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今回紹介いたしますのはこちら。

「刃牙道」第2巻 板垣恵介先生
秋田書店さんの少年チャンピオンコミックスより刊行です。

さて、闘士たちが退屈な日常を過ごす裏で。ビッグプロジェクトが動いていた本作。
現代に天下無双・宮本武蔵を復活させるというそのプロジェクトは着々と進んでいまして。
闘士たちはその予感を感じながらも、退屈な日常を過ごしていたのですが……?


100キロを優に超えるであろう体重を持ちながら、十時懸垂をしている紅葉も。
極寒の雪山の中、滝浴びをしている独歩も。
さらなる長身をめざし、激痛を伴う骨延長を施術されているジャックも。
その激しすぎる訓練の数々は、それとは対極にあるもののはずでした。
だというのに、彼らは耐えきれずにしてしまうのです。
退屈の証……大きな大きな、欠伸を。

彼らの退屈をいやすのは、強者との戦いを置いてほかにはないでしょう。
その強者は今、着々と生まれつつありました。
「制作」が始まってから11ヶ月。
肉体年齢は32歳に相当。
体温、脈拍、もろもろの数値すべて異常なし。
ついにこの世に、あの男が再誕するのです!
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いよいよ現世に復活を遂げた宮本武蔵。
ひと目見ただけで戦闘能力の高さをうかがえるその体を見て、研究者たちは息をのみます。
ご老公に至っては、感動のあまり涙ぐんでしまう始末。
ですがこれで即闘士たちの退屈が解消となったわけではありませんでした。
武蔵が誕生してから80時間以上が経過した今も、彼は目覚めません。
脈拍、体温、血圧、その数値はすべて彼の体が健康そのものであることを示しています。
だというのに、脳波には一切の反応なし。
これは一体どういうことなのか……?
研究者たちは頭を抱えます。
それぞれの研究者は、それぞれの見解を述べ始め、それぞれの立場から議論を交わすのですが……
もちろんその原因はわかりません。
もはやそれぞれの意見も出尽くしたかというそのとき、机をたたいてご老公が立ち上がります。
そして一言。
仏作って魂入れず。
ほぼなし終えていながら、肝心かなめが抜けている。
専門家の前で恐縮だが、数字や化学ではたどり着かない領域がある!!
そう言ってご老公が武蔵を目覚めさせるカギとして名を挙げたのが……
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ご老公の姉、徳川寒子!!
その職業は……霊媒師!!!

一方、退屈を持て余していた闘士の一人、花山はといいますと。
まだ見ぬ強豪の出現を待ちきれない彼、彼の知りうる最強の対戦相手とのマッチメイクをご老公に頼んでいました。
その対戦相手とは……そう、
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範馬勇次郎!!
思いもよらぬド級のマッチメイク……実現するのでしょうか!?


というわけで、武蔵復活、そして花山の退屈しのぎの2大柱で進んでいく今巻。
子の武蔵が目覚めないイベント、フィジカルではなく技術面で強いはずの武蔵がクローン的な感じでよみがえった際の強さの説得力をつけるためのものでしょう。
ではどうやってその天下無双を今の世に完全復活させるのか?
とんでもないショッキングなシーンでその復活が描かれるのです!!
そして気になる花山VS勇次郎戦。
過去の対決では、もうどうしようもないくらいなまで完全に叩きのめされた花山。
勇次郎はあの時よりもはるかに強くなっていますが、それは花山も同じはず。
スペック戦以来まともなバトルをしていない花山が、どれだけ勇次郎に食い下がれるのか?
こちらも注目していきたいところです!!


今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!