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今回紹介いたしますのはこちら。

「アイアムアヒーロー」第15巻 花沢健吾先生 
小学館さんのビッグコミックスより刊行です。

さて、無事武器の入手には成功したものの、温泉地のただなかでZQNの大群に襲われてしまった英雄たち。
もはや絶体絶命化と思われた状況に追い込まれてしまいましたが、そこで突如どう見ても普通ではない、2人の人間が融合したかのような奇妙な怪物が乱入!
怪物は英雄を頭から飲み込んだかと思うと……なぜか比呂美と小田を助けはじめたのでした!!


英雄を飲み込んだまま、怪物は二人を抱えてZQN包囲網を突破してくれました。
が、ここは温泉地。
人が自然と集まる場所で、すなわちそれはZQNも大量に存在するということです。
包囲網から脱したその先も、ZQNだらけ……
どうすればいいのかわからず、怪物に身をゆだねるしかない二人。
すると怪物、何を考えたのか……くしゃみをし始めます。
何の意味もない行動かとも思われたくしゃみですが、そのくしゃみをきっかけにしたかのように、
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急にZQN同士が同士討ちをし始めるではないですか!!
その隙をついて、二人を担ぎ上げて猛ダッシュを始める怪物……
いったいこの怪物は何なのでしょうか?
その疑問はまだ解ける日は遠そうですが、何故二人を助けてくれるのか、はなんとなくわかります。
それは、飲み込まれかけた英雄を置いてほかにないでしょう。
その英雄は怪物の体内で意識を失いながら、その中で夢のようなものを見ていました。
ZQNの群れの中で、何故かクルスにまで追われる英雄。
そしてクルスは英雄の体にナイフを突き立て、痛いか、苦しいか、死とはなんだ?というような質問を投げかけてきます。
そしてクルスは、英雄の首を切り落とし始め……

その夢の中の意識が死を迎えるとともに、現実にも動きが見え始めます。
その頃、比呂美たちは怪物のジェスチャーによる指示を受け、怪物がZQNを引き付けている間に使える車を見つけ出したところでした。
怪物は自らの手で英雄の足をつかんで英雄を体内から引きずり出し、比呂美たちが乗ってきた軽トラックの荷台に吐き出したのです!
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本当ならば怪物もつれていきたいところですが、もう怪物はZQNの群れに押し倒されてしまっていてどうしようもなさそうです。
二人はやむなく、怪物を置いてその場から逃げ出すのでした。

少したって、落ち着いたところでようやく二人は日殿j好況を思い出します。
道にいったん車を止め、荷台の英雄の様子を見に行く二人。
比呂美が周囲を警戒しながら、看護師である小田が英雄の容態を見ることにします。
話しかけても反応はなく、呼吸もない。
そして……心臓も止まっている……
小田はすぐに心臓マッサージを始めます。
比呂美も手伝おうかといいますが、小田は慣れている自分がやるといったんは断ります。
が、問題はあの怪物に飲み込まれた英雄が感染していないか、です。
私なら一度感染しているから大丈夫だ、と言って比呂美が人工呼吸をすることになるのです。
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二人は協力して必死に蘇生を試みるのですが……?


というわけで、ピンチを脱したものの、生命の危機に瀕することになってしまった英雄。
怪物に飲み込まれてしまったからには、間違いなく感染してしまっている……といいたいところですが、そもそもあの怪物がZQNなのかどうかすらわからないところ。
何故かわかりませんが英雄の思うよう動いてくれたという謎の性質と、そして明らかに普通のZQNとは一線を画す異形の見た目を持っている。
これはZQNの行き着く形なのか、それともまったく別種のものなのか?
あの海外編で登場した謎の怪物が幻覚ではなかったということにもなるでしょうし、おそらくこの怪物は1体や2体ではない数が存在しているはず。
この謎の存在が、のちの物語のカギとなるのでしょうか……?

そんな気になる要素の中で、世界の行く末などとは全く関係がない、それでも小田たちにとっては非常に重大な問題が持ち上がってきてしまいます。
この絶望に支配される世界の中で彼女たちに降りかかる運命とは……
物語は思いもよらぬ展開を迎えることとなるのです!!


今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!