ap0
今回紹介いたしますのはこちら。

「アポカリプスの砦」第7巻 原作・藏石ユウ先生 漫画・イナベカズ先生 
講談社さんのマガジンKCより刊行です。

さて、狂信者集団によって大激動が巻き起こった松嵐学園。
次々と殺されていく収容者たち、感染者の集団にダイブさせられるノイマンたち。
狂信者集団も仲間割れをはじめ、引っ掻き回すだけ引っ掻き回して崩壊……
そんな中で前田は、負傷してもすぐに回復する状態……つまり、応急処置の甲斐なく観戦してしまっているのがわかって……?


狂信者集団の脅威が去った後。
動かなくなった感染者の山の中から、這い出てくるものがいました。
岩倉です。
感染者の群れの中にダイブし、死ぬか感染は確実とおもわれていた岩倉が、無事に這い出してきたのです!
学園じゅうは、感染者によって作り上げられた巨大な人の塊ばかり。
何が起きたのか全く理解できない岩倉は、あたりをあてどもなくさまようのですが……
そこで岩倉はうれしい再会を果たすのです!
吉岡と、ノイマン。
彼らもまた、あの転落を生き延びたのでした!!

そしてもう一人、花畑も助かってはいたのですが……
彼に同行していた、笠原は残念ながら息絶えてしまっています。
いや、ひょっとしたらこの絶望の世界で生き延びるよりも、死んでしまったほうが幸せだったのかもしれません……

学園内の状況を確認していますと、いろいろなものが見つかります。
収容者たちに拘束されてストレスのはけ口にされる狂信者集団の生き残り。
信じていた牧師の裏切りにより、精神が崩壊使用時対抗してしまった教信者集団のリーダー格、デイジー。
……普通の人間ならば間違いなく即死する高さまで上昇したヘリから落下し田にもかかわらず、びくびくとけいれんはしていながらも生きている……前田。
ap1
これはもしかして、と様子をうかがう三人ですが……
そうしている間にも前田は、落下の衝撃でぼろぼろになった歯が抜け落ち、きれいな歯に生え変わるなどの明らかな以上が現れています。
やはり感染していたのか。
ともに死線をくぐってきた仲間。
だからこそ、感染者となってさまよわせるのをよしとするわけにはいかない……
言葉は交わさなくとも、三人の気持ちは同じ。
吉岡はなたを振り上げ、前田の頭を落とそうと覚悟を決めるのですが……!
その時、前田が目を覚ましたのです。
目を覚ました前田が一番に発した言葉はこんなものでした。
ap2
みんな、無事だったんだ。
良かった。
涙とともにこぼれたその言葉は、前田が人間としての心を残している、という証明。
そんな前田に吉岡はなたの代わりに、こんな言葉とともに手を差し伸べるのです。
お前こそどうよ、化け物になった気分は。

とはいえ、前田が人間としての心を残しているはあくまで今の段階での話。
前田が感染していることは間違いないわけで……どれくらいの時間がかかるのかはわかりませんが、彼が変わってしまうのは間違いないでしょう。
あのおぞましい感染者の王、ボコールに……
あたりが不安に包まれる中、驚くことにこの学園に電話がかかってくるのです!!
もはや無事な場所などなく、通信網も死んだと思われていた電話……
その電話の主は、前田達に頼み事をしてきたのです。
ap3
世界を救ってほしい、と!


というわけで、新展開を迎える本作。
世界を救う、という言葉は正直眉唾以外の何物でもないでしょう。
ですがこのまま学園に立てこもり続け、じわじわと死に近づいていく日常を過ごすだけでいいわけがありません。
さらに、その眉唾の話の中に前田を治す可能性が含まれていたとしたら……?
今までは基本的にただ逃げ惑うしかなかったこの物語。
ですがいよいよ、現状を打破するためのシリーズが開幕することになりそうです!!
世界を本当に救うことができるのか?
その方法とは?
この話は本当に信頼できるものなのでしょうか!?
前田達の新たな冒険が始まるのです!!


今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!