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今回紹介いたしますのはこちら。

「僕だけがいない街」第4巻 三部けい先生 
角川書店さんの角川コミックス・エースより刊行です。

さて、過去で加代を救うことができないまま現代に戻ってきてしまった悟。
現代では母殺しの犯人として追われている悟、何とか真犯人を見つけ出そうと奔走するのですが……
敢え無く逮捕されてしまうのでした。

悟は再び過去に戻ってきました。
友人たちと遊びに行った日……加代がまだ元気に生きている時に。
今回は運よくリバイバルが発動しましたが……次がある、とは思わないほうがいいでしょう。
母、自分を信じてくれた同僚のアイリ。
彼女達の想いを無駄にしないためにも、このチャンスを絶対に逃すわけにはいかないのです!

2月29日。
加代が連続誘拐殺人事件の最初の被害者となるXデーがやってきました。
前回の失敗も生かし、なりふり構わず加代を助ける。
そんな決意を胸に秘めた悟ですが、突然クラスメイトのケンヤに呼び出されました。
人気の無い場所でケンヤは思いもよらないことを言い出すではないですか!
「悟、お前は誰?」

ケンヤは気がついていたのです。
悟が別人に……いや、別の人格が加わったかのように、変わったことに。
クラスの皆に聞いてみても、誰一人として悟が変わったと徒答えたものはいなかったそうです。
が、加代の体の傷のことに気がついていて、そんな加代のことを悟がじっと見つめていたからこそ気がついたのかも知れない。
こうして悟のことに気がつくほど状況を見るのは得意でも、だからこそアプローチをかけるのが苦手……
そう自覚していたケンヤは、悟がどんどんと加代に踏み込んでいく姿を見て、「こうやるんだ」という意思が悟にはいりこみ、自分をしかってくれたように見えたのでした。
そんな自分の気持ちを吐露してくれたケンヤ。
ケンヤの投げかけた先ほどの問いに、悟はこう答えたのでした。
正義の味方。
……に、なりたい人、と!

ケンヤも悟に協力してくれることになりました。
孤独な戦いを強いられていた悟にとっては、子どもとは言え心強い味方になってくれることでしょう。
そんな後押しも得て、悟は様々な準備を整えていきます。
まず犯人に仕立て上げられたユウキの部屋に、動機の決め手となった「本」が無いことを確実ではないながらも確認。
そして前回のリバイバル時のXデー、3月2日の夜を迎えると、ユウキの家の車をパンクさせ、死ねとかかれた紙を巻きつけた石を窓から投げ込むことによって彼のアリバイを作り上げます。
……そして、最も大きな仕事は……加代の母親の……排除!
虐待、育児放棄と、加代にとってはマイナスでしかないこの母親がいなければ加代は死なずにすむ!!
使い捨てカメラを改造して作ったスタンガンを持ち、歩道橋の階段を降りようとしていた加代の母親の後ろに静かに駆け寄る悟……!!
なりふり構わないと誓ったとは言え、とうとう自身の手を汚してしまうのでしょうか……!?


というわけで、最後のチャンスに挑む悟。
加代を、ユウキを助けるためならばなりふり構わないと覚悟を決めた彼ですが、果たしてその決意は結果につながるのでしょうか?
時間は、運命は待ってはくれません。
悟は決意をより強固なものとし、加代を救うための作戦をさらに重ねていくのです。
加代の母親をその手にかけようと言う恐ろしい考え以外にも、法律に照らせば犯罪となってしまう手段を持つ勝っていく悟は報われるか。
加代は、ユウキは救われるのでしょうか。
そしてこの過去の事件が、現代で巻き起こっているあの忌わしい事件とどう関わっていくのか……?
山積みとなった謎と困難を煮立ち向かって行く悟に、今まで手に入ることの無かった満足な結果はもたらされるのでしょうか!!


今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!