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今回紹介いたしますのはこちら。

「オールラウンダー廻」第14巻 遠藤浩輝先生 
講談社さんのイブニングKCより刊行です。

さて、いよいよ開幕した全国大会。
廻の一回戦の相手は打撃のエキスパート、秦でした。
うまく自分のペースを握ることができず、苦戦をする廻ですが……?


ギリギリのところで何とか勝利を収めた廻。
ほどなく二回戦が始まります。
二回戦の相手は増岡という男。
以前廻が倒して見せた三ツ矢に敗北したこともある、それほど強い、という選手ではないのですが……
それでも警戒しなければならない選手であることは確かです。
それも、こういったトーナメント戦では特に!!

増岡が得意としているのは、「足関節」です。
ヒールホールド、アキレス腱固め……多種多様な足関節を使いこなします。
実際増岡は、足関節さえしのぐことができれば困難な相手ではありません。
レスリングは弱いし、打撃もリーチ不足。
足関節に付き合わず、ガッチガチに手堅く攻めてポイントをとる戦い方……いわゆる「塩漬け」にしてしまえば勝ち星を得ることはそれほど難しくはない……はずなのですが……
増岡はそうやって警戒している選手からも、幾度となく一本取ってきたわけで。
挙句に増岡の極めの力はすさまじいものがあり、そのまま関節を破壊してしまうことすらあり……
油断すれば、たとえ勝ったとしても取り返しがつかない不詳をしてしまう可能性もあるのです!

そんな中始まった2回戦。
試合前に廻はこんなアドバイスをされていました。
足関節技を仕掛けられても、付き合わずにディフェンスに徹して、足関節の取り合いには絶対に行くな!と。
ヒールホールドなどを仕掛けられると、相手の足首が自分の手もに来るためについ逆に関節をとりに行きたくなってしまうもの。
ですがそうなれば相手の思うつぼ。
あっさりと一本取られてしまうことでしょう!

増岡は、自分が敗北した三ツ矢を高校生の身で倒した廻を見て思いを巡らせます。
早熟の天才というのはいるものだな。
才能というものと縁が遠かった増岡ですが、それでもここまでやってこれたのはどうしてなのか。
それを見せてやる!と意気込み、先手を打つのです!!

増岡が放った最初の一手は、
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なんとドロップキック!
そのキックは廻に届きすらしませんが……もちろんこれで決めようというつもりで放ったわけではありません。
パフォーマンス目的が半分、そして自らがマットに転がることにより、グラウンドに来いと誘う形を作ることにあるのです。
が、もちろん廻もアドバイスに従ってグラウンドに行ったりはしません。
すぐにスタンドからの再開となり、廻は打撃でペースを握っていくのです。
増岡が苦し紛れに放ったタックルも難なく切って見せた廻ですが、増岡の力は強く、そのまま封殺とまではいきません。
増岡はバランスを廻のバランスを崩して自分遊里の体制にしようとするのですが、廻もバランスは抜群!
すかさずわきを締めて右差しを許さず、膝を入れることによって増岡のほうから距離を取らせることに成功したのでした。

もはや完全に廻のペースです。
が、何せ増岡はキャリア43戦の大ベテラン、このまま何もせずやられるはずがありません。
スタンドでは勝てない、とはっきり自覚した増岡は、それでもうっすらと笑みを浮かべるのです。
そろそろ足関地獄フルコースの前菜だ。
放ったタックルは今までのような頭から突っ込むタックルではなく、より低い体勢で繰り出される足からのスライディングでした!
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対応しきれない廻は左足をキャッチされてしまい、増岡は瞬く間にヒールホールドへ以降!
廻はすかさず膝を伸ばして背中を向け、脱出するのですが、増岡は一瞬のうちに今度はアンクルホールドへ!!
今度は跪いてガードしてマウントポジションになるのですが、それでもまた増岡のターンは終わらないのです!!
両足を廻の両脇に差し込んで上体を抜き、そのまま流れるように裏アキレスへ、それを逃れようとすると今度は膝十字へ……!!
逃れてものがれても襲い掛かってくる足関節攻撃、どれか一つでも対応を魅すれば即アウト!!
これでまだ前菜だという足関地獄……
廻はその地獄を脱出し、勝利をつかむことができるのでしょうか!?


というわけで、2回戦も激闘となる全日本選手権。
廻は加賀谷、あるいは喬といった因縁の相手と戦うために決勝まで登ることができるのでしょうか。
そのためにはまずこの難敵、増岡を倒さなければなりません。
目まぐるしく繰り出されていく足関節攻撃、その一つ一つに、間違いなく対応していかなければその時点で終わり……
そんなシビアな戦いを、廻はかいくぐらなければならないのです!!
その息づまる攻防は、読み手も手に汗握ってしまうこと間違いなしですよ!!!

そしてもう一つ見逃せないのが、
廻への思いを自覚してしまったマキの行動!!
今までこういった色恋沙汰ンはあまり縁のなかった様子のマキですが、だからと言ってうじうじしていたり、駆け引きしたりといったガラじゃありません!!
意を決した彼女がとった行動は……!?
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試合を控えている廻とマキに、そのあれこれが影響を及ぼしちゃったりしちゃったりもするのでしょうか!?


今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!