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本日紹介いたしますのはこちら、「我妻さんは俺のヨメ」第8巻です。
作者は原作が蔵石ユウ先生、漫画が西木田景志先生。
講談社さんの少年マガジンKCより刊行、週刊少年マガジンにて連載されています。

さて、意を決して我妻さんに告白したものの、やんわりとお断りされてしまった青島。
気落ちする青島ではありますが、それでもまだ我妻さんとの結婚への未来の道は閉ざされてはいない様子。
何とかよき未来を迎えられるよう奮闘するのですが、第3のおよめさん候補まで現われて……?

ある日のことです。
青島は有無を言わさず、第2の嫁候補であるシルヴィアに首根っこを引っつかまれ、彼女の自宅に連れて行かれてしまいました。
その理由は、はるばるオランダからやってきたシルヴィアの兄が日本人に会いたいと願ったからなんだとか。
ケン兄さん、とシルヴィアが呼ぶその人物、青島にはどうしてもあの有名な大御所コメディアンの姿がちらついてしまうのですが……実際あってみますと、それは誤り。
むしろ
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世紀末救世主の香りの漂う、ガッチリした体躯の男性だったのです!!

で、ケン兄さんの来日の理由は日本の伝統文化を見たいのだ、とのこと。
じゃあ歌舞伎とか能とかを見たいのか?といいますとそうではなく、なんと「竹の子族」を見たいのだとか……
なんだか伝統芸能と言うもの自体を勘違いしているような気もしますが、とにかく青島はケン兄さんを案内することにしたのでした。

道中なんだかんだとはありましたが、概ね満足してもらえたようで。
ケン兄さんはその日の青島の行動を見て、信頼に耐えうる人物だと感じました。
そこで彼はシルヴィアの通訳を通さず、携帯電話の翻訳機能を使い、直接青島に話しかけてきたのです。
実は私が今回日本に来たのは、妹が心配だったからです。
最近もらったメールで、彼女に哀しい事が起きたと感じたのです。
しかし今日一日君と過ごして、彼女にはとてもいい友達がいるとわかり安心しました。
そしてその翻訳を見せた後、ケン兄さんは自分の言葉で「アリガト、アオシマ」と伝えてくれたのでした。
そこまで言ったところで、彼はシルヴィアの方に向き直り、彼らの母国の言葉で話を始めます。
その言葉はずばり、
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お前はこいつのことが好きなんだな?というもの!!
否定し無いシルヴィアに、ケン兄さんはそれだったら我が家の流儀はひとつ、当たって砕けろだろう?とにこやかに背中を押すのですが……
青島が我妻さんを好きなのがわかっているシルヴィア、そう簡単に告白なんてできやしません。
彼には好きな人がいるんだ、勝手なことを言わないで!と叫ぶのです。
二人の口論は続くのですが、その時とある理由でその場に居合わせていた伊東がさりげなくその様子を撮影していたことから、ある事件が勃発してしまうこととなるのです!

兄妹喧嘩の様子を納めた動画を、プライバシーとか何ソレ、おいしいの?と言った風情で動画サイトにアップロードしてしまった伊東。
そういった動画サイトには謎のスペックを持つ視聴者も存在しまして、そんな中の一人がこの二人の会話を訳してしまったのです!!
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シルヴィアが、青島にほれている。
その事実を知ってしまった伊東、もう我慢できません!!
彼や青島が所属するDX団は、リア充に天誅を下す組織。
その天誅がまともに下されたことはありませんが、そこはそれ。
彼らが憎むリア充が、組織の中に居るなんて!!
伊東はショックのあまりやつれてみたり、一時は他の団員に糾弾される彼のみを案じて一緒に逃げようといってみたりもしますが……結局ボインボインのシルヴィアと付き合っている(という思い込みですが)事実に嫉妬を禁じえず、他の団員に漏らしてしまいます。
となると、伊東よりも青島との付き合いの短い他の団員の心には怒りの念しか湧いてこないわけです!
即刻青島は壇を抜けてもらわなければならない、と言う意見では終わらず、彼を団に招きいれた団長、小松の責任も問われることになってしまうのです!

ひとつの決断をした小松。
青島を呼び出し、全団員を前にして発表を行うのです。
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本日を持って、DX団を解散する。
予想だにしなかった発表に、団員達は驚愕!
ですが小松にもいろいろと考えがありこの結論に至ったわけで。
普通に考えて、非リアよりもリア充の方がいい。
ならばリア充を恨んで終わるより、自分達もリア充を目指して努力するべきではないか!?
女に惚れられるようなやつが団の中から出たと言うことは、そいつ以外にもチャンスがあるといってもいいはずだ。
……他の面子がモテるようになるかどうかは置いておきまして、確かに最もな意見といえるかもしれません。
一同もその言葉に次々と賛同。
それぞれがDX団の制服を脱ぎ捨て、新たなる旅立ち(?)の第一歩を踏み出すのでした。

すっかり静かになった青島達の日常。
ですがそんな時、青島は学校内で人目をはばからず、頬に涙を伝わせているシルヴィアを見かけるのです。
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あの気の強いシルヴィアが泣くなんて、どういうことなんだ?
思わずそんな言葉を漏らした瞬間、青島はタイムスリップしていました。
そこにいたのは、未来の奥様となった我妻さん。
もののついで、シルヴィアのことを我妻さんに尋ねて見るのですが、彼女はシルヴィアのことを覚えていないようなのです!
いろいろ掘り下げて訪ねてみますと、ようやく思い出してくるようなのですが、その後にはとんでもない言葉が待っているではないですか!!
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来てすぐ転校しちゃった子だよね、オランダに。
……ということはあの涙は……
まさかシルヴィアは、オランダに帰ってしまうのでしょうか!?

というわけで、またも未来が変わってしまう本作。
我妻さんと結婚する未来を作るためだけならば、シルヴィアの退場はプラス材料といえるかもしれません。
ですがだからと言って、シルヴィアをこのまま帰してしまっていいものでしょうか!?
シルヴィアが国に帰らなければならない理由は、やはりDX団以外とは交友関係にある人物が皆無に近いと言うこと。
シルヴィアに友達がいる、あるいはできそうだと言う証明ができれば、シルヴィアは日本に住み続けることができるはずなのです!
シルヴィアを助けるために奮闘をする青島。
この頑張りが無駄になることはきっと無いはず!!
シルヴィアの帰国をとめることができるのか?
青島の男が試されるときです!!

青島はシルヴィアを止められるのか!?「我妻さんは俺のヨメ」第8巻は全国書店にて発売中です!
シルヴィアがらみのみならず、我妻さんルートのための重要イベントも収録された本作。
否応なく進む時間の中、青島は望んだ未来に進めるのでしょうかっ!?
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!