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本日紹介いたしますのはこちら、「我妻さんは俺のヨメ」第7巻です。
作者は原作が蔵石ユウ先生、漫画が西木田景志先生。
講談社さんの少年マガジンKCより刊行、週刊少年マガジンにて連載されています。

さて、前巻で意を決し、我妻さんとの結婚生活のフラグ立てのため文化祭での演奏、そして修学旅行で二人きりになっての告白を敢行した青島。
運命をきめるその成否は……!?

いろいろあったものの、結果として告白は失敗に終わりました。
ですが不幸中の幸いといいますか、嫌われていると言うわけではない感じで、さらにまだ未来は変わっておらず依然我妻さんがおよめさんのままでした。
その事実を糧に、青島は物凄く落ち込みながらも日々の生活を続けていくことになるのでした。

そんなある日のこと。
青島が伊東や小松達に巻き込まれる形で所属している、ダメ人間集団・DX団に異変が起こっていました。
あるメンバーの机の中に入っていた教科書やノートの類が全てBL本に変わっていたり、あるメンバーは弁当箱がBL本にすりかえられていたり、またあるものはロッカーにBL本が潜まされていたり……
人一倍女体への興味が大きいDX団のメンバーにとって、BL本は猛毒に等しい劇物!
傷の深いメンバーはドック行きを余儀なくされてしまうのでした。

DX団は何者かに狙われている?
残ったメンバーは緊急会談を催しました。
やられっぱなしでいるわけには行くまい。
そう考えたリーダー、小松が導き出した答えはこれでした。
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イジメ110番に相談しよう!!
確かにイジメを解決するにはかなり現実的な対処法です。
……ただ、今回の件は本当に相談したとしてもまじめに取り合ってはもらえない気がしますが……
そんな小松の行動に一番ビックリしたのは相方とも言える伊東……ではありませんでした!
ふざけんじゃないわよ!という叫びとともに、三人の女子がその場に乗り込んできたのです!!
彼女たちは全員二年生、藤村、田中、伊富。
そして何を思ったのか、堂々と一連の事件をやったのは自分達だと明かしてきました!
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三人は自称、腐女子サークル「葉隠」。
彼女たちは自分達の趣味の肩身の狭さを自覚し、身の程をわきまえつつ密かに腐女子ライフを楽しんできたんだそうです。
そんな時彼女達の目に付いたのがDX団でした。
自分達と同じような、人から見ると卑下されかねないアレな趣味を持ったDX団。
だと言うのに、文化祭でバンドをやってみたり、シルヴィアのような美少女とキャッキャウフフをやってみたりと、リア充跣の暴れっぷりを疲労しているのがガマンならないんだそうです!!
そんな彼女達の完全な逆恨みのいちゃもんに対し、小松が提案したのは
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団体の存続を賭けての勝負でした!!
はっきり言って今までまともに取り合う気もなさそうだった小松が何故いきなり、自分から勝負なんて持ちかけたのでしょうか?
ともかく売り言葉に買い言葉。
とんとん拍子にお話は進み、翌日、公園でDX団VS葉隠の対抗戦が行われることになったのです!
葉隠が勝てばDX団は解散。
DX団が勝てば、葉隠はひとつ言うことをきかなければならない、という条件で!!

……葉隠が帰った後、一同は小松に率直に尋ねてみることにしました。
なんでわざわざあんな勝負を挑んだのか?と。
すると小松は遠い目でこういったのです。
腐っても鯛。
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ブスでも女、じゃよ、と。
最初から小松が見ていたのは、葉隠で一番喧嘩っ早い感じの田中でした。
その彼女のお胸、少なくともFカップはある。
勝てば……揉める。
そんなことばかりを考えていたのです!!
そしてそんなあほらしい考えに、もろ手を挙げて喝采するのが(青島以外の)DX団でして。
しらけムードだったDX団、一転して一致団結、熱意を持ってバトルに挑もうと言う雰囲気になるのでした!!

問題のバトルはといいますと、1VS1の戦いを3回おこなって2勝したほうが勝ち、と言う実にシンプルなものでした。
組み合わせは1回戦が歴女・藤村VS伊東、2回戦が武闘派・田中VS小松、そして3回戦が何もしてない少女・伊富VS何もしてない少年・青島!!
気になるバトルルールはと言うと……小松、何にも考えていませんでした。
そんな無計画ぶりにまたひと悶着あるものの、結局第1試合のルールは葉隠側がきめることとなりました。
で、その内容は……日本史クイズ。
歴女を相手に、日本史クイズ!?
伊東が日本史に強い、わけがありませんし……もはや敗北は確定的!?
さらに2回戦は小松と田中ですが、試合を始める前から小松は精神的にも体力的にも田中以下である感じがバリバリと露呈してきていまして……
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これ、大丈夫なんでしょうか!?
あわやDX団解散と言うピンチを迎えるこの戦い。
ですがこのなんかもうグダグダな展開とは裏腹に、思いも寄らない方向へと物語は転がっていくのです!!

というわけで、まさかの団体抗争編が始める今巻。
ぶっちゃけますと、DX団がなくなったところで困る人と言うのはあまりいないわけですが、そこはそれ。
負けられない戦いがここにあるのです!!
この注目のバトルの後に残されたのは、意外な存在。
なんと青島にまた新たなおよめさん候補が……!?
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なんだかんだと美少女にもてやがる青島、今回のお会い手は何者で、我妻さんとの未来のためにどんな判断を下すのでしょうか!?

そしてやはり気になるのは告白して振られてしまった形になる、我妻さんとのぎくしゃくした関係。
少なくともこの関係を改善しない限り、二人の間に前身はない、はず!
青島の取った行動とは……!?

DX団解散か、モミモミおっぱいか!?「我妻さんは俺のヨメ」第7巻は全国書店にて発売中です!
告白失敗のショックも覚めやらぬうちに様々なイベントが巻き起こる本作。
新展開からも目が離せませんね!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!