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本日紹介いたしますのはこちら、「オイ!!オバさん」第6巻です。
作者はいづみかつき先生。
秋田書店さんの少年チャンピオンコミックスより刊行、月刊少年チャンピオンにて連載されています。

さて、同い年の叔母である菅子と一つ屋根の下暮らすことになった透。
甥として透を異常にかわいがる菅子ですが、自分に対して家族以外から「オバさん」と言われると切れてしまう厄介な性質を持っております。
しかも菅子はかつて「メデューサ」と呼ばれ恐れられていた伝説のヤンキーでして、切れたときの恐ろしさは人知を越えていまして……
片思いの持田さんには、菅子と通るが付き合っていると誤解されてしまっていますし、透の受難の日々は続くのです。

お正月です。
菅子は毎日会っているのに初甥っ子だ!とはしゃぎまわりますし、透のお母さんは30越えると時間が経つのがはやいと遠い目をしてますし、奏は大量におもちを食べさせられて風船のように膨れておりますし、一年のはじめからいろいろこれから大変そうなムードがプンプンと漂ってきています。

これから一年突っ込み続けるのは大変だぼやく透ですが、そんな良くも悪くも賑やかなお家に訪問者が現われました。
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透の祖父母です!
やってきたのは母方の祖父母で、つまるところ透のお母さんと菅子姉妹の両親と言うことで。
今年は菅子が透の家で暮らしていると言うこともあり、こちらに訪ねて来たのです。
やってくるなりお年玉をくれたり、連絡ひとつよこさない菅子をしかりつけてくれたりと、透にとっては心強い存在である祖父母。
15年前、お互い同時に妊娠したときこそ母と祖母の関係は険悪になったらしいですが、今となってはすっかり和解しているのです。

ところでこのおばあさん、菅子を出産した時すでに50歳でした。
50歳で元気な菅子を生んだと言う偉業(?)を果たした彼女、やっぱり今でも元気。
そんな元気なおばあさんと一緒にやってきたおじいさん、なんかその手に抱いてるじゃないですか。
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赤ん坊を。
そしてその赤ん坊をおばあさんはこう紹介したのです。
「うちの息子」と……!!

去年出産したと言うこの赤ん坊は幸太郎。
この子のことはまあとりあえず置いておくとしまして……去年出産です。
高校一年生の菅子を生んだ当時50歳。
おばあさん、66でこの子を……!?
ギネスに肩を並べる正真正銘の偉業に、透は絶句。
菅子とお母さんは、そのいろんな意味でとんでもない事実に直面して怒号をあげるのでした!!

66になった今でもイチャイチャして、夜にもそのイチャイチャを継続している。
菅子や昔のお母さんがぐれていた原因はここなのかな……などと考える透。
そんな考えを裏付けるかのように、祖父母はこんなことを言い出すのです。
せっかくのお正月だから、2人っきりでワイハーに行ってくる。
よろしく頼んだ、と。
……つまり簡単に言いますと、祖父母がここにやってきたのはこの幸太郎くんの面倒を見てもらうためだったと言うこと!
さっさと出かけていってしまった祖父母の背中に、お母さんの叫び声がむなしく投げかけられるのでした……

両親がいなくなってもまゆひとつ動かさず、じっと座っている幸太郎。
そんな彼を見ていると、透は驚くべき真実に気が付いてしまいました。
この子はお母さんと菅子の弟と言うことになる。
つまり自動的に
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自分のオジさん、ということになる!
同い年のオバさんだけでも普通ならなかなかないことなのに、一回り以上年下の、赤ちゃんおじさんが登場してしまった!!
まったくわけがわからないよ!とばかりに、透は身もだえするのです!!

ハイハイする幸太郎、バランスを崩して倒れてしまい、コタツに頭をぶつけてしまいました。
赤ちゃんですから、その痛みで人目もはばからず涙を溜め、泣き出し……ません。
ぐっとこらえて、涙を引っ込めて見せたのです!!
聞くところによりますと、この幸太郎は生まれてから一度も泣いたことがないそうで。
普通ならば泣き声とともに生まれてくるのですが、幸太郎は宙吊りにされようがおしりをバシバシ叩かれようが、決して泣くことはなかったとか。
普通ならばありえないことですが、どこかそれも頷けてしまうのは、あのおばあさんの息子であり、メデューサと同じ血が流れているからでしょうか……
眼光鋭い三白眼といい、堂々とした態度といい、すでにその最強の佇まいを供えている気もするのです……

このままでは、史上最悪のヤンキーに成長してしまうかもしれない!
そう考えた透は、今のうちからしっかり「癒し」南下も与えてやさしい人間にしよう!と面倒を見る決意を固めます。
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早速菅子とともに初詣に連れて行き、そこかしこでヤンキーっぽい行動をちらつかせる幸太郎を軌道修正しようとする透。
ですがなかなか気を許してはくれず、かじられたりしちゃうわ、菅子にオジさんなんだから透を護ってあげなきゃだめだ、と変なことを吹き込まれたりする始末で……
思い通りには行きませんでしたが、初詣を終えて幸太郎はようやく透になつき始めてくれまして。
それだけでも甲斐はあった、と言っていいでしょう!

ところがその帰り道。
二人の前に犬が現われました。
幸太郎は何がツボには言ったのか知りませんが、その犬にぬいぐるみを投げつけた挙句、なぜか犬を指差して大爆笑!
最初は大人しかった犬もやがてブチ切れ、牙をむいておもいっきり吠え掛かってきたのです!!
菅子は帰る前におみくじをやりたいと言ってこの場から離れてしまっています。
幸太郎の眼光も怒りに萌えた犬には通じません。
流石の彼も、猛然と襲い掛かってくる犬には怯えざるを得ず、その瞳に涙をいっぱい溜めて……!?
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幸太郎は生まれてはじめて泣いてしまうのでしょうか!?
というより何より、この犬に噛まれてしまうのでしょうか!!

というわけで、新たなキャラクターが登場する今巻。
ついに同い年のオバさんをはるかに越える、15歳下のおじさんまで登場してしまいました!
透は無事幸太郎を導けるのか?
幸太郎は菅子よろしく、オジさんとして透に接したりするのでしょうか?
キャラクターの特性上、レギュラー参戦は難しいでしょうが、これからもたまに登場して本作を引っ掻き回してくれる存在になりそうです!

もちろんこの他にも様々なお話を収録!
ラブコメには付き物のバレンタインネタにして久々の奏メインのお話などのほか、ボランティア部の部長の恋にまつわるお話が展開したりもします!
そんな中で菅子のブチ切れ状態を越える、殺戮マシーンモードが登場!!
ドタバタラブコメからちょっと言いお話、さらに新展開を迎える本作、今巻も盛り沢山でお送りしております!!

オバさんに続いてオジさんまで登場する、「オイ!!オバさん」第6巻は全国書店にて発売中です!
変わらぬドタバタ劇が楽しめる本作。
設定の奇抜さだけの出オチではない、その設定をキッチリ活かしたネタは健在!!
時間経過も着実におこなわれ、次巻あたりから新展開も始まりそうな予感で、より一層楽しみが増しておりますよ!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!