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本日紹介いたしますのはこちら、「ドラゴンクエスト 蒼天のソウラ」第1巻です。
作者は中島諭宇樹先生。
集英社さんのジャンプ・コミックスより刊行、Vジャンプにて連載されています。

中島先生は03年にジャンプの漫画賞を受賞しデビュー。
読み切りなどを発表した後、05年に週刊少年ジャンプにて「切法師」の連際を開始しましたが、残念ながら短期打ち切りとなってしまいました。
その後も読みきりを発表しながら、メインの活躍の場をVジャンプへと移行。
「デジモンクロスウォーズ」等の版権モノの漫画版を連載していました。

さて、本作は国民的RPG、「ドラゴンクエスト」を原作とした作品です。
「ダイの大冒険」「ロトの紋章」などなど、ドラゴンクエストを題材にした名作は数知れず。
本作がそうなるかどうかはこれからしだいでしょうが、その2作品はドラゴンクエストの世界観を踏まえたオリジナル作品でした。
こちらの作品は、やはりオリジナルストーリーが展開していくものの、ドラゴンクエストのナンバリングタイトル最新作であり初のオンラインRPGとなった「ドラゴンクエスト10」の世界を舞台にしているのです!
ドラクエ史上最も広大なフィールドをもつドラゴンクエスト10の世界で一体どのような冒険が繰り広げられるのでしょうか!?

凶悪なモンスターに追いかけられ、全速力で逃げ回っている三人の冒険者。
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彼らは旅芸人のうりぽ、盗賊のギブ、そして戦士のソウラ。
三人を追いかけているモンスターはダークパンサーといいまして、それはもう強力で相当レベルの高い猛者でなければ太刀打ちできない存在です。
そんなモンスターがうろついているこの土地、ベコン渓谷に何故彼らはやってきたのでしょうか?
それは冒険者向けに出された仕事依頼、「クエスト」のひとつである「竜の卵の捜索」の目的地がここだったこともあるのですが、何よりもソウラが他のパーティーが見かけたと言う凄く強いドラゴンを見物したいと言い出したからなのでした。
まともに戦うのはもちろんのこと、このまま逃げ延びるのも難しそう。
そんな大ピンチを早速迎えてしまった三人に、救いの手が伸ばされました!
ダークパンサーの顔面に誰かが放った攻撃呪文が直撃し、視界を奪ってくれたのです!
すかさずそのスキに逃げ延びたソウラたち。
魔法を放ってくれたのは、ソウラたちと顔見知りの魔法使いのマルチナ率いるパーティーでした。
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なんであんなに危険な場所にいったのか、とソウラに尋ねるマルチナ。
ソウラは目を輝かせ、このベコン渓谷の奥地にいる凄く強いドラゴン、キングリザードを見に行ったと素直に答えるのですが……当然そんなことで命をかけるなんてとマルチナたちはあきれてしまうのです。
ですがソウラはそんなことなんてとんでもない、と目を輝かせて言うのです。
ドラゴンというのはこの世で最も大きくて強くて賢いモンスターの王様なんだ。
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冒険者なら一度はドラゴンがらみの冒険に挑戦したいじゃないか!と!!

竜の卵とはどんなものなのか?
本当にあったら、どんな赤ちゃんドラゴンが生まれるんだろう。
期待に胸を膨らませながら、気の合う仲間二人とともにベコン渓谷を進むソウラ。
そんなソウラの気持ちとはまったく逆の印象を受ける、まがまがしい雰囲気を身に纏った三人の人物がそこへやってきていました。
竜の卵の噂を聞きつけてきてみれば、それの本当の価値も知らずにやってきている欲深な冒険者達。
その穢れた手が触れる前に、まずは大掃除。
そんな言葉とともに、その三人がそれぞれ聞きなれない魔法を唱えると……なんと言うことでしょう。
地面から様々なモンスターが湧き出してきたではないですか!!
彼らは一体何者なのでしょうか……?

その頃、ソウラ達はマルチナたちと一緒にいいものが入っていそうな古びた宝箱を発見していました。
ところがそれを手に入れようとした瞬間、別のパーティーの攻撃呪文が飛んできたではないですか!!
直撃こそしなかったものの、お宝の争奪戦をするライバルとは言え、同誌とも言える冒険者に攻撃魔法を放つなどマナー違反もいいところ!
当然抗議するマルチナですが、妨害してきた冒険者はそんなことを言っているからおまえらはへっぽこのままなんだと逆に侮辱してくるのです!
その宝箱に入っていた、すこし小さめながら上等な女性向けの装備一式を手にし、その場を去る悪徳冒険者達。
あんないいものがあったと言うことは、竜の卵もひょっとして?などと考えながら走っていたのですが……
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そこに先ほどのモンスターの大群がやってきたではないですか!!

そのモンスターの中には、スカルゴンという強力なモンスターの姿も多く見られます。
はっきりいってこれに挑むのは無謀の一言。
モンスターの大群の姿を見つけたマルチナたちも逃げようとするのですが、先ほどの悪徳冒険者の一人がマルチナに泣きついてくるのです。
怪我をした仲間がまだ奥にいるんだ、助けてくれ!
先ほドアレだけのことをした相手に助けを求めると言うのも無視のいい話。
こんなときばかり都合よく助け合うわけないだろう、と言い放とうとするマルチナですが……ソウラは迷いなく走り出すのです!
俺はギブや売り歩と冒険していると四六時中笑っていられるんだ。
強いモンスターにボコボコにやられても、一晩中歩きとおしてハラペコで疲れ果てている時も。
あいつらと一緒だったら、どんな苦しいダンジョンだって乗り越えていける。
だったら、そんな仲間がもっとたくさん集まってパーティーになったら、もっともっと凄いクエストがクリアできてしまうんじゃないか!?
ソウラは、先ほどあんなことをした悪徳冒険者すら、仲間と呼んで助けようとしているのでした!!

スカルゴンを倒すことは難しいながら、懇親の一撃でスカルゴンを怒らせ、冷静さを奪うことが出来ました。
怒りに任せて無茶苦茶に暴れまわるスカルゴンの隙を突き、逃げ出そうとしたソウラたちですが、その衝撃で地面が崩れ落ちてしまいました。
その崩れ落ちた先には、古代の祭壇のようなものがあり……そこに竜の卵らしきものが鎮座しているではないですか!!
僅かに脈打っている様子も見える竜の卵。
ですがそこでスカルゴンが再び暴れ周り、祭壇の上から竜の卵が落下してしまったのです!!
まだ生きている卵から、生まれようとしている命。
それをこんなところで消してたまるか!!
必死にその卵に飛びつき、抱きとめるソウラ。
しかしその衝撃で卵は割れてしまうのです……が。
その卵の中からは、
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竜の角のようなものを頭から生やした女の子がでてきて……!?
彼女はおもむろに魔法を唱えます。
「ギガデイン」。
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伝説の勇者が使ったとも言われているその強大な魔法は、あっさりとスカルゴンを葬ってしまいました!!
一体この少女は何者なのでしょうか!?
竜の卵を狙う謎の三人組は、彼女のことを何か知っているのでしょうか!?
ソウラはとんでもない事態へと巻き込まれていくことになるのです!!

というわけで、ドラゴンクエスト10の世界をオリジナルストーリーで描いていく本作。
ドラゴンクエストの世界を描きながらも、その知識がなくても充分に楽しめる内容となっています。
この後本作はソウラたちのパーティーと卵の中の少女、そして謎の三人組の組織を中心に物語が進んで行きます。
不思議な力をもった少女と、それを付け狙う謎の組織。
謎だらけの存在の中に、ソウラ達は飛び込んでいくことになるのです!

まだ未熟なソウラではありますが、他の有名ドラゴンクエスト漫画の例に漏れず、オリジナルの超パワーを得ることになります。
本作ならではのその超パワー、「エクステンション・ライン」はいくらでも応用が利きそうな魅力的なパワーでして、これからどのような形でその力を発揮するのかも楽しみです!!
不思議なパワーと不思議な少女とともに向かう「ドラゴンクエスト」、ドラクエファンならずとも楽しめること必至です!!

アストルティアで始まるドラゴンクエスト、「ドラゴンクエスト 蒼天のソウラ」第1巻は全国書店にて発売中です!!
心躍る冒険譚でドラクエ好きならずともワクワクさせてくれる本作。
ドラクエ10のプレイヤーならばより一層楽しめることうけあいですよ!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!







ドラクエ10、面白いですよね!!
俺もちょっとだけやってます。
……600時間くらい……