tom
今回紹介いたしますのはこちら。

「団地ともお」第23巻 小田扉先生
小学館さんのビッグコミックスより刊行です。

そこぬけにおばかで、仁義にはちょっぴりあつい小学生、ともおと愉快な仲間達の日常を描いていく本作。
今巻でももちろんそのコンセプトは変わりません!
果たして今巻繰り広げられるともおマジックやいかに!?

今巻も20話と言う大ボリュームでお送りする今巻。
今回もホッコリする話にじんわり来る話、ひたすらにおバカな話などなど様々取り揃えております。
滅多に目が開くことの無いともおが、穏やかに開眼する「学問ノススメだともお」では、ともおが時折見せる天才的なひらめきが惜しげもなく発揮!
かと思えば某森田さんがMCをしそうなオカルティックなお話、「世にも奇妙なともお」ではゾッとさせた後にしんみりと攻めてきます!
そして作中作の中で主人公になったともおが、作中作の作者に対して反旗を翻そうとすると言うややこしいお話「2次元から3次元へともお」、木下家の重大案件をスポーツ大佐のドンジャラ的なゲームのガチ勝負で決定することになった「雀鬼と呼ぼうともお」、ともおなりの世渡りの鉄則が明かされる「スキを見せるなよともお」……
数々のお話は、どれもが違った魅力を持つものばかり!
笑えて泣けて、しんみりできてゾッともできる、小田先生ならではのともおワールドが楽しめるのです!!

今巻も見所がたくさんある本作ですが、今回の目玉はあまりでバンのなかったサブキャラ陣が活躍されているところでしょうか!
アウトローながらすっかり団地に馴染んできた玉川さん(兄)、木下家のお隣さんの日村さんと彼がインタビューするネガティブ新人小説家さん、久々に登場の委員長with鉄道大好き軍団、珍しく理路整然と攻めるともおたちに反論する阿羅間選手などなど、存在感を放ってくれています!
数多くのキャラクターがいる本作ですが、そのキャラクターそれぞれが独自の個性をもって動いていらっしゃるのはさすが!
アニメもまさかの(失礼!)2年目に突入し、これからもより一層我々を笑わせてくれ、時には泣かせてくれること間違い無しですよ!!


今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!




ところで気になってらっしゃる方もいるかもしれないので、 コロコロコミック特別編集版「団地ともお」についても少し。
基本的にはアニメになったお話を中心に、わりとランダムにお話を詰め込んだ再収録作品集です。
一番の特徴は、アニメから入ったお子様向けなのか、感じにルビが振ってあるところ!
児童向けにわかりやすいお話ばかりが載っている、と言うことも特になく、根津を怪我させた代わりに自転車になってあげる「最強の乗り物になってやるともお」と言ったしんみり系のお話もバッチリはいってます!
そしてもうひとつの大きな違いは、コロコロコミックに掲載されていた、まえだくん先生による「団地ともお 4コマ公園」が収録されているところ。
まえだくん先生は11年にデビューされたばかりの新人さんで、児童向け漫画をメインに活動してらっしゃいます。
「4コマ公園」の内容はといいますと……ザ・児童向けと言った感じの、わかりやすいギャグとストレートなお下品ネタの4コマです。
ともおらしさといいますか、小田先生らしさはやっぱりありませんが、これはこれで乙なものかもしれません!
こちらの本も、ともおファンならば抑えておきたいところですね!!