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今回紹介いたしますのはこちら。

「ダーウィンズゲーム」第5巻 FLIPFLOPs先生 
秋田書店さんの少年チャンピオン・コミックスより刊行です。

さて、宝探しゲームも大詰めとなってきた本作。
激戦の末、カナメはレインや「花屋」、リュージなどと急造チームを作り上げます。
さらに水を操る多重人格少女、スイをも撃破することに成功し、リングに隠された秘密の真相に迫り始めることもできました。
ですが凶悪な男、王が率いる巨大クラン・エイスとの正面衝突も避けられない状況となってきまして、油断ならない戦況が続くのです。


スイと和解した一同。
リュカは一度スイ(の中のもう一人の人格であるソータ)に殺されかけたものの、そのおかげでカナメにやさしくしてもらったことからわだかまりもないようで。
今回だけは特別に許してあげる、君、面白いから私のクランに入りなさい!と半ば強引にクランに惹きこんでしまうのです。
スイの能力はなかなか汎用性に富んでおりまして、水を氷にしてみたり、びしょぬれになった服から水気だけを取り去る、と言うようなことまでできるのです。
リュージは敵の体内から水分を絞り上げればいいんじゃないかと提案するのですが、基本的に争いを好まず、ソータに比べると能力の取り扱いが少し苦手だというスイはそこまでできないと答えます。
クランに参加しても戦えないと断ろうとするものの、別に戦ってもらおうとは思ってないからとシュカに押し切られてしまうのでした。

一方、リュージとカナメは今後の話をしていました。
リュージの目的は、あくまでエイスのリーダー、王を殺すこと。
ですがカナメの目的はゲームをクリアすることで、人殺しをよしとはしていないのです。
二人は一触即発……になりかけましたが、リュージは一度カナメに助けられたという背景があるわけで。
今はお前に従うさ、とリュージが牙を収めるのでした。
そんなところで届いたレインからのメッセージ。
それはレインの突き止めたリングの秘密にかかわることでした。
ダーウィンズゲームのカメラアプリで、リングの内側を映すと、意味深な数字が出る。
カナメたちの手元にあったリングの数字を知ることで、レインは最高ポイントのダイヤモンドのリング以外の数字を手に入れることに成功します。
そこでレインは決定的な何かに気が付いたようで。
それを見るなり、カナメはシュカにリングにもう用事はないから全部捨てろ、と言い出したではないですか!!
俺たちはこれからダイヤを押さえて、このくそったれなイベントを終わりにする!!
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カナメはそう勇ましく宣言したのでした!!

ですがその頃、レインと「花屋」には危機が迫っていました。
彼らが立てこもっているホテルに、エイスの大群が迫りつつあったのです。
リングの謎をほぼ説いたレインたちはこのホテルに残る必要はなく、リングを残して逃げてもよいのですが……花屋はここに残るつもりのようです。
はっきりとしないクリア報酬よりも、ゲーム終了時に所持していたリングで確実に手に入る報酬のほうが欲しい、という理由で。
なんでも花屋には病気の娘がいるそうで、その治療のために大金が必要なのだとか……
レインと同じくらいの年のことであるらしいその娘さんが心配なのはわかるのですが……レインは言うのです。
私がその子の立場だったとしたら、自分の知らないところで父親が命を落とし、二度と会えなくなったと知ることこそ、自分の病気より悲しいことだ……
それだけ言い残し、誤聞をと去っていくレイン。
花屋は誰に聞かせるでもなくつぶやくのです。
分かっているさ。
だが、私が確実に使えるのは自分の命だけなんだ。

ほどなく乗り込んでくるエイスの大群。
銃などで武装している下っ端構成員が、何人束にかかろうと花屋の牙城はびくともしません。
銃だろうと何だろうとお構いなしに突進し、難なく蹂躙。
捨て身の手りゅう弾による自爆すらもノーダメージで切り抜けるのです。
が、問題は幹部クラスの異能持ち。
要注意人物は主に二人だというのですが、そのうち一人がこのホテルにすでに乗り込んできていまして、花屋によって部下たちが全滅させられているところを目の当たりにするのです。
そして激怒するその男!!
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本来ならば花屋の能力はダーウィンズゲームの中でも指折りのものです。
が、その男の能力は「燃え盛る炎を身にまとう」と言う、比較的燃えやすい植物を操る花屋にとっては天敵と言えるほど厄介なもので……!
おそらくレインから前情報をもらっていなければ、一瞬でやられてしまっていたでしょう。
情報を得ていても、あまりに相性の悪いこの相手……
果たして花屋は、娘のもとに生きて帰ることができるのでしょうか……?

そして今残っているプレイヤーのほとんどが欲してやまないダイヤのリング。
運よく……いや、運悪くそれを手にしてしまったのは、
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このゲームに巻き込まれてしまい、右も左もわからない状態の刑事・タゴナカだったのです!!
波乱続きの宝探しゲーム……果たして最後に笑うのはカナメ達か、王か、それとも……?


というわけで、いよいよ大詰めも大詰めとなってきた本シリーズ。
カナメ達のクランと、エイスの直接対決……ならばまだよいのですが。このゲームにはほかにも多数のプレイヤーやクランが参戦しています。
となれば「ゲームクリア」のからくりを知らない者たちが、リングを奪おうと介入してきてもおかしくはありません。
そんな状況でうまいことエイスを出し抜き、謎を解いてゲームをクリアする。
困難としか言いようがありませんが……これをこなさなければ待っているのは……死。
なんとしてでもそれを成し遂げなくてはならないのです!
相手は狡猾な王、激突は避けられないでしょう。
その能力も未知数ですし、何より人数に差がありすぎます。
エイスとの激戦をどう潜り抜けていくのか?
そして宝探しゲームのクリアとはいったい?
見逃せない展開はまだまだ続いていくようです!!


今回はこんなところで!
さぁ、本屋さんに急ぎましょう!!