを前面に押し出した作品だっただけに、成年向けとなってもほとんど違和感を感じない本作ですが、やはりよりエロスを強烈に押し出した内容になっていることは確か。
それでも色あせることのない、ヘルマー先生の個性はさすがだとしか言いようのない作品なのです!!
月村みゆき、23歳。
新婚2ヶ月、幸せいっぱいのはずの彼女ですが、いきなりその幸せがぶち壊されてしまいます。
ユタくんと呼んでちちくりあっていたいとしの彼、なんと海外へ単身赴任が命ぜられてしまったのです!
しかも、みゆきがユタくんと呼んでいるからユタ州へ……という、なんだか不真面目な単身赴任を……
その夜も彼女はユタくんを思って自家発電に励んでおりました。
単身赴任を命じた上司のヤツめ、と怨み節なんかをうなりながらコトを終え、まどろみ始めます。
するといきなり部屋がぐらぐらと揺れ始めた上、なぜかみゆきの体が一切動かなくなってしまったではないですか!
ポルターなんとかか!?とおびえるみゆきですが、どうやらそうではない様子。
いきなり何もない空間にボコリとふくらみができ、そこからムリムリとなんか出てきたではないですか!
そしてそのなんかは徐々に形を変え……まるで宇宙人のようなキモい生物になったのでした!!
その宇宙人っぽい生物、ハミルトン・植草はみゆきのことなど一切省みずみゆきの体をまさぐって値踏みしつつ、わけのわからない説明を始めます。
自分は宇宙人ではなく未来人だ。
この時代に何人か発生する亜人類、「剛男(ゴーメン)」が引き起こす全人類的「男女爆差」を食い止めるため、AD4033からやってきた、と。
「BLACK BRAIN」読者ならもうピンと来るわけですが、みゆきが勿論あんなアレな漫画を読んでいる筈もなく、そもそもあまり賢いタイプの人ではないようで……
戸惑いおびえるばかりの彼女に対し、ハミルトンはなんか変なものを取り出して投げよこしてきました。
「増設式多機能神経束集積器官 魅香脳(みかのー)」。
魅香脳は一人で動き出し、みゆきの体の中へと進入を始めます。
物凄く気持ち悪い出来事なのに、なぜか気持ちよくなってしまっていることに嫌悪感のようなものを感じつつ、みゆきはその意識を失ってしまうのでした。
そのころ、みゆきのすむマンションに近づいてくる人影がありました。
いかにもな悪人面のおっさん、関原はユタくんをユタ州に飛ばした張本人。
しかもその飛ばした理由が、しゃれたマンションに美人妻と暮らしやがってねたましい、というそりゃもう酷いもの。
そして彼が何故このマンションにやってきたかと言うと……
どこからか入手していたみゆきの部屋の鍵を使い、みゆきを手篭めにしてやろうというこれまた酷い理由だったのです!!
あんなことがあったみゆきはほぼ裸の姿で寝ていました。
旦那がいなくなってすぐ疲れて眠ってしまうほど自家発電をするとは、コイツはスキモノだなと睨む関原。
これなら自分の自慢のアレですぐ落とせる!と彼はみゆきの寝込みを容赦なく襲うのです!!
さすが成年向け、スピーディーな展開です!!!!
自慢にしているだけあって、関原のアレは相当いい感じの様子。
こんなヤツので気持ちよくなりたくないのに!と歯を食いしばりながらも達しそうになってしまったその瞬間、みゆきのお尻のあたりに何か奇妙な感覚が走りました!!
尾てい骨の辺りに何かがある感覚と同時に、脳裏に再び現われるハミルトン。
彼は、関原は件の「剛男」には及ばないが、それ系のオスだから魅香脳のためしうちをしてやれと言い出します。
ですがそれをいうまでもなく、オートで発動しているらしい魅香脳。
みゆきは人が変わったように関原を逆に襲い始め、更にそのお尻から悪魔の尻尾のような形状の魅香脳を生やして関原の股間に打ち込んだのです!!
するとみゆきの脳内に関原の体の中のイメージが流れ込み、そのイメージの中で魅香脳を自在に操ることができることを知りました!
そして
イメージの中にあった関原のアレを破壊すると、なんと現実世界の関原のアレも尿管を残してきれいに消え去ってしまったのです!!
人の身体イメージの中に入り込み、破壊や変形を自在に行う魅香脳。
この能力によって、みゆきは望まぬ戦いを強いられることになるのです!
ですがその戦いの相手、「剛男」もまた一筋縄ではいかない相手。
はたしてみゆきの、人類の運命は!?
ユタくんの単身赴任はどうなるのでしょうかっ!!
というわけで、満を持しての刊行となった本作。
前作「BLACK BRAIN」にあった導入部をばっさりカットし、エロスな部分だけを切り取ってお話の形にした感じの内容となっています。
ですが前作の敵性人類も、今回の剛男も「仲間を増やす」と言う目的は共通。
ひいては「人類の繁栄」「未来人の繁栄」を守るという主人公の目的も同じなわけで、話の組立も必然的に同じ!
キモい生物にキモい目にあわされたのち、キモい反撃を刊行するという安心のヘルマー節を存分に堪能することができるのです!!
そして前作のファンには嬉しいアガサ森田も堂々登場!
今回はハミルトンに対し、人間とどうやって接していけばいいのかのアドバイスをする頼れる先輩ポジションを確立しております!!
さすが、「BLACK BRAIN」でカオルと固い絆を築いただけのことはありますな!!
前作ファンに嬉しいといえば、表紙を開けたカラー口絵もまた素敵です。
「BLACK BRAIN」のカバーイラストを髣髴させるイラストとなっており、こっち版の表紙が欲しくなるような仕上がりに!!
作中では続編的なにおいをばっさり切り捨てていることから前作を知らない人もターゲットにしているようですので、エロスを前面に押し出した表紙が正しいといえば正しいんでしょうけどね……!
ところで今巻では「PURPLE BRAIN」の方が副題のような感じになっており、巻数表示もありません。
この一冊で物語もひと段落つき、これ一冊でも完結しています。
ですが本作収録の最後の一話はサブタイトルが「最終回じゃありません」ですし、あとがきでも人気があれば族感が出る予定だとはっきり明記されており、これからにも期待していい様子。
往年のヘルマー先生ファンの皆様、今こそ立ち上がって本作を買うときですよ!!!!
漫画誌上屈指の怪作の事実上の続編、「牝奴隷の園 PURPLE BRAIN」は一部で大好評発売中です!!
消えた漫画家になりつつあったヘルマー先生復活の産声とも見ることができる本作。
前作のファン、ヘルマー先生ファンは迷うことなく必携!
ヘルマー先生作品、既刊の一部では物凄いプレミアが付いていたりするため興味があっても手を伸ばしづらかった人も多いはず。
発売した手の今ならその際新作を真っ当な値段で変えますので、これを機会に鬼才の作品に手を伸ばしてみるのもよろしいのではないでしょうか?
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!
……成年向け単行本なんで、通販とかの方がいいかもしれませんけど……