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本日紹介いたしますのはこちら、「東京喰種 トーキョーグール」第8巻です。
作者は石田スイ先生。
集英社さんのヤングジャンプ・コミックスより刊行、週刊ヤングジャンプにて連載されています。

さて、アオギリの樹に拉致されてしまったカネキたちを救うため、アジトにむかったあんていくの一同。
ですがそこには時を同じくしてCCGが突入し、状況は大混乱。
トーカの前にも弟のアヤトが姿を現し、カネキの元へとはなかなか辿り着けないのです。
そうしている間にもカネキはアオギリの樹のヤモリに壮絶な拷問を受けていて。
その拷問を受け続けた結果、とうとうカネキは自分の中のグールを受け入れてしまい……!

アヤトと戦うことになったトーカ。
こんなわけのわからない組織で暴れまわるなんて、目を覚ませと語りかけるものの、アヤトはイカれているのはトーカの方だろうと真っ向から反論します。
おやじの真似事をしやがって、俺はお前とは違う。
そしてアヤトは、トーカの赫子に牙を立てるのです。
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半端な羽ならもいでやるよ、と!!

子供のころ、アヤトとトーカは父親と暮らしていました。
二人の父親は穏やかな人物で、グールでありながら人と仲よく暮らしていかなければならないと言う考えの持ち主だったようです。
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お隣さんからおすそ分けされた肉じゃがを、ガマンして食べるように二人に諭すお父さん。
この世界は人間の世界で、自分たちは普通にしていてはダメなのか?
そう疑問を投げかけてくるアヤトに、お父さんは優しく言うのです。
人間だけの世界じゃないよ。
向こうの方が数は多いけど、僕たちには僕たちの世界がちゃんとある。
その世界を守るためには、我慢することも必要なんだよ。
まだ子供だったトーカやアヤトには納得できないことも多いでしょう。
ですが、大好きなお父さんの言うことです。
二人は素直に聞き入れるのでした。

お父さんは、味見もできないながら何とか料理を作ってご近所におすそ分けしたりと、人間に溶け込む努力をしていました。
そんなお父さんはある日、二人にこう言います。
トーカはお姉ちゃんだから、アヤトにいろいろ教えてあげてね。
アヤト、おネエちゃんが困っているときは守ってあげるんだよ。
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そんな約束を遺して家を出て言ったお父さん。
……この時、二人を残して出かけている彼をじっと監視しているものがいたことに気がついていれば……もっと違った未来になっていたのかもしれません。
真戸たちCCGの目は、お父さんを駆除すべきグールとして照準におさめていたのです……

その後、お父さんが家に帰ってくることはありませんでした。
お母さんがいなくなったときにお父さんが約束してくれた、「一人にしないから」と言う約束。
それを信じて二人は息を潜め、家の中でじっと待っていたのですが……やってきたのは、肉者をおすそ分けしてくれた隣のおばちゃんでした。
おばちゃんは二人を心配して自宅へと招いてくれた……かに見えたのですが、強引に二人に食事を勧めてくるのです。
そう、これはグールかどうかを確かめようとしての行動……
二人が食べられないと拒むと、やはりそうだったのかとCCGらしき男たちを招き入れました!!
大人しいフリをして自分達を食べようとしていたのか!そう言って怒り狂うおばちゃんは、お父さんにそんなつもりなんて無かったと訴えたとしても聞いてくれなどしないでしょう。
二人のことなど構わず捕らえようとする男たちですが、そのとき吐かれた言葉に思わずトーカは反応してしまうのです。
「父親に会わせてやる」。
この男達がお父さんを捕らえ、そして……?
トーカは赫子を発動させ、男たちに攻撃!
その隙にその場を脱出したのでした。

その後、二人はあんていくのマスターに保護されて生活を始めました。
当初は二人タッグで月山と小競り合いを起こして引き分けるなど、やんちゃな生活をしていたものの、それでも二人はそれなりに仲よく暮らしていたはず。
そんな二人が袂を別つきっかけとなったのは、マスターのススメでトーカが通い始めた学校でした。
人間に溶け込み、人間の友達との話題を話す様になってきたトーカ。
ですがアヤトはそれが気に入りません。
どんなに人間と仲良くしたとしても、自分がグール……相容れない存在だと言うことは変わりません。
親父の事で学習しなかったのか!人間なんか正体がばれれば手のひらを返すんだ、お前もいつヘマをするかわからない!
父親のこと、豹変したおばちゃんのこと。
様々なことが思い起こされ、こみ上げてくるものもあったのでしょう。
そのままあんていくを飛び出してしまったのです。
それからはアヤトらしき人物が暴れている噂を聞く、ということだけがトーカとアヤトのつながりとなってしまっていたのです。

そんな過去の思い出を思い起こしている間も、アヤトの攻撃は続いていました。
脳裏に過ぎるのは、小山内費に自分をしたい、寄り添ってくるアヤトの「お姉ちゃん」という言葉。
その記憶に刺激されたのか、思わずトーカの口にでたのは
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「一人にしないで」と言う言葉でした。
その瞬間のこと。
激しい衝撃とともに何かが飛び込み、トーカを救い上げたのです!!
それは
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グールである自分を受け入れた、カネキでした!!
しないよ。
そう言ってトーカを抱きかかえるカネキ。
今のカネキは、今までのようにやさしくはありません。
敵ではあるといえど、トーカの弟でもあるアヤト。
容赦のなくなったカネキと、アヤトの戦いはどのような展開を迎えるのでしょうか!?

そしてCCGも新装備を引っさげ、アオギリの樹のトップである「隻眼の梟」との戦いを繰り広げていました。
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各地で繰り広げられる闘争、激化する三つ巴の戦い。
果たしてこの激闘の結末は……

というわけで、アオギリの樹編が完結となる根幹。
ですがアオギリの樹が完全になくなったのかと言うと決してそうではありません。
戦力は大きくそがれたことは確かですが、その肝心要の部分はまったくの無傷と言っても過言ではない状態で。
そう遠くない未来、再びCCGや、カネキたちとぶつかることは間違いないでしょう。
そして物語は新展開へと進んでいくようです。
やはり以前の生活に戻ることはしないカネキ。
彼は何かをしようと考えて行動を起こすようですが……?
今後のカネキの行動に目が放せませんね!!

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生まれ変わったカネキの力が明かされる今巻。
この変化が、彼に何を齎すのか?
次なる展開が楽しみです!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!