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本日紹介いたしますのはこちら、「暗殺教室」第3巻です。
作者は松井優征先生。
集英社さんのジャンプ・コミックスにて刊行されました。

さて、殺せんせーによるよい勉強とよい暗殺の教育を受けるE組の生徒。
最大の目標は殺せんせーの暗殺となるのでしょうが、E組を文字通り学校の最底辺としてあつかう理事長の存在も無視してはおれません。
地球滅亡、底辺脱出。
その両方を達成することができるのでしょうか?

トラブルに見舞われたものの、殺せんせーの教えと分厚いしおりのおかげなんかもあって無事学校に戻ってくることが出来たE組。
ですがその無事戻ってきたというのが気に入らないものもいるのです。
烏間に、その一向にすすまない暗殺状況に厳しい言葉を投げかける男たち……
どうやら、世界各国の首脳陣たちが釘を指しているようなのです。
たとえ核ミサイルを使ったとしても、しとめられないだろう。
そんな相手を前に、タイムリミットは刻一刻と迫っていまして。
彼らがあせり、烏間に怒りをぶつけるほかない気持ちもわからないでもありません。
ですがそんな彼らに朗報が。
同志数カ国で作り上げた2人の暗殺者を、あの教室に送り込む。
2人とも、科学力で人智を超えた能力をもっている……
一人はまだ調整に時間がかかるそうですが、もう一人は修学旅行中にスタンバイを終えているとのこと。
修学旅行終了が早々に、E組は転校生を迎え入れることになったのです。

生徒達にもそのお達しは届いていました。
外見で多少驚くだろうが、あまり騒がず接して欲しい、との注意つきで。
ですが烏間から送られてきた転校生の画像は、なかなかの美少女。
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これが殺し屋なのか?と疑問に思いつつも、かわいい女子の仲間入りに期待もしてしまうのです。

そんなドキドキワクワクの男子達が教室にはいると、
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何かでっかい箱が鎮座してました。
その箱についていたモニターにあの美少女の顔が表示され、同時に備えられているスピーカーから声が聞こえてきます。
今日から転校してきました、「自律思考固定砲台」ともうします。
よろしくお願いします、と!!

殺せんせーは生徒に手出しできません。
固定砲台を生徒という立場にすることによって、一方的に攻撃を仕掛けられる、という思惑なわけです。
その攻撃は、早速その日から発揮されます。
授業が始まると、
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いきなり箱のサイドが開き、大量の銃器が飛び出してきました!!
そしてそのすべての銃口から、いっせいに対殺せんせー用BB弾を掃射したのです!!
ですが殺せんせーにとってはこの程度の弾幕はへでもありません。
難なくかわし、チョークで弾をはじいて退路を確保。
ここの生徒はこのくらいの弾幕、当たり前にやってきますよと表情1つ変えないのです。
ところがこの固定砲台の恐ろしさは、これからが本番!!
すぐさま第2射を放ってくるのです!
殺気とまったく同じ射撃、所詮は機械だ。
そんなことを考えながら弾をかわす殺せんせー。
しかしその表情は、チョークで弾をはじいた直後に曇ることになるのです!
はじいた弾のすぐ後ろに、まったく同じ軌道の隠し球を放っていたのでした!!
避けきれず、右触手に一発もらってしまった殺せんせー。
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固定砲台からすればこの戦果は上々のようで。
標的の防御パターンを学習し、武装とプログラムに改良を施しつづけ、少しずつ逃げ道を封じていく。
次の射撃で殺せる確立は0.001%未満。
次の次で殺せる確立は、0.003%未満。
卒業までに殺せる確立は……90%以上!!
手を出すことのできない生徒が、授業中だろうがなんだろうがかまわず連射をしてくる。
殺せんせーはかわす他に道はなく、そうなればやがては……!!

その日は一日中、固定砲台の射撃が続きました。
生徒たちからは大不評。
殺せる殺せないは置いておきまして、授業にはならないわ、散らかったBB弾は片付けざるをえないわではた迷惑極まりないのです。
そこで生徒たちは
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固定砲台をガッチリ拘束してしまいます。
殺せんせーは手を出せなくとも、クラスのみんながする分には何の問題もないと言うことなのでしょう!
……生身の生徒だったらそれはそれで問題ですけど!
そこで固定砲台は、この生徒たちによる拘束を何とかしてくれるように開発者たちに連絡を送ろうとします。
が、そこで口を出したのが殺せんせーです。
保護者に頼ってはダメです。
あなたは生徒であり転校生です、みんなと協調する方法は自分で考えなくては。
みんなからすれば授業は妨害されるし、弾の始末は大変出し、自分を殺すことが出来たとしてもおそらく開発者たちにお金がいき生徒達には何のメリットも与えない。
その理屈は、固定砲台からしても理解できるもの。
クラスメイトの利害までは考慮していなかった。
そういう固定砲台に、殺せんせーはあるものを差し出しました。
アプリケーションと追加メモリだと言うのですが……?

翌日、それらを適用した固定砲台は
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なんだか箱を全画面モニターにして全身を映し出しているだけでなく、表情豊かでにこやか、愛想よく挨拶してくるようになっていたのです!!
これは殺せんせーのアプリケーションとメモリのおかげなのでしょうか?
これに一体何の意味が……!?

というわけで、E組に新たな仲間が参入することになった今巻。
この後自律固定砲台は「律」と名乗り、クラスに一気に溶け込んでいくことになります!
これもすべて、律自信が暗殺に必要だと判断した為。
殺せんせーも生徒のためとは言え、わざわざ己の強敵を作り出してしまったわけです!!
……しかも自分のお財布の中身まで犠牲にして……
とここまでで終わればよかったのですが、勝手に色々ないらないものを追加された固定砲台の開発者たちは面白くないでしょう。
彼らがこれからどう動くのか?
あくまで作り物でしかない律はどうなってしまうのでしょうか?

この他にも、クラスメイトのキャラを掘り下げつつクラスの団結力を強める話なんかも収録。
そしてビッチ先生がらみの新キャラクターが登場するシリーズが開幕することになるのです!

新たな転校生が仲間入りする、「暗殺教室」第3巻は全国書店にて大好評発売中です。
修学旅行編の完結編から、律編、そして新シリーズとどんどんと新たな展開を迎える本作。
時間も着々と過ぎていきまして、このままいくとそれほど長期連載に刃ならなそうな感じがしますが、果たして……?
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!