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本日紹介いたしますのはこちら、「バーサスアース」第2巻です。
作者は原作が一智知智先生、作画が渡辺義彦先生。
秋田書店さんの少年チャンピオンコミックスより刊行、週刊少年チャンピオンにて連載されています。

さて、突如地面から現われて人間達を殺めていく「深柱」に立ち向かう戦いを描く本作。
突如現われた深柱の攻撃によって、ハルトは友人2人を殺されてしまいます。
心中に立ち向かうチーム、ピラーブレイカーの登場によって助かったかと思われたのですが、ハルトの額に深柱のかけらが深々と突き立ってしまいました。
ハルトを救うためにも本拠地に急ぐピラーブレイカーなのですが、その道中ヘルメットをかぶった音がが道をふさぎます。
そしてその男はスルトと言う深柱を呼び出し、ピラーブレイカーに襲い掛かってきたのでした!!

ヘルメットの男は戸惑っていました。
圧倒的に戦いを優位に進めていたはずなのに、思いもよらない存在が目の前に立ちはだかっていたのですから。
その存在とは、他ならぬハルトです。
額にかけらが刺さり、死を迎えるのも時間の問題かと思われていた彼が、今は何事もなかったかのように立っています。
ですがそのかけらが刺さっていたであろう部分には……あの、深柱のものと同じような「目」がのぞいているではないですか!
この男はあのファミレスでの生き残りで、自分と同じように深柱の力を手に入れたのか?
ヘルメットの男はそう推理します。
そして事情が把握し切れていないハルトですが、彼もまた目の前にいる深柱が危険だと言うことはわかりました。
殺すしかない!
ヘルメットの男はハルトに攻撃を仕掛けます!!
ハルトもまた、殺されると直感!
スルトから放たれる熱線、レーバテイン。
迫り来るレーバテインを前に身を竦めるしかできなかったハルトですが、自分の腕の中で機を失っている幼馴染、カナがいることに気がつきました。
カナだけは守らなくては。
そう思ったのでしょう、ハルトは咄嗟に左の手のひらを突き出すと……額の目は消えてすぐに左手のひらから顔を出しました!
すると何もなかった空間に、岩のかけらのようなものが次々と発生し、
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盾のようになって守ってくれただけでなく、レーバテインを反射してスルトにそのまま返したではないですか!!
レーバテインはスルトの眼球部を直撃。
致命傷を与えるには至りませんでしたが、眼球を支える部分が損傷し、目玉がぶら下がっている状態にまでダメージを与えることができました!
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ハルトはといえば、眼球が再び額に移動した以外はかすり怪我ひとつすら変化はありません。
先ほどレーバテインを防いでのけた盾は消えています。
これはつまり、分解されたカケラを自由に操れると言うこと。
自分よりも上位の「適合者」だ。
ヘルメットの男は脂汗をしたたらせながら、頭の中でそう呟くのでした。

ハルトはと言うと、まだ事情がさっぱりわかっていません。
ヘルメットの男が普通の人間であると思い込んでおり、早く柱から逃げろと叫ぶのです。
それを聞いて、ヘルメットの男は笑い出します。
自分が望んだ深柱との完全融合に限りなく近づきながら、何が起きているかもわかっていないとは……
そして次は、今まで以上のさっきを発し始めました。
想定外のことに驚きはしたが、切るべきカードはいくらでもある。
熱線を発したり、破片をとばしたりするだけが深柱の使い方ではない。
みせてやる、レーバテインの真の姿を!
そう言って深柱のカケラで出来た剣を深々とスルトに突き刺すヘルメットの男。
そしてそれを引き抜くと、剣は
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長く伸び、そして猛々しい炎を孕んでいたのです!!
これほどまでの敵意をみせられれば、ハルトも理解せざるをえません。
人間なのに、柱を操る敵だ、と……!
大きく振り下ろされるレーバテインは、空まで割るほどの力を秘めています。
その威力は凄まじいの一言で、再びハルトが発生させたあの盾を紙切れのようにたやすく裂いてみせたのです!
挙句にその余波で、背後にあった山まで両断してしまい……
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その別次元の力は、まさに深柱の力そのもの。
その圧倒的過ぎる力を見せ付けられて、ハルトは完全に戦意を失ってしまいます。
ヘルメットの男は容赦なく剣を振りかぶり、身に不釣合いな力を宿した不幸を呪うがいい、と無慈悲な一撃を放とうと歩を進め……!!
絶望するハルトは、そこで自分の腕のなかにカナがいないことに気がつきました。
カナはどこに?
そう思った瞬間、ハルトは気配を感じました。
カナは
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ハルトの前で仁王立ちしていたのです。
敵意から、ハルトを守るかのように!!

というわけで、地球意思の具現化かもしれない深柱との戦いを描く本作。
その深柱とともに、人類に牙を向くヘルメットの男。
彼は何者なのか?
その力はカナに振り下ろされることになってしまうのでしょうか?
深柱だけでも脅威だと言うのに、より恐ろしいかもしれない男の恐怖から逃れなければならないのです。
そして物語は新展開へ。
ピラーブレイカーを支える開発主任が登場し、彼らの実態が僅かずつ判明していきます。
さらに再び深柱との戦いが始まります。
第1巻ででたような深柱ならば、ピラーブレイカーに加え、ハルトがあの力を使いこなせるようになれば差ほど苦労はしないはず。
ですが仮にそうなっても、心は唯の高校生に過ぎないハルトが協力をするでしょうか?
そんな不安の中で始まった戦いでは、驚きの展開が待っていたのです!!

地球対人類の戦い、「バーサスアース」第2巻は全国書店にて発売中です!
張るとの運命が大きく動く本作。
一瞬も油断できない戦いの他、ピラーブレイカーの玲央の意外な姿なんかも拝めますよ!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!