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今回紹介いたしますのはこちら。

「バーサスアース」第9巻 原作・一智和智先生 作画・渡辺義彦先生 
秋田書店さんの少年チャンピオンコミックスより刊行です。

さて、再び護国寺侵攻を始めたハルト達。
ですが今回の戦いに登場したのは新たな人型深柱、ララン……そして、あのフェルゼルでした。
一同は激戦の火蓋を切ることとなるのですが……?

ハルトはフェルゼルに戦いを挑みます。
ですが、ラランを無視することもできません。
ハルトをフェルゼルに集中させるため、ラランの相手はシェリカが引き受けるのですが、人型心中を相手に一対一では分が悪すぎます。
しかもラランは一人ではありません。
口から細い深柱、「ライリ」を吐き出し、2体による同時攻撃を仕掛けてきたのです!!
ラランはシェリカの装備しているシールドに興味津々。
「好奇」の感情を与えられた深柱であるラランは、見たことのないもの、知らないものに対する興味でもって動くのです!!
そしてその飽くなき好奇心は、すぐにシールドの「しくみ」を暴いてしまいます。
髪の毛を変形させ、シェリカのシールドそっくりの形を作ったララン。
その性能はシェリカのシールドそのものな上、深柱の力を利用しているシールドである以上、深柱そのものであるラランのそれのほうが出力で上回っているのです!!
フェルゼルはゲトレーが抑えてくれていますので、すかさずシェリカのフォローに入るハルト。
ですがハルトの前にはライリが立ちはだかるのです!!
細い柱だったその姿を、巨大な熊のぬいぐるみのように変え、尋常ならざる力とスピードで襲い掛かってくるライリ……!
ハルトがフォローにいけないうちに、シェリカは徐々に押され始め……!

一方、別方面から攻撃をしていたマーベルたち別働隊も人型深柱と遭遇しています。
マーベルは自分に対して強い執着を見せている鎧の深柱、アーカスと。
そして残ったライツ達は、氷を自在に操る人型深柱、サークェと激突。
こちらも紙一重の戦いで、とてもハルト達に助っ人にいける状況ではないのでした!

それぞれが激闘を繰り広げているのか、ゲトレーはフェルゼルと戦っています。
フェルゼル……兵真の師であるゲトレーならば、手の内が読めるはず。
そんなかつての師弟の激突の横で……ハルトの頭にはよぎるものがありました。
俺を殺してもいいから、レオ姉さんと林さんには手を出すな。
ですがそれと同時に、疑問も沸き立っていたのです。
本当に、それでいいのか?
ハルトは決意を固めます。
……決着をつける、決意を!!


というわけで、深柱との激突が描かれる本作。
なんと本作はこれにて完結!
残念ながら、心中との戦いに完全な決着がつけられることはありません。
ですが、ハルトの中でひとつの決着がつくエンディングになっています!
激しい戦いと、辛い決意の末にハルトが手にした結末とは……?
ハルトの決意はまさに必見です!!

そしてそれぞれの戦いも見逃せないところ!
シェリカ、、マーベル、ライツ、ゲトレー。
スレイヤー6の、深柱との一進一退の戦いが描かれるのです!!
さらに今まで描写の少なかったイヨの内面の描くシーンもあったりと、様々な見せ場が用意。
最後まで興奮の内容になっています!!

そんな状況で打ち切りとなってしまった本作。
非常に残念ですが、原作の一智先生による続編がネットで公開されています!!
完結まで描かれるかはまだわかりませんが、是非ともこの物語の結末を描いていただき、単行本としてまとまってくれたら……と思わずにはいられません!!
どうでしょうか、出版社さん各位!!


今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!