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本日紹介いたしますのはこちら、「陣内流柔術流浪伝 真島、爆ぜる!!」第13巻です。
作者はにわのまこと先生。
日本文芸社さんのニチブン・コミックスより刊行、別冊漫画ゴラクにて連載されています。

さて、いよいよ迎えることとなったBraVeミドル級トーナメント決勝戦。
真島はどう考えても中身は野々宮な謎の男、ニードルとの戦いに挑みます。
戦いの最中、ニードルは野々宮が得意としていた軌道を変化させる蹴り、飛燕脚を繰り出してきまして。
いよいよニードル=野々宮が確定、したかに見えたのですが……?

飛燕脚をまともに食らってしまい、ダウンを喫した真島。
肉体的なダメージもさることながら、本当に野々宮なのか?と言うショックも大きく、真島はすぐに体勢を整えることができません。
そうなれば当然相手はグラウンドでの攻防へ移行!
ニードルは真島に覆いかぶさり、パウンドを連打してくるのです!!
このまま殴られるままになっていては、試合が止められてしまいます。
真島は何とかパウンドの合間を縫って、足を相手の肩にかけて密着し、打撃の威力を削ぐラバーガードを敢行!
さらにそのまま、肩にかけていた足を自分とニードルの体の間に挿し込み、ニードルの首へと引っ掛けます!
そしてそのまま足で首を極める特殊な関節技、フットチョークへ!!
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決めるのが難しいだけに、一度決まれば脱出が難しいこの技。
真島はギリギリと締め上げながら、ニードルに言うのです。
どうだ、苦しいか?そろそろうんとかすんとか言ったらどうだ、野々宮!?

残念ながらここで第1ラウンドが終わり、勝負を決めることはできませんでした。
真島の中で、ニードルは野々宮だろう、という疑念が徐々に確信に変わっていっています。
セコンドにはマスクをはいでしまえ、なんてことも言われるのですが、そんなことをすれば反則負け。
それ以上に、顔を見るだけではなく、この試合に勝たなければ前に進むことができない!と、真島は感じていたのです。

第2ラウンドは、立ち上がりから激しい打撃の応酬となりました。
ですがニードルは打撃が得意の選手。
もし中身が野々宮ならばなおのこと、スタンドでの打撃は相手のフィールド、避けるべき展開といえます。
ですが真島は真っ向からの打撃戦を続行!
そしてニードルの胴廻し回転蹴りと、真島の「鉄鞭」が空中で交錯したのです!!
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この光景は、まさにあの光臨館全日本空手選手権大会準決勝戦、真島零VS野々宮拓馬の再現ではないですか!!
こんな場面を見させられては、ニードルの正体は野々宮だ、と野々宮を知る人物は確信せざるを得ません!
あの光臨館の館長も、そして美沙すらも!
ところがそんなムードの中で、真島だけは違和感を感じ始めていたのです。
何かが違う。
一連の打撃のフォームは野々宮そのもの。
だが、「らしさ」がない!
例え野々宮が洗脳か何かをされているとしても、このニードルは殺気に満ち満ちていながら、野々宮から感じられた「暑さ」が感じられない!
野々宮の魂が、生気が無いんだ!
ニードルは野々宮ではない!!
真島は戦いの中でそう確信し、右足と左腕をフックしたまま背後に放り投げる「達磨投」を放つのでした!!
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ニードルは野々宮ではない。
真島は今度こそそう確信しました。
ですがそれと同時に、確実に以前闘ったことのある誰か、であることも確信します。
それは前作「すっとばす」で死闘を繰り広げた誰かなのか?
あるいは、記憶の無い「失われた6年間」の中で闘った誰かなのか?
どちらにせよ、ニードルの正体を探ることが真島の求めているものに近づく道であることは間違いなさそうです!
その時、真島の応援に駆けつけていた精神科医の小鹿があることに気が付きました。
ニードルのセコンドについている外国人の男……
真島はともかくとして、格闘技に明るい真島のセコンド陣もそれほど気に止めていないその外国人セコンド。
何故小鹿だけに見覚えがあるのでしょうか?
そのセコンドが、ニードルの正体を知るひとつの鍵となりそうです!

戦いの中、真島はニードルの正体探りを始めます。
野々宮の真似事ができるのなら、陣内流も知っているのか?
そこで手始めに、もはやおなじみの左の飛び後ろ回し蹴りと見せかけて本命は右の飛び膝蹴りというおなじみのフェイントを混ぜ込んだ飛び蹴り「陽炎」を放ちます!
するとニードルはフェイントに惑わされることなく、真島をパンチで迎撃!!
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やはりニードルは陣内流を、単なるデータ以上に知っているようです!!
その上、今まではグラウンドでの攻防をあまり積極的に挑んでこなかったニードルがこのラウンドからは積極的に仕掛けてきました!!
思いもよらない攻撃を食らってしまい、真島は左まぶたをカットしてしまいます。
一旦止血するためにタイムをとりたいところですが、ニードルはレフェリーに見せないように自分の体で真島の体を隠し、さらに攻撃を仕掛けるのです!
まさかこのまま、真島をつぶそうとしているのか!?
セコンドが息を呑む中、ニードルが仕掛けたのは
相手を高くは値上げ、脳天からまっさかさまに叩き落す高角度の内股!!
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これはまさか……柔道金メダリストにして真島のライバルの一人であった観月裕紀の、「ツイスター」!?
ということは、ニードルの正体はもしかして!?
謎はふかまり、激しさは増していくこの戦い。
その激戦の行方は!?

というわけで、ニードルが野々宮ではなさそうなことがわかってきた今巻。
当初は野々宮以外ありえないだろうと思われていたニードルですが、物語が進むにつれて野々宮しか無いだろうと言うムードが増し、読者としては逆に違う予感が増してきていました。
そこで改めて謎になってきたニードルの正体あばきが始まったわけですが……
ここまで来て縁もゆかりも無い人物が正体、と言うことは無いはず!
野々宮の蹴り技を使いこなし、ツイスターまで放って見せたニードル。
金メダリストである観月の身体能力ならば、使いこなすことも不可能ではない気もしますが、そんな単純な謎解きでは終わりますまい!
真島と戦っていたはずの人物で、体格が真島と大きく変わらない相手……一体その正体は誰なのか!?
あの外国人セコンドの正体とともに、気になるところですね!!

ニードルの正体は!?「陣内流柔術流浪伝 真島、爆ぜる!!」第13巻は全国書店にて好評発売中です!!
様々な技を繰り出し、真島を苦しめるニードル。
その正体と、勝負の行方は……!?
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!