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本日紹介いたしますのはこちら、「菜々子さん的な日常 DASH!!」第2巻です。
作者は瓦敬助(三部けい)先生。
小学館さんのビッグコミックスモバMANスペシャルより刊行、モバMANにて連載されています。

さて、運動神経抜群でスタイル抜群、天真爛漫な性格で誰からも好かれる菜々子さんと、日夜授業にしろ部活にしろそれなりのところでサボることに血道をあげる(?)瓦くんの日常を描いていく本作。
彼女達の通う学校は圧倒的に女子が多かったこともあってか、菜々子さんはいろいろとガードの甘いところがありまして。
エロスなドジを踏んでしまうことが多い彼女の周囲には、不思議といつも瓦くんの姿があって……
二人の織り成すエロスな日常物語、果たして今回はどんなシチュエーションが待っているのでしょうか!?

本作の舞台となっている北海道のような寒い地域では、冬から初春あたりにかけて体育館なんかで大変活躍するアイテムがあります。
ガンヒーターなどと呼ばれる、大型の高出力なストーブです。
瓦くんたちはそれを「大砲みたいなストーブ」と呼んでいたそうで、よく片付けなんかを手伝わされておりました。
ですが設置の方はというと、先生方が率先してやっていたようです。
その時は深く考えていませんでしたが、今考えると理由はただひとつ。
「自分たちに温風が吹いてくるようにしたい」ということだったのでしょう!

そんなガンヒーターが保管してあるのが、体育館2階放送ブースの真下にある倉庫です。
基本いつも鍵が掛かっているそこは、ヒーターの出し入れ以外では開かれることはありません。
そんな倉庫への扉を通り過ぎ、渡り廊下を歩いていると……なんかその倉庫の窓からところてんのようなものがべろんとでてるじゃありませんか!
そそくさと近寄ってみると……なんか大変なことになっています。
中途半端にしかあかない窓からにょっきりと生えている……おパンティ丸出しの下半身!
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こんな状態になる女子といいますと、もうあの人しかいないでしょう。
……菜々子さんでした。
奈々子さん、上半身は倉庫の中にあるため外にいるのが瓦くんであると言うのも声で知るしかないと言うありさまで。
どうやら奈々子さん、ストーブを片付けてでようとしたら、鍵が閉められていてやむなく窓からでようとしたらひっかかった、とそう言うことのようです。
脱出を手伝うことになった瓦くん、とりあえず菜々子さんの指示通り足を持って引っ張ってみることにします。
とは言え相手はおパンティ丸出し。
いいのかな……?と疑問に思わないでもありませんが、引っ張ってくれと言われたからには、目の前にある魅力的な足を見逃す手は無いでしょう!!
ぐいっと引っ張ってみても、依然菜々子さんの体がどうにかなる様子はありません。
何かひっかかってるみたい、ちょっと持ち上げて引っ張ってくれる?
この状態でそんなことを言い出す菜々子さん。
……何がひっかかってるかわかっていないと言うことはつまり、今こうしてスカートが引っかかってまるっとめくれあがっていることに気がついていない、ということ……?
ですがここでそれを指摘するほど瓦くんは大人ではございません。
何食わぬ顔でじゃあ1回裏に回るよ、と窓からでている足と壁の間に回りこみのですが……
なんといいますか、すぐ目の前に迫るお尻と食い込んだおパンティのド迫力に思わず息を呑んでしまいます!!
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そんな同様を悟られないためにも。すかさず瓦くんは腰辺りをもって菜々子さんの体を持ち上げて引っ張るのですが、奈々子さんのおパンティの食い込みが増していくだけでその体がでてくる様子は微塵もございません。
これは中で何かがつっかえているんじゃないだろうか?
つっかえているものってひょっとしたらひょっとして、菜々子さんのご立派なお胸ではないだろうか!?
……そのとおりでした。
ここに来て脱出が不可能と悟った菜々子さん、瓦くんの肩を借りて足場にし、倉庫の中へと逆戻りすることにします。
その狙いは難なく成功。
瓦くんの至福の、そしてぐったり疲れる時間は幕を閉じたのです。
……が。
その時、瓦くんの目にとんでもないものが飛び込んできたではありませんか。
母なる大地の上に横たわる……純白のおパンティ。
これはまさしく、先ほどまで頑固にひっかかっていた菜々子さんの……!!!

帰り道はもうドキドキでした。
流れ上一緒に下校することになった菜々子さん。
普通にしている彼女ですが……スカートの下には何も付けていない可能性が。
ノーパン、ノーパン……その言葉は呪詛のように頭の中をグルグルと駆け巡り。
特別何かを気にしている様子もなく、いつも通り接触してくる菜々子さん
何かを思い出したように、「あれ返してくれる?」と言い出したではないですか!!
もう頭の中はそれしかない瓦くんは、思わず答えてしまいました。
……おう、拾っておいたよ……
そっと差し出されるおパンティ。
……菜々子さんは下半身を急に気にしつつ、その尾パンティをひったくるようにとって走りさって行きました。
「昨日貸した本……」と言う言葉を残して……
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というわけで、菜々子さんと瓦くんのラッキースケベのある風景を描いていく本作。
この他のお話でも相変わらず菜々子さんは何かが脱げそうになったりずり落ちそうになったりしておりまして、瓦くんはそれを目撃して邪な思いをめぐらせてしまったりするのです!
生徒会室で、川辺で、合宿所で、保育園で、温室で。
ところ構わず、でも何故か瓦くん意外にはうまいこと見つからずにエロスは菜々子さんに牙を剥きます!
そしていろいろな場所で困り果てる菜々子さんをあの手この手で、助けつつもしっかり目に焼き付けようとする瓦くんにもリビドーの報いの天罰が下るのでありました!!

明るくさばさばした菜々子さんのキャラクターは非常に魅力的で、瓦くんでなくとも彼女のことが気になっちゃうこと間違いなし!
そのほかにも個性的な脇役キャラがいるにはいるのですが、今巻では出番は少なめ。
そのぶんより菜々子さんに集中して楽しむことができますよ!

そして後半には瓦先生が同人誌で断続的に発表している「大冒険」シリーズが二編収録されています。
いろいろなアングルや、胸の大きくない女性キャラを描く練習を兼ねて生み出されたという本作ですが、内容は「菜々子さん」シリーズのスケールを局地的に大きくした感じ。
スキー場や山などで、ひょんなことから全裸でほっぽリだされてしまう瞳ちゃんが、何とかうまいこと人に見つからないように服のあるところを目指す、と言うお話です!!
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この作品の内容は本当にそれだけで、ストーリーはほとんどないのですが、それはそれで何も考えずに楽しめると言うもの!
ダイナミックな構図と、スニークアクションのようなハラハラ、そして麗しの女体が楽しめます!!

歩くラッキースケベ発生装置(?)、「菜々子さん的な日常 DASH!!」第2巻は全国書店にて発売中です!
菜々子さんが最初から最後までエロスなドジをつらぬいて下さっている本作。
そんなエロス要素はもちろん、学生時代の思い出を振り返るノスタルジックな日常ものとしての側面も見逃せませんよ!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!