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今回紹介いたしますのはこちら。

「グラゼニ」第13巻 原作・森高夕次先生 漫画・アダチケイジ先生
講談社さんのモーニングKCより刊行です。

年俸3300万で幕を開けた今年のシリーズ。
凡田は中継ぎとして安定した成績を収めていて、プロ生活10年目にして開花の兆しを見せはじめたのですが……?

きっちり中継ぎの仕事をこなし、チームの勝ち星にも結びついている。
絶好調と言っていい凡田の調子は、交流戦が終わっても継続していました。
ついには以前の凡田からはちょっと縁遠いとしかいえなかったオールスターにまで出場!
3試合中2試合に登板し、2イニングス打者6人をパーフェクトに抑える活躍を見せたのです。
こうなれば凡田も、ようやく自分がどこに出しても恥ずかしくない一人前のプロ野球選手なれたと自負できるようになれたのでした。
となると、俄然強く沸いてくるのが結婚願望。
凡田は意中の人、ユキちゃんに告白しようと決心するのですが!?

という感じの今巻。
今回一番の比重が置かれているのが、凡田とユキちゃんの関係です。
最初は凡田がプロ野球選手であることすら気づかれておらず、憧れの眼差しを向けているのは凡田のほうだった二人の関係。
ですが今となっては、ユキちゃんのほうも凡田のことを一流プロ野球選手として意識せずにはいられないわけです!
ですが周りにいるのは、縁結びが趣味のおかみさんに、凡田野に対して本気ともからかいとも取れるアプローチをかけてきつつ、ユキちゃんをからかいながら発破もかける女性記者のセキネ。
最近はユキちゃんもまんざらではない感じではあるものの、周りからシロシロとはやし立てられれば逆に気持ちがなえることもありますし……
このシチュエーションで無事に物事がすすむとは到底思えないわけで!
このまま無事ゴールインとは行かないどころか、ひょっとしたら対抗意識的なもので燃え上がったセキネと……なんてこともあるかもしれません!!
これは今後の展開が見逃せませんよ!!

もちろん選手としての活躍も見逃せません。
年俸3300万の選手としては、すでに充分すぎるほど活躍している凡田。
後半戦もこのまま活躍を続け、チーム自体もある程度以上の結果を残したとしたら、年俸倍増どころではすまないはず!
凡田の奮闘はグラウンドの銭を掘り起こすことができるのでしょうか!?
仕事も恋も目が離せませんね!!


今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!