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本日紹介いたしますのはこちら、「月光条例」第25巻です。
作者は藤田和日郎先生。
小学館さんの少年サンデーコミックスより刊行、週刊少年サンデーにて連載されています。

さて、たった一人でオオイミ王の軍勢を相手に戦うことにした月光。
ききみみずきん、舌切り雀のはさみ、わらしべ長者の藁、桃太郎のきび団子、そしてシンドバードのマリク・サイフ号、それらのアイテムだけがお供である月光に一見勝ち目はない様に映りますが、月光には何か秘策があるようで……?

月光は破竹の勢いで月の軍勢を打ち砕いていきます。
それは月光の力だけではなく、なにやら一緒に戦ってくれているアイテムも調子がいいようで。
その理由はアイテムたちにはわかっているようなのですが……それを説明している時間の余裕はありません。
空を埋め尽くすほどの大群でやってきている月の軍勢。
彼らは休むことなく押し寄せてくるのですから!

とはいえ、月光が奮闘しているのは事実。
オオイミ王は予想以上に粘られていることに苛立ちを感じます。
そこでオオイミ王は、さっさと戦いを終わらせてカグヤを己のものにするために、「月の力」を使う決断をしました!
それはこの世界のすべてのものが動けなくなる、忌わしい光!
光を避けることなど到底不可能。
為す術なく光を浴びてしまい、月光達は力を失っていく……はずでした。
ところが何故か月光にはその力は通用しないのです!
月光はまったく衰えないスピードで動き回り、月の軍勢達を打ち倒し続けるのです!!
そんな獅子奮迅の戦いの中で、月光はたった一つのことだけを考えていました。
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もっとこっちに来い、もっとこっちを見ろ!
月光の作戦の第一段階は、どうやら月の軍勢の注目を自分だけに集めることにあるようです!!

しかし、月の軍勢の武器は「月の力」だけではありません。
今度はマグツヒヤ、と呼ばれるミサイルのような武器を放ってきたのです!!
無数の船から放たれるヒヤは、まさに膨大の一言!
マリク・サイフ号は高速で動き回りながら弾幕を貼り、ヒヤを打ち落としていくのですが……いくらなんでもその全てを打ち落とし、回避しきることはできません。
ヒヤはマリク・サイフ号に何発も直撃しただけでなく、月光の右大腿部にも突き立ってしまうのでした!!
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このダメージは、ヘタをすると致命打になりかねません。
あわててきび団子は瞬く間に体を回復させる自分を月光に食べさせようとするのですが、月光は断固拒否。
ですがそれは決して強がりなどではなく、自分の体に起こっている異変を感じ取ったからなのです。
本来このヒヤは対象に当たったら爆発するはず。
何故それが爆発しないのか……?
それは、月光の体に溢れんばかりにわき上がってくる、不可思議な力で爆発を抑えているからなのです。
不自然なほど湧き上がってくるこの力は一体?
月光にみなぎる力、そしてアイテム達の調子がいい理由。
それは……
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「月打」に侵されていたからなのです!!
月の軍勢が地球にやってくるために開いた門。
そこから、おとぎばなしたちに異常な力を注ぎ込む青い月の光も大量に取り入れていたのです!
この青い光によっておとぎばなしの住人であるアイテム達はパワーアップ。
そして今でこそ人間になってはいますが、やはりもともとはおとぎばなしの住人だった月光も少なからず影響を受けている!!
月光は腿に刺さったヒヤを引き抜き、それを放り投げます!
するとそこにあった傷は見る間に回復!!
やはり月打の影響を受けているマリク・サイフ号も息を吹き返し、今まで以上の進行を行うのです!!
……が。
マリク・サイフ号の進む先に控えているのは、倒しても倒しても数が減るような感覚すら受けない無数の軍隊。
このまま進んでも、マリク・サイフ号は蜂の巣にされにいくようなもの……
軍隊はぐるりとマリク・サイフ号を取り囲みます。
わざわざ死にに来たかとにやつくオオイミ王。
無数の軍隊は、一機残らずその砲門をマリク・サイフ号に向けて……!!
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すべての砲門から、一斉にヒヤが放たれたのです!!
……その瞬間こそ、月光の狙っていた瞬間。
マリク・サイフ号にすべての目が集まるその瞬間に。
月光は唯一の勝機を見出し、とっておきの武器を使ったのです!!
空間を移動できる、魔法の宝石をまわし
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オオイミ王のすぐ前にワープ!!
1VS数万以上の劣勢から、一気に1VS1の戦いに持ち込むことに成功した月光!!
これで一気に大逆転……となるのでしょうか!?

というわけで、月光の秘策が炸裂した今巻。
起死回生の一打ともいえるこの作戦はまんまと成功したかに見えますが、あの狡猾なオオイミ王がなんの手も打っていないとは考え辛いです。
オオイミ王はなんらかの手を打っているのか?
そして衛兵達もこのまま手をこまねいてみているはずもなく。
衛兵達はどんな行動にでるのか?
どちらにしろこの戦いは、まだ終わることは無いでしょう!
おとぎばなしの面々や、天童たち、そしてカグヤ。
傍観していることしかできなかった彼らもまた、この戦いを見ているだけで終わらせることなどできないはず!!
一体この戦いはどんな結末を迎えるのでしょうか!!

一発逆転の秘策が飛び出す、「月光条例」第25巻は全国書店にて発売中です!
オオイミ王の非道の進撃が行われる今巻。
手に汗握るバトルが楽しめますよ!!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!