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本日紹介いたしますのはこちら、「Re:まりな」第1巻です。
作者は原作が原田重光先生、作画が瀬口たかひろ先生。
白泉社さんのJETSコミックスより刊行、ヤングアニマルにて連載されています。

原作の原田先生は、アニメ化もされた「イッパツ危機娘」等で知られる、当初は漫画家としてデビューした漫画原作者さんです。
原作者としても「ユリア100式」等のヒット作を生み出し、現在に至るまで講談社さんと白泉社さんの雑誌をメインに活躍されています。

瀬口先生は、90年代半ばに別名義で成年向け雑誌で活躍し、96年ごろから現在の名義に改名、活躍の場を少年誌に移した漫画家さんです。
チャンピオンで連載された「オヤマ!菊之助」は、現在ではわりと珍しくなくなった(?)、少年誌の限界に挑むエロスを追求する漫画のさきがけともいえる存在で人気を博しました。
ですがその後連載した漫画の「えんむす」でいろいろあったようで、チャンピオンを離れて活躍の場を青年誌メインに変えていきます。
現在はどちらかといいますとオリジナル作品よりも原作つき作品のほうをメインに、精力的に作品を発表されております。

さて、本作は突然やってきた女性と共同生活を行うタイプの日常モノです。
こういった作品は、いまやもう定番といえるもの。
ここにどういった味付けをするかがキモとなるわけですが、そこはやはりひと捻り加えられた設定が用意されているのです。

坂本倫之介、16歳。
まだまだ若い身空である彼ですが、たった一人の肉親であった父親が亡くなってしまいました。
満足な生活ができるほどの遺産が無い状況で天涯孤独の身となってしまった今、高校生である倫之介の前途は多難といわざるを得ません。
待っているのは灰色の未来か。
ぼやきとともにごろりとたたみの上に寝転がる倫之介。
するとその時、天井に奇妙な渦のようなものが発生し、そこから
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全裸の女性が降ってきたのでした!!

実験は成功したの?などと言いながら、起き上がる全裸の女性。
彼女はカレンダーを見て、今が2013年であることを確認すると……夢じゃないよね?と自問を始めました。
倫之介からしますと、そんな彼女のわけのわからない言動よりもまずは、素っ裸で突然自分の上に降ってきた女性の存在そのもののほうが問題です!
なんなんだよアンタ!と思わず叫び声を上げますと、今度は彼女、まじまじと倫之介の顔を覗き込み、ひょっとして倫之助さんか?と尋ねてくるではないですか。
そして倫之介が倫之介であることを確認すると、彼女は涙を流しながら抱きついてきたのです!!
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まったく事情が飲み込めない倫之介ですが……とりあえず倫之介の服を借りた彼女はニコニコしてのんきに座っております。
ここが倫之介さんの実家か、こんなに散らかしちゃって、掃除しないと……と、頭の中が?でいっぱいになっている倫之介を差し置いて腕まくりをする彼女。
しかしその前に、と彼女は仏壇の前に立ち、倫之助の父親の遺影に向かって手をあわせ、こんなことをいい始めるのです。
お父さん、倫之介さんの事は私が精一杯支えていきますから、どうか安心して眠りについてください。
彼女は倫之介の父親のことを知っている?
ということはまさか、彼女は父親の……いわゆる「女」なのか?
いい歳をして、こんなに若くて、美人で、おっぱいの大きな女の人を囲っていたのか!?
仰天する倫之介ですが、それならば彼女がやってきたのは遺産を狙ってか何かなのか、と予想をつけることができるわけで。
裸で飛び込んできたのは置いておきまして、この家出すら抵当に入っているのに、財産なんて無いよとはっきり言ってやる倫之介。
ですが彼女は、そんな事ははじめから知っている、財産目当てで結婚したわけじゃない、と返してくるではないですか!!
まさかキッチリと籍まで入れていたのか!?とさらに驚く倫之介ですが、彼女の口からはさらにとんでもない言葉が飛び出してきたのです!
違いますよ、私が結婚したのは
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倫之介さん、あなたとです、と言う!!

彼女の名は旧姓で竹下まりな、年は23歳。
正真正銘、坂本倫之介の妻だ、と言い出します。
そう言いながら腕を絡ませて寄り添い、幸せそうな顔をするまりな……
普通に考えれば……彼女、どうかしてます。
頭がアレな人か、あるいは「人類皆夫婦」みたいなことを言い出す新手の宗教の勧誘か何かなのか?
身内の不幸につけ込んで、大掛かりな仕掛けまで用意して信用させようとして……?
部屋の片付けを始めようとするまりなですが、倫之介の疑念は強まっていくばかりで。
こうなったらとっとと追い出してやろう!と、倫之介は決心!
おもむろにまりなのおっぱいを鷲づかんでもみもみし、夫婦って言うのならこれくらいされても平気だろ!?いやならとっとと出て行け!と強硬手段にでるのです!
するとどうでしょう。
彼女は嫌がるどころか
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逆に倫之介に大胆なキスをしてきたのでした!!

痴女だ!エロスな教団だ!と完全に気圧されて(?)しまう倫之介。
まりなはそんな倫之介の名前ばかりか、彼がおっぱい好きだったり、鶏肉が嫌いだったり、好きなサッカークラブやお味噌汁の具等々まで知っているようで。
なんでそんなことまで知っているんだ?と尋ねてみますと、彼女の口からはさらにさらに驚くしかない言葉が……!
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私はあなたの未来の妻。
いわゆるタイムマシンを使って、26年後から来たんです!
まさかのタイムスリップ発言!?
ですがそれが本当なら、まりなが倫之介のことをアレコレ知っていたり、通常では考えられないような姿の現し方をしたのも説明が付くような……?
まさか彼女、本当に未来からやってきた奥さんだと言うのでしょうか!?
そしてそんな彼女の目的は……!?

というわけで、自称未来の嫁との共同生活が始まる本作。
彼女が本当に未来から来たのか、その目的はなんなのか、未来の自分はどうなっているのか?
続々と湧いてくる疑問は、ゆっくりと明かされていくことになります。
そんな謎解きといいますか、物語の軸はもちろん気になるところなのですが、やはりお色気要素も欠かすことはできません!
ちょっとひねくれてはいるものの、うら若きいち少年である倫之介。
そんな彼のすぐ横に、美人でおっぱいが大きく、おまけに積極的な女性がいるのですからたまらないでしょう!
彼女のほうから誘惑めいたことをしてきてみたり、期せずしてそんな形になってみたりとシチュエーションは変われど、その沸き立つエロスは変わらず!
すぐ傍にいるおっぱいを間近にして、倫之介は理性を保てるのか、あるいは?
そのあたりも本作の軸となりそうです!!

空から嫁が降ってきた、「Re:まりな」第1巻は全国書店にて発売中です!
お色気たっぷり、ドラマ性もバッチリの本作。
どちらの方もこれからより盛り上がっていくことでしょうし、先の展開が楽しみですね!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!