za0
今回紹介いたしますのはこちら。

「真マジンガーZERO VS 暗黒大将軍」第5巻 脚本・田畑由秋先生 作画・余湖結輝先生
秋田書店さんのチャンピオンREDコミックスより刊行です。

さて、終焉の魔神・マジンガーZEROとなってしまったマジンガー。
取り込まれつつある甲児は、グレートマジンカイザーを駆る徹夜の協力を得て再びこう記すとハリケーンを浴び、記憶を保持したまま新たな世界で今度こそ平和を勝ち取ろうと決意するのですが……?


再びの世界移動から目覚めたミネルバ。
ですが今回目覚めたのは、いつもとは違う場所でした。
激闘のあとなのか、ぼろぼろに破壊されきった光子力研究所……
今回の世界では何がどうなっているのか?
ミネルバが耳を澄ますと、遠くから戦いの音が聞こえてきます。
マジンガーZと機械中が戦っているのか?
そう考えてその場に駆けつけると、そこで戦っていたのはマジンガーZではなく、グレートマジンガー!
ということは、今回の移動ではほとんど時間をさかのぼれていなかったということなのでしょうか……?
何がどうなっているのかさっぱりわかりません。
戦いのほうはといいますと、戦闘獣がその口の中でシローを人質にしてグレートを挑発しているところ。
人質がどうなってもいいのかと迫る戦闘獣ですが、戦闘のプロである鉄也にそんなものは通用いたしません!全く躊躇なく、シローが噛み砕かれるよりも早く戦闘獣の首を切断!
胴体は蹴り飛ばした挙句、ブレストバーンで完全に焼き尽くしてしまうのでした!!

戦いを終えた鉄也、シロー、ジュンのもとへ舞い降りたミネルバ。
彼らから聞いた話によれば、この世界でもあのゴードンヘルとのし烈極まりない戦いは行われ、マジンガーZは見事にゴードンヘルを撃破して見せたといいます。
さらにその後、光子力研究所に戻ってから知ったのは、そのゴードンヘルとの戦いで犠牲者が30億人「しか」出ていないということです!
あの戦いで失われた犠牲者は50億を超えていたはず……
この乖離は何を意味しているのでしょうか。
普通に世界の移動ができていれば、この世界で今まで何が起こっていたのかという記憶も持っているはず。
ミネルバからこの世界の記憶が失われている……
こんなことも今まで起きたことはありませんでした。
さらに追い打ちをかけるように判明したのが、この世界ではマジンガーが、魔神パワーを六つ目までしか発現させていないということ!
六つの魔神パワーであのゴードンヘルを倒したなんて。
ミネルバを惑わす謎は増えるばかりですが、そんなときにも戦闘獣は構わずやってきます。
鉄也は整備状況が75%だという整備士を次は100%にしておけと殴り飛ばし、不完全なグレートに乗り込んで戦いに挑むのですが……?

現れたのはミケーネの7大将軍の一人、怪鳥将軍バーダラー。
その戦いは人間の限界をはるかに凌駕する超高速・超高空でのもので……
すさまじい激戦を制して、辛くも勝利を収めたのは鉄也でした。
ですがその代償は大きく、鉄也はものすごい大ダメージを全身に負ってしまうのです。
正直言って、もはや後は死を待つのみといった状態……
za1
ミネルバはわけのわからないまま迎えた勇者の最期。
悲痛な面持ちで翌朝を迎えるのですが……

翌朝ミネルバに話しかけてきたのは、傷一つなくぴんぴんしていた鉄也ではありませんか!!
ミネルバがスキャンしてみても、正真正銘生身の剣鉄也!!
これは一体どういうことなのでしょうか?
……その真実を目撃してしまったものが、その直後に現れます。
それてしまったサッカーボールを求めて、研究所内の太刀ったことのない部屋に入ったシロー。
そこにいたのは……弓博士とジュン。
そしてそこで多くの研究者とモニター越しで行われていたのは、「第49回剣鉄也方針協議会」……!!
剣鉄也の性能を根本的に見直さなければならない。
当初22に設定していた年齢は19に。
先月の戦闘では人間性が強さを引き出すカギになるのではないかという予想のもと、猛禽類が怖いというトラウマを植え付けたが失敗だった……
そんな「企画会議」のような会話に耐え斬れなくなったジュンは外へと出ていきます。
鉄也は人間なのに、血の通った人間なのに。
たとえ……
za2
戦闘用に作られた量産クローン人間だとしても!!

すさまじい性能を誇るグレートマジンガー。
その性能によって生まれる激しい不可に常人は……いや、訓練を積んだプロでも耐えることはできません。
作り上げた弓教授自身も試乗時に全身を著しく損傷し、その体をサイボーグ化せざるを得なくなってしまいました。
そこで生み出されたのが、遺伝子レベル強化されたクローン人間、剣鉄也でした。
ですがどんどんと激しくなっていく戦闘には、その鉄也でさえも耐えきることができないのです。
鉄也の体は出撃するたびに限界を突破し、そのたびに死亡……廃棄処分されてきたのでした……

こんな時に甲児は何をしているのでしょうか。
実はゴードンヘルとの戦いのあと行方不明になっていて、さやかたちはその身を案じながらも帰りを待ち続けていたのです、が。
以前グレートと暗黒大将軍が戦っていた中に飛来し、襲い掛かってきた謎のUFO。
その残骸を今もNASAが調べているニュースの中で映し出された映像の中に……いたのです。
za3
白衣に身を包み、研究者として働いている感じの、甲児が!!
これは一体どういうことなのでしょうか。
疑問符ばかりが頭の中を飛び交う中、ミネルバとさやかはNASAへ飛ぶのですが!?


というわけで、新たな世界での物語が幕を開けた本作。
新世界で世界を背負って戦っているのは、甲児ではなく鉄也。
卓越した戦闘技術と恐れを知らない心、そして極上の性能を持つ愛機……
あの戦闘獣に引けをとらない戦いを繰り広げていた鉄也ですが、その正体は衝撃的なものでした。
量産型クローンだというだけでも衝撃的なのですが、実はまだ彼には大きな秘密が隠されていまして……
真実を知った時、彼はどうなってしまうのか。
そんなkれを支え続けるジュンの思いが伝わるときは来るのか……
グレート組の更なる活躍が期待できそうです!!

さらにそんな中ようやく姿を現す甲児。
飛来したUFOを、NASAで甲児が。
ここまで材料がそろえばピンとくる方も多いのではないでしょうか。
そう、あのキャラクターたちも満を持して本作に登場!!
マジンガーが絶対的な存在として君臨するこの世界で、彼らが同物語に絡んでくるのか?
驚きが連続する本作だけに、ただのファンサービスの顔見せ的な登場で終わることはないはず。
彼らの動向からも目が離せません!!
で、その肝心の甲児のことももちろん気になる所。
今までの記憶を受け継いでみせると意気込んで留守とハリケーンを受けた彼ですから、きっと何か考えがあって姿を隠していたはず。
そうでなければ、アメリカで何をしているんだとぶっ飛ばされてもおかしくはないわけです!!
鉄也たち、甲児たち、そしてあの新キャラ達。
今までの絶望の連続とは少し変わった展開となる今巻は、物語の転機となりそう。
これはますます本作から目が離せませんね!!


今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!